Perplexity

Perplexityを日本語で利用するやり方とできない場合の対処法について解説

昨今、AIにイラストを描いて貰ったり、文章を書いて貰ったりできるサービスも珍しくありません。

この記事では、最近話題のPerplexityというAIを日本語で利用するやり方とできない場合の対処法について解説していきます。


Perplexityと日本語対応について

Perplexityは質問すると、その返答とウェブサイトを引用してくれるサービスです。

全体的な表示は英語となっており、翻訳機能を持ったアドオンの導入や翻訳機能を持ったブラウザの機能を使えば全体的な表示を日本語にできます。

また、質問とその答えに関しては、日本語で質問すれば日本語で答えが返ってきます。

ただし、質問によっては日本語の翻訳精度が低い、英語と日本語での返答で精度に差があるといった声も多いことから、特に英語圏で詳しい内容については英語での質問をおすすめします。

もし、英語が分からないという場合は、翻訳サービスで質問を英語にし、それをPerplexityで送信して英語で答えが返ってきたら、翻訳サービスで日本語にするといった方法がおすすめです。

Perplexityの返答を日本語で貰う、日本語にするためのやり方

Perplexityの返答を日本語で貰う、日本語にするためのやり方について解説していきます。

日本語で質問する

スマホブラウザ版Perplexityにアクセスしたら、Ask afollow upをタップして質問を入力し送信してください。

質問の内容は日本語で書くようにしましょう。

日本語で答えてと付ける

もし、日本語で質問したのに返答が英語だった場合、「○○について、日本語で教えて」または「○○について、日本語で答えて」という形式で質問してください。

ただし、内容によっては「○○について、日本語で教えて」「○○について、日本語で答えて」形式で質問しても英語で返ってくるケースもあります。

翻訳サービスを利用する

2023年2月2日時点では、PC版だと日本語で質問したとしてもほぼ英語での返答でした。

2月3日時点ではPC版も日本語で質問するとほぼ日本語で返ってくるようになったので、もし日本語での答えが欲しい場合はそのまま日本語で質問しましょう。

英語と日本語それぞれで質問すると違う答えが返ってきます。

これは、英語のウェブサイトと日本語のウェブサイトをそれぞれ引用するため、引用元の内容が異なると内容が変わってしまうためです。

このような理由から、特に英語圏で詳しい内容、よく研究されている・発表されている内容であると、英語で質問しその答えを翻訳サービスで日本語にするといった方法の方が精度が高くなりやすいです。

逆にそれほどマニアックな内容でなければそこまで精度が変わらない(内容は違っても似たような内容が表示される)ケースも多いため、日本語での質問が手間も少なくおすすめできます。

おすすめの翻訳サービスはDeepL翻訳です。

もし、英語圏で詳しい内容などを質問したい場合は、①翻訳サービスで質問を日本語から英語に変換②Perplexityで質問する③Perplexityの答えを翻訳サービスで日本語に翻訳するといった流れがお勧めです。

Perplexityの日本語質問、英語質問との比較

日本語

英語

Perplexityでそれぞれ日本語、英語で質問し答えを貰いました。

この結果から、その言語によってその言語を対象とするウェブサイトが引用されていること、引用しているサイトが異なることから内容が異なるといったことが分かります。

日本語での答えは精度に問題がある、文脈や文章が読みにくいといった声もありましたが、明確な答えのあるもの、日本語でも詳しいサイトがあること、日本でも有名なことであれば、それなりに分かりやすい内容が返ってきます。

ただし、例えばアメリカで有名なことで日本ではマイナーなことであれば英語の方が詳しい情報を得られる可能性が高いです。

また、特に自然科学の分野などだと英語の論文での発表がメインとなっていることから、論文や研究になるような内容であれば英語での質問の方がより的確な情報を得やすいと考えられるでしょう。

また、日本語で質問して英語で返ってきた時と、同じ質問を英語でした時のケースは上の通りとなっています。

右のスクショと左のスクショは答えが全く同じであることが分かります。

日本語で質問したとしても、答えが英語になると引用元も英語圏でのものとなることが分かりました。

Perplexityを日本語にする場合の注意点

Perplexityを日本語にする場合の注意点について解説していきます。

漢字変換確定のEnterを押すと送信される

PC版では文字を漢字やカタカナなどに変換する際にEnterを押すだけで確定されて、そのまま質問が送信されてしまいます。

そのため、短い質問を送るか、変換せずに送るか、メモ帳などにメモってから貼り付けるなどの対処を取るしかありません。

日本語と英語で精度に差がある

日本語と英語で引用元が変わるため、内容の精度に差が出ます。

これは、英語で答えが返ってくる場合は、英語圏のウェブサイトを引用元とし、日本語で答えが返ってくる場合は日本語圏のウェブサイトを引用元とすることが原因と考えられます。

特に英語圏では研究が進められているものに関しては英語での質問の方がより細かな情報を手に入れやすいです。

日本語で質問しているのに英語で返答が来るケースも

日本語で質問しているのに英語での返答となるケースもあります。

もし、PCで質問している場合はスマホからアクセスして質問するようにしてください。

スマホで質問すると日本語での返答に対応しています。

Perplexityを日本語化できない場合の対処法

Perplexityを日本語化できない場合の対処法について解説していきます。

メモ帳などに文章を書いてからコピペする

PCで質問する際は、日本語入力すると変換の際のEnterで自動的に送信されてしまいます。

そのため、メモ帳などで文章を完成させてからコピペするのがおすすめです。

ただし、PCだと日本語で質問こそできるものの答えは英語でのものとなるため注意が必要です。

日本語で答えて、日本語で教えてと付ける

「○○について、日本語で答えて」「○○について、日本語で教えて」といった形式で質問することにより日本語での返答を得やすいです。

もし、スマホから日本語で質問したはずなのに英語での返答となってしまった場合は、この形式にして質問してみると良いでしょう。

スマホブラウザだと変換で自動送信にならず使いやすい

PCだと文字変換で自動送信されてしまいますが、スマホからであれば変換も問題なく行えます。

つまり、コピペなどを使わなくても漢字やカタカナなどを加えた文章を書いて一気に送ることが可能です。

また、スマホからのアクセスであれば日本語の返答を得られるため、日本語での答えが欲しい場合はできればスマホで質問することをおすすめします。

もちろん、スマホからであっても英語で質問すれば英語での返答を得られます。

日本語で答えてと言っても質問内容によっては、英語でしか返ってこない

「日本語で答えて」「日本語で教えて」といった文言を付けても、質問内容によっては英語でしか返答がありません。

何度か試したところ、英語圏の人名を入れた時に起こりやすかったので、例えばその人が行った研究の内容で質問することで日本語で近い答えを得られる可能性もあります。

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