Twitter Blueで広告による収益化が開始され、報酬を受取始めたことで話題となっています。
この記事では、Twitter Blueの収益化の条件と実際どれくらい稼げているのか、稼ぐコツなどについて解説していきます。
Contents
Twitter Blueの収益の高さが話題に
Twitter Blueの収益の高さがインフルエンサーや有名人によって明らかにされて話題となっています。
ただし、収益化のためには有料アカウントにする、一定のフォロワー数とインプレッション数が必要などの条件があります。
Twitter Blueの収益化の条件について
条件
- Twitter Blueまたは認証済み組織にサブスクライブしている
- 過去3ヶ月間の投稿に対するインプレッションが1,500件以上
- フォロワーが500人以上
Twitter Blueの収益化は結局どのくらい稼げているのか
Twitter Blueの収益化は結局どのくらい稼げているのかについて解説していきます。
今回の支給は6ヶ月分
今回、有名なひろゆきさんなどの報告で収益が高いと話題になっていますが、この金額は実は今年2~7月の合計金額を一気に分配したものです。
つまり、1ヶ月あたりの報酬としては6で割った金額となるため、あくまでお小遣い程度と考えた方が良いでしょう。
ひろゆきさんのフォロワー数は240.5万(2023年8月9日時点)と非常に多いフォロワーを抱えており、インプレッション数もかなりのものだと考えられます。
その収益が6ヶ月で約36万6,000円、1ヶ月に換算すると約6万1,000円です。
有名人、インフルエンサーの例
有名人、インフルエンサーの例
西村博之(ひろゆき)さん:約36万6,000円(2,328ユーロ)、フォロワー数240.5万
くりえみさん:1万2,634円、フォロワー数約62万
村瀬歩さん:約1万9,000円、フォロワー数約36万人
インプレッション、フォロワー数と収益の例
*インプレッション数を明かしていないアカウントについても載せています
インプレッション、フォロワー数と収益の例
約28万円:フォロワー数3.9万
約10万円:フォロワー数4.5万
約10万7,000円:フォロワー数1万、インプレッション約2500万
約12万円:フォロワー数13万
約8.5万円:フォロワー数3.9万
約2.5万円:フォロワー数1.8万、インプレッション約8500万
約5.3万円:フォロワー数60万、インプレッション約5000万
約35万円:フォロワー数4.7万、インプレッション約1.8億
Twitter Blueの収益の高さ、金額の違いは何が違うのか
Twitter Blueの収益報告を確認してみると、必ずしもフォロワー数やインプレッション数と金額が比例していないことが分かります。
なぜフォロワー数が多いやインプレッション数が多いのに収益化に繋がらないのか考察します。
同じインプレッション、フォロワー数でも金額が違うケースも
ほぼ同じインプレッションやフォロワー数でも金額にかなり違いが見られるケースが多いです。
実際、フォロワー数が1/5以下のアカウントがフォロワー数5倍以上のアカウントに収益で勝るケースも珍しくありません。
また、フォロワー数ほど顕著ではありませんが、インプレッション数が半分のアカウントの方が収益で勝るケースも報告されています。
戦争や災害などのツイートは収益化の対象にならない可能性も
戦争や災害など一部のジャンルのツイート(エクスズ)は収益化の対象とならないというユーザーもいます。
リプ欄に広告が付かないと収益にならないので広告が付かないのかもしれません。
ただ、実際に「台風」や戦争系のキーワードで検索し、リプ欄が伸びているTwitter Blueアカウントのツイート(エクスズ)を確認していったところ、プロモーション(広告)が普通に表示されたため、収益が発生する可能性もあります(プロモーションは表示されるが分配の対象にはならない可能性も)。
ジャンルによって通りやすさ、稼ぎやすさの違いがある可能性も
条件を満たしているはずなのに通らないというケースも報告されています。
例えば、アダルトジャンルまたはそのジャンルを含む(含むと判断されている)アカウントだと審査に通りにくい傾向にあるようです。
また、広告の表示で収益が発生するとのことですが、表示される広告の種類(ジャンル)によっても収益が異なる可能性もあります。
というのも、インプレッション数が明らかに少ないのに稼げているアカウントも存在するためです。
ただし、これはツイート(エクスズ)を開いて確認するユーザーが多く、リプ欄が長くそれをチェックするユーザーが多いほど効率が良い(それだけ広告が表示されるため)ため、熱心に確認するユーザーが多い傾向にあるツイート(エクスズ)が出来るか、そういったファンを抱えているかの違いかもしれません。
実際、どれだけプロモーションを見られたかであり、広告のジャンルによって1プロモーションあたりの収益が違うことを否定している意見も多いです。
見られた広告で収益が発生か
インプレッション数が収益に大きく関係するのではないかという推察からか、インフルエンサーのツイートや伸びているツイートのリプ欄に手当たり次第リプ返するユーザーが急増しています。
これは、収益化のための3ヶ月で1,500万インプレッションを満たすためには有効かもしれませんが、収益を上げるために利用するのはお勧めできません。
というのも、収益はツイートが獲得したビュー(インプレッション)に直接基づくものではないためです。
つまり、この方法では収益が増える可能性は低いということになります。
収益の発生は、返信内(リプ内)でユーザーによって表示された広告の数に基づいて行われるため、リプ欄が伸びるようなツイートをすることが収益を増やす近道と言えるでしょう。
つまり、ツイートを開いてリプ欄を遡られるほど広告数の表示が増えるため、収益が伸びやすくなります。
ユーザープロフィールの広告について
Twitter Blueのプロフィールにも広告は表示されますが、これに関しては2023年8月9日時点では収益の対象ではないようです。
ただし、Xによればプロフィールの広告についても対象となる予定とのことです。
フォロワー数と収益は比例しないケースが多い
こうした理由からフォロワー数と収益は比例しないケースがほとんどです。
つまり、いくらフォロワーを大量に抱えていても、ツイートを開いてリプ欄が表示され、広告が表示されないと収益に繋がりません。
フォロワーが少なくても収益が高いケースも
フォロワーが少なくても、しっかりツイートを開いてリプ欄まで確認してくれるユーザーを多く抱えていると収益が高くなりやすいです。
高すぎる金額は加工によるものの可能性も
収益1億円など高すぎる金額のスクショをあげているものがありますが、こうしたスクショは加工によるものと考えられます。
リプしたユーザーにお金を配布すると煽ってリプ欄のコメントと閲覧を伸ばし、ツイート主の収益をアップするというものなので、引っかからないように気を付けるようにしましょう。
Twitter Blueで収益を稼ぐコツについて
コツ
- リプ欄を伸ばせるツイート(エクスズ)をする
- 開きたくなるようなツイート(エクスズ)をする(開かれないと収益にならない)
- お金関連のアカウント?アイドル性の高いアカウント
- 商業利用不可の画像などを使わない
- 二次創作などにも注意
- アダルト系の内容に注意
リプ欄に表示された広告がどれだけ見られたかが収益に繋がります。
そのため、自分がツイートして発信源になり、リプ欄を伸ばせるようにするのが収益化アップの近道と言えるでしょう。
炎上系のツイートで稼ごうとするユーザーも増えてくると考えられますが、今後禁止される可能性もあること、こうしたユーザーをブロックしようという風潮が出てくることを考えると、炎上系・批判系ツイートで煽るのはあまりお勧めしません。
インプレッション数の割に稼げているジャンルのアカウントとして、プロフィール欄を確認してみると「経済」「副業」などお金関連のキーワードがあるものが多めの印象を受けました。
また、人気商売なので公開しているアカウントが見つかりませんでしたが、アイドル性の高い(Vtuber、歌い手、アイドルなど)アカウントについてもインプレッション数の割に高い収益になるのではないかと推察されます。
というのも、アイドル性の高いアカウントだと、ファンがフォローしていて、アカウントが呟くたびに内容を閲覧し、リプするユーザーやそれを確認するユーザーも多いためです。
要件の1,500万インプレッションを満たすコツをまとめてみました。
コツ
- 話題のツイートに対しリプ、リツイートする
- トレンドのキーワードを含む内容をツイートする
- 有名人、インフルエンサーに対しリプする
ただし、インフルエンサーの中には、Twitter Blueアカウントを締め出しているアカウントもあるため注意が必要です。
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