Zoomで複数人で会議をする場合、話を聞きたい人の声が他の人の声と混ざって聞こえないということもあります。
そのような場合には、ミュート機能がとても活躍します。今回はZoomのミュート全般の設定に関して詳しく解説していきましょう。
Contents
Zoomのミュートを勝手に解除できる・できないの設定の違い
Zoomのミュートには2種類の設定方法が存在します。
- ホストや参加者が自由にミュート設定可能で、勝手に解除できる
- ホストが参加者全員をミュートにすることができ、なおかつミュート解除が勝手にできない設定をしている
自分でミュートにする方法
Zoomで一般的なミュートの方法をご紹介します。
Zoomで通話に参加した際に、左下に「マイクのマーク」が表示されるので、ここをクリックすればミュートになります。
ポイント
複数人で通話する場合は、話し手の邪魔をしないためにもミュート設定にしておくことをおすすめします!
自分でミュートにしてもホストに解除される可能性も!
参加者が自分でミュートにしていても、ホストはそのミュートを解除する権限があります。
しかし、その場合には参加者側にミュートを解除するかしないかの判断をすることが可能です。
- ミュートのままでいたい場合は「ミュートのままにする」を選ぶ
- ホストにミュートを解除されてもいい場合は「自分自身をミュート解除する」を選ぶ
※ただし、ホスト側が個別で参加者をミュートにした場合は、ホスト側で勝手にミュート解除することが可能です。
解除するには?
Zoomで通話をしている際にミュートを解除したい場合は、左下にある「ミュート解除」と書いてある「マイクのマーク」をクリックすれば解除可能です。
解除することにより、相手に音声が聞こえるようになります。
あらかじめミュートにしておく設定方法&解除方法
Zoomでは通話に参加する前にあらかじめミュートにしておく方法があります。
あらかじめ設定しておくには、まずZoomを開き右上にある「歯車マーク」をクリックしてください。
次に左メニューから「オーディオ」をクリックします。
設定の項目が表示されるので「ミーティングの参加時にマイクをミュートに設定」にチェックをいれましょう。
そうすることで、次回から通話に参加するとミュートの設定になっています。
ミュートを解除するには、参加後に「マイクのマーク」(ミュート解除)をクリックすることで解除ができます。
ちなみに、先ほどの設定から「ミーティングの参加時にマイクをミュートに設定」のチェックを外せば、通話開始時にはミュート解除になっている設定で通話可能になります。
参加する際にミュートにしておく方法
Zoomではミーティングに参加する前にミュートにするか、しないかの設定も可能です。
その方法としてはまず、Zoomの「参加」をクリックします。
「ミーティングに参加」の画面が表示されたら「オーディオに接続しない」にチェックを入れて、参加してください。
そうすると、「コンピューターでオーディオに参加」が表示されるので、右上の「×」をクリックしましょう。
これで、相手には音声が聞こえない設定になっています。
途中から音声に参加したくなった場合には「オーディオに参加」をクリックしてください。
そうするとことで、再度オーディオに参加の画面が表示されるので、「コンピューターでオーディオに参加」をクリックすると音声に参加できます。
指1本でミュートをオンオフできる新機能
Zoomでは、通話中にスペースキーを押すことで、ミュートをオンオフできる機能がついています。
このミュートのオンオフ機能を使うことで、「話したいときにオン/話を聞きたいときにオフ」と使い分けると他のユーザーに迷惑をかけたりすることがありません。
スペースキー長押しで話すときだけミュート解除
先ほどスペースキーを押すとミュートのオンオフができると解説しましたが、実はスペースキーを長押しすることで、一時的にミュートが解除できる機能も存在しています。
一時的にミュートの解除を行う場合はまず、Zoomの右上に表示される「歯車マーク」をクリックします。
次に左のメニューから「オーディオ」をクリックしてください。
設定項目の「スペースキーを長押しして、一時的に自分をミュート解除できます」にチェックをいれましょう。
これで、通話中一時的にミュート解除ができます。
スペースキーを利用してオンオフする機能と違い、話す間だけ押すので、ミュートのし忘れを防げます。
ちなみに、先ほどの設定画面から「スペースキーを長押しして、一時的に自分をミュート解除できます」のチェックを外せば、設定がオフになります。
勝手に解除されないようにホストが強制的なミュート管理をする
ホストがミュートにする方法と解除方法については以下の記事にて詳しく解説しています。
Zoom迷惑ユーザーをブロックする手順を解説!ブロックはバレるのか?
Zoomではビデオ通話を通じて会議を大人数でできるところが魅力的ですが、会議を邪魔する迷惑行為を行うユーザーが多いという現実があります。 今回は会議を邪魔されないためにもブロックする方法を伝授します。 ...
続きを見る
ミュートやミュート解除をショートカットキーでする方法
ミュートやミュート解除は画面をクリックする以外にも、ショートカットキーで簡単にオンオフする方法があります。
どのようなショートカットキーを利用するのか以下にまとめてみました。
ショートカットキー
■Windows■
- Alt+A:ミュートのオンオフ
- Alt+M:全員のミュートのオンオフ(ホストだけの機能/ホストのミュートは変更されない)
■Mac■
- Command(⌘)+Shift+A:ミュートのオンオフ
- Command(⌘)+Control+M:全員をミュートにする(ホストだけの機能/ホストのミュートは変更されない)
- Command(⌘)+Control+U:全員のミュート解除(ホストだけの機能/ホストのミュートは変更されない)
マイクやスピーカーを選択することも可能
Zoomの通話中のミュートマーク右側「^」をクリックするとマイクやスピーカーを変更できる設定メニューが表示されます。
こんなときにおすすめ!
- 相手の声が全く聞こえてこない
- こちらの声が相手に全く届いていない
上記のような場合にはここで、マイクやスピーカーを変更するという方法もいいでしょう。
ちなみに、スピーカーとマイク変更後には、同じ設定画面から「スピーカー&マイクをテストする」をクリックして、スピーカーやマイクが反応しているかチェックしてください。
テストを開始すると、始めにスピーカーのチェックが始まります。
無事に音声が聞こえた場合には「はい」をクリックしましょう。
次に、マイクのテスト画面が表示されます。
ここでもマイクがしっかりと反応している場合には「はい」をクリックしましょう。
テストが終わると、上のような画面が表示されるので「終了」をクリックすることで、テスト完了です。
どうしても通話をしたい人は電話オーディオにする
マイクやスピーカーのテストをしたのに、「全く音声が聞こえない/相手に聞こえていない」だけど、どうしても通話したいという場合には有料にはなりますが、通常の電話をすることができます。
ミュート横にある「^」⇒「電話のオーディオに切り替える」の順番で利用可能です。
通常の電話料金が発生してしまうので、注意が必要です!
ミュートのボタンがない!原因と対処法
Zoomで通話したのになぜか、ミュートのボタンがない!そういった場合に考えられる原因と対処法についてここから紹介していきます。
オーディオ参加をクリックしていない
Zoomで通話を始めたのに、ミュートボタンがない!という場合には上の画像のように「オーディオに参加」していない可能性があります。
この場合には「オーディオに参加」をクリックしてください。
そうすると上のような画面が表示されるので「コンピューターでオーディオに参加」をクリックしましょう。
通話画面のメニューにミュートのボタンが表示されます。
一定時間でメニュー表示が消えるようになっている
Zoomで通話しているのに全くミュートボタンが表示されないという場合には、一時的にメニューが消えている可能性があります。
Zoomは一定時間経過すると、上の画像のようにメニューが消えます。
しかし、カーソルを少し動かすだけで再度、ミュートなどのメニューが表示されるので、試してみてください。
画面共有でも一時的にミュートボタンは消える
画面共有をしている場合は、メニューが非表示になり、ミュート以外のボタンなども消えてしまいます。
ですが、画面共有の上部(IDなどが書いてある部分)にカーソルをもっていくことでメニューが表示されます。
相手の声が聞こえない場合の対処法
相手の声が聞こえない場合には以下の記事にて対処法が詳しく解説されています。
ZOOMでマイク設定する手順やマイクが検出されない、相手の声が聞こえない場合の詳細と対処法を紹介!
リモートワークが増加する中で、利用も増えてきたオンラインミーティングサービス「ZOOM」。「ZOOM」ではマイクが内蔵された機器を使うことによってオンライン上で会話することも可能です。 ...
続きを見る