Amazonでは不正アクセスにより少額の商品を勝手に注文されてしまうという詐欺が多発しています。
今回は、不正アクセス及び不正請求されてしまう原因、確認方法や対策法などを詳しく解説させていただきます。
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Amazonで少額の不正請求されるユーザーが急増
第三者(犯人)がどのような形で不正請求を行うのかは以下の通りとなります。
不正請求される流れ
1:第三者がユーザーのアカウントに不正アクセスし、ログインする
2:第三者がユーザーのアカウントで商品の注文を行う
※不正注文による被害金額は少額(99円以下)である場合が多い
※Amazonマーケットプレイスに出品されている製品が多い
※注文略歴に残らないように非表示設定されている場合がある
Amazonで少額の不正請求される原因
不正請求は、ユーザーのアカウント情報が盗まれたことが原因で発生します。
ユーザーアカウント情報を盗む手口は無数にある上に、いつ盗まれたのか特定することが困難ですが、可能性が高いものは以下のものとなります。
アカウントが盗まれる原因
・Amazonのふりをした詐欺メールに引っかかってしまった
・他サイトのIDやパスワードをAmazonでも流用している
・Amazonのパスワードがとても簡単である
・Amazonのパスワードを長年変えておらず、なんらかのタイミングで盗まれた
・Amazon輸出ツールを利用しており、第三者にハッキングされた
Amazonで少額の不正請求される対処法
今回の不正請求詐欺の流れがわかったところで、今度は対処方法や未然に防ぐ方法を知っておきましょう。
特に念入りに行なっておきたいのは、クレジットカードに関する情報確認です。
クレカの請求確認
クレジットカードの請求内容を確認すれば、Amazonだけでなく対象のクレジットカードを利用した詐欺の可能性をすべて確認できます。
請求内容をインターネットで確認できる場合は、すぐに確認してみましょう。
一方でインターネットで確認できない場合、確認方法がわからない場合は契約しているクレジットカード会社のサポートセンターに電話して確認しましょう。
Amazonの注文履歴(支払い略歴)を確認
Amazonのサービス内でも、不正注文されている品物がないか実際に確認しましょう。
Amazonアプリで≡をクリックし、注文略歴をタップすると、自分が注文した品物の一覧を確認できます。
この中に見覚えのない注文がないか確認しましょう。
Amazon Payの請求を確認
Amazon Payでも不正注文がないか確認しましょう。
まず注文略歴をみるべく、Amazonアプリで≡をクリックし、注文略歴をタップします。
次に今度は絞り込みをタップし、注文の種類の中からAmazon Payを選択して、記憶にない注文がないか確認しましょう。
非表示にした注文をチェック
非表示にした注文をチェックする方法はAmazonアプリだと出来ませんが、WEBサイト版(もしくはパソコンで観覧)すれば確認できます。
確認するには、まずアカウントサービスから注文略歴をクリックします。
次に過去◯ヶ月となっているタブの中から非表示にした注文をクリックすると、非表示にした注文一覧を確認できます。
注文のキャンセル
特定した不正注文が発送前なのであれば、注文をキャンセルできます。
キャンセルするには、まずAmazonアプリで≡をタップし、注文略歴をタップします。
次に特定した注文を選択し、注文のキャンセルをタップしましょう。
注文キャンセルページでを理由を入力した上で、送信すればOKです。
返金や返品には注意
返金や返品の場合も、まずAmazonアプリで≡をタップし、注文略歴をタップします。
次に、対象の商品の商品の返品をタップし、返品の理由を選択しましょう。
選択した返品の理由によっては、具体的な理由を問われることもあるのでしっかりと答えてから、次に進むを選択しましょう。
返送が必要な返金の場合、送料は購入者が負担することとなり、その送料を引いた金額が返金の総額となります。
問題なければショッピングを続けるをタップし、最後にアンケートに答えて返品・返金の申請は完了します。
ただし、詐欺にあったのであれば先にカスタマーサービスに連絡すべきです。
詐欺事件は犯罪ですから、自己判断で処理するのは止めましょう。
カスタマーサービスに連絡
不正注文を発見し注文前にキャンセルした、既に購入済みになっていたなど、いずれの場合においてもカスタマーサービスに連絡しましょう。
連絡するにはAmazonアプリで≡をタップした後、カスタマーサービスをタップします。
その後、カスタマーサービスに連絡をタップすると、問い合わせがスタートします。
ちなみに現在、Amazonのカスタマーサービスにこちらから電話することは出来ません。
(Amazonのふりをして「こちら電話してください」という詐欺を防ぐためだと思われます)
Amazonのパスワードを強固にする
不正注文されてしまった場合、もしくは脆弱なパスワードを設定している場合はパスワードを変えておきましょう。
変更するにはまず、Amazonアプリで≡をタップした後、アカウントサービスをタップします。
次にログインとセキュリティをタップすると変更方法がアナウンスされます。
Amazonに登録するクレジットカードは最低限にする
Amazonに登録しているクレジットカードが少なければ少ないほど、クレジットカードに関する詐欺にあう確率も減ります。
現在使用していないクレジットカード情報は消し、最低限にしておきましょう。
クレジットカード情報を編集するには、Amazonアプリで≡をタップした後、アカウントサービスをタップします。
次にお客様のお支払い方法をタップし、不必要なクレジットカード情報の削除ボタンをタップしましょう。
クレジットカード以外で決済する
当たり前の話ですが、クレジットカードを利用しなければ詐欺にあう確率もかなり減ります。
たまにしかAmazonを利用しないなら、クレジットカードではなく、Amazonギフト券(Amazonのプリペイドカード)をコンビニなどで必要な額だけ購入し、利用すると安心できるでしょう。