Twitter社はシステムに投げ銭機能を導入を検討していることを発表しました。現段階では投げ銭に仮想通貨が用いられると報道されていますが、仮想通貨と決定しているわけではないとのことです。
今回は、Twitterの投げ銭機能について詳しく解説していきます。
Twitterの投げ銭機能が実装
ポイント
- The informationで投げ銭システム導入!
- 投げ銭の通貨はビットコインが用いられる予定!
- Twitter内の多くの人が期待している!
The informationと呼ばれる報道機関は、1月13日にTwitter社が投げ銭(チップ)機能を導入することを検討しているということを発表しました。
ジャック・ドーシーCEOは、Twitter社の社長で仮想通貨の熱烈な支持者ということで、投げ銭に仮想通貨のビットコインが用いられるのではないかと言われています。
しかし、現段階ではビットコインで投げ銭を行うかは検討段階であり、普通の法定通貨が用いられる可能性も十分にある。
Facebookの「リブラ」を構想していたマーク・ザッカーバーグ氏の考え方には否定的で、仮想通貨はビットコインが主流となると考えていたようです。
また、ドーシー氏が兼任している事業のなかで「Cash App」と呼ばれる送金アプリがあるのですが、その中でもビットコインが販売されているとのことで、これらの要因から投げ銭機能にもビットコインが用いられるのではないかという推測が飛び交っています。
Twitterの広報担当者によると「同社では現時点では送信機能を開発していない」と言っていましたが、今後そういった機能の実装もありえるとのことです。
投げ銭機能とは
元々は、芸人やミュージシャンの路上パフォーマンスで、その芸や音楽を楽しんだお礼にお金を渡すことを指していました。
しかし、インターネットが発達した現代では、創造した作品やサービスに対して感銘を受けたユーザーがお礼や支援のため報酬をネットを介して送るように変化していきました。
このような「金銭を投げて渡す」ような行為のことを一般的に「投げ銭」と呼ぶようになったのです。
投げ銭機能によってビジネスとして利用する方も多くなっており、Twitterに導入されることによってビジネスの側面が強くなる恐れもありますが、ニーズが今よりも増加することで、Twitterの市場が今よりも大きくなると考えられます。
いつから実装されるの?
投げ銭システムが報道されたのが1月13日なので、早くても来年度あたりには実装されると考えています。
その理由としては、広告担当者によると今のところ開発は行っていないといっている点にあります。
仮にTwtter社が本当に何も制作していないのであれば、こうした報道が大きく出回ることに疑問を持ちます。なので、おそらく開発段階には達してはいないが計画は行われていると推測できます。
本当に実装される確率は?
様々な意見があるとは思いますが、70%以上だと考えています。
計画段階でこの情報が出回ったと仮定しても、これほど期待の声が大きければある程度の需要を見込むことができます。
ユーザーのニーズに答えるといった意味でも制作は濃厚だと考えます。
また、投げ銭システムを導入しているツールは多く存在しています。
システムの前例があるという点でも制作に膨大な時間が取られるとは考えにくく、目新しい機能よりも比較的簡単に導入することができるでしょう。
さらに、Youtubeなどの他社の大きなサービスも投げ銭の導入が囁かれています。投げ銭ブームが来ようとしている中で、流行に乗り遅れるわけにはいかないでしょう。
ポイント
①期待の声が高まっている
②投げ銭システムの前例があり比較的制作に取り組みやすい
③youtubeなどの人気媒体に導入が囁かれており、流行が来る予感
投げ銭機能のメリットとデメリット
メリット
ここでは投げ銭システムのメリットをご紹介していきます。
①お金が動くので、小遣い稼ぎになる
今までだとただツイートしたものに「いいね」を付けたりリツイートするだけのものでしたが、自分の呟きに価値が生まれるということですから、手軽な小遣い稼ぎとして利用することができます。
②有益な情報が増える
当然自分の呟きに価値が生まれるようになるのであれば、慎重にツイートをするようになります。
要するに、価値が高いツイートは他の人に役立つ情報を呟くことである場合が多いので、今よりも有益な情報が集まるようになると考えられます。
③学生からも稼げる
学生からすると手軽に小遣い稼ぎができる便利なツールになると考えます。
社会人のように働きながらですとツイートできる時間やイベントごとへの参加が限られてきますが、学生だと社会人に比べてTwitterなどに時間を割くことができるので、より多くの小遣いを稼げるチャンスがあるということです。
ポイント
投げ銭システムが導入されることで新しい収益源が作れる!
デメリット
ここでは投げ銭システムのデメリットをご紹介していきます。
①怪しい勧誘が増える恐れがある
Twitterに投げ銭システムが導入されることで、よりビジネスよりのツールとして活用されるようになっていきます。
そうすると、セミナーへの招待や情報商材などの販売などが横行する恐れがあります。
Twitterは、学生などの若いユーザー層も多いので、そういった悪徳商法に騙される可能性があり、情報リテラシーを高める必要があります。
②仮想通貨の知識がない
仮想通貨が導入された場合、仮想通貨について詳しく知っている人口がどれほどいるかということである。
表面上の理解だけでは、必ず痛い目を見ることになります。
なぜなら仮想通貨はクラウド上での通貨送金であり、電子データで取引が行われています。
なので、セキュリティ面に慎重になっていないとハッキングされる恐れがあります。
③仮想通貨の取引所に登録しなければならない
登録は簡単だが、仮想通貨自体を危ないと感じている人はまだまだ多いだろう。実際に日本では仮想通貨を通貨と認めておらず資産価値があるものとしてしかみられていません。
なぜ通貨として認められていないかということですが、仮想通貨の価値は日々変動しています。
その変動の値動きが激しく推移するので、通貨として成り立たないのです。
例えていうなら、今持っている1万円が、明日になれば1円になっている可能性があるということです。
それゆえ、仮想通貨の導入にはいまだ多くの問題が存在すると言えます。
ポイント
仮想通貨の知識がない人にとっては扱いづらい機能になることもある。
投げ銭機能について周りの人の声
ここで、周りの人がどのように考えているかを見ていきましょう。他の人の声も参考にしながら是非皆さんも考えてみてください。
このように支援しようと考えている人も中にはいるみたいです。クラウドファンディングのような形態になることも考えられますね。
いやらしい話だけど、Twitter投げ銭の機能って
・弱者ブランディングする人が「恵んでください」と訴求
・若年資産や美的資産(特に女性)を利用して「可愛いから支援して」と支援を訴求の行動を世界観として許すのか、許さないとしたらどう機能制限するのか、など気になることがいっぱいある。
— Koichi Sugimoto/ 豊かな社会を創るザ法人営業 (@koichi2905) January 15, 2020
一方で懸念の声も上がっております。
ツイッター本来の性質を失ってしまうのではないかという不安があるようです。
Twitter投げ銭始めたらやばいやん。革命やん。今考えてるやりたいこと、速攻できるじゃなーぃ!
「どこで、なにを使ってやるか」が問題だったから、これできたら解決する!嬉しいなぁーわくわくっ https://t.co/pmNIhYjlAP— ようせいちゃん@ここからが本番だ (@gohangoing) January 16, 2020
新たな自分の可能性を広げられるチャンスと捉えている人もいるみたいですね。
投げ銭システムが導入されることで、これまでとTwitterのあり方も変化していきますので、新しい流行なども生まれるかもしれません。
Twitter投げ銭なんてはじまったら面白い漫画たくさんでてきそうで胸熱
好きな絵師とかに投げるわ
そして私もなんかやろ— 水多 (@aoaoaotata) January 16, 2020
以外にも多かったのが、漫画や絵などの芸術品が増えることが楽しみというツイートでした。
やはりクリエイティブなものにお金を投じたいと考える人が多いみたいです。
ポイント
絵などの芸術作品に期待している人が多く、導入して欲しいという声が挙がっている!