Discordは2015年から配信が開始された、ゲーマー向けのボイスチャットサービスです。
Discordを利用しようとアプリを開くと「他のサーバーが1台がダウンしています」という表示がされ、正常にアプリを利用出来なくなっているエラーが多発しています。
この記事では、Discordのサーバーダウンに関する状態や、ユーザーが出来る対処方法等を解説していきます。
「他のサーバーが一時的に1台がダウンしています」という表示の原因
結論から言うと、今回Discordで発生した「他のサーバーが一時的に1台がダウンしています」という表示が出た原因は未だに不明の状態です。
Discordは、これまでにも通信障害やサーバーエラーがあり、接続が出来ない事例がありました。
ユーザーの利用状況によっても発生しやすいエラーもあり、環境改善や運営のトラブルシューティングにより解決してきました。
しかし、今回の不具合はサーバー側のトラブルによるもので、解決するまでは一部ユーザーが利用できない状態が続くようです。
Discordの公式Twitterアカウントを見ても、特に情報開示はありません。
公式Twitterアカウント Discord
現在もエラーが発生している
現在も利用が出来ないユーザーからの報告が多数挙がっており、運営は迅速な対応が求められます。
これまでもエラーがありましたが、大規模なマシントラブル等ではない限り、そこまで復旧に時間はかかりません、
今回のエラーは、多数のユーザーが一斉に起きているため、運営側のトラブルによる可能性が高いです。
対処法
残念ながら今回のエラーに対して、ユーザーが出来る対処法は特にありません。
現状が気になる方は、復旧するまでまでしばらく待ってみるか、TwitterなどのSNSから情報開示があるかチェックしておくことをおススメします。
Discordは、海外のサービスなので発信されている情報や説明は全て英語表記です。
サーバーダウンで考えられる原因
何らかの原因で、サーバーの稼働が停止してしまう事をサーバーダウンと呼びます。
サーバーがダウンした場合、トラブルが解決するまでユーザーは利用が出来ないため、エラーが頻発するアプリはユーザーに悪い印象を与えてしまいます。
サーバーがダウンしやすい原因として考えられる事例をご紹介します。
アクセスが集中している
サーバーには情報を処理する容量があらかじめ決まっているため、一度に大量のアクセスがあった場合、サーバーの処理能力の限界を超えてしまうためエラーが発生しサーバーがダウンする事があります。
他のゲームアプリ等では、アクセスが集中した際にユーザーの制限をかけて、システムがダウンしないように対応している物もあります。
アクセス集中によるサーバーダウンは、復旧も割と早いようなので今回Discordで起こったエラーは、もっと根本的な原因である可能性高いです。
サーバー本体のトラブル
サーバーの利用しているマシントラブルにより、サーバー自体が故障している可能性もあります。
自社でサーバーを運営している場合だと、修理している間は別のサーバーで対応しなければなりません。
大手のレンタルサーバーを利用している場合は、故障が起きても複数個所にサーバーを設置していたり、メンテナンスがしっかりしているのでユーザーに大きな影響はかからないようになっています。
物理的なダメージでの稼働停止
特殊な例ではありますが、過去には停電によってサーバーがダウンしてしまったケースも存在します。
停電でサーバーのマシンが強制的に終了してしまうと、再起動させたとしてもデータや動作にダメージを残す可能性があります。
UPS等の無停電装置を備え付けているサーバーなら、落雷などの災害でエラーが発生してもスムーズに復旧出来るので物理的なダメージを抑えることが出来ます。
接続できない場合の対処法
今回のエラーはサーバー側によるものなので、ユーザーが出来る対処法はありませんでしたが、Discordは音声不良や接続エラー等のトラブルが比較的起こりやすいアプリです。
インターネット環境を整える
Discordを利用するにあたり、オンライン状態である事は絶対条件です。
またオンライン状態であろうと、電波状態や利用環境が悪いと音声トラブルや接続エラーになることもあります。
音声が聞こえなかったり途切れてしまうエラーが発生する方は、電波の良い状態で接続しているか、安定したWi-Fiを受信しているか、モバイル通信や機内モードの設定は正しいか、等の条件を見直してみましょう。
公共のWi-Fiは非常に便利ですが、場所によっては電波状況が不安定なところも多いためオススメできません。
ポイント
・電波状況の良い場所に移動する
・機内モードはOFFになっているか
・公共のWi-Fiは使用しない
・自宅のWi-Fiならルーターに出来るだけ近く、遮蔽物を通さない
・契約内容を超えたデータ通信を行って、通信制限がかかっていないか確認する
端末を再起動させる
スマホ本体の環境を改善する事により、アプリの不具合を解消することが出来る場合もあります。
スマホには「メモリ」というものが存在します。
これは作業の容量を指す値なのですが、日常でWebサイトへアクセスしたりアプリを使用することにより、このメモリを効率的に使うことが出来無くなってきます。
動作がもたついたりする原因にもなるため、エラーや不具合が起きた場合は一度「スマホの再起動」をおススメします。
再起動はPCやスマホのエラーに万能で使える対処法です。
ポイント
・iPhoneを再起動する方法(iPhoneX以降、iPhone8)
1.音量を上げるボタンを押して放します。
2.次に、音量を下げるボタンを押して放してます。
3.Appleのロゴが表示されるまで「サイドボタン」を長押しすれば再起動完了です。
Discordアプリの再起動
一度Discordのアプリ自体を再起動させる方法も非常に有効です。
ポイント
・再起動の手順(iPhoneX以降の機種)
画面の下からフリックアップすると、上の画像のようにバックグラウンドで開いているアプリ一覧が表示されます。
Discordを選択してもう一度フリックアップすれば、バックグラウンド状態での起動が削除された状態になるので、再びDiscordのアプリを開きましょう。
上記の方法は、「タスク削除」と同じ手順です。
タスクとは、バックグラウンド状態で起動しているアプリの事を指します。
大抵の場合、ゲームアプリを起動させながらDiscordを利用することになりますが、タスクを沢山溜めこんでいる状態だと動作のエラーやもたつきから、Discordエラーが発生してしまう可能性があります。
また、ゲームアプリはスマホに対する負荷が大きいため、出来るだけ使用しないタスクは削除しておくことをおススメします。
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