この記事からわかること
- チャットワークのエラーの種類
- エラーの対応策
- エラーの解決策
多くのフリーランスや企業に愛用されている「ChatWork」ですが、トラブルが起きてしまうと連絡が取れずに大変困ってしまいます。
そこで今回は、よくあるエラーやトラブルの対処法についてご紹介したいと思います。
ChatWork(チャットワーク)のエラー対処法
チャットワークで多いエラーの対処法について、解決策をご紹介していきます。
もしエラーが起きてしまった場合は、こちらに記載されている方法を試してみてください。
ログインができない・送信エラーが起きる・チャット情報が取得できない
チャットワークにログインできない・送信できないといった問題の場合は、チャットワーク側でシステム障害が起きていないか確認しましょう。
チャットワークのサポートページ、または公式ツイッターなどで確認することができます。
障害やメンテナンス中はサービスを利用することができない場合があるため、復旧するまで待つようにしましょう。
障害が起きていない場合は、ログイン用のメールアドレスとPWが間違っていないか確認してみましょう。
ログイン用のメールアドレスとPWは、半角で入力する必要があります。
そのため、全角で入力した場合は認証されないので注意しましょう。
組織用のビジネス、パーソナルプランの場合は管理者から閲覧を制限されている可能性があります。
パスワードの再設定方法
チャットワーク画面の右上にある設定メニューを開き、「動作設定」を選択します。
開かれた動作設定メニューの項目から、「アカウント情報」のタブを選択します。
表示されたページ内にある、赤枠で囲まれた「アカウント設定」を選択すると「ログイン情報設定ページ」が開かれます。
「パスワードを変更する」にチェックを入れて、表示された項目に必要な情報を入力します。
入力する情報は、上から順に「現在使用中のパスワード」「新しいパスワード」「新しいパスワード(確認用)」です。
すべて入力し、問題がなければ「保存する」を選択すればパスワードの変更完了です。
1つ注意点として、パスワードは半角の英字と数字を含む8文字以上じゃないと設定できないので注意しましょう。
対処法1:ブラウザを変更する
現在利用しているブラウザとチャットワークの相性が悪く、そのせいで上手く認証されない可能性があります。
別のブラウザに変更し、再度ログインができるか試してみてください。
公式が推奨しているブラウザは、以下の3つです。
対処法2:アドオンを無効化する
ブラウザに搭載している「アドオン(機能拡張ツール)」が原因の可能性があります。
そのため、一度アドオンを無効にしてから試してみるとログインできるかもしれません。
対処法3:Cookieおよびキャッシュを削除する
ブラウザに保存されているデータ(Cookie)により、誤った情報のせいでトラブルが起きているかもしれません。
そこで、ブラウザのCookieを削除することで改善される可能性があります。
ここではChromeのキャッシュ削除方法をご紹介します。
まずは、ブラウザの右上の縦になっている「・・・」クリックします。
「その他のツール」を選択し、「閲覧履歴を消去」を選択します。
消去したいデータの期間を選択し、削除する情報の種類を選び「データを削除」を選択します。
Cookieを削除することで、自動入力のパスワードなどログイン履歴のデータがすべて消えます。
ログイン情報が消えて困るものがないか、Cookieを削除する前に確認してから行うようにしてください。
対処法4:チャット情報やアプリ・端末の使用環境をチェックする
デバイスの使用環境によって、アプリが不安定になりチャット情報が上手く取得できないケースがあります。
その場合は、アプリを強制終了(タスクキル)または再インストールするなど、使用環境を見直すことで解決する場合があります。
アプリの強制終了ですが、iOSの場合はホームボタンを2回押してタスクを表示させます。
タスクを表示させた状態で、チャットワークアプリを上にスワイプすることで強制終了することができます。
Androidは、メーカーやモデルによって強制終了の方法が変わりますので、詳しくはメーカーサイトなどで確認してください。
チャットワークアプリを強制終了させても改善されない場合、端末の電源をOFFにすることで改善される可能性があります。
iOSはスリープボタンを長押しすることで電源をOFFにできます。
電源マークのアイコンを、矢印の方向にスワイプすることで端末の電源がOFFになります。
こちらもAndroidの場合はそれぞれ仕様が違いますので、メーカーサイトなどでやり方をご確認ください。
また、チャットワークアプリのアップデートが行われていない可能性もあります。
アプリが最新バージョンになっているか、ご使用のOSに合わせたStoreで確認するのも忘れないでください。
対処法5:電波情報やログイン情報を確認する
アプリにログインできない状況として、使用時の電波環境が良くない可能性があります。
通信制限などを受けて速度が遅くなっていないか、適切な回線速度が出ているかチェックしましょう。
また、ご使用の端末のモバイルデータ通信がOFFになっていないか確認しましょう。
iPhoneの設定アプリを開き、チャットワークのアプリをタップします。
赤枠で囲まれた部分にチェックが入っていない場合、データ通信が行えずにチャットワークが使用できません。
特定のチャットで送信エラーが発生する
送信エラーが起きてしまう場合、まずは以下の項目をチェックしてください。
- 動作環境をチェックする
- ブラウザを変更する
- アドオンを無効化する
- Cookieまたはキャッシュを削除
これらの設定を見直すことで、改善される場合があります。
対処法1:削除されたログを表示する
プロフィールメニューを開き、項目の中から「動作設定」を選択します。
動作設定の詳細設定が開かれますので「表示設定」タブを選択してください。
項目の中にある「メッセージが削除されたログを表示する」にチェックを入れてONにします。
これにより、送信エラーが改善される可能性があります。
正常に表示されない・レイアウトが崩れる
画面が正常に表示されない場合、まずは以下の方法を試してみてください。
- 動作環境をチェックする
- ブラウザを変更する
- アドオンを無効化する
- Cookieまたはキャッシュを削除
上記の方法を試しても改善されない場合、ブラウザの拡大・縮小が変更されていないか確認してください。
Windowsの場合は、「CTRL+0」を押すことで100%(デフォルト値)に戻ります。
また、Chromeを使用している人は右上にある縦の「・・・」をクリックして表示される「ズーム」で変更することが可能です。
こちらはマイチャットが正常に表示されない場合でも、同様に試して頂くことで改善される場合があります。
iOS/Android用のアプリでエラーが表示される
アプリ版でエラーメッセージが表示されるのは、最新バージョンになっていない可能性があります。
AppStoreまたはGoogle Playから最新バージョンのアプリをダウンロードしましょう。
対処法1:データを再読込する
モバイルアプリのアカウントページから「設定」をタップします。
移動した先のページにある「データの再読み込み」をタップすることで、情報が更新されエラーが解消される可能性があります。
もしこれでも直らない場合は、「スマートフォンの再起動」または「アプリを再インストール」してみてください。
ファイルデータがエラーになる
アップロードされたファイルデータがエラーで閲覧またはダウンロードできない場合、閲覧権限がないため表示できない可能性があります。
引用などは、他のチャットからファイルリンクが転載されてしまうため、直接チャットにファイルをアップロードしてもらうようにしましょう。
「ファイルが存在しません」と表示される場合は、既にファイルデータが削除されている可能性があります。
対処法1:セキュリティソフトを無効にする
ファイルデータの閲覧、ダウンロードがそれでも行えないならば、セキュリティソフトが問題を起こしている可能性があります。
一度セキュリティソフトをオフにし、再度閲覧またはダウンロードできるか試してみてください。
コンタクト検索で相手が見つからない
チャットワークでは、連絡を取りたい相手にコンタクト追加の承認依頼を送らなくては連絡が取れません。
ここでは、コンタクト検索で相手が見つからない場合の対処法についてご紹介していきます。
対処法1:正しいアカウント情報を入力する
名字だけなど一部だけでは検索にヒットしません。
必ず相手の名前を一致させるか、「ChatWork ID」または「メールアドレス」で検索するようにしましょう。
相手のChatWork IDが分かっているならば、●の部分を相手のChatWork IDに書き換えてアクセスすることで、直接コンタクト追加ページにアクセスすることが可能です。
「https://www.chatwork.com/●」
また、検索結果は100件までしか表示されません。
そのため、101件目以降にヒットした場合も表示されないため、対策として「フルネーム」「ChatWork ID」「メールアドレス」で検索することをおすすめします。
対処法2:相手がコンタクト検索にヒットするよう設定していない
こちらの設定は、ブラウザのプロフィール編集画面から確認することができます。
コンタクトを申請したい相手が「コンタクト検索の対象にする」にチェックを入れてないと、名前や「ChatWork ID」ではヒットしません。
この場合は、相手にチェックを入れてもらうか、メールアドレスから検索することができます。
チャットワークが起動しない
チャットワークには動作環境が設けられています。
上手くチャットワークが起動しない場合は、まず動作環境を満たしているか公式ページで確認しましょう
それでも起動しない場合は、アプリを再インストールしてみることをおすすめします。
また、アプリのキャッシュを削除する方法がありますが、フォルダのデータを削除する必要があるので自己責任で行ってください。
Windowsは「C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Chatwork 」の中にあるデータを削除してください。
Macは、アプリを完全に削除したあとで再インストールを行ってください。
チャットワークAPIがエラーを起こす場合
チャットワークAPIがエラーを起こす場合に、考えられる要因はアクセストークンが失効または間違えた設定をしている可能性があります。
この場合は適切なAPIトークンを設定することで解決します。
また、APIの設定で文字数が空文字もしくは多い場合は「ステータスコード:400」のエラーが起こりますので、入力する文字数を減らすなど試してみてください。
上記の方法を試しても問題が解決しない場合
上記のさまざまな方法を試しても問題が解決しないならば、チャットワークの「お問い合わせフォーム」から必要な情報を記載して連絡しましょう。
お問い合わせに必要な情報は、以下の5つとなっています。
- 不具合の症状
- 自己チェックした項目(動作環境/アプリの再起動など)
- 不具合が起きているユーザーのメールアドレス
- 可能ならば問題発生のキャプチャ画像
- ブラウザ版で正常に動作するかの確認