ChatGPTが動かない問題が定期的に発生しています。
今回はChatGPTが動かない問題の原因と対処法を解説していきます。
ChatGPTが動かない
ChatGPTが動かない問題が発生しています。
他にもサービスにアクセスできない、応答が遅い、または全く応答がないなどです。
これらの問題は、ユーザー側のデバイスやネットワーク、またはサービス提供側のサーバーに起因することがあります。
症状 | 可能性のある直接的な観察点 |
---|---|
アクセス不可 | ウェブサイトが開かない、エラーメッセージが表示される |
遅延応答 | 入力に対する返答が遅い、またはタイムアウトになる |
誤った応答 | 関連性のない回答が返ってくる、または意図した操作が実行されない |
エラーメッセージ | 明確なエラーコードや「何かが間違っている」というメッセージ |
UIの問題 | ユーザーインターフェースの要素が正常に表示されない |
システムのクラッシュ | アプリケーションが予期せずに終了する |
一方で、サービスにアクセスできても、入力した内容に対してChatGPTが予期せず遅れて応答することもあります。
さらに、応答が完全に途切れ、進行中の会話が中断されることもあります。
他には、ユーザーが遭遇するかもしれない問題として、ChatGPTが予期せずに誤った応答を返す場合があります。これは、入力した質問やコマンドに全く関連しない回答を生成することを意味します。
ChatGPTのUIが適切にロードされなかったり、ボタンが反応しなかったり、テキスト入力フィールドが表示されなかったりすることがあります。
システムクラッシュが発生し、アプリケーションが突然終了することもあります。これは、データの損失や、重要な業務の途中での作業の中断される場合がしばしばあります。
ChatGPTが動かない原因
原因のカテゴリー | 具体的な原因 |
---|---|
ユーザー側の問題 | 不適切なデバイス設定、ブラウザの問題、キャッシュの問題 |
ネットワークの問題 | インターネット接続の不安定、DNSサーバーの問題 |
サーバー側の問題 | サービスのダウンタイム、メンテナンス、アップデートの問題 |
これらの原因を詳しく分析し、関連する症状を特定することで、問題を解決するための適切なアプローチを見つけることができます。
ChatGPTが動かない基本的な原因は上記になります。
ChatGPTが動かない場合の対処法
対処法は問題の原因に応じて異なりますが、以下のステップを試すことが一般的です。
- 基本的なトラブルシューティング: デバイスの再起動、ブラウザのキャッシュのクリア、別のブラウザやデバイスの使用など、基本的なトラブルシューティングから始めます。
- ネットワーク接続の確認: インターネット接続が安定していることを確認し、ルーターの再起動や別のネットワークへの接続を試みます。
- サービスの状態のチェック: ChatGPTのサービスステータスページや公式のソーシャルメディアを確認して、サービスに障害が発生していないかを確認します。
- アップデートの適用: システムやアプリケーションのアップデートがある場合は、それらを適用します。
- サポートチームへの連絡: 上記のステップを試しても問題が解決しない場合は、サポートチームに問い合わせることが有効です。
各ステップは、症状や発生している問題の性質に応じて適応されます。
ここからは画像を踏まえて更に解決しやすい対処法を解説していきます。
Googleの自動翻訳をオフにする
Chromeに備わっている自動翻訳機能を「日本語」に設定していると、ChatGPTの動きが非常に悪くなり、エラーなってしまいます。
画面右上に出ているG|文ボタンをへをクリックし、英語を選択すると、ページが英語に変換されます。
翻訳をオンにするとどうなるか
ブラウザの翻訳機能で「英語」以外を選択していると、高確率で「アプリケーションエラー」を表示していまします。
ChatGPTを使うときは自動翻訳機能をはオフにしておくことがおすすめです。
ChatGPTは日本語にも対応しているため、複雑な質問でない限り、日本語の質問に日本語で十分な回答を得ることができます。
G|文ボタンが表示されていない場合のオフの手順
G|文ボタンが表示されていない場合のオフの手順を紹介していきます。画面の右上にある縦の・・・をクリックして設定をタップします。
次に言語をクリックして、日本語の部分の横の右上にある縦の・・・をクリックします。
最後にGoogle Chromeをこの言語で表示をタップして完了です。
再ログインする
ChatGPTが動かない場合は、このログアウトを経て再ログインをしたり、再起動をすることがもっとも有効的な対処方法です。
問い合わせ前に、必ず実践してみてください。
再ログインをする手順
画面の左下にあるLogoutをクリックして一旦アカウントからログアウトします。
次にここにLog inを選択します。
次に、アカウントを作ったメールアドレスの入力や結び付けた外部アカウントを選択します。
今回はGoogleアカウントでChatGPTのアカウントを作った場合と仮定して解説していきます。
ログイン画面に推移したらContinue with Googleを選択し、ChatGPTアカウントを作る時に結び付けたGoogleアカウントを選択して完了です。
別ブラウザや別環境から試す
ヘルプセンターへの問い合わせを勧められたときは、反応しない環境とは別の方法を使ってみましょう。
たとえば
- 「スマホアプリ版」でエラー発生→スマホのブラウザ版ChatGPTからログインして試す
- スマホのブラウザ版ChatGPTでエラー発生→パソコン版ChatGPTからログイン
といったイメージで、環境を変えることで改善することは良くあります。
ログインアカウントも共通しているため気軽に試せるので、対処方法としてはかなり有効です。
他のチャットに切り替える
チャット画面から左上のメニューをタップして、チャット一覧のうち今開いているチャット以外のものを選択してください。
新しいチャットを開いて、赤枠のようにチャット欄が出ていれば入力できます。
一度リロードをする
ChatGPTが動かない場合、一度ページをリロードしましょう。
各ブラウザのリロードボタンをタップするか、エラー発生時にチャット欄の部分に出ているRegenerate responseのボタンを押して再度読み込みを行ってください。
GPT4搭載の他のサービスもお勧め
ChatGPTが動かない場合、他の軽量なAIモデルやアルゴリズムを使用することを検討することも一つの解決策です。
それにより、リソース使用量を削減し、パフォーマンスを向上させることができます。
GPT4搭載の他のサービスもお勧めサービスは下記記事で解説していますので、気になる方はご覧下さい。
Regenerate responseをタップする
ChatGPTが動かない場合は、まずはRegenerate responseをタップしましょう。
1、2回で問題無く文章を生成してくれるようになる場合が多いです。
GPT3.5に変更する
GPT4は特にエラーが起きやすくなっています。なぜGPT3.5よりGPT4の方がエラーが起きやすいのかに関しては下記の記事で解説していますので、気になる方はご覧下さい。
GPT-4文章入力がGPT-3.5に比べて遅い原因と対処法を解説
GPT4よりGPT3.5の方がエラーが起きにくいので、改善するまでひとまずGPT3.5を利用するのもお勧めです。
GPT4からGPT3.5に切り替える方法に関しては下記記事で解説していますので、ご覧下さい。
GPT4搭載の他のサービスもお勧め
ChatGPTが動かない場合、他の軽量なAIモデルやアルゴリズムを使用することを検討することも一つの解決策です。
それにより、リソース使用量を削減し、パフォーマンスを向上させることができます。
GPT4搭載の他のサービスもお勧めサービスは下記記事で解説していますので、気になる方はご覧下さい。
ウイルス対策ソフトのレベルを下げてみる
パソコンやAndroidにインストールしてあるウイルス対策ソフトはデバイスを守ってくれる一方で、無害なサイトからのサービスを一刀両断してしまうことも少なくありません。
ウイルス対策ソフトのセキュリティレベルを下げるのはあまり得策ではありませんが、どうしてもChatGPTを使用したい場合に限り、一時的に機能をオフにしたり、セキュリティレベルの見直しをしましょう。
ChatGPTの使用後は、必ず元の水準の設定に戻すことを忘れないようにしてください。
マカフィーの場合
マカフィーのホーム画面で□ボタンをクリックし、ファイアーウォールを選択します。
次に無効にするで完了です。
Clear conversationを押す
完全にサーバーがダウンする前であればClear conversationを押すことでエラーの発生率が少し低くなるという報告もあります。
+New chatを押す
ChatGPTが動かない場合、古いチャットのまま質問するよりも新規のチャットを作成して質問した方がエラーの発生率が低くなるという報告もあります。
新規チャットの開始方法は、+New chatを押して質問するだけです。
別タブや別ブラウザを利用してChatGPTを利用する
ChatGPTが動かない場合、ChatGPTを開いているタブを閉じて、新しいタブもしくは新しいブラウザでChatGPT(こちらです)を開いてチャットを利用すれば、問題解決を見込むことができます。
改善しない場合はヘルプセンターに問い合わせる
以上のような対処法を行っても改善しない場合は、ヘルプセンターへ問い合わせをしてみましょう。
問い合わせをする際は、以下の情報を用意しておくとスムーズです。
情報
- エラーを起こした質問内容
- エラーを起こしたシチュエーション(使用端末の種類やOS/ブラウザ・アプリなど)
- エラーを起こした日時
チャット形式で質問をすることも出来るので、適宜相談をしてみましょう。
なお、やり取りの基本言語は英語のみで日本語対応はしていませんので、英語でのコミュニケーションに自信が無い場合は翻訳機能を併用することをおすすめします。
ヘルプセンターに問い合わせる手順
左側のUpdates & FAQを選択し、ヘルプセンターへ移動したら右下の吹き出しマークをクリックします。
チャットページが開いたらSend us a messageを選択すると、チャット画面が開きます。
エラーのシチュエーションを報告しましょう。
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