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イラストレーターmimicの詳細や著作権について解説

アップロードしたイラストを自動で学習し、新しいイラストを自動生成するAIのmimic(ミミック)がイラストレーターの間で波紋を呼んでいます。

画期的なサービスながら、著作権の侵害や悪用されやすいサービスなのでは?と問題視されている、このアプリについて詳しく解説していきます。

イラストレーターミミックの概要

引用元:mimic公式サイト

クリエイティブAIとして注目を集めるミミックのサービス概要を解説します。

このサービスは、イラスト制作の参考や、SNSやファンとのコミュニケーションの活性化を目的として開発されたと発表されています。

イラストの画風を学習して新たなイラストを生成するAI

ミミックを一言で説明すれば「イラストの特長を学習したAIが、個性を反映させたイラストを無限に生成できる」画期的なAIです。

サービス名mimic(ミミック)
開発企業RADIUS5 社
イラスト生成に
必要なイラスト枚数
15~100枚
イラスト生成に
必要な時間
2時間~最長4日
生成したイラストの
著作権
イラストをアップロードした
クリエイター
生成したイラストの
著作者人格権
RADIUS5 社

他人のイラストを勝手にアップロードしてはいけない

規約上では、ミミックにイラストをアップして新しいイラストを生成できるのは、イラストを描いた本人やイラストの著作権を譲渡された人のみとされています。

これはイラストをアップロードする際にもはっきりと案内され、規約の全てを理解している旨をチェックボックスで確認されるほど厳重に取り扱われています。

イラストレーターミミックの著作権問題

ミミックのサービス概要を見た人の大半が「悪用」の可能性を考えたのではないでしょうか。

手軽にイラストのデータを入手できる昨今では、他人が描いたイラストをAIにアップロードすることは非常に簡単です。

規約上の表現は詳しいが問題が目立つ

ミミックの規約を要約すると「他者が描いたイラスト(もしくは権利を保有していないイラスト)はアップロードしてはならないし、著作権侵害をした場合は捜査機関への情報提供など、然るべき対処をする」と書かれています。

この規約だけ見ればそれ相応の内容であると感じられますが、具体的な対処方法や判別方法が明記されていないことが最大の問題です。

さらにサービス公開後、Twitterを中心にイラストレーターからサービスを不安視する発言・リプが多発しましたが、これに対して公式が正式な回答をしていないことも、炎上を助長させているといえます。(2022年8月30日現在)

規約があっても

しっかりとした規約やルールが設けられていても、悪意がある人がそれらを素直に守ることは少ないでしょう。

イラストレーターの多くは、「悪用されないための仕組みを設定」すること、そして「悪用されてしまったときの対処方法を公開してほしい」と切望しています。

他者による自作発言や無断転載・悪用などの著作権侵害

ミミックの登場時、一番に心配されたのはAIで生成したイラストを他者が「自作発言・発表」をすること、そして「悪用」されることです。

ミミックで生成されたイラストの著作権は、参考イラストをアップロードしたユーザーが持つことになります。

現在ではSNSへの投稿やpixivといったサービスを使うことで、高画質のイラストを簡単に入手できます。

画像内に「転載禁止」等の署名が入っていても、ミミックを通すことで簡単に削除できてしまうので、投稿者は対処がしずらいでしょう。

これにより、人気イラストレーターの特徴を掴んだイラストが、第三者の手によって一人歩きしてしまいやすくなります。

考えられる悪用

  • 自分の個性が反映されたイラストが知らないところで生まれてしまう
  • SNSなどで自作発言・発表されてしまう
  • 生成されたイラストで勝手にグッズ化される

他者に悪用されたときの対処法が公開されていない

ミミック側では「このイラストはアップデート者が描いたイラスト」とは当然判別することが出来ません。

つまり、テキストのみの規約だけで悪用を抑制するしかない状態であるため、他者に悪用されやすい環境であることは間違いありません。

しかし、現状のミミックの規約上には「万が一著作権侵害があった場合は、然るべき処置をする」という表記に留まっていて具体性がありません。

また作者が悪用されているのを発見した場合も、どのように対処すれば良いかも案内されていない点も問題視されています。

生成されたイラストから逆引き検索する仕組みがない

ミミックには、生成されたイラストがどんなイラストを参考に生成されたのか、どんなユーザーが作成したかなど、イラストが生まれるまでの過程が公開される機能がありません。

この機能が備われば、原案元となったイラストレーターが不正を裏付けることも出来るので、悪用される可能性も抑制できるのでは?という意見があります。

公開設定されたイラストはRADIUS5社がプロモーションに使う可能性

生成されたイラストが、生成者の許可なくRADIUS5社がのプロモーション活動に用いられる可能性があります。

ミミックで作られたイラストの著作者人格権は法律の仕組み上、RADIUS5社が所有することになります。

著作者人格権とは

著作者人格権とは、クリエイターの「名誉」や「作品への思い入れ」を守る権利のこと。

作品の財産的な価値・権利を守る著作権とは別の権利です。

RADIUS5社が所有することになる生成されたイラストの著作者人格権について、同社は「行使しない」とはっきり明言しています。

しかし予期せぬシーンで同社の広告・プロモーション活動内で公開される恐れがあることは理解しておきましょう。

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