通知に不具合が発生することがあり、「すぐに気づけずに反応ができない」と利用者を悩ませています。
今回はときどき発生するTwitterの通知に関する不具合について、原因と解決方法を揃えて解説していきます。
突然Twitterの通知音が消える症状について
Twitterの通知音が消える症状が局地的に発生していることがTwitterのツイートから確認されています。
全てのユーザーで発生している訳ではなく、症状を訴える利用者の投稿は「Twitter for Android」であることから、Androidユーザーの間で多く発生していることが予測されます。
また、同症状は数日間継続してAndroidユーザー間で多発していることから、アプリ側の不具合・バグである可能性が非常に高くなっています。
Twitterの通知音が消える症状は定期的に発生している
Twitterの通知音が鳴らなくなる症状はときどき発生しており、2022年3月はAndroidユーザー間で多く発生していることが確認されており、iPhone・パソコンユーザー間での発生は確認されていません。
時折発生するこのバグですが、いつもAndroid版のTwitterでのみ発生するという訳ではなく、2021年に同様の症状を訴えるバグが発生した際は、iPhone版Twitterでのみ発生しました。
このように「Android版だから調子が悪くなりやすい」「iPhone版の方が安定している」という訳ではなく、アプリのアップデートや仕様変更のタイミングなど、何らかの理由で一時的に不具合が起こっているのだと考えられています。
リプライやDMの通知は届くが、通知音が鳴らないため気づきにくい
通常であれば、Twitter内でリプライ・いいね・フォロー・DMが届くと、その都度通知表示と一緒に通知音が鳴る仕様になっていますが、「通知音が鳴らない」不具合は、音が鳴らないだけで、通知表示そのものは届くことが確認されています。
ちなみに音だけでなく、バイブレーションも作動しません。
これは、リプライ・いいねなど、どのような反応であっても同様です。
そのため、Twitterを起動していないと即座に気づくことは難しいですが、Twitterを起動してタイムライン等を見ている間であれば通知にすぐ気づくことができます。
いいねの通知音は鳴る場合も
ユーザーの中には、リプライ等の通知音は鳴らないが、「いいね」だけは通知・通知音共に健在というアカウントも確認されています。
通知音が鳴らない不具合・バグの症状は、ユーザーごとに多少の差異があることがわかっています。
突然Twitterの通知音が消える症状の原因
Twitterの通知音が鳴らなくなってしまう症状には、様々な原因が隠されています。
多くのユーザー間で同一症状に悩まされる場合は、まず間違いなくアプリ側の不具合であることが予測できます。
この場合、利用者側でできることは「不具合が改修されるまで待つ」ことや「通知の代替えを設定する」などの対処療法しかありません。
しかし、SNSなどで同じような症状に悩んでいない場合は、デバイスやアプリの設定が通知を鳴らないようにしているだけかもしれません。
Twitterの通知音が鳴らない場合は、各種設定を見直してみましょう。
スマホをマナーモードに設定している
着信音や通知音を鳴らなくしてしまう設定の「マナーモード」(消音モード)に設定していると、当然Twitterの通知音も鳴らなくなってしまいます。
鳴らなくなる音
- 電話の着信音
- 各種アプリの通知音
- キーボードの入力音
- スクリーンショットのシャッター音
- ゲーム等のBGM
一方、マナーモードにしていても「アラーム音」や「カメラのシャッター音」「音楽や動画の音」は再生されますので、設定時はご注意ください。
スマホの着信音量の設定が小さい
デバイス本体の通知音や着信音量の設定が小さい、もしくはミュート設定になっている可能性もあります。
Twitterの通知音の音量もデバイスの音量設定に応じて変わりますので、気づかない内にデバイスの音量設定が変わっているのかもしれません。
イヤホンなどのBluetoothデバイスに通知音が流れている
イヤホンなど、音に関する外部出力ツールとスマホとを繋いでいると、着信音や通知音はイヤホン側に流れるように自動で切り替わります。
例えば予期せぬところでBluetoothイヤホンがONになっていて、イヤホン側で通知音が問題なく流れているかもしれません。
おやすみモードなどの設定が通知を阻害している
おやすみモードとは、iPhone・Android共に実装されている機能で、各種通知等で発生する音や光、振動を止め、眠りの妨げにならないようにしてくれるものを指します。
この機能は一切の通知の表示・受信をストップしてしまうので、アプリ内に通知が蓄積していてもデバイスそのものに受信して知らせることがありません。
おやすみモードは手動設定の他、タイマー式で設定もできるので、「うっかり設定しているのを忘れていた」となる可能性もゼロではありません。
Twitterの通知設定やフィルターの影響
Twitterの通知設定やフィルタリングの種類は年々多くなっており、フィルタリングに弾かれてしまうと通知も遮断されてしまう可能性があります。
Twitterの各種通知音設定やフィルタリング設定が厳しくなりすぎていないか確認し、場合によっては一時的に解除をするなど検討をしましょう。
デバイス本体のTwitter通知設定がOFFになっている
アプリごとの通知設定ができる「設定App」内の個別設定で、通知を許可していなかったり即時通知をONにしていないと通知が届かなかったり、受信時間のラグ発生の原因になります。
Twitterアプリ内の設定も重要ですが、設定App内の設定にも気を配るようにしましょう。
突然Twitterの通知音が消えたときの対処法
突然Twitterの各種通知音が鳴らなくなってしまうと、フォロワーのアクションに対して即座に反応が出来なくなり、何かと不便になってしまいます。
アプリの不調に気づいたら、まずデバイスやアプリの状態を整えることから試みてみましょう。
対処法の流れ
- 他のユーザーでも発生している不具合か、自分のアカウントだけかを確認する。
- アプリやデバイスを再起動する。
- デバイスの「音」に関する設定を全て確認する。
- 設定Appから通知に関する設定を確認する。
- Twitterアプリ内の通知やフィルタリングに関する設定を確認し、見直す。
- どうしても不調な場合は、SMSやメールで通知の代替えを行う
デバイス本体の音に関する設定や利用状態を見直す
まず確認したいのは、通知そのものはデバイスに問題なく届いていて、間違いなく音も鳴っている環境にも関わらず、デバイス本体が着信音を鳴らないように設定していないかという点です。
非常に単純ながら、音量やマナーモードを切り替えるボタンはデバイスの側面についていることから、利用者はそのつもりが無くても勝手にマナーモードがONになっていたり、音量が極端に小さくなっているのかもしれません。
通知音量
各種スマートフォンの「通知/着信音量」設定はデバイスの側面の音量ボタンやショートカット画面、設定画面から変更することが可能です。
一番手軽なのは、デバイスの側面の音量ボタンからの調整でしょう。
ただし手軽な反面、外部からの刺激で予期せぬ設定変更に繋がることも稀にあります。
多発する様であれば、手帳型のスマホケースを使うなどしてボタンに触れにくくなるように工夫しましょう。
おやすみモード
おやすみモードは、睡眠の邪魔になる各種通知やバイブレーション、画面の点灯の一切を遮断してしまうモードです。
このおやすみモードが起動している内は、当然Twitterの通知も一時的に受信しなくなってしまいますので、ONになっている場合は一旦OFFに切り替えてみましょう。
集中モード
iPhoneには「おやすみモード」の他に、「仕事集中モード」「パーソナル集中モード」「睡眠集中モード」と、シーンに合わせた集中モードが搭載されています。
各々受信するアプリを選択できたり、通知を受信する相手を設定できたりと用途ごとに使い分けをすることができます。
今回のような通知に関する不具合が疑われる場合は、一旦すべての集中モードをOFFにして、様子を見るようにした方が無難でしょう。
Bluetooth接続
離れた場所にあるイヤホンなどの電源が気づかない内に入っており、勝手にペアリングされることで通知音がイヤホン内で流れている可能性も捨てきれません。
特に充電器と一体型となったワイヤレスイヤホンケースは、物によっては軽い刺激で電源がONになってしまうことがあります。
デバイスからBluetoothの接続状況を確認し、場合によっては一旦Bluetoothの接続自体を全て切断してみましょう。
アカウントから一旦ログアウトし、再度ログインし直してみる
アプリが不調な際は、再起動と同様に一旦アカウントからログアウトし、再ログインすることで状態が整う場合があります。
手軽な方法ながら、軽微な不具合の場合は改善する見込みも高いので、一度試してみて損はありません。
デバイスの設定AppからTwitterの通知設定を確認する
Twitterアプリ内の設定に関心が向きがちですが、デバイスそのものの設定上で通知を拒否していると、鳴るはずのものも鳴りません。
iPhoneの設定Appから、通知の許可をどこまで許しているか、今一度確認してみましょう。
設定AppからTwitterの通知設定を確認する手順
設定Appのアプリ一覧からTwitterを選択し、設定画面へ移動し、通知を選択してください。
まず通知を許可をONにすると、詳細を選択できるようになります。
即時通知とサウンドをONにして様子を見てみましょう。
Twitter内のクオリティフィルターをOFFにする
Twitterの「クオリティフィルター」とは、表示される通知を制御できる機能のことで、この機能をONにすると、重複するツイートや自動投稿を想われるツイートなどを自動で通知しなくなるというもの。
ただし、相手がフォローしているアカウントや、交流したことのあるアカウントの場合はちゃんと通知が届くように、自動で選別を行ってくれます。
ただし、「交流したことのあるアカウント」は、“最近”と明確な時間的区切りが明言化されていません。
通知にまつわる機能だけに、本来届くはずだった通知もフィルターを通らなくなっている可能性も非常に高くなっています。
クオリティフィルターをOFFにする手順
ホーム画面右上のアイコンをタップし、設定とプライバシーをタップします。
一覧の中から通知をタップし、フィルターをタップ。
クオリティフィルターのボタンをOFFにしてみましょう。
Twitter内の効果音をONにする
Twitter内の設定には「効果音」と呼ばれる項目があります。
投稿時などの「シュポッ」というような音など、様々なシーンで鳴る効果音のON/OFFをこの項目で切り替えることができます。
Twitter内の全ての効果音に対して一括設定になるので、OFFに切り替えると全ての効果音が鳴らなくなことに注意してください。
Twitter内の効果音をONにする手順
ホーム画面右上のアイコンをタップし、設定とプライバシーをタップします。
次にアビセシビリティ、表示、言語をタップし、画像表示とサウンドを選択してください。
効果音のボタンをONに切り替えて完了です。
Twitter内のミュートにしている通知の項目を確認する
「ミュートにしてる通知」とは、設定した条件のアカウントからのアクションに対して通知を表示しない設定を指します。
この場合は、音だけでなく通知そのものが遮断されてしまいます。
設定項目は「フォローしていないアカウント」「フォローされていないアカウント」「プロフィール画像が設定されていないアカウント」など、通常時から交流が少ないであろう対象や、Twitterそのものの利用頻度が低い相手だと予測されるものに対して行えます。
これを選択している以上、条件に当てはまるアカウントからの通知は一切受け付けなくなっているので、通知に不具合があると感じられる場合は、設定を見直してみましょう。
Twitter内のプッシュ通知を確認し、内容を見直す
アプリが自動的に最新情報を伝えるプッシュ通知の内容は、アプリ内で任意で細かく選択・設定することができます。
ボタンがOFFになっているものは当然プッシュ通知が届きませんので、通知の対象が間違っていないかを確認しましょう。
SMSやメール通知で代用する
以上の対処法を行ってもどうしても直らなかったり、そもそもアプリ側の不具合である場合はSMSやメール通知機能を使って代用し、復旧まで凌ぐしか方法がありません。
共にメールアドレスや電話番号の登録が必須となります。
アドレス帳との連結を避けている方は、設定後各種情報の取扱いに注意するようにしてください。
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