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Stable Diffusionにおける呪文についての詳細と呪文ルール、イメージに近いイラストを生成するコツなどを解説

Stable Diffusionでは、AIに対してイラストの生成を命令する文章のことを呪文と呼びます。

この記事では、Stable Diffusionにおける呪文についての詳細と呪文フォーマット、イメージに近いイラストを生成するコツなどを解説していきます。


Stable Diffusionにおける呪文とは

Stable Diffusionにおける「呪文」の詳細について解説していきます。

なお、Stable Diffusion全般の情報が知りたい場合は下記の記事をご覧ください。

画像生成AIのStable Diffusionを無料で使う方法について解説

画像作成の命令文を呪文と呼ぶ

Stable Diffusionに限らず、AI画像作成サービスにおいて画像作成時にどういったものを作成した欲しいのか画風や絵の内容などを細かく記載した命令文を記入して送信します。

Stable Diffusionにおいてはこの命令文を呪文と呼び、人によっては命令を出すことを詠唱と呼ぶケースもあります。

日本語より英語の方がよりニュアンスなどを反映しやすい

なお、Stable Diffusionは日本語入力でも絵の作成依頼が出せますが、英語で入力した方がより細かなニュアンスなどを出しやすいため英語での入力がお勧めです。

英語が苦手であってもDeepL翻訳などの翻訳サービスを利用すれば、よりイメージに近いイラストなどが生成できるため、英語があまり得意でないという人は活用しながら呪文を作成することをお勧めします。

Stable Diffusionにおける呪文のルールなど

Stable Diffusionにおける呪文のルールなどについて解説していきます。

なお、呪文が長ければ長いほど生成に時間がかかる傾向にあります。

フォーマット

フォーマット

  1. 絵の内容
  2. 画風
  3. アーティスト
  4. 追加情報

上記の順に呪文を組み立てるとよりイメージに近いイラストが出来上がりやすいです。

というのも、命令文は文頭に近ければ近いほどイラストにその内容が反映されやすくなるため、絵の内容から絵のニュアンスの順に呪文を組み立てると欲しい絵に反映されやすいからです。

また、3.アーティストと4.追加情報の間に絵の内容に対する補足を入れても良いでしょう。

<絵の内容><画風><アーティスト><追加情報>または<絵の内容><画風><アーティスト><絵の内容の補足><追加情報>という記載にするとイメージに近づきます。

なお、情報の間は「,」や「.」で括ると良いでしょう。例えば、絵の内容と画風の間などの大きな情報の間を「.」で括り、さらに「絵の内容」などの中で情報を分けたい場合に「,」を使うのがお勧めです。

使える文言集

Stable Diffusionの呪文で使うとグッとイメージに近いイラストが出来やすくなる文言を紹介します。

絵の内容

絵の内容

Kawaii:とりあえず付けとくと可愛くなりやすい(ホラーテイストなどの作品が出にくい)

beautiful big anime eye:アニメのような大きな目

profile:横顔

front:正面

*その他、登場人物の詳細や動き、世界観、建物、自然物など

また、絵の内容に関しては、イメージが固まっている場合は、なるべく細かく指定することをお勧めします。

例えば、どういった登場人物が登場するか、場所、人物の動き、人物像(髪色、髪型、服装、種族など)、光の陰影などです。

英語が苦手という場合は、イラストの内容で優先したい順に、「,」で情報を括って書いていくとやりやすいです。

また、最初に書けば書くほどそちらがメインとなるため、風景がメインでそこに人物を登場させたい場合は先に風景について記述し、人物をメインにしたい場合は人物像について先に記載すると良いでしょう。

画風

画風、どのようなテイストのイラストが良いかを設定できます。

画風

Realistic:リアリズム

Concept art:コンセプトアート

Hyperrealistic:ハイパーリアリスティック

Oil paining:油絵

Pencil drawing:鉛筆

Animation、Japanese cartoon、Anime:アニメ調にしたい(より日本調にするならJapanese cartoonやAnimeか?)

Cartoon:漫画風

a photo of:写真

Landscape painting:風景画

Portrait:肖像画

Still image:静止画

natural history:博物画

historical painting:歴史画

genre painting:風俗画

UKIYO-E:浮世絵

Indian ink painting/ink brush painting:水墨画

Granblue Fantasy:幻想的

*具体的なアニメ作品名を入れることでそのアニメ作品のテイストに寄る

アーティスト

アーティスト情報を記入することで、作成するイラストのさらに細かなテイスト・ニュアンスを追加します。

なお、アーティストの指定は複数も可能です。

アーティスト例

《古典芸術など》

レオナルド・ダ・ヴィンチ:Leonardo De Vinci

ミケランジェロ・ディ・ロドヴィーコ・ブオナローティ・シモーニ:Michelangelo

ヨハネス・フェルメール:Vermeer

ピエール・ブリューゲル:Bruegel

フランシスコ・デ・ゴヤ:Goya

ゴッホ:Van Gogh

ジョン・エヴァレット・ミレー:John Everett Millais

クロード・モネ:Claude Monet

《近代・現代》

草間彌生:Yayoi Kusama

村上隆:Takashi Murakami

バンクシー:Banksy

ジャン・フォートリエ:Jean Fautrier

ジャスパー・ジョーンズ:Jasper Jones

ジャクソン・ポロック:Jackson Pollock

《アニメ》

宮崎 駿:Hayao Miyazaki

新海誠:Makoto Shinkai

その他アニメ原画、漫画家、イラストレーター名など

追加情報

これまでの情報に加えて、補足情報を付け加えることが可能です。

また、この情報は最初の方に加えると、よりその性質が強くなり、後の方に加えることでその性質が弱くなります。

追加情報

trending on Artstation HQ:アートステーションHQトレンド

Unreal Engine:リアルな絵

matte painting:マットな質感の塗り

no background:背景無し

pixiv:センシティブでエラーが発生しやすいが

realistic photo:写実的な写真

perfect lighting:明るくなる

--no:与えたキーワードに背いたイラストの生成を行う

--s(625~60000の数字から指定する、大きいほど抽象的に):スタイライズ変数

Stable Diffusionでよりイメージに近い絵を作成して貰うための呪文の作り方

Stable Diffusionでよりイメージに近い絵を作成して貰うための呪文の作り方について解説していきます。

アーティスト名は複数入れるとよりイメージに近く

アーティスト名は一人だけではなく複数指定することも可能です。

複数のアーティストを合わせることでよりイメージに近いテイストのイラストに近づけます。

イメージが固まっている場合は世界観や状況、登場人物の詳細なども記載する

ある程度イメージが固まっている場合は、そのイラストの世界観(ファンタジー、サイバーパンクなど)を入れたり、登場人物の髪型や髪色、服装、状況や動きなども指定したりすると、よりイメージに近いものが出来上がるでしょう。

主題になるものを文頭に入れる

画像作成の命令文である呪文は、なるべく主題・メインにしたいものを文章の始めの方に入れるようにしましょう。

これは、文章の始めのあるキーワードほどメインに描く傾向にあるためです。

つまり、絵のテーマを書く時は、最初にその旨を記述すること、テーマの中でもさらにメインとなるキーワードについては最初に置くことが重要と言えます。

状況別入れると良い文言

状況別入れると良い文言

rim light:リムライト、光が差し込んでいい感じになる

Kawaii girl:特にアニメ調女の子のイラストを作成したいときは「Kawaii」を入れると可愛らしいテイストになりやすい

greg rutkowski:綺麗めの画風にしたい場合

特定の作品名:特定の絵柄に寄せたい場合

特定のキャラクター名:特定のキャラクターを他の画風などで描写してもらいたい場合など

例えば、二足歩行のロボットと言っても、ロボットアニメによって系統が異なります。

ガンダム風のイラストが欲しいのであればGUNDAMを、アーマードコア風であればarmored coreを、マクロス風であればMacrossなど欲しいイラストのロボット像が決まっているなら指定することをお勧めします。

実際に命令してみた例

Stable Diffusionで実際に命令してみた例を紹介します。

呪文例

固有名詞:Kawaii angel girl under the big tree(大樹の下にいる天使の女の子)

画風:Animation,I've been trying to make kawaii characters

アーティスト:Makoto Shinkai

追加情報:trending on Artstation HQ

つまり、今回の場合は「Kawaii angel girl under the big tree.Animation,I've been trying to make kawaii characters.Makoto Shinkai.trending on Artstation HQ1」という呪文を入れたことになります。

また、サイバーパンク×2足歩行のロボットをリアルな画法で見てみたいと考え、下記の呪文を詠唱してみました。

例えば、この2足歩行ロボットをガンダムにしたい場合はGUNDAMといった文言に置き換えたり、付け加えたりすることで、よりイメージしたロボットらしくなるでしょう。

呪文例

固有名詞:In the world of cyberpunk,giant bipedal robot

画風:Realistic

アーティスト:Edgar Degas,Johannes Vermeer

追加情報:Unreal Engine

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