Google Chromeのサイドパネルを消去する方法やアイコンの非表示の仕方

最近になってGoogle Chrome(グーグルクローム)の画面右上にサイドパネルが実装されました。

サイドパネルは要らないという人向けに、この記事ではサイドパネルやアイコンを非表示にする方法を解説します。

Google Chrome(クローム)にサイドパネルが実装される

以前より他のブラウザではサイドパネルが利用できましたが、Google Chrome(グーグルクローム)に実装されたのは最近になってのこと。

Google Chrome画面右上、ブックマーク上部にある四角形のアイコンがサイドパネルです。

サイドパネルにあるリーディングリスト

サイドパネルを右クリックすると、画面右側にリーディングリストとブックマークの2つが表示されます。

青文字の現在のタブを追加をクリックすると、現在見ているサイトを後で読むことが可能になります。

リーディングリストは、今は余裕がなくて読めないけれど後で読みたい記事がある時などに活用してみましょう。

リーディングリストは、最初にiPhoneとWindows OS、macOSで実装されたのちAndroid(アンドロイド)が試験中に入りました。

リーディングリストにページを追加する

リーディングリストにページを追加するには、追加したいページにまずアクセスしましょう。

画面右上のサイドパネルアイコンを右クリックし、リーディングリストの＋現在のタブを追加を右クリックします。

リーディングリストを同期する

パソコンで保存したリーディングリストは、スマートフォンと同期することができます。

パソコンで追加した記事をスマホで読み直したい時、わざわざタイトルを検索バーに入れてアクセスしていたらひと手間かかります。

「ブックマーク」でも同じことができるので、ぜひ試してみてください。

スマホのSafariでは、右下の本マークをクリックしブックマークの右横にあるのがリーディングリストです。

同期するにはまずChromeアプリで画面右上のアイコン（丸い画像）をタップし、アカウントにログインします。

設定画面を開いて同期を押し、リーディングリストのボタンをオンにしてください。

そのアカウントでログインしているすべての端末と同期し、同様のリーディングリストを閲覧できます。

この設定はSafariからではできませんので注意してください。

未読・既読を使い分ける

リーディングリストにある記事は、✓(ペケマーク)を付けると既読になります。

✓を付けなければ未読ということになり、とても便利なので使ってみてください。

もう1つはブックマーク

サイドパネルのリーディングリストの横にあるのはブックマーク。

ブックマークは前からGoogle Chrome(グーグルクローム)のサイドバー(画面上側)にありますが、サイドパネルでは画面右側での閲覧が可能です。

ブックマークが画面の上側と右側どちらに設置する方が作業しやすいかは人によるので、自分の好みで選択できるのはとても便利です。

ブックマークサイドバーで左にサイドバーを置ける

Chromeブラウザでは、「ブックマークサイドバー」を拡張機能として追加するとさらに便利です。

現状のChromeリーディングリストは画面右側にのみ表示ができますが、この拡張機能を利用すれば左側にサイドバーを付けることができます。

この拡張機能をインストールすれば、サイドバーの配置や開き方などを自分用にカスタマイズできます。

Google Chromeサイドパネルを非表示にしたい

次にGoogle Chromeのサイドパネルを非表示にする方法を紹介します。

サイドパネルを非表示にする方法

サイドパネルは画面右側に表示されている、右上の×をクリックすれば消去することができます。

この作業は簡単ですが、これだけでは画面右上のサイドパネルアイコンは消えません。

永遠に無効化できるわけではない

上記の方法だけではサイドパネルのアイコンを消すことはできません。

アイコンが気になる人は、chrome://flags/にアクセスしてみましょう。

その画面の検索バーに「Side panel」を入れて検索します。

画像の一番上にあるSide panel右横のDefaultよりプルダウンをクリックしてください。

そこからDisabledを選択後、RelaunchをクリックしてChromeを再起動します。

Chromeの再起動はアドレスバーに「chrome://restart」と入力してEnterを押してください。

再起動できたら、画面右上のサイドパネルアイコンが消去されているかを確認してください。

「設定」に無効化できる機能はない

Google Chromeの画面上でサイドパネルを表示を選択することはできますが、ドラッグする・変更を加えるなどはできません。

Chromeのアイコンの右側に設定があるものの、そこからサイドパネルについて設定することも不可能です。

Google Chromeのアイコンを削除する

さらにGoogle Chromeのアイコンを削除する方法を2つ紹介します。

サイドパネルやアイコンを消し、すっきりとした画面で作業したいと考える人はぜひ試してみてください。

ショートカットのプロパティからアイコンを削除する

Google Chromeのアイコンを削除するには、まずChromeのショートカットを右クリックしてプロパティを選択してください。

そうしたらGoogle Chromeのプロパティという画面が表示されるので、リンク先(T):の末尾に「--disable-new-avatar-menu」を追加します。

これで画面下の適用(A)をクリックしてください。

※ここではブラウザVivaldiで同様の操作をしております。

再起動後にアイコンが消えたのを確認する

Google Chromeを再起動できたら、アイコンが消えているはずです。

手順が容易で誰でも試せるので、ぜひやってみてください。

設定から「このユーザーを削除する」を選択する

Google Chromeでは複数アカウントの切り替えが可能で、画面右上のアイコンから現在ログインしているアカウントを確認することができます。

このユーザーが不要になった時は、画面右上のアイコンを右クリックしてください。

メニューからユーザーを管理を選択します。

「他のプロフィール」右横のプロフィールを管理（赤枠部分の設定マーク）をクリックし、このユーザーを削除を選択します。

または画面右上のアイコンをクリック後、縦三点リーダーをクリックしユーザーを管理からユーザーを削除する方法もあります。

この操作を行うと、そのアカウントでの閲覧履歴・ブックマーク・パスワードがすべて削除されるので注意してください。

これらの情報を残しておきたい場合は、Googleアカウントを同期する必要があります。

Google Chromeサイドパネルを非表示に出来ない原因と対処法

Google Chromeのサイドパネルを非表示にできない原因を4つ挙げるので、当てはまる人は各項目を参考にしてみてください。

そもそもアップデートで無効化されるので要注意

サイドパネルはパソコンをアップデートすると無効化されてしまいます。

Windowsアップデートの場合月に一度更新する必要があると思うので、その都度注意してください。

Disabledを選択してから再起動していない

上述の通りchrome://flags/で手順を踏めばサイドパネルを無効化できますが、その後Chromeを再起動しなければ非表示にはできません。

ちゃんとChromeを再起動したのか、一度確認してみましょう。

Side panelの3項目をオフにする

上述のchrome://flags/で「Side panel」を検索すると、「Side panel」「Side panel drag and drop」「Unified side panel」の3項目が表示されます。

この3項目のDefaultよりプルダウンをクリックし、すべてDisabledに変更しRelaunchを選択してください。

Chromeを一度終了する

上記3つの原因を取り除いてもサイドパネルを非表示にできなければ、Chromeを一旦閉じてみましょう。

Chromeは画面右上の縦三点リーダーをクリックし、一覧から終了を押せば閉じられます。

Chrome自体に何か問題があるのかもしれません。