フォローを許可した人以外に呟きが見られないようにする、Twitterの非公開・鍵機能。
この記事では、
ポイント
- Twitterの非公開・鍵機能が勝手に外れる場合はあるのか?
- 非公開・鍵機能が外れてしまったときはどうすればいいのか?
について解説します。
Contents
Twitterの非公開・鍵機能とは
Twitterの非公開・鍵機能とは、「フォローを許可した人以外に呟きが見えないようにする」機能です。
個人情報が特定されかねない呟きだけど、どうしても発信したい場合に使います。
非公開・鍵アカウントには、上記の画像のように鍵マークがついています。それをフォローしていない状態で見ると、呟きは見られません。
Twitterの非公開・鍵が勝手に外れる場合はある?
Twitterの非公開・鍵アカウントが、勝手に公開になってしまう場合はあるのでしょうか。
Twitterのシステム上は、勝手に外れる場合は原則ない
Twitterのシステム上は、何もしていないのに勝手に非公開・鍵機能が外れる場合はありません。Twitter内の検索にも呟きは表示されませんし、Google検索にも出てきません。
ただし、一度公開・鍵なしアカウントで呟いた内容は、その後非公開・鍵アカウントに変更しても、Google検索に引っかかる場合があります。
その点には注意が必要です。
注意
一度でも公開・鍵なしアカウントになったことがあるアカウントでは、公開されて困る内容は呟かないようにしましょう。
Twitterのバグで非公開・鍵が無効になった出来事も
ただし、2014年に1度、Twitterシステムの不具合で「非公開・鍵アカウント」が「公開・鍵なしアカウント」になってしまう出来事がありました。
しかし、これは2019年現在には改善されています。
アカウント主の操作によって意図せず外れる場合がある
Twitterのシステム上は、非公開・鍵機能は勝手に外れません。
しかし、アカウント主がある操作をすると、アカウント主の意図に沿わず非公開・鍵機能が外れる場合があります。
その操作と仕組みについて、次項で解説します。
Twitterの非公開・鍵が勝手に外れる場合
Twitterの非公開・鍵機能が外れるのは、2つのパターンがあります。
ポイント
- アプリとの連携でアカウントが乗っ取られて非公開・鍵が外れる
- パスワード割れで乗っ取られて非公開・鍵が外れる
の2つです。
また、非公開・鍵機能が外れていなくても、非公開・鍵アカウントの呟きが見られてしまう場合もあります。
ポイント
- 「TweetSave」で呟きを保存されていた場合
- フォロワーが、非公開・鍵アカウントの呟き内容を発信した場合
- キャッシュで非公開・鍵アカウントにする前の呟きが見られる場合
この3つです。
順に解説します。
「TweetSave」に保存した呟きを見られる
「TweetSave」とは、魚拓のように呟きを保存できるサービスです。
TweetSave上に保存された呟きは、元の投稿を消しても、公開・鍵なしアカウントから非公開・鍵アカウントに変えた後でも残ります。
もし、公開・鍵なしアカウントだったときの呟きがTweetSaveに保存されていたら、非公開・鍵アカウントに変えた後でも呟きが見られてしまいます。
フォロワーが非公開・鍵アカウントの呟きを発信する
フォロワーが非公開・鍵アカウントの呟き内容を発信する場合は、もう防ぎようがありません。
信頼出来る人のみフォロー許可するようにしましょう。
キャッシュに残った呟きを見られる
「キャッシュ」とは、端末に一時的に保存されるデータのことです。
データをいちいち読み込んでいたら通信料が大きくなるので、一度読み込んだデータは次にスッと読み込めるように保存しておくのです。
このキャッシュの中に、非公開・鍵アカウントにする前の呟きが保存されることがあります。
キャッシュが保存されている端末の持ち主が、キャッシュを消去しない限り、保存された呟きは見られる状態のままです。
アプリとの連携でアカウントが乗っ取られる
アカウント主が自ら連携したアプリによってアカウントが乗っ取られ、それがもとで公開・鍵なしアカウントになってしまう場合もあります。
人気のサービスである「質問箱-Peing-」や「fusetter」(ふせったー)、「やさしい世界を目指すマシュマロちゃん」などは、アプリとTwitterアカウントを連携させて利用します。
※ただし、「質問箱-Peing-」、「fusetter」(ふせったー)、「やさしい世界を目指すマシュマロちゃん」については、勝手に非公開・鍵機能を外してしまう場合はありません。
勝手な呟きや、プロフィールの編集、フォローフォロワー数の変更もしません。
しかし、このようにアプリと連携して使うタイプのサービスの中には、Twitterアカウントへのアクセス権限を利用して、非公開・鍵機能を外してしまうものもあります。
例として、「やさしい世界を目指すマシュマロちゃん」のアクセス権限について見て見ましょう。(※「やさしい世界を目指すマシュマロちゃん」が非公開・鍵機能を外すことはありません)
そのアプリがどのようなアクセス権限を持っているかは、連携するときに確認出来ます。
アプリが何を出来るのか、きちんと確認してください。
もしここに「アカウントの設定を変更出来る」と書いてあった上に、それを「利用していない」と但し書きがない場合は、警戒した方が良いでしょう。
「やさしい世界を目指すマシュマロちゃん」は、アクセス権限を許可してもらう理由について、しっかりと説明しているため、安心して利用できます。
パスワード割れで乗っ取られて非公開・鍵が外れる
アカウントのパスワードが第三者に知られた結果アカウントが乗っ取られ、それがもとで公開・鍵なしアカウントになってしまうことがあります。
パスワードが第三者に知られる主な原因としては、Twitterに似ている他のアプリを経由して(アプリ連携のときに)ログインし、アカウント主自らがパスワードを入力してしまう場合です。
これも、アプリを連携してログインするときに、「アクセス権限」についてしっかりと確認しましょう。
非公開・鍵アカウントが連携アプリに乗っ取られたら?
非公開・鍵アカウントが連携アプリに乗っ取られた場合の対処法を解説していきます。
連携アプリを全て解除する
連携アプリを全て解除するために、まずはTwitterの公式アプリで、Twitterの非公開・鍵設定と連携アカウントを確認します。
まず、[ホームにある自分のアカウントのアイコン]をタップします。
[設定とプライバシー]をタップします。
[プライバシーとセキュリティ]をタップします。
まずは、自分のアカウントの公開設定が、非公開・鍵つきになっているか、公開・鍵なしになっているか確認します。
画像の矢印で示しているボタンをタップして切り替えてください。
次に、連携アプリの確認をしましょう。
再度、[ホームにある自分のアカウントのアイコン]をタップします。
ホームの[設定とプライバシー]をタップします。
[アカウント]をタップします。
[アプリとセッション]をタップします。
すると、そのアカウントが連携しているアプリ一覧がずらっと出てきます。
その中で、連携した覚えのないアプリ・詳細を見て、アクセス権限に怪しい文章が書いてあるアプリは連携を解除します。
ココがポイント
怪しいアプリと連携した覚えがなくても、定期的にチェックしましょう。悪質なアプリだと、知らない間に連携されてしまっている場合もあります。
連携アプリを解除する手順は、以下の通りです。
アプリ一覧から、アプリのアイコンをタップします。
ページ下部にある[アクセス権を取り消す]をタップします。
[アクセス権の取り消しを元に戻す]を触らないように注意して、左上の矢印で戻ると……
上記のようなアプリ一覧に戻ります。この一覧を見て、さっき取り消したアプリの連携が解除されているか確認します。
「アカウントが乗っ取られているのでは」と疑われる場合、とりあえず全てのアプリ連携を解除するのがおすすめです。
どうしても使いたいアプリがある場合、また連携するときに「アクセス権限」についてよく読んでください。
非公開・鍵アカウントがパスワード割れで乗っ取られたら?
非公開・鍵アカウントがパスワードが知られて乗っ取られた場合、するべきことは以下の2つです。
ポイント
- パスワードを変更する
- ログイン認証(2要素認証)を利用する
パスワードを変更すれば、知られてしまったパスワードを使われることはありません。
もちろん、アプリ連携の解除を行った後にしてください。
ログイン認証(2要素認証)をすれば、アカウントのセキュリティを強化出来ます。
パスワードを変更する
パスワードを変更するには、まず[ホームにある自分のアカウントのアイコン]をタップします。
[設定とプライバシー]をタップします。
次に、上の方にある[アカウント]をタップします。
[メール]の下にある、[パスワード]をタップします。
「パスワードを更新」のページになるので、現在のパスワードと新しいパスワードを入力して終了です。
新しいパスワードは、日付と共にアナログ(手帳や普段使う紙)で残しておくのがおすすめです。
ログイン認証(2要素認証)を利用する
ログイン認証(2要素認証)とは、ログインする際に、アカウントを作った本人以外のログインを困難にする仕組みです。
パスワードの他に、「ショートメールで送られてきた番号」を入力しなければ、ログイン出来ない設定に出来ます。
ログイン認証(2要素認証)の詳しいやり方を見てみましょう。
まず[ホームにある自分のアカウントのアイコン]をタップします。
[設定とプライバシー]をタップします。
次に、上の方にある[アカウント]をタップします。
[セキュリティ]をタップします。
[2要素認証]をタップします。
[テキストメッセージ]をタップします。
「2要素認証を使ってわずか2ステップでアカウントを保護」というメッセージが表示されます。
下に書いてある英語も、日本語で表示されたメッセージと同じ意味です。
「始める」のボタンをタップしてください。
現在のパスワードを入力して、「認証する」のボタンをタップします。
電話番号を入力して、「次へ」のボタンをタップします。
すると画面が切り替わり、ショートメールが届きます。
ポイント
- ショートメールを確認します。
- ショートメールに書いてある番号を、「認証コードを入力」の欄に入力します。
- 「次へ」のボタンをタップします。
この画面になったら、2要素認証は完了です。
そして、赤く塗りつぶしてある場所に表示されているパスワードを、必ず控えておいてください。
これは「ショートメール(認証コード)を受け取れない場合に、これをパスワードとして使うとログイン出来る」ものです。
下に書いてある英語も、それを意味しています。
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