ビジネスやプライベートなど幅広い場面でスケジュールを管理することができるGoogleカレンダーで、閲覧履歴を確認する方法があるのかという声が上がっています。
今回はGoogleカレンダーで閲覧履歴を確認する方法はあるのかについてや、他のユーザーにスケジュールを見られたくない場合の対処法についてご紹介していきます。
Contents
Googleカレンダーで閲覧履歴を確認する方法はある?
Googleカレンダーでは自身の予定を確認するだけでなく、同じ組織に属している他のユーザーなどの予定も確認することができます。
またGoogleカレンダーでは現在閲覧履歴を確認する方法はなく、相手の予定を確認した場合でも閲覧履歴に残るなどということもない仕様になっています。
また管理者権限のユーザーのみ確認できる監査ログというツールからも閲覧履歴を確認することはできません。
閲覧履歴
・閲覧履歴を外部から確認する方法はない
・他の人の予定を確認しても履歴が残らない
・監査ログからも閲覧履歴は確認できない
Googleカレンダーで閲覧履歴を確認する方法はない状態
現状Googleカレンダーでは、外部から閲覧履歴を確認する方法はない状態となっています。
そのため自分がいつのカレンダーを確認したかなどについても、Googleカレンダー上では確認することができない仕様となっています。
監査ログからもバレない?
Googleでは仕事用のアカウントなどを管理している管理者のみが閲覧できる監査ログという機能があります。
監査ログでは組織に属しているアカウントの行動履歴などを見ることができますが、カレンダーの閲覧履歴に関しては管理できない仕様となっています。
監査ログで確認できること
・ユーザーの削除などの行動履歴
・行動履歴の発生日時
・行われた行動履歴の詳細
・操作を行なった管理者の名前
・操作を行なった管理者のIPアドレス
上記のように監査ログではGoogle管理コンソール上で行われた行動のみの履歴が表示されるため、一般ユーザーのGoogleカレンダーの閲覧履歴は表示されない仕様になっています。
管理コンソールでも閲覧履歴の確認はできない
仕事用のアカウントなどを管理している管理者は、監査ログなどが閲覧できる管理コンソールという機能を利用することができます。
一方で管理コンソール上でも、ユーザーの詳細のカレンダー閲覧履歴などを確認することはできません。
そのため閲覧したGoogleカレンダー履歴が管理者にバレてしまうという可能性もほとんどないと言えます。
Google履歴を直接見られたら分かる
Googleカレンダーの閲覧履歴を外部から確認することはできませんが、ご利用の端末上でのGoogle履歴からはカレンダーの閲覧履歴を確認することができる状態です。
一方でこちらは日付単位での閲覧履歴が見れるだけで、具体的なスケジュールや他のユーザーのスケジュールの閲覧履歴などは表示されない仕様になっています。
Google履歴で確認できるもの
・どの日のカレンダーを閲覧したか
・どの週のカレンダーを閲覧したか
・どの月のカレンダーを閲覧したか
・どの年のカレンダーを閲覧したか
Googleカレンダーで相手のスケジュールを確認したらバレる?
ここからはGoogleカレンダーで相手のスケジュールを確認した場合、バレるのかについてご紹介していきます。
相手に通知が行くことはない
Googleカレンダーで相手のスケジュールを確認した場合、相手に通知がいくことはありません。
そのためこちら側でスケジュールを確認しても、基本的に相手にはバレない仕様となっています。
一方でオフラインで会っている状態で、相手のカレンダーのスケジュールを表示させたままパソコンを放置してしまうと他の誰かにPCを見られてバレてしまう可能性があります。
相手のスケジュールを確認していることがバレたくない場合には、スケジュールを表示したまま放置しないように注意してください。
検索履歴なども表示されない
Googleカレンダーでは相手のスケジュールを確認する際に、相手の名前やメールアドレスを検索する検索窓があります。
一方で検索窓から特定のユーザーを検索した場合でも、検索履歴などが表示されることはありません。
また検索候補などに前回検索したユーザーが必ず表示されるということもありません。
そのためGoogleカレンダーの検索画面上から相手を検索したということがバレる可能性も低いです。
今後Googleカレンダーで閲覧履歴が表示されることはある?
ここからは今後Googleカレンダーで閲覧履歴が表示されることはあるのかについてご紹介していきます。
現状導入予定はない見込み
今後Googleカレンダーで閲覧履歴が表示されるかどうかに関しては、導入予定はない見込みである可能性が高いです。
現状で管理者用の管理画面でも閲覧履歴がないことから、Google側がカレンダーの閲覧履歴に関して需要があると判断していない可能性があるためです。
そのため、今後も導入予定はない見込みである可能性が高いです。
自分の予定を相手に見られたくない場合
ここからはGoogleカレンダーで相手に予定を見られたくない場合の対処法についてご紹介していきます。
共有を変更する(非公開設定にする)
自分の予定を他の誰かに見られたくない場合には、カレンダーの予定の共有を変更(非公開設定)することが可能です。
PC版からのやり方は、Googleカレンダーにログインして、予定を設定したい日時をクリックします。
スケジュールの名前などが設定できる画面が表示されるので、下側にあるその他のオプションをクリックしてください。
スケジュールの詳細設定を行うことができるので、デフォルトの公開設定をクリックします。
プルダウン形式で公開設定が表示されるので、非公開をクリックしてください。
非公開設定が反映されれば保存をクリックして終了です。
スマホから設定する場合には、Googleカレンダーアプリを起動して予定を設定したい日時をタップします。
名前の設定ができる画面が表示されるので、上にスクロールして詳細設定画面を表示させます。
こちらでカレンダーの規定値をタップしてください。
公開設定が選択できるので非公開をタップします。
非公開設定が反映されていることを確認したら、保存をタップして終了です。
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