毎日の移動や通勤、通学で自動的にマイルがたまるスマホ向けアプリ「Miles」(マイルズ)が日本にもいよいよ登場しました。
徒歩や自転車などのエコな移動方法であれば高ポイントのマイルがたまることもあり、登場から僅か24時間で10万ダウンロードを記録したとして注目を集めています。
この記事ではマイルズのアカウント削除の方法やアプリの安全性について解説していきます。
Contents
Miles(マイルズ)のアカウント削除について話題に
マイルズは、今注目を集めているマイレージアプリであるものの、移動距離を換算するために常にGPSをONにしておく必要があります。
このことから「個人情報を収集されているのでは?」「スマホの充電の減りが早くなるのでは?」といった憶測が広がり、始めようと登録したものの「やっぱり辞めたい」と考えるユーザーからマイルズのアカウント削除についての話題が波及しました。
充電の減りが早くなるのは本当?
マイルズは、静止中はバッテリーを消費しません。
さらに移動しているときのバッテリー消費量は最低限に抑えられるように設計されており、平均的な一日の移動距離であればバッテリーの1%程度に収まると公式サイト上に記載されています。
もちろん機種の状態に左右されますが、マイルズを使ったからといって大幅にバッテリーを消費するわけではないことがわかります。
個人情報を伴うデータプライバシーについては下記にて後述します。
Miles(マイルズ)のアカウントは削除できる?
マイルズを始める際は少なからず個人情報を提示したり、Facebookなどの他アプリを利用してアカウントを作ると自動的に情報が結びついてしまいます。
「やっぱり辞めたい」と思ったとき、マイルズは簡単に退会やアカウント削除を行えるのか、解説していきます。
Miles(マイルズ)はアカウント削除できる
結論からいうと、マイルズのアカウントは削除することができます。
ただし、通常のアプリのようにフォームから削除手続きをして即削除ができるという仕様ではなく、マイルズの運営にメールやフォームから「アカウント削除依頼」を送り、相手からの返信を待ってからの手続き完了となります。
返信までに3~4営業日がかかりますので、先方からの返信を待って手続きを行いましょう。
アカウント削除についての記述
マイルズ公式サイトの利用規約をまとめたPDFファイルの中には「マイルズが定める所定の方法に従って、アカウントの削除手続きができる」としっかり明記されています。
これを読み解くに当たり、アカウントの削除はできることがわかりますが、肝心の窓口や方法についてが公式サイトやアプリ内に案内されていません。(2021年10月30日現在)
アカウント削除についての不安が多くあがっていることからも、今後もう少しわかりやすい掲示がされるかもしれません。
気をつけなければならないのは、アカウントからログアウトをしてアプリをアンインストールしただけではアカウントは残っているということ。
仮にアプリを再インストールし、ログインを試みると、何の問題もなく元のアカウントにログインできてしまいます。
Miles(マイルズ)のアカウント削除申請の手順
アカウント画面からお問い合わせをタップします。
開いたフォームにアカウントを削除したい旨を明記して送信してください。
無事送信できたら、自動メールが届きますので、一先ず問い合わせが完了となります。
その後、2~4日でサポートセンターからアカウント削除についての個別返信が届きます。
その届いたメールに、マイルズに紐づけているメールアドレスを記載して返信すると削除依頼が完了です。
アカウント削除依頼後は4営業日以内に作業が完了し、アカウントが完全に削除されます。
アプリからからログアウトする手順
アカウント画面から設定をタップし、ログアウトを選択してください。
確認のポップアップでログアウトを選択することで、現在利用したアカウントからログアウトができます。
マイルズは無料だが「維持費」が必要となるので注意
マイルズは完全無料で利用できるアプリですが、場合によってはためていたマイルを維持費という形でマイナスされてしまう仕組みがあります。
折角ためたマイルや特典を得るチャンスを無駄にしてしまわないように、利用時には念頭に置いておきましょう。
維持費が発生する条件
マイルズは通常利用している分には維持費が発生しません。
発生する条件はたった1つ、6ヵ月以上マイルズアプリを開かないということです。
その際の維持費は「2,500マイルの徴収」と定められており、アカウントが再びアクティブになるまで毎月2,500マイルを失効し続けることになります。
例:2021年10月20日の起動を最後にアプリを放置→2022年4月20日に2,500マイル失効
仮にマイルズ内の「常に位置情報をオン」に設定したまま変わらずにマイルを稼いでいても、アカウントがアクティブになったとは判断されません。
アプリを立ち上げないと、維持費として毎月2,500マイルを失ってしまうことになるので注意をしましょう。
金銭の請求が発生することはない
6ヵ月間マイルズを使用しないと毎月2,500マイルを失い続けることになりますが、保有マイルがゼロになったからといって代わりに金銭の請求が発生するという心配はありません。
マイルズは完全無料のアプリです。
いかなる場合でも金銭の請求が発生することはありませんので、ご安心ください。
マイルズに提供する使用者の個人情報とは
マイルズは登録時や使用中に、様々な情報を収集すると規約上にはっきりと公開しています。
それはどのようなタイミングで、どのような内容なのかをご紹介していきます。
こちらを読んで、マイルズが自分に合うか合わないかの判断材料にしてください。
利用者がマイルズに提供する情報とは
主にアカウントを作成したときやマイルズに直接の問い合わせをした際には下記のような情報が収集されます。
これらはマイルズ側が勝手に情報を収集するのではなく、あくまで利用者側のタイミングで提出するものです。
登録時・問い合わせ時に収集される情報
- 利用者の氏名
- 電話番号
- メールアドレス
- プロフィール写真
特に個人を特定するような情報が多いものの、これらはマイルズだけに限らず、他のアプリでも同様の情報を提示することが多いものばかりです。
アプリ利用時に自動的に提供する情報とは
利用者がマイルズにアクセスしたり、マイルズのサービスを利用したりすると下記のような情報を自動で収集しています。
ロ自動で収集している情報
- 利用情報…近くのWi-Fiポイントや基地局に関する情報や、デバイスに搭載されたコンパス・加速度センサーなどの情報
- ログ情報…OSやアプリのバージョン・その他のアプリ内またはオンラインアクティビティ(利用者パス、アクセス時間、閲覧ページなど)を含むマイルズの利用に関する情報
- 位置情報…利用者の許可設定に応じて収集した様々な位置情報
これらの他に、cookieなどのトラッキング技術を利用した情報収集も行っており、人気ツールやページを観測する効果測定を行っています。
他の情報源から収集する情報とは
アカウント作成時、他のソーシャルメディアサイトを通じた登録した場合、マイルズは該当ソーシャルメディアサイトが定める認証手続きを経て特定情報にアクセスできてしまいます。
アクセスできる情報
- 利用者の氏名
- 性別
- 写真
- アカウント情報
- 友人リスト…など
ちなみに、引用できる外部ツールは「Facebook」「Apple ID」の二つです。
必要以上に情報提示をしたくない場合は、他のソーシャルメディアと連結しないで、通常のメールアドレスでアカウントを作成することをお勧めします。
収集した情報を第三者に提供することはない
マイルズの公式サイト内や利用規約内には度々「収集した情報を第三者に開示することはない」ことを掲げています。
利用者情報をマイルズに提出することに変わりはありませんが、意図的に不特定多数へ個人情報が流出することは無いと考えて大丈夫でしょう。
海外でも人気のアプリなので安心度は高め
様々な憶測が飛び交っているマイルズですが、日本で突然生まれて運用が開始されたアプリではありません。
マイルズは、元々は2019年にアメリカのシリコンバレーで誕生したアプリで、現在では世界中に140万人の登録者が利用しているサービスです。
日本でもマイルの交換特典に参画している有名企業が既に80社以上いることからも、信頼度や安全性が高めであると考えられています。
しかし、アプリの性質上、現在地や住所などがマイルズ側にデータとして収集される事実は間違いなく、いくら「第三者に開示しない」「安全性は高い」といわれても不安に感じる場合は登録する際にじっくり考えた方が良いかもしれません。
前述しているように、現在の仕様では一度作ったアカウントを削除するには直接運営に連絡をとる必要があります。
これらの面を加味して、マイルズを利用するかしないかをじっくり検討してみてください。
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Miles(マイルズ)以外のオススメアプリ
Miles以外にも、移動した距離がポイントやマイルに変換されるアプリがたくさんあります。
その中でも選りすぐりのお勧めアプリを紹介していきます。
トリマ(AD)
「トリマ」はユーザーが移動した距離や歩いた距離、アンケートに回答することで様々なポイントに交換できるアプリです。
運営会社のインクリメントP株式会社は、25年以上カーナビなどのデジタルマップを作り続けている企業で、収集した利用者の位置情報データをマップ開発に活用しているとされています。
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「トリマ」のポイント
- ポイントの貯め方は色々で「歩数」「アンケート」「友達紹介」「ガチャ・スロット」「広告動画視聴」がある。
- 交換できる電子マネーは「WAON」「nanaco」「Amazonギフト券」「dポイント」「iTunes」「Google Play」「Ponta」と多岐に渡る。
- 銀行への振り込みも可能。
- コンビニの各種ギフト券への交換も可能。
- 広告視聴上限が他サービスと比べて緩いので稼ぎやすい。
- ゲームのような感覚で操作ができるUI。
2020年10月に正式リリースされ、今では500万ダウンロードを越えたトリマは手軽なアプリとして注目と人気を集めています。
さらにトリマは、電車や車移動中であっても、GPSがONであればポイントが貯まります。
長距離移動の際などは通常時より早いスピードで加算されていくので、是非活用してみましょう。
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