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+284入国管理局から電話がかかってくる詐欺の詳細や対処法を解説

+284入国管理局から電話がかかってくる詐欺が流行しています。

今回は+284入国管理局から電話がかかってくる詐欺の詳細や対処法を解説していきます。

+284入国管理局から電話がかかってくるユーザー急増

+284入国管理局から電話がかかってくるユーザー急増しています。

電話に出ると自動音声が流れます。

最近、+284という国際電話番号から「入国管理局」と名乗る電話が急増しています。

この番号はカリブ海に位置する英領バージン諸島の国コードであり、これらの電話は詐欺です!

さらに詳しく

電話に出たりかけ直すのは絶対辞めましょう!

+284入国管理局から電話がかかってくるのは詐欺

これらの電話は、公式機関や政府機関を装って不安を煽り、被害者から個人情報や金銭を詐取する典型的な手法です。

高額な電話料金や金銭を要求される詐欺に遭ってしまいます!

重要なのは、いかなる公的機関も重要な個人情報や金銭を電話で要求することはありません!

+284はカリブ海 英領バージン諸島

+284国コードはカリブ海に位置する英領バージン諸島に割り当てられています。

この地域は美しいビーチやリゾートで知られていますが、残念ながら電話詐欺の発信地としても知られるようになっています。

詐欺師たちはこの国コードを利用して信頼性を偽装し、世界中の人々を騙そうとします。

折り返したり電話に出てしまうと何度もかかってくる場合も

一度応答すると、詐欺師はターゲットが電話に出る確率が高いと判断し、何度も何度もかけ直すことがあります。

そのため、見知らぬ国際電話番号や疑わしい電話には絶対応答しない様にしましょう!

もし誤って応答してしまった場合は、すぐに電話を切り、その番号をブロックしましょう。

+284入国管理局から電話がかかってくる詐欺の原因

この種の詐欺が増加している原因の一つは、簡単にいうとネットが発達し詐欺が行いやすくなったからです。

VoIP(Voice over Internet Protocol)技術を使用することで、詐欺師はどこからでも安価に電話をかけることができます。

また、個人情報がオンラインで容易に流出する現代において、詐欺師はさまざまな情報源からターゲットのデータを収集することが可能です。

+284入国管理局から電話がかかってくる詐欺の対処法

+284入国管理局から電話がかかってくる詐欺の対処法を解説していきます。

入国管理局が電話で金銭を要求することは絶対にない

入国管理局が電話で金銭を要求することは絶対にありません。

これは国内外のどのような政府機関においても共通する基本原則です。

政府や公的な機関からの連絡は通常、公式な文書による通知や書面での案内が基本であり、電話で直接金銭を要求する行為は正規の手続きには含まれません。

したがって、電話で金銭を要求するようなことは、詐欺の可能性が非常に高いと考えるべきです。

絶対に電話に出ない

詐欺の電話や見知らぬ電話は絶対に出ないようにしましょう。

特に海外からの電話は絶対に出ない様に注意して下さい!

電話番号の種類や国

海外から電話がかかってくる詐欺では、特定の海外番号ではなく複数の国の番号から着信があります。実際に着信があった海外の番号/国について以下にまとめています。

電話番号
+1アメリカ
+226ブルキナファソ
+86中国
+699東ティモール
+671グアム
+46スウェーデン
+62インドネシア
+247アセンション島
+674ナウル
+236中央アフリカ
+685サモア
+678バヌアツ
+675パプアニューギニア
+211南スーダン
+960モルディブ
+592ガイアナ
+509ハイチ
+381セルビア
+676トンガ
+256ウガンダ
+93アフガニスタン
+33フランス
+242コンゴ共和国
+692マーシャル諸島
+686キリバス
+597スリナム

上記以外にも国が未割当の番号でかかってくることもあります。ドコモでは注意した方がいい海外の電話番号を2016年から載せていますので、他の国番号については以下の公式サイトを参考にしてください。

WORLD CALLに関するお知らせ

特に被害の多い海外の電話番号

現在は、中国(+86)やアメリカ(+1)からも電話がかかってくることが多いです。

その他の詐欺の仕組み

先ほど紹介した、詐欺の仕組みの他にもいくつかの詐欺の仕組みが存在します。

海外の電話会社と詐欺グループが結託している

海外から電話がかかってくる詐欺には、上の画像のような仕組みの詐欺もあります。

この詐欺の目的は長時間通話をさせて通話料金を搾取するのが目的です。

搾取した通話料は結託している海外の電話会社が詐欺グループにキックバックしています。

詐欺グループに料金を渡さないためにも、もし海外から怪しい電話がかかってきた場合はすぐに切るようにしましょう。

利用チャンネルに登録されたとして料金を請求される

海外から電話があったので、かけ直すと「有料チャンネルを利用したので料金を払ってください」と料金を請求される詐欺もあります。

身に覚えのない料金を請求してくる電話はすぐに切り、その電話番号はブロックしましょう。それでも不安という方は消費者センターに連絡して相談することをおすすめします。

30秒250円と高額な通話料が発生する

ワンギリをして電話をかけ直してもらい、高額な通話料を請求する詐欺もあります。通常であれば海外に電話をかけた場合国にもよりますが、1分で100円くらいの料金が普通です。

しかし、ワンギリの詐欺はかけ直すと30秒で250円の高額通話料を請求されてしまいます。30秒250円であれば1分で500円にもなります。

ですので、海外からのワンギリがあってもかけ直さないようにしましょう。もしかけ直してもすぐに切りましょう。

海外の電話番号を着信拒否する

海外から詐欺電話がかかってきた場合、すぐに着信拒否することをおすすめします。

AndroidとiPhoneで少し着信拒否の操作性が違うので分けて解説します。

Android

まず、電話アプリを開き「+」から始まる着信拒否したい番号のiをタップします。

次に下のメニューよりブラックリストに追加の順番でタップすると着信拒否ができます。

ちなみに、ブラックリストを削除する場合は電話アプリを開き設定の順番でタップします。

電話番号のブラックリストの項目をタップすると、今までブラックリストに入れた電話番号が表示されます。

削除したい場合は、電話番号を長押しタップした後、ゴミ箱(削除)をタップすることで、ブラックリストの削除(解除)が行えます。

iPhone

まずは📞のアプリを開きます。着信拒否したい海外の電話番号の横にあるiをタップします。

次に一番下にスクロールしていき、この発信者を着信拒否をタップしましょう。連絡先を着信拒否をタップします。

これで、着信拒否設定の完了です。

ちなみに、iPhoneの設定から着信拒否の解除も行えます。

iPhoneの設定から電話着信拒否設定と着信IDの順番でタップ。

次に、連絡先を着信拒否...をタップすれば、解除の設定が可能になります。

My docomoから着信拒否設定する方法

My docomoを利用して海外からかかってくる電話を拒否することも可能です。

まず、My docomoにアクセスしてから設定(メール等)をタップします。次に迷惑電話ストップサービスをタップします。

ネットワーク認証番号を入力後、認証するをタップしてください。

次に、設定メニューから番号を指定して登録をタップします。

海外からかかってきた電話番号を入力していき、確認するをタップしましょう。

イオンモバイルで着信拒否する方法

イオンモバイルで海外からかかってくる電話を着信拒否する方法については以下の記事を参考にしてください。

イオンでんわで着信拒否を設定する方法について解説!

非通知の番号をスマホから拒否する方法

Android端末では非通知番号を拒否する設定が可能です。

まず、スマホの電話アプリを開き、設定の順番でタップします。

右上にあるをタップした後、ブロックルールをタップしてください。

ブロックルールの設定項目に非通知着信をブロックをオンにすると非通知の番号を拒否することが可能になります。

非通知番号を拒否する

ここからは大手キャリアドコモ・au・ソフトバンクのサービスで非通知を拒否する方法について解説していきます。

ドコモ

引用:ドコモ

ドコモと通信サービスを契約している場合、無料で非通知拒否の設定を行えます。

非通知拒否の設定を行うには利用しているスマホから148に電話をかけます。その後、ガイダンスに従い1を押せば設定がオンになります。

ちなみに、非通知拒否の設定をオフにする場合は148に電話をかけ0を押すとオフになります。

au

引用:au

auと通信サービスを契約している場合、無料で非通知拒否の設定を行うことができます。

非通知拒否の設定をするには1481に電話をかけるだけです。これだけで非通知拒否の設定をオンにできます。

非通知拒否の設定をオフにしたい場合は再度1481に電話をかけるだけでオフになります。

Softbank

引用:Softbank

Softbankに契約している場合、非通知拒否の設定を行うことが可能です。ただし先ほど紹介したドコモやauのように無料ではなく、月に100円の料金が発生します。

申し込みするにはMySoftbankもしくはSoftbankショップで行う必要があります。

留守番電話を利用する

国際電話がかかってきた場合、すぐに電話に出るのではなく、一旦留守番電話になるまで待ってみるのも対処法として有効です。

留守番電話に伝言を入れてもらうことで、冷静に伝言を聞き判断することができます。

※ちなみにドコモ・au・Softbankではあらかじめ無料で留守番電話サービスを利用できますが、格安SIMの場合は留守番電話サービスがついていない可能性があるので、契約している電話会社に確認しましょう。

知らない番号から電話が来た場合に役立つアプリを利用する

知らない番号から電話が来た場合に役立つ無料アプリをいくつか紹介します。

このアプリは45億件以上の実績から迷惑電話を自動的に拒否するアプリです。

あらかじめアプリを入れて設定しておけば、+から始まる番号も拒否できます。

このアプリは10億件のデータから迷惑電話を判断して拒否してくれるアプリです。

有料のオプションを利用すれば、取引先からの大事な電話も逃しません。

ここで紹介したサービス以外にも、ドコモやau、Softbankなど契約している電話会社で迷惑電話などの対策をしてくれるアプリやサービスがあるので、そちらの利用もおすすめです。

実際に被害にあった場合はどうすればいい?

引用:警察相談専用電話公式サイト

もし、実際に海外からの詐欺電話に出てしまった場合はすぐに切ることが大事です。

詐欺グループは通話料を取るために電話を長引かせるのが目的なので、その思惑にのらずすぐに電話を切ることが詐欺グループへの効果的な対処法です。

それでも一度電話に出てしまって不安という方は警察相談専用電話(#9110)に詐欺電話に出てしまったことを伝え、どうすればいいのか相談してみましょう。

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