TweetDeckの新バージョンが正式リリースされたことにより、利用のために認証が必要になりました。
今回の記事では、TweetDeckの認証やバージョンの詳細などについて解説していきます。
TweetDeckのリニューアルで利用条件とバージョンが変更
Twitterの公式クライアントであるTweetDeckでは、新バージョンが2023年7月4日に正式リリースされました。
新バージョンは2021年7月からテスト的に導入されており、旧バージョンとの併用が可能でした。
また無料ユーザーも利用することができていましたが、今回の正式リリースにより認証が必要になったという変更点があります。
認証についての詳細
ここからはTweetDeckの新バージョンでの認証について解説していきます。
認証=Twitter Blueへの入会という意味
TweetDeckの認証とは、Twitter Blueへの入会を意味しています。
今までは有料無料に関係なく全てのユーザーがログインして利用することができてましたが、新バージョンでは完全に有料ユーザーのみの利用に変更されてしまっています。
以前からTweetDeckの有料化は噂になっていましたが、今回の変更で強制的に変更になりました。
無料ユーザーは完全に使えないのか?
無料ユーザーの場合でも、2023年7月4日時点ですぐに利用できなくなるというわけではありません。
Twitterの公式アカウントの告知によると「30日以内に認証を受ける必要がある」といった内容の記載があります。
アクセスのためには30日以内に認証をする必要がある
先ほどもご紹介した通り、公式からのアナウンスでは30日以内に認証をしてほしいとのことです。
一方でおそらく30日を過ぎた後にTwitter Blueに加入しても、TweetDeckは使えるのではないかと予想します。
継続して利用するには30日以内という意味の可能性があるので、急いで加入しないといけないものではないと思われます。
いつ頃から完全に使えなくなるの?
具体的にいつから使えなくなのかははっきりはしていませんが、少なくとも1ヶ月後には無料ユーザーは使えなくなるようです。
ですが新バージョンへの完全切り替えは1週間以内を目処に行われるという情報があるので、もう少し早い段階で使えなくなる可能性もあります。
MarinDeckも使えなくなる?
TweetDeckをベースに作られているMarinDeckに関しても、今後使えなくなるのではないかと言われていました。
実際に7月4日にMarinDeckにログインしようとしても、ログインができずにタイムラインすら閲覧できない状況になっています。
Google Playでも「旧TweetDeckの終了で動作不能になりました。」という記述があるので、今後復旧の余地はなさそうです。
バージョンについて
ここからはTweetDeckの新バージョンについて解説していきます。
新バージョンに完全にリニューアルされ、旧バージョンが使えないように
TweetDeckでは、元々旧バージョンがデフォルトの仕様となっており、新バージョンはテスト的にプレビューとして利用できていました。
一方で今回のリリースで完全に新バージョンにリニューアルされており、旧バージョンが使えないようになっています。
応用でも変更不可
バージョンの切り替え方法の一つであるCookieの変更をしても、旧バージョンのデザインで利用することはできません。
バージョンの変更設定がなくなった
元々の設定では、新バージョンから旧バージョンへ変更するための設定が用意されていました。
ですがこちらに関しても今回のリリースで完全に廃止されてしまっています。
旧バージョンへ戻すことができないため、新バージョンを使うしかない状況になっています。
新バージョンと旧バージョンの違いは?
変更点
- コレクションとアクティビティのカラムが削除
- デッキの作成・切り替えができる
大きな違いとしては、コレクションと呼ばれるブックマークのような機能と、アクティビティ機能のカラムが追加できなくなったという点です。
一方でカラムをまとめたもので作成できるデッキというものを作ることができるようになっています。
関心のあるジャンルを複数のデッキで管理することができるので、1つのアカウント内で複数の情報が閲覧しやすくなったというメリットがあります。
TweetDeckが使えなくなった場合の代わりは?
TweetDeckが使えなくなった場合、はっきりこれといった代替のクライアントは特にない状態です。
一方で、代替として話題にあがったものとして下記のサービスがあります。
Tweeten
TweetenもMarinDeck同様にTweetDeckをベースとして作成されたサービスです。
現在UIはWeb版のTwitterと同様のものとなっていますが、利用自体は可能です。
公式アプリやブラウザに不具合があった場合、こちらであれば利用できる可能性があります。
Raven for Tweet
Windowsユーザーであれば、Raven for Tweetを代用として使っているという方もいます。
Raven for Tweetではマルチカラム機能が搭載されており、ホーム画面と検索画面、通知画面の3つの画面に分割して閲覧することができます。
項目ごとで画面を分割して閲覧できるという点ではTweetDeckと似ているため、一度使ってみることをおすすめします。
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