ChatGPTでは、プラグイン機能が使えるようになるという情報を公開しています。
今回の記事では、プラグイン機能がいつ使えるようになるのか、プラグイン機能の詳細などについて解説していきます。
Contents
ChatGPTにプラグインが使えるように!
ChatGPTは2023年3月23日頃、プラグイン機能が使えるようになるという情報を公開しています。
OpenAIが開発した「ウェブブラウザ」「コードインタプリタ」2つのプラグインが利用可能です。
また、外部のプラグインと連携することで、さまざまなサービスをChatGPT内で利用できます。
どんなプラグインが利用できるのか
ChatGPTに追加されたプラグインはOpenAIが開発した「ウェブブラウザ」と「コードインタプリタ」の他に外部サービスのプラグインの利用が可能です。
- Expedia:旅の計画、予約
- FiscalNote:法律や政治などのデータ、情報をリアルタイムでお知らせ
- Instacart:食材を注文
- KAYAK:フライト、宿泊などの検索
- Klarna Shopping:複数のオンラインショップから価格を比較
- Milo Family AI:子育てサポート
- OpenTable:おすすめのレストランをお知らせ
- Shop:世界のブランド製品を検索
- Speak:言語を学ぶ
- Wolfram:計算、数学リアルタイムデータでアクセス
- Zapier:GoogleスプレッドシートやGmailなどいくつものアプリとやり取り可能
- Slack:チャットやり取りができるサービス
などが用意されています。
現在はテスト版として提供されている
なお、このChatGPTのプラグインについては、現在テスト段階で、α版として提供されています。
α版を利用できる条件は以下の通りです。
- ChatGPT Plusへ加入している
- ウェイトリストへ登録している
- プラグインの開発者少数
ChatGPT Plusへ加入している、ウェイトリストへも登録しているからと言って、必ずしも利用できるとは限りません。
徐々にユーザーへ提供していくと運営が伝えているので、利用できるようになるまで待つ必要があります。
場合によっては、無料プランでもウェイトリストへ登録することで、プラグインを利用できる可能性があります。
プラグイン機能はいつ実装されるのか
現時点では、α版として一部のユーザー(ChatGPT Plusへの加入+ウェイトリストへの登録のユーザーが優先)に提供されています。
運営からは、α版でAIのテストを行い徐々に多くのユーザー提供していくとしています。
ですので、多くのユーザーが利用できるようになるまでは、1ヵ月程度かかるのではと予想しています。
ChatGPTのプラグインで何ができるのか
ChatGPTのプラグインで何ができるのかについて、現段階で出ている情報で詳しく紹介します。
ウェブブラウザでリアルタイムの情報を教えてくれる
ChatGPTの運営でもある、OpenAIが開発した「ウェブブラウザ」は、リアルタイムの情報を教えてくれるプラグインです。
ChatGPTは、2021年までの情報しか知らない状況でしたが、このウェブブラウザというプラグインが追加されたことで、リアルタイムの情報も教えてくれるようになりました。
どんなことを教えてくれるのか
- 現在の天気や、今後の天気
- スポーツ試合の結果
- 株価
というように、今まで教えてくれなかった情報も、このプラグインによって知ることができます。
コードインタプリタを利用してグラフ、データ、画像の読み取りが可能に!
OpenAIが開発した「コードインタプリタ」というプラグインは、グラフやデータ、画像の読み取りを可能にしてくれるプラグインです。
このプラグインが追加されたことで、以下のようなことをChatGPTがしてくれます。
どんな機能?
- CSVをアップロードして、ChatGPTへこのデータを可視化してと伝えると、グラフを作成してくれる
- グラフやデータをアップロードして、分析、それに対しての質問をすると、回答してくれる
- 画像をアップロードすれば、解説、画像に処理を加えることもできる
コードインタプリタを使えば、今まで面倒だったこともAIが数秒でこなしてくれます。
外部プラグインで航空券の予約やメール送信ができる
先ほど紹介しましたが、外部プラグインを導入することで、航空券の予約やメールの送信、食材の注文などもできるようになります。
ChatGPTのプラグイン機能を早く利用するためにはウェイトリストへの登録が必要!
ChatGPTのプラグイン機能を早く利用したい!という方は、ウェイトリストへ登録する必要があります。
まだ、ウェイトリストへ登録していないという方は、これから紹介する登録方法を参考に、ウェイトリストへ登録してみてください。
ウェイトリストへ登録する方法
まずは、ウェイトリストのサイトへ移動します。
サイトは、英語ですが、Chromeなどを利用していれば、自動で日本語翻訳してくれるかと思います。
ウェイトリストへアクセスしたら、以下の内容を入力しましょう。
- 名前
- 姓
- メールアドレス
- 居住国
次に、「プラグインの経験についてフィードバッグを提供していただけますか?」という質問をはいもしくはいいえで回答します。
何か要望がある場合は、「どのようなユースケースや新しいプラグインを構築してほしいですか?」への回答を入力してください。
次に、「プラグインをどのように使用しますか?」という回答でChatGPTでプラグインを試したいもしくは私は開発者で、プラグインを構築したいと考えています。
どちらかを押して、最後に順番待ちリストに参加を押すと完了です。
無料プランでもウェイトリストへ登録できるのか
基本的には、ChatGPT Plusへ登録している方が、優先的にプラグインを利用できますが、無料プランでもウェイトリストへ登録することは可能です。
提供される時期は遅いかもしれませんが、それでもいいという方は、ウェイトリストへ登録しておくといいでしょう。
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