Chromeに実装されている機能に「リーディングリスト」というものがあります。
非常に簡単に説明すれば、ブックマークの簡易版に当たるこの仕組みですが、利用しない方からすれば「逆に作業効率を落とす」と非表示にしたいと考える場合もあるでしょう。
今回はchromeのリーディングリストの使い方を含め、消し方・非表示の方法をご紹介していきます。
Contents
Chrome(クローム) のリーディングリストとは
chromeのリーディングリストとは、「このページは後で読む、後で確認する」というような、「今は読めないが、後で確認したい」と感じるような気になるページを簡単に一覧化する機能です。
ブックマークによく似ていますが、それより少ない工数でリストに追加や削除ができる点が特徴といえます。
リーディングリストでできること
- 読みたいページをワンクリックでリストに追加
- 読み終わったページ(不要なページ)をワンクリックでリストから削除
- 既読・未読で分けられる
- Googleアカウントを同期させることで、スマホからでもリストを閲覧できる
Chrome (クローム)のリーディングリストを消すには
chromeを使用している際に表示される上部のバーは元々スペ-スが狭く、ブックマークや拡張機能を利用していると余計に窮屈な印象を与えてしまいます。
そのため利用しない機能は非表示にした方が効率が良いと考える方も少なくありません。
このリーディングリストは簡単に表示・非表示を切り替えられるので、利用しないユーザーは機能をオフにしている方が見た目的にも使い勝手が良いでしょう。
実装当時は消すのも一苦労だった⁉
リーディングリストが登場したばかりの頃は、ウィンドウ上で機能のON/OFFを切り替えすることができませんでした。
わざわざGoogleが公開している「chrome://flags」へアクセスし、英語だらけのページから必要な項目を探し出し、機能を調整する必要があったのです。
しかし今ではこのような面倒な方法は必要なく、チェックを外すだけで表示・非表示が切り替えられるように進化しています。
2021年10月23日現在、アプリ版のChromeからはリーディングリストをオフにすることができません。
上記の「chrome://flags」にアクセスしても該当の項目は無いため、削除できない仕様となっていることが考えられます。
Chrome (クローム)のリーディングリストを非表示にするには
ウィンドウの上部にあるブックマークやリーディングリスト付近で右クリックをすると一覧が開きます。
その下部にあるリーディングリストを表示をクリックすることでチェックが外れます。
チェックが外れると、バーからも表示が消えます。
Chrome (クローム)のリーディングリストを再度表示させるには
ウインドウ上部の元々リーディングリストのボタンやブックマークがある付近で右クリックをします。
次に開いた一覧からリーディングリストを表示をクリックしてチェックをつけ直します。これで表示が復活します。
Chrome (クローム)のリーディングリストの使い方
リーディングリストは上手く使えれば読みたい記事やページの管理がとても簡単に行える便利な機能です。
スマホとの連動もできるので、「あらかじめ読みたいニュースや記事をサッとリーディングリストに追加しておき、移動中などの空き時間にリストをチェックして読んで“既読”にしておく。
読めなかった記事は“未読”のままにしておく」といった使い方ができます。
サクサクとした使い勝手である分、フォルダ管理などの細分化はできませんので、あくまで一時的にチェックをつけていくツールとして考える方が良いでしょう。
リーディングリストにページを追加する方法
URLなどが表示されたウィンドウの右側に表示されている☆マークをクリックします。
次にリーディングリストに追加をクリックでリストインが完了です。
リーディングリストに登録したページを削除する方法
リーディングリストをクリックすると、リストインした記事の一覧が表示されます。
記事のタイトル横に表示されている×をクリックすることで、登録している記事が簡単に削除されます。
「本当に削除しますか?」などの確認は表示されませんので、ご注意ください、
チェックをつけて未読・既読で管理できる
登録してある記事はチェックをつけると既読に、未チェックだと未読扱いになります。
リーディングリストはフォルダ分けなどの細分化はできませんが、既読と未読のフィルター分けは可能となっています。
記事管理に役立てましょう。
Chrome (クローム)のリーディングリストはスマホと同期も可能
ここまでに触れた通り、Chromeのリーディングリストは、パソコンとスマホで同一Googleアカウントを利用することで簡単に同期することが可能です。
これはリーディングリストだけではなく、「ブックマーク」や「履歴」なども含まれます。
また、同期が不要な機能はチェックを外すことで除外することもできるので、使い勝手が良いようにカスタマイズしましょう。
Chrome (クローム)のリーディングリストを同期する方法
ログインしているアカウント名が表示されているアイコンをタップします。
設定画面が開いたら同期をタップしてください。
同期可能な機能の一覧が表示されるので、その中からリーディングリストのボタンをONにしてください。
同じアカウントでログインしている全ての端末と同期して、同じリストが閲覧可能になります。
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