iPhoneで最新バージョンのiOSである「iOS16.6.1」のアップデートが開始されました。
iOSアップデートの際には毎回エラーが発生しやすく、iOS16.6.1でも微々たるものですがエラーが発生しています。iPhoneのiOS16.6.1で発生している不具合やエラーの詳細や対処法を紹介していきます。
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iOS16.6.1がリリースされる
iOS16.6.1は「iOS16.6」のアップデートデータとして提供が開始されました。自動アップデートをオンにしている場合、2023年9月9日にはアップデートが終了しています。
よくある新機能は特に実装されていませんが、iOS16.6で発生していた多くのエラーを解消するために実装したと公式からは発表があります。
特に「セキュリティ」の観点から脆弱性が見つかっていたため、セキュリティ対策のアップデートが多いです(具体的なアップデート内容は発表されていません)。
他にもバッテリーの減り・フリーズ・一部アプリでの動作不良等もiOS16.6では存在していましたが、iOS16.6.1で軒並み解消されたとの声が多いです。
iOS16.6.1で発生している不具合やエラー
iOS16.6.1アップデート後に発生している不具合やエラーについて紹介していきます。
通信が途切れる
iOS16.6.1以前からも一部端末で発生していましたが、「WiFiに繋げていない場合通信が途切れるエラー」に関してはiOS16.6.1でも見つかっています。
WiFiに接続するだけで問題は解決するためそこまで重大なエラーではありません。ただし、出先で通信が途切れた場合はインターネット接続や通話が困難になる場合も考えられます。
また、「何もしていないのにデータ通信が少しだけ発生している」との報告もあります(微々たる発生なので実害はほぼありません)。
画面がフリーズする
iPhoneの画面がフリーズするエラーも、iOS16.6.1になって以降見つかっています。
発生タイミングとしては「アプリを開いた直後」「アプリでなんらかの処理を行いページが切り替わった直後」の発生が特に目立っています。
バックグラウンドからアプリを強制終了できる場合は強制終了で対処できますが、完全に画面が固まってフリーズした場合、バックグラウンド画面すら開けません。
画面に映らなくてもスマホの強制再起動は行えるため、強制再起動にて対処するのが一番です。iPhoneの音量ボタンを上→下と少しだけ押してサイドボタンを長押しすると強制再起動(画面スライドなしで行える再起動)を行えます。
バッテリーの減りも解消されていない場合あり
iOS16.6以前でもバッテリーの減り・充電の減りが早い問題が発生していました。iOS16.6.1になって以降「解消された」との声もありますが「まだ発生している」との声も出ています。
充電の減りがバッテリー最大容量と比較して明らかに早い場合、こまめに充電をするかしばらく時間を置いてスマホを操作するのが一般的な対処法です。少なくとも端末の発熱は防ぐことができます。
また、バッテリー最大容量の表示もおかしい場合があり、「前まで88%だったのにiOS16,6,1以降100に増えている」等の症状も見つかっています。この表示は時間経過で元に戻る場合が大半です。
LINEでバックアップ中に進まなくなる
LINEのトーク画面をバックアップする際に「バックアップ30%のところで止まる」「バックアップが進まなくなる」等の症状も出ています。
LINEトークのデータ量にもよりますが、長くても10分かかるかかからないか程度のところ、10分待ったとしても先に進まない場合は、データ関連のエラーがLINE限定で発生しています。
画面上部の時間や充電残量等が表示されなくなる
一部のiPhoneで、上記スクショの赤枠部分の時間・WiFiアイコン・通信のアンテナ・バッテリー残量が表示されないバグも発生しています。
発生する傾向があるのは「アップデートが完了してiPhoneを開いた際」と「ロック解除を行ってホーム画面が表示された場合」です。
キーボードに文字を打っていると途中でキーボードが消える
ブラウザやメモでキーボードを使って文字を打っていると、突如キーボードが消えるエラーも発生しています。
入力した文字は残っているため、再度文字を入力する部分をタップしてキーボードを出してすぐに続きから書き始めることが可能です。ただし、ウェブサイトに書き込みをしようとしてキーボードを打っている途中でキーボードが消えて、指が止まらず広告をタップするケースが多々あります。
iPhoneの音質が下がっている場合あり
Bluetooth接続時に音質が悪くなるエラーも一部のiPhone端末で発生しています。
ほんの少しノイズ音が聞こえる程度で、ワイヤレスイヤホンをしていない場合は音割れに気づかない場合がほとんどです。また、音ズレは発生していないためある程度は快適に音を聴き取れます。
充電されている表示が出てこない
iPhoneを充電している最中に充電の表示が出てこないエラーも発生しています。
iOS16.6.1にする前まで充電ができていたのであれば、ただの表示バグである可能性が高いです。また、iPhoneに充電器を接続した際の通知音が鳴った場合も、表示できていなくても充電はできています。
音に関する不具合
音量が最大になる、もしくは音量を消すのどちらかしか出来ない不具合も発生しています。
通知の音量も大音量になるという報告も上がっています。
モバイル通信が勝手にONやオフになる
この不具合は前回から続いていますが、モバイル通信をオフにしているのにも関わらず勝手にオンになる不具合が継続して発生しています。
そしてアプリ使用中には勝手にオフになってしまうユーザーも一部でみられています。
発熱問題も発生
アップデート後にiPhoneが熱くなりすぎてしまう、発熱問題も発生しています。充電している時に特に熱くなりやすいです。
アラームが鳴らない
iOS16.6.1にアップデートしてからアラームが鳴らなくなる不具合も発生しています。
アラームを設定しているのにも関わらず、アラームが鳴らなくなってしまっています。
充電できなくなった
iOS16.6.1にアップデートしてから、充電できなくなる不具合が発生が発生しています。
充電器で充電しても充電が進まなくなっています。
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