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Midjourney(ミッドジャーニー)の著作権に関して解説

現在ネット上では、ミッドジャーニーで生成した画像の著作権について様々な意見が出ている状態です。

今回の記事では、ミッドジャーニーで生成した画像の著作権について解説していきます。

ミッドジャーニーで生成した画像の著作権について

画像作成AIサービスのミッドジャーニーでは、生成した画像の著作権について様々な意見が飛び交っています。

ミッドジャーニーでは画像の生成をAIが行うことから、AIが参考にした画像の著作権侵害に関する責任はどこにあるのかなど、権利に関する問題について言及しているユーザーが多発している状態です。

SNSで画像を投稿するのはOK

ミッドジャーニーで生成した画像に関しては、無料で作成した場合でも有料プランの場合でもSNSで画像を投稿するのはOKです。

SNSの投稿や他のユーザーへの共有などに関しては、ミッドジャーニー内の規定で特に規制されていないものとなっています。

そのため自分が生成した画像をSNSで紹介するなどに関しては、誰が行なっても規約違反の対象にならない行為となっています。

有料プランの場合は商用利用も可能

ミッドジャーニーで作成した画像を商用利用したい場合には、有料プランに加入している場合であれば可能です。

一方でサブスクリプション契約をせずに画像を作成した場合には、商用利用をすると規約違反となってしまいます。

商用利用したい場合には、必ずサブスクリプション契約を行なってください。

年間総収入100万ドル以上の企業で商用利用する場合には法人プランに入る必要がある

ミッドジャーニーで企業の従業員として画像を作成して利用する場合には、法人プランに入る必要があるケースがあります。

ミッドジャーニーで定められている法人プランへの加入対象の企業の基準としては、年間収益が100万米ドルを超える会社としています。

アメリカのドル基準のため変動はありますが、年間収益が約135,000,000円を超える企業、もしくは近い金額の会社の従業員としてミッドジャーニーを利用する場合には、法人プランへの加入を行うことをおすすめします。

他のユーザーの画像と似ている場合も著作権侵害にはならない

ミッドジャーニーで作成した画像に関して、仮に他のユーザーの画像と似たものが作成された場合であっても著作権侵害にはなりません。

ミッドジャーニーのAIでは何十億もの画像を学習させていますが、検索語句がニッチな場合などにはどうしても似た結果の画像が作成されてしまう可能性があります。

注意点

著作権に関しては、作成した画像の著作権はあくまで画像生成者にあるとしていますが、アメリカの法律の考え方として、作成した画像に著作権の付与を否定しているため今後こちらに関しても変動する可能性があります。

AIの学習元はどこになるのか

ミッドジャーニーでは画像を生成するためにAIにかなり多くの量の画像を学習させており、学習元の画像はネットに公開されている画像や写真となっています。

そのためネット上に公開されている画像の大枠や、雰囲気などが丸ごと書き出されてしまうという可能性もあります。

既存の絵の著作権侵害にならないのか

上記の観点から、ミッドジャーニーで生成した画像が既存の絵の著作権侵害にならないかという話題についてSNS上で疑問の声を上げている方も多くいます。

元々の画像作成者が盗作されたと判断して声を上げても、現在のミッドジャーニーの著作権の問題では誰に責任があるのかに関しては定かにならないため、トラブルに発展する可能性があります。

生成した画像について

ミッドジャーニーで生成される画像に関してはAIが独自に生成したものではなく、あくまで複数の既存のイラストと画像の中間地点のものとなります。

そのため月額料金を支払っているからと著作権侵害が横行してしまう世界になるのではないかと、困惑の声を上げているユーザーもいます。

ミッドジャーニー側の権利について

ここからは、ミッドジャーニーで生成した画像に関してミッドジャーニー側の権利についてご紹介していきます。

ミッドジャーニー側が保有している権利

ミッドジャーニーでは作成した画像の権利は画像生成者にあるとしていますが、生成した画像をミッドジャーニー側が公開することや配布することに関しては許容することを規約で定めています。

そのため自分が生成した画像であるからといって、外部への公開を禁止することはできない状態となっています。

一方でこちらに関しては今後サービスの利用を検討しているユーザーへの認知拡大や、画像生成の精度を高めるための記載の可能性が高いです。

ミッドジャーニーで画像を利用する場合の注意点

ここからは、ミッドジャーニーで生成した画像を利用する場合の注意点についてご紹介していきます。

無料プランの場合には生成した画像の利用に注意する

ミッドジャーニーで生成した画像を利用する場合には、サブスクリプション契約をしていない状態で生成した画像を利用する際には注意するようにしてください。

ミッドジャーニーでは無料で画像を生成した場合でも、商用利用以外であれば画像の利用が可能です。

一方で勘違いして商用利用をしてしまった場合などには規約違反となってしまうため、あくまで生成した画像を共有する程度に留めておくことをおすすめします。

今後規定が変更される可能性もある

ミッドジャーニーで生成した画像を利用する場合、今後規定が変更される可能性があるという点にも注意してください。

現状の規定であれば画像生成者に画像の利用の全ての権利があるため、商用利用を含めた様々な利用が可能です。

一方で今後利用の幅が制限される可能性などがあります。

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