Instagram(インスタグラム)の投稿の中でも、24時間限定の公開時間という手軽さから利用するユーザーも多いストーリー機能。
このストーリー機能は「誰が閲覧したか」が簡単にわかる、足あと(閲覧履歴)機能が設定されています。
この閲覧履歴はどういった順番で表示されているのか。
諸説あるこの閲覧履歴の表示順について詳しく解説していきます。
Contents
インスタのストーリー閲覧者の並び順は時系列ではない?
ストーリー閲覧履歴が並ぶ順は、普通「閲覧した順番」だと考える方が多いでしょう。
しかし、実はそのようなシンブルな表示順ではありません。
インスタ公式から正式発表されていませんが、表示順に大きく作用しているのは「関心度」ではないかと考えられています。
あなたや履歴を残した相手の過去の行動をインスタが解析し、「興味深い・関わりが深いユーザー」を自動的に抽出し、関りが深い順に表示しているのです。
「関心度」が高いユーザーが上位になる傾向
前述で少し触れた通り、インスタのストーリーの閲覧者の並びは「関心度が高いユーザー」である可能性が非常に高いと考えられます。
閲覧順に作用するアクションとは
- あなたや相手が、ストーリーを始めとする各種投稿を高い頻度で見ている
- 「いいね」・「シェア」などのアクションをする
- コメントやDMなどのやり取りをしたことがある
つまり、偶然見かけた通りがかりのユーザーが1番にストーリーを閲覧するより、日頃から接点があるユーザーが100番目に閲覧した方が履歴一覧の上部に表示される仕組みとなっています。
プロフを見ると上位に並ぶという説も
上記の「関心度」と共に考えられているのが、プロフィール欄を閲覧した相手だと、たとえ交流がなくてもストーリー閲覧履歴上位に表示されやすいというケースです。
考察すると…?
相手のプロフィールを閲覧するというのは、「投稿を見る」よりさらにもうひとステップ踏み込んだアクションになります。
「投稿を気に入った・興味が湧いた」→「だからこそプロフィールを見た」とインスタ側が学んだ結果、「利用者の関心度が高いユーザー」として表示順に作用する可能性が考えられます。
閲覧順番が時系列で表示されないのはなぜ?
リアルな友人やフォロワーと交流するためにインスタを使用している場合、仲のいい人たちからのアクションを見つけると嬉しいと感じる利用者が多いでしょう。
履歴上部に「関心度が高いユーザー」を表示させるのは、この心理をくすぐるためのインスタ側の配慮だと考えられます。
インスタやTwitter、さらにはGoogleなどの各種インターネットサービスは、ユーザーに長い時間利用してもらうことが目的です。
長い時間利用してもらうには、「使い勝手の良い仕組み」や「見やすいUI」など、様々な工夫を凝らして満足度を上げることが必須となってきます。
この表示順についても様々な要因はありますが、第一にユーザーの満足度を上げるための取り組みの一環と考えると自然ではないでしょうか。
ストーリーに残された閲覧者(足あと)を確認する手順
プロフィール画面などで自分のアイコンをタップし、投稿済みのストーリーを表示させる。
表示したストーリー下部の〇人が既読をタップ。
表示された一覧があなたが投稿したストーリーを見たユーザーたちです。
ストーリーの閲覧順番を時系列などに変更する方法
ストーリーの閲覧者一覧の順番を変える方法は現在のところありません。
ただし、関心度で紐づけられていると考えられているため、上位に表示したいユーザーを意図的に上位に上げる方法はあります。
ストーリーの閲覧順番を変える方法は?
閲覧一覧は、関連順で表示されているため、上位に配置したいユーザーと接点を深く持つことで自然と上位に表示される可能性が高くなります。
- 各種投稿を見る
- 「いいね」や「コメント」などのアクションを起こす
- プロフィールを閲覧する
など、インスタに「関心度が高いユーザー」であることを学ばせると、表示順が少しずつ変わってくる傾向にあります。
ただし、あくまでインスタ側が自動的に判断し表示させるため100%の方法ではありません
急に履歴(足あと)の順番が変わる理由は?
ストーリーの閲覧履歴(足あと)の表示順が突然変わることがありますが、それには下記の理由が考えられます。
ストーリーの閲覧履歴の順番が変わる理由
- インスタに感知されているあなたの関心度の順位が変わった
- インスタの仕様が変更されて表示順が変わった
上記どちらからの可能性が高いと考えられます。
インスタのストーリーに履歴(足あと)を残さない方法
何らかの理由で相手のストーリーに履歴を残したくない場合、は下記3つの方法があります。
ストーリーに履歴(足あと)を残さない3つの方法
- アプリ不要のブラウザサイト「Stories IG」から閲覧する
- Androidアプリ「InsMate Pro」を利用する
- インスタでサブアカウントを作る
インスタでサブアカウントを作る場合は「履歴を残さない」とは少し異なり、正確に言えば閲覧したサブアカウントの足あとは残ります。
しかし相手があなたの本アカウントしか知らない場合、あなたが閲覧したとは相手に特定できない方法なのでバレることはないでしょう。
Stories IG
「Stories IG」はInstagramブラウザを経由してインスタのストーリー・ハイライトなどを閲覧できるサイトです。
その際、インスタにログインする必要もなく、足跡をつけずに手軽に閲覧することができるため、非常に便利なサービスです。
「Stories IG」にアクセスし、usernameにストーリーを見たいユーザーIDを入力。
読み込み後、相手のアイコンが表示されるのでSTORIESをタップすることで既読をつけることなく投稿済みのストーリーが閲覧できる。
InsMate Pro
Androidアプリの「InsMate Pro」は足跡をつけずにストーリーを閲覧することが可能な上、画像や動画のダウンロードを簡単に行うことができます。
ただし、インスタのアカウントにログインし、アプリを結びつける必要があります。
情報漏洩など、セキュリティ面で多少の不安が残るため利用には注意が必要となります。
InsMate Proでストーリーを見る手順
- InsMate Proをインストールし、InsMate Proからインスタにログインする
- ログインし、「閲覧したいアカウントを検索」もしくは「フィールド上部に並ぶ丸アイコン」をタップ
- 投稿済みのストーリーやハイライトが開く
「InsMate Pro」は操作性も良く、一目で「どこを触れば良いか」がわかるシンプルなUI設計がされています。
インスタのストーリーの並び順も「関心度」が関係している
ストーリーの閲覧履歴と同様、フィールド上に表示されるストーリー更新を通知するアイコンの並びも「関心度が高い順」であると考えられています。
リリース当初は投稿順で並んでいた
ストーリーがリリースされた当初は投稿順に通知アイコンが整列していましたが、途中から「関心度順(オススメ順)」へと仕様変更がされました。
それには下記の理由が考えられます。
- 関心度が低いユーザーが頻繁にストーリーを更新すると、強制的に列の前に並ぶため使い勝手が悪い
- 業者など、ビジネス利用のアカウントが独占するケースが多発した
時系列で表示されないのはなぜ?
フォロワーの数が30人程度であれば時系列表示でもストーリーを追うことは難しくありません。
しかしフォロワーの数が50、100、200人と人数が多くなれば多くなるほど、すべての投稿を追いかけることは難しくなります。
しかもフォロワーといえど関心度や親密度には差があり、「絶対に投稿を見逃したくないユーザー」「気づけば見たいと思うユーザー」「興味がないユーザー」など興味もバラけてしまいます。
莫大な投稿の中からこれらを手動で一つ一つ追いかけるのは時間がいくらあっても足りません。
その負担を軽減するために取り入れられた表示順が、インスタが自動で並び替えをしてくれる「関心度順(オススメ順)」です。
利用者ができるだけストレスを感じることなく、興味のある情報を手にできるようにアシストするために生まれた機能です。
2021年2月下旬にアルゴリズムが変更された可能性
ここまで解説してきた「関心度」にまつわる表示順はアルゴリズムが大きく作用しています。
アルゴリズムとは
表示順を決定する計算式
このアルゴリズムは「時事的な理由」「運営方針」「重要視するポイント」など様々な要素が複雑に絡み合って導きだされています。
さらにインスタのアルゴリズムは毎年のように更新され、更新されるたび表示順や優先順位、それらを決める評価基準がガラリと変わるのが常です。
ストーリーがリリースされた当時の表示順が「投稿時系列順」だったように、現状の表示順を決める評価基準の「関心度順」も今後いつ変わるかわかりません。
2021年2月下旬にもアルゴリズムが変更された動きがあり、一部のユーザーの中で話題となりました。
インスタのアルゴリズムについての詳細は下記の記事でもご紹介しています。
【2022年最新版】インスタのアルゴリズムが変更された?初心者向けの簡単解説!
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