DYSTOPIA（ディストピア）はどのようにワードが変換されるのか、本当に傷つかないのか解説

誰も傷つけないSNS、DYSTOPIA（ディストピア）が話題になっています。

今回の記事では、どのように投稿ワードが変換されるのか、すり抜けるワードがあるのか、などについて解説していきます。

DYSTOPIAはどんなアプリなのか

誰も傷つけない、傷つかないSNS、DYSTOPIAは、9月24日にβ版として配信されています。

DYSTOPIAは、人を傷つける言葉を投稿しようとすると、その投稿をAIがチェックして、傷つけない言葉に変換するSNSです。

なぜ傷つかないのか、仕組みが気になる

DYSTOPIAは、以下のような仕組みで、不適切な言葉を変換する仕組みをしています。

というように、AIがこの言葉は不適切と判断すれば、投稿の内容は誰も傷つけない言葉へと変換してくれます。

課金制の会員になることでAI検閲ルールへ参加できる

課金制の会員になることで、AI検問ルールに参加できます。

このAI検問ルールに利用者が参加することで、AIの判断基準の精度が上がっていきます。

AIが全てではなく、利用者と一緒に検問の精度を上げていく仕様です。

どのようにワードが変換されるのか

実際に、不適切な言葉を投稿して、どのように変換されるのか試してみました。

実際に試したところ、本当に不適切な言葉が、優しい言葉へと変換されました。

特に、「お前は消えてしまえ」という言葉は、いい変換だなと個人的に思いました。

相手にどこかに行けという内容から、あなたの前から私がどこかへ行きましょうという内容になっており、優しさを感じました。

誰が見ても傷つくような不適切な言葉は変換される

実際に試してみたり、他の方の投稿を見たりしたところ、誰もが傷つくような不適切な言葉は変換されるようになっています。

ただし、入力方法によっては、検問をすり抜けて、普通に投稿されてしまう状況です。

すり抜けてしまうワードはあるのか

実際に、試してみたところ、以下のような状況が発生しました。

というように、言葉や投稿方法によっては、AI検問をすり抜けて、普通に投稿できてしまいます。

元の言葉が分からないくらいに変換されてしまう

DYSTOPIAで、不適切な言葉を盛り込むと、変換後の投稿は、元の文章が分からないくらいに変換されてしまいます。

誰も傷つけない、傷つかないSNSなので、そこまで変換できることは素晴らしいことです。

ですが、本当は何が言いたかったのか伝わりにくいというデメリットも発生します。

変換された投稿は削除できるのか

投稿の削除機能は今のところありません。ですので、十分に注意して投稿してください。

ワード変換の動作で投稿は遅くなるのか

AI検問に引っかからない投稿は、すぐにタイムライン上に載ります。

しかし、問題のある投稿については、「あなたの投稿にAIの検問が入りました」と表示され、変換された投稿がタイムライン上に載ります。

この検問の画面が表示されるまで、3秒から5秒程度かかることがあります。

サービス開始直後なので、検閲は甘い

サービス開始直後+β版ということで、AI検問は甘いです。

縦書きで投稿すると、AI検問が反応しなかったり、不適切な言葉の間に伸ばし棒を入力して投稿するとAI検問が反応しなかったりと検問をくぐり抜けてしまうことが多いです。

時間が経てば、AI検問も精度が向上して、普通に閲覧できるSNSとして活用できるでしょう。

しかし、現段階では、AI検問が甘いので、タイムライン上には、検問をくぐり抜けた不適切な言葉が見えてしまうこともあります。

もしそういった言葉を見たくないという方は、もう少し時間が経過してからDYSTOPIAを利用してみましょう。

不適切な画像はそのまま投稿されてしまう

DYSTOPIAは不適切な言葉を変換する機能しかありません。不適切な画像に反応する機能はありません。

よって、DYSTOPIAを開いた際に、いきなり不快な画像が見えてしまうこともあります。

そのような画像を目にしたくないという方は、もう少しサービスが向上してから利用することをおすすめします。

不適切な投稿は、ミュートもしくは通報しよう

AI検問を通り抜けた、不適切な投稿を見たくないという場合は、ミュートもしくは通報をしましょう。

表示されている投稿から・・・をタップして、ミュートもしくは通報で対処しましょう。