現在SNSで人気のClubhouseではトークルームで音楽を流したり、弾き語りなどの音楽配信を行うことに関する需要が高まっています。
今回はClubhouseでトークルームで音楽を流したり、音楽配信を行うための方法や注意点をご紹介していきます。
Contents
Clubhouseで音楽は流せる?音楽配信はできる?
Clubhouseではトークルームでバックグランドミュージックを流したり、弾き語りなどの音楽配信を行っているトークルームが存在します。
そのため、トークルームでバックグランドミュージックを流すこと、弾き語りなどの音楽配信を行うことは仕様上可能ではあります。
一方で著作権や利用する機材に関して注意すべき点などもあります。
Clubhouseで音楽を流す方法
ここからはClubhouseで音楽を流す方法をご紹介していきます。
LINEミュージックなどバックグラウンドで流せるアプリを利用
トークルームでバックグランドミュージックとして音楽を流したい場合には、他のアプリを開いていてもバックグランドで音楽が流れるアプリを利用する方法があります。
具体的にはLINEミュージックやSpotifyなどが対象のアプリとなります。
LINEミュージックなどを流しながらトークルームを作成すると画像のようにSwitch to Music Mode?というポップアップが表示されます。
こちらでYes,Music Modeをクリックすると音楽を配信することができます。
スピーカーでマイクを流す
トークルームでバックグラウンドミュージックを流したい場合には、端末から直接音楽を流すのではなくBluetoothスピーカーなどを流しながら配信をするという方法もあります。
Bluetoothスピーカーを利用するメリット
・音楽の音量と自分の声の音量の調整が簡単
・他のユーザーの発言の妨げにならない
一方マイクの外から音楽を拾うので、デメリットとしてあまりスピーカーで流している音楽が聞こえない可能性もあります。
あくまで小音でも雰囲気を作りたいという場合であればこちらの方法もおすすめです。
4極プラグのオーディオインターフェイスや配信ミキサーを利用する
Clubhouseで弾き語りのような音楽配信を行いたい場合は4極プラグのオーディオインターフェイスや配信ミキサーを利用するのがおすすめです。
iPhoneの内蔵マイクを利用しての音楽配信を行っても問題ないですが、声が圧縮されたような聞こえ方となってしまい、音楽配信として利用するには向いていないという点があります。
そのため、音楽配信に適した外部接続のマイクを利用することで快適な音楽配信を行うことができます。
トークルームで4極プラグを接続するとLINEミュージックなどバックグラウンドで流せるアプリを利用でもご紹介したようにSwitch to Music Mode?というポップアップが表示されます。
こちらでYes,Music Modeをクリックすると音楽を配信することができます。
4極プラグとは?
画像のように先端が尖っており、三つの線が引かれているプラグのことです。
中でもIK MultimediaのiRig2が特に人気となっています。
こちらの本体自体は5,500円ほどで購入可能ですので、ぜひ気になる方はチェックしてみてください。
Clubhouseで音楽を流す・音楽配信を行う場合の注意点
ここからはClubhouseで音楽を流す・音楽配信を行う場合の注意点についてご紹介していきます。
デフォルトで音楽を流す機能はない
現在Clubhouseではデフォルトでバックグランドミュージックを流すような機能や音源は用意されていません。
そのため、自分でバックグランド用の音楽を用意する必要があるので注意が必要です。
USB-Lightning接続のオーディオインターフェイスは利用できない
音楽配信を行いたい場合、USB-Lightning接続のオーディオインターフェイスは現在Clubhouseでは利用できない仕様となっています。
そのため4極プラグのオーディオインターフェイスや配信ミキサーを用意する必要があるので、こちらを持っていない人に関しては事前に購入や準備をする必要があります。
トークの妨げ、雑音にならないように気を付ける
トークルームでバックグランドミュージックとして音楽を流す場合には、トークの妨げにならないことや雑音にならないように注意する必要があります。
Clubhouseは本来ユーザー同士のトークを楽しむことがメインとなっているため、うるさすぎたり雑音がひどいバックグラウンドミュージックは他のユーザーにとって不快と取られてしまう可能性があります。
特にバックグラウンドで音楽が流せるアプリなどを利用する場合には、音楽と自分の声の音量調整に気をつけたり、他のユーザーの発言の妨げにならないように注意して利用してください。
著作権違反になる可能性も
トークルームのバックグラウンドミュージックとして音楽を流す場合や、オリジナル曲ではない楽曲を音楽配信で利用する場合には著作権上違反になる可能性もあるという点についても注意が必要です。
理由としてはClubhouseとJASRACが包括契約を締結して、利用許諾を得ている訳ではないためです。
そのため、万が一通報された場合でもClubhouse側が対応を行ってくれる可能性は低いです。
またトークルームのバックグラウンドミュージックとして音楽を流す場合には、JASRACではなく別途原盤権を管理している発売元レコード会社の許諾が必要となります。
一方で生活をしているうちに意図せず入ってしまう音楽に関しては著作権の対象外となります。
また音楽配信を行う場合に、完全オリジナル曲を流すことは著作権上問題ない可能性が高いです。
音楽配信を行いたい場合にはJASRACに申請を行う
Clubhouseで音楽配信を行う場合には、JASRACで演奏したい楽曲の管理状況を確認してください。
JASRACが管理している楽曲については利用申請を行い、著作権使用料を支払うことでClubhouseで演奏することが可能です。
料金がかかることや申請の手間がかかるというデメリットはありますが、こちらを行うことで著作権違反に問われないという最大のメリットがあります。
またトークルームで音楽を流す場合には、別途原盤権を管理している発売元レコード会社の許諾が必要となります。
上記の場合にはトラブルを回避するためにも、著作権フリー音源などを使用することがおすすめです。
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