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最近のアニメ名探偵コナンの作画が変わった詳細と誰に変わったか解説


最近、アニメ名探偵コナンの作画が変わり誰か分からなくなったと話題になっています。

この記事では、アニメ名探偵コナンの作画が変わった詳細・と理由の考察について解説していきます。


最近の名探偵コナンの作画が変わったのか

最近の名探偵コナンの作画が変わった?キャラが誰か分かりにくいと話題になっている詳細について解説していきます。

作画崩壊ではないかと話題に

最近のアニメ名探偵コナンの作画が変わっている、誰か分からない、作画崩壊しているとTwitterなどのSNSで話題になっています。

体格や顔に違和感、カクカクする

コナン君の体格がどっしり・小五郎の後ろ姿がおかしかったり、各キャラクターの顔のバランスや目が少しキラキラして少女漫画テイストになっていたり、髪型に違和感があったりなど全体的に違和感があり、一瞬「誰?」となるようなシーンもあります。

一瞬誰なのか分からないことも

このような理由から特徴こそ捉えているものの、一瞬誰か分からなくなる、ちょっとバランスが悪いと話題になっています。

豚汁は命がけの合図あたりから絵柄が変わったとも

ファンの間では、2022年5月21日に放送された1044話「豚汁は命がけの合図」前後で絵柄が変わったとされています。

このことから、この少し前からスタッフや映画制作の多忙など何らかの原因が発生していたと考えられるでしょう。

多少不安定だが作画崩壊というほどではないという声も

多少不安定な作画ではあるが、作画崩壊と言われるほどではないという声もあります。

確かに、有名な作画崩壊アニメと比較するとインパクトが少なく、1990年代のコナンの作画崩壊回に比べると、作画崩壊というほどではないという印象です。

誰が書いてるのか

最近の名探偵コナンで作画が変わったと言われた回である「豚汁は命がけの合図」からの絵コンテと作画監督は下記の通りです。

ストーリー/項目絵コンテ作画監督
豚汁は命がけの合図(1044話)大宙征基 さん長野まりえ さん/佐藤結花 さん/張益 さん/Anna さん/李良鹏 さん/郑峰 さん/谢媚 さん/于慧海 さん
天罰くだる誕生パーティー(前編)(1045話)吉村あきら さん高橋恒星 さん/清水雄介 さん/徳倉栄一 さん
天罰くだる誕生パーティー(後編)(1046話)吉村あきら さん大友健一 さん/長野まりえ さん/牛ノ濱由惟 さん
赤いヒツジの不気味なゲーム(前編)(1047話)大宙征基 さん長川薫 さん/tofu さん/山本道隆 さん
赤いヒツジの不気味なゲーム(後編)(1048話)大宙征基 さんかわむらあきお さん
目暮、刑事人生の危機(1049話)佐々木純人 さん/佐藤結花 さん/張益 さん/崔駿翔 さん/スタジオCL

アニメ制作において絵コンテは、キャラクターの動きなどをカット割りの絵にしたものです。

ラフのようなもので作画のスタッフがその絵コンテを参考に絵を付けていくことになるため、絵コンテはあまり関係ないように感じましたが、原画も担当するケースがあるため情報として入れておきます。

作画監督は、作画工程を統括するポジションです。原画・レイアウトを細かくチェックするというポジションなので直接原画と関係があるかいうと微妙なところではあります。

最新回である「目暮、刑事人生の危機(1049話)」のEDで原画の担当を確認してみると、絵コンテや演出をしている佐々木純人 氏とfocusアニメーション(藤原由弥 氏、スタジオ・ブーメラン、本橋秀之 氏)であることが分かっています。

最近の名探偵コナンの作画が変わった理由を考察

最近の名探偵コナンの作画が変わった理由を考察していきます。

アニメオリジナル回が続いているから

以前から名探偵コナンはアニメオリジナル(アニオリ)回になると作画が安定しないとファンの中では有名です。

ただし、次回予告を見てみると、アニオリ回である森川御殿の陰謀で作画が戻っているとの声も大きく矛盾すること、アニオリである豚汁は命がけの合図(1044話)、赤いヒツジの不気味なゲーム(1047-1048話)の間に原作回2話分が含まれていることから、これに関しては違う可能性もあります。

ただし、アニオリ回に挟まれていることから原作回の印象が薄くなった、次回の森川御殿の陰謀に関しては次回予告だけの判断なので、本編に関しては作画の乱れが見られる可能性がゼロではないことからアニメオリジナル回であることが原因の一つであることも否めません。

絵柄が難しい

名探偵コナンは特徴的な絵柄なので再現するのが難しいです。

そして、原画やスタッフの入れ替わりがあった可能性があることを考えると、まだ絵柄に慣れておらず「誰?」となってしまっている可能性があります。

新OPに注力しすぎた

最新回である「目暮、刑事人生の危機(1049話)」でオープニングが新しいものに変わりました。

このオープニングの作画が非常に優れていると話題になっていることから、オープニングに注力しすぎて本編が疎かになってしまったのではないかと考えている人もいます。

外注、手が回っていないことが原因

最近では、外国に作画を外注することも珍しくありません。

名探偵コナンは普段あまり外注を行いませんが、最近は監督の離脱や劇場版、ゼロの日常(ティータイム)の開始により多忙で外注することになった可能性があります。

この根拠としては、手を広げすぎていること、2022年6月1日に劇場版名探偵コナン:アニメーションP公式Twitterアカウントが原画スタッフ、作画監督を募集していたことから、手が足りていないことは明らかです。

これが原因である場合、ある程度余裕が出て回せるようになれば、作画が安定してくる可能性も高いです。

絵コンテや作画監督、原画が切り替わった可能性

最新回である「目暮、刑事人生の危機(1049話)」の原画も担当している佐々木純人 氏(およびfocusアニメーションの藤原由弥 氏、スタジオ・ブーメラン、本橋秀之 氏)はシーズン24(2019年)からシーズン27(2022年)までの間で3回しか絵コンテや構成、演出などを担当していないこと(他のアニメ作品には参加している)、2022年1月15日の1034話太閤名人の将棋盤(妙手編)からの参加であり日が経っていないこと、少なくとも絵コンテや構成・演出など調べやすいポジションに記載があるのが3回しかないこと(なお、そのうち1回は作画が変わったと言われている豚汁は命がけの合図の回)。

例えば、天罰くだる誕生パーティー(前編)の絵コンテである向山鶴美 氏に関しても、シーズン24からシーズン27で5回しかこうしたポジションにいないこと、作画監督に関してもあまり回数を重ねている人がいないということから、スタッフの入れ替えや世代交代により絵柄にまだ慣れていないことが原因ではないかとも考えられます。

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