最新版のiOSのバージョンであるiOS16では、リマインダー機能が新しくなりました。
今回の記事では、iOS16のリマインダーの使い方についてご紹介していきます。
Contents
iOS16のリマインダー機能のアップデートについて
IOS16のアップデートでは、リマインダーアプリで複数の機能が追加されました。
iPhoneのリマインダーアプリでは今日のタスクを管理することができ、時間を指定すると通知してくれるためタスク漏れなどを回避することができます。
元々多くの方が利用していた一方で、一部使いにくいと感じる声も上がっていましたが、今回のアップデートでより便利にリマインダーが使用できるようになっています。
複数機能のアップデートが実施
リマインダーアプリでは、今回のアップデートで7つの機能が追加されています。
具体的にはこの後ご紹介しますが、リストをテンプレートとして保存する機能や、実行済みのリストが自動的に移動してくれる新しいスマートリストが登場しています。
ヘルスケアやメールアプリでも使えるように
iOS16のアップデートでは、ヘルスケアアプリやメールアプリでもリマインダー機能が追加されています。
新機能を利用することでヘルスケアアプリでは薬の飲み忘れ、メールアプリでは返信漏れを回避することができます。
ロック画面にリマインダーを表示できる
iOS16では、ロック画面にリマインダーを表示できるようにもなっています。
具体的にはロック画面のアップデートでウィジェットを追加できるようになり、ウィジェットにリマインダーを設定することができるようになりました。
ロック画面でタスクの把握をすることができるため、より効率よく利用することができるようになっています。
タスク管理などがよりやりやすくなった
新しいリマインダーの機能では、よりタスク管理などがやりやすくなっています。
また基本的な操作方法に関してなどは今までと変わらないため、直感的により便利にリマインダー機能を活用することができます。
iOS16のリマインダー機能基本的な使い方
ここからはiOS16のリマインダー機能の基本的な使い方についてご紹介していきます。
リマインダーの作成方法
iOS16のリマインダーアプリでは、今までと同様の方法でリマインダーを作成することが可能です。
手順としてはリマインダーアプリを起動して新規をタップしてください。
新規リマインダーが表示されるので、タイトルとメモにリマインダーで表示させたい項目を記入します。
記入が終了したら、追加をタップすれば完了です。
リストのピン留め方法
新しいリマインダーアプリでは、リストのピン留めをすることができます。
ピン留めをすることで、画面上部にリストが表示されるようになり、他のリストに埋もれず管理することができるようになります。
手順としてはピン留めしたいリストを左から右にスライドさせてください。
ピンマークが表示されるのでタップします。
リストが画面上部に追加されます。
リストのピン留めを削除したい場合には、ピン留めを外したいリストを長押ししてください。
ピン固定を解除をタップします。
こちらでリスト一覧にリストが再度表示されるようになります。
スマートリスト機能
リマインダーアプリのスマートリスト機能に新しく追加された「実行済み」リストでは、過去に実行したリストが自動的に追加されるようになっています。
実行済みリストの確認方法としては、リマインダーアプリを起動して実行済みをタップすれば完了です。
またタスクを手動で実行済みに変更したい場合には、実行済みにしたいタスクがあるリストを選択します。
今回の場合はリマインダーをタップします。
こちらで実行済みにしたいタスクをタップすれば、自動的に「実行済み」リストに追加されます。
スケジュールの分類機能
今回のアプデートでは、スケジュールの分類機能が追加されました。
リマインダーアプリの今日リストをタップすると、以下の3項目が表示されるようになっています。
項目
- 朝
- 午後
- 今夜
上記のように今日のどの時間帯にリマインダーが実行されるかをぱっと見でわかりやすく表示されるようになっています。
リマインダーのタスクで時間単位の設定をしたい場合には、新規をタップして新規リマインダーを表示させます。
タイトルを記載したら詳細をタップしてください。
こちらで詳細設定ができるので、時刻をタップします。
リマインダーの通知を飛ばしたい時間を設定したら追加をタップして完了です。
ホーム画面に戻って今日をタップしてください。
今日の3種類の時間帯に新しく作成したリマインダーが表示されます。
今日のアイテムをバッジの数字にカウントする機能
リマインダーの新しい機能では、今日が期限切れのアイテムを通知バッジに含めることができるようになりました。
こちらの設定を有効にすることで、今日やったタスクを管理することができるようになっています。
設定方法としては、設定アプリを起動してリマインダーをタップしてください。
バッジ数の項目で期限が今日のバッジを含むをタップすれば完了です。
リッチテキストの使用
リマインダーの新しい機能として、タスクのメモ部分にリッチテキストが利用できるようになりました。
リッチテキストを使用することで、重要な箇所を太字にするなどのアレンジが可能になります。
リッチテキストを使用するには、メモ部分に記載しているリッチテキストを使用したい文字を選択してください。
選択した文字に対するアクションが選択できるので、>をタップします。
フォーマットをタップしてください。
こちらで使用したいリッチテキストをタップすると、選択した文字をリッチテキストに変換できます。
リッチテキスト一覧
- ボールド:文字が太字になる
- イタリック:文字が斜めになる
- アンダーライン:文字の下に棒線を引くことができる
- 箇条書きリスト:文字を箇条書きの形式にすることができる
テンプレートの再利用
リマインダーの新しい機能として、テンプレートの再利用をすることも可能となっています。
テンプレート機能では作成したリストをテンプレートとして保存することができ、テンプレートの共有や他のリストの複製に使用することができます。
テンプレートの保存方法としては、テンプレートに使用したいリストをタップします。
右上の・・・をタップしてください。
テンプレートとして保存をタップします。
確認画面が表示されるので、再度保存をタップしてください。
こちらでテンプレートが保存されました。
確認方法としては、リストをタップしてホーム画面に戻ります。
右上の・・・をタップしてください。
テンプレートをタップします。
テンプレートに先ほど登録したリストが追加されていれば完了です。
ヘルスケアアプリのリマインダーの使い方
iOSの最新のアップデートでは、ヘルスケアアプリのリマインダー機能も追加されています。
ヘルスケアアプリのリマインダーでは、薬の服薬の登録をすることで、設定した時間に通知が飛んできます。
設定した日時に通知が届くことで、薬の飲み忘れを回避することができます。
複数の薬を服薬している方や、服薬の期間があく方におすすめの機能となっています。
設定手順
ヘルスケアアプリでリマインダーを使用する方法としては、ヘルスケアアプリを起動してください。
下のタブからブラウズをタップします。
服薬をタップしてください。
服薬の画面が表示されるので、薬を追加をタップします。
薬の名前を追加をタップして、リマインドしたい薬の名前を入力します。
入力が完了した次へをタップしてください。
薬の種類を選択できるので、形式を選択します。
次へをタップしてください。
有効成分量などを記入できる画面が表示されます。
こちらは必須ではないので今回はスキップをタップして次に進みます。
服薬のタイミングを選択できるます。
時間を追加をタップすることで、リマインドの時間帯を指定することも可能です。
時間がセットできれば次へをタップします。
形を選択する画面が表示されます。
こちらも必須ではないので今回はスキップをタップします。
入力が完了したら、完了をタップすれば終了です。
メールアプリのリマインダーの使い方
iOS16では、メールアプリにリマインダー機能も追加されています。
こちらは返信し忘れを回避するために一定時間後にリマインドしてもらうことや、メールの返信がこない場合に再送信をすることが可能です。
メールでのやりとりが多い場合には返信を忘れたままメールが埋れてしまうケースが多いので、リマインダー機能を使用することで回避することができます。
設定手順
メールアプリでリマインダーを使用する方法としては、メールアプリを起動してリマインダー機能を使用したいメールを左から右にスワイプします。
リマインダーをタップしてください。
どのタイミングでリマインドするかを選択できます。
今回は1時間後にリマインダーをタップします。
メールの右側にリマインダーのアイコンが表示されれば完了です。
ロック画面のリマインダーの表示方法
今回のiOSのアップデートでは、ロック画面のウィジェット機能でタスクを表示することが可能です。
リマインダーアプリで設定したタスクを表示させることで、ロック画面上で簡単にタスクの管理をすることができます。
通知のみだと他のメール通知などに埋れてしまうという場合には、ウィジェットを活用することでタスク漏れなどを回避することができます。
設定手順
ロック画面にリマインダーをセットする方法としては、設定アプリを起動して壁紙をタップしてください。
壁紙の設定画面が表示されるので、ロック画面の方のカスタマイズをタップします。
ウィジェットを追加をタップします。
登録できるウィジェットが表示されるので、こちらからリマインダーをタップしてください。
リマインダーが追加されれば、×をタップして編集画面を終了します。
プレビュー画面に戻るので、完了をタップしたら終了です。
リマインダーを活用するポイント
ここからは、リマインダーを活用するポイントをご紹介していきます。
備忘録として記録する
リマインダーを利用しなれていない場合には、まずはメモとして簡単な備忘録を記録することをおすすめします。
特にロック画面のウィジェットに登録する場合には、あまり長々と記載してしまうと見づらくなってしまう原因になります。
また終了したタスクは実行済みにするなどして、リストの中身を常に整理することもおすすめです。
共有は他のアプリを活用することをおすすめ
iPhoneのリマインダーアプリでは他のユーザーにリマインダーのメモを共有することも可能です。
一方で共有の際に他の連絡ツールを利用する必要があるので、相手が確認を忘れてしまうなどのトラブルにつながる可能性もあります。
重要事項などは他のSNSサービスなどを使用して、リマインダーは自分用の記録として使用することもおすすめです。
ビジネスとプライベートで使い分ける
リマインダー機能では複数のリストを作成することができるので、作成時にはビジネスとプライベートで分けて管理することもおすすめです。
こちらがまとまってしまうと管理が煩雑になり、重要なタスクを見逃してしまう可能性があるためです。
用途に応じてリストを分けて、見やすく管理できるようにすることをおすすめします。
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