無料で使えるファイル保存・再生アプリ「トルミル」は、スマホに元々保存してあった画像はもちろん、動画や音楽ファイルも各種動画サイトから抽出して保存することも可能な便利アプリです。
この記事では、トルミルに画像を取り込む方法や動画の保存方法などの便利な使い方はもちろん、不具合が発生した場合の使い方を徹底解説していきます。
トルミルの概要
トルミルは、基本料金無料で各種ドキュメントファイルを管理できるアプリで、アプリ内にデータをダウンロードしておけば、オフラインでも再生することができるので通信量を気にする必要もありません。
主な機能
- インストールしたファイルのフォルダ管理
- 動画・音楽・画像ファイルの保存/再生
- 動画・音楽のバックグランド再生
- PDFやWord、Excelなどの閲覧
- iPhoneのカメラロールから画像を移動しての管理
- 圧縮ファイル(zipやrar)の回答
以上からも、わかるように非常に幅広いデータ拡張子に対応しており、プライベート・ビジネスを問わず、様々なシーンで活躍できるアプリとして注目されています。
機能が多いものの、アプリの作りとしては非常にシンプルで、UIもわかりやすい設計。
アプリ内にチュートリアルページやQ&Aページも開設されているので、わからないことが出てきても、スムーズに調べることができます。
自分好みのファイルを複数作れ、ロックもかけられるので安心度も高めとなっています。
無料で使えるファイル管理アプリ
トルミルの凄いところは、課金をしなくても便利な機能がほぼ100%利用できるという点です。
汎用性が高い拡張子であればほぼサービス対象内であり、また複数のファイルを作成することができるので、煩雑なデータ管理をスムーズにしてくれることが期待できます。
対応可能な拡張子
- PPT
- XLS
- CSV
- DOC
- TXT
- ZIP
- RAR
- JPG
- PNG
- GIF
- MP4
- MP3 など
データの収集は、元々iPhoneに保存されているデータ、受信したメールからの移動、Webページからの抽出など、用途も実に様々です。
特に音楽ファイルの管理へ利用しているユーザーが多く、データをダウンロードさえしておけばオフライン時でもバックグランド再生や連続再生ができるので、活用の幅の広さが想像できるかと思います。
サブスクリプションで広告非表示にできる
ホーム画面やファイル画面上の各所、またWeb上からデータをダウンロードした際など、トルミルのアプリ内では広告が多く表示されています。
この各種広告は月額料金を支払うことで削除することができるので、トルミルをデータ管理アプリのメインとして活用したい場合は、検討した方が使用感も向上するのでオススメです。
また動画から音声ファイルに変換する際、無料で利用していると1日5回までの制限がありますが、この制限がなくなり、無制限でデータの軽量化ができるようになります。
月額料金
トルミルのサブスクリプションには3つのプランがあります。
- 1ヵ月プラン 200円
- 3ヵ月プラン 500円
- 12ヵ月プラン 1800円
また、初回の1週間は無料トライアル期間が設定されており、この期間中に解約をすると課金されることがありませんので、気軽に初めて見ることができます。
音楽・動画・画像ファイルの保存と再生もできる
PDFやoffice系データの閲覧はもちろん、音楽ファイルや動画ファイルのバックグランド連続再生ができ、なおかつオフラインでも再生できるという点がトルミルを使う大きなメリットといえます。
1つのアプリで、画像ファイル・音楽ファイル・動画ファイルを一括に保存と管理ができる上に、通信量を気にせずに自分だけのプレイリストを楽しめるので、生活の中のあらゆりシーンで活躍すること間違いありません。
通信量を気にしないでプレイリストの再生ができる
アプリ内にデータをダウンロードすれば、たとえ機内モードにしても各種データの再生が可能になります。
動画や音楽ファイルは何かと大きなデータ通信を行うので、通信量を気にしながらストリーミングを利用する方も多いかと思いますが、Wi-Fi環境下でトルミルにデータをダウンロードしておけば、Wi-Fiが無い出先であっても通信量を気にしないで音楽や動画を再生することができます。
iOSのみの対応
2022年3月末現在、トルミルはAndroid版でリリースされておらず、Google Play内にも該当するアプリは残念ながら公開されていません。
なお、iOS版も11.0以降のサービス対応となっているので、これよりバージョンが低い場合は、デバイスのOSをアップデートしてからダウンロードし、使用するようにしましょう。
トルミルの使い方
トルミルはシンプルな使い心地とUIなので、一度使い方を理解できると自分だけのファイル管理のアイデアが広がるという特徴があります。
基本操作は非常に簡単なので、気軽に試してみましょう。
ファイルを作る手順
トルミルホーム画面のファイルをタップし、次に右上に表示されているActionsをタップします。
開いたメニューの中からファイル作成を選択し、任意でタイトルをつけましょう。
タイトルの入力が完了したら作成するでファイルの作成完了です。
動画を保存する手順
トルミルのホーム画面からブラウザをタップし、タブブラウザを選択します。
タブブラウザを開くと、Googleと同様の検索エンジンが利用できるので、ダウンロードしたい動画がアップされているサイトへアクセスしましょう。
ダウウンロード元のサイトを開いたら、画面下部の+をタップします。
動画がダウンロードできるサイトなら+をタップすると、Are you ok?と表示されるので、タップします。
動画がダウンロードできないサイトだと、この表示が出ません。
保存したいファイル先を調整したら、OKでダウンロードを開始します。
動画ファイルを音声のみに変換して容量を節約
動画ファイルだけだとデータのサイズが非常に大きく、デバイスの容量を圧迫してしまいますが、音だけのファイルに変換すると容量の大幅に節約することができます。
また、目的が「動画」ではなく、「音楽データ」だった場合もこの機能を使うと良いでしょう。
動画ファイルを音声のみに変換する手順
変換したいドキュメントが収納されているファイルを開き、Actionsをタップします。
メニューが開いたら、変換したいドキュメントにチェックをつけ、曲を軽量化をタップします。
このとき、対象のドキュメント拡張子が「mp4」でなければ変換ができず、iPhoneの動画ファイルである「mov」だと選択ができないので注意が必要です。
確認のポップアップでOKをタップして完了です。
カメラロールから画像を保存する手順
トルミルのホーム画面からカメラロールを選択し、スマホの画像ファイルへのアクセスを認証します。
表示された画像一覧から、トルミルに取り込みたい画像を選択し、保存をタップしてください。
これで画像がトルミルの「ファイル」内に保存されました。
ここからは、ファイルへの移動方法になります。
ファイル画面を開いたら右上のActionsをタップし、メニューを開きます。
移動させたい画像にチェックをつけたら、メニューの中の移動をタップします。
ファイルの移動先の選択で、既存ファイル内に保存するなら保存したいファイルを選択し、右下のここに移動をタップ。
新規でファイルを作るなら、左下のフォルダ作成を選択してください。
アプリが開かなかったり、再生できないときの対処法
アプリが開かなかったり、ファイルが再生できないのは一時的不具合である場合が大半です。
起動不具合のとき
- アプリを一旦落として、再起動する。(公式推奨の対処法)
- デバイスを再起動する。
- アプリのバージョンが最新になっているか確認する。
- 不具合が報告されていないか確認する。
このとき注意してほしいのが、こういった不具合の対処法としてよくある「アプリの再ダウンロード」をすると、アプリ内に保存してあったファイルも一緒にすべて削除されてしまうということです。
止む負えなくアプリを再ダウンロードする場合は、必ずパソコンを利用してバックアップを取ってからにしましょう。
動画がダウンロードできないときの対処法
トルミルの機能を使って上手く動画がダウンロードできない場合は、アプリやデバイスの調子が悪かったり、ダウンロードができないサイトであるなど、何らかの原因が隠されています。
動画の抽出が出来ない場合は、環境を整えて再度挑戦してみましょう。
アプリやデバイスを再起動する
過去に問題なく動画がダウンロードできたサイトにおいて、上手くデータがダウンロードできないときは、デバイスまたはアプリの稼働が不安定な場合が考えられます。
アプリそのものに大型の不具合やバグが発生していない限りは、アプリやデバイスを再起動して状態を整えて再度試してみましょう。
ダウンロードできないサイトや動画ファイルである可能性
ダウンロードを試みているサイトが何らかの理由でトルミルからの動画ダウンロードを制限している可能性があります。
特にドラマや映画をアップしている動画配信サービス(VOD)等にアップされている動画は、ダウンロード失敗になる可能性が非常に高いので諦めた方が無難です。
URLから直接ダウンロードしようとしている
たとえば動画をダウンロードしたいYouTubeにアップされている動画からURLを抜き出して、トルミルの「URL」から直接動画のダウンロードを試みても「拡張子不明」で動画はダウンロードできません。
動画をダウンロードしたい場合は、上記で解説したブラウザから保存する手順で行った方が成功率が高くなります。
保存したはずのファイルが消えたときの対処法
消した記憶がないデータファイルが見つからない場合、考えられるのは、該当のファイルやドキュメントに「パスロック」をかけてしまっているということです。
ON/OFFが簡単に切り替えることができますが、不意に設定してしまうと気づかずに「ファイルが消えてしまった」と勘違いする原因になってしまうので、注意が必要です。
パスロックをかけていないか確認する
データが見つからないときは、画面下の鍵のアイコンをタップしてみましょう。
あらかじめ登録してあったパスコードを入力することで、パスロックで隠れてしまっていたデータが表示され、再生や閲覧が可能になります。
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