iPhoneに最初からインストールされているブラウザアプリSafari(サファリ)を愛用している方も多いでしょう。
今回はiPhoneユーザーが重宝しているSafariの検索機能を使うと、検索先のページが勝手に一番下に下がって表示される症状について解説していきます。
Safariで検索すると1番下に飛ばされる現象の詳細
通常、検索結果のページは、ページの先頭である最上部が表示されるのが一般的かつ当たり前の認識かと思います。
しかし稀に、何らかの原因でページの最下層が表示される不具合が発生することがあります。
発生先は「Googleの検索結果ページ」や「一部のホームページ」などが挙げられ、症状によって考えられる原因や対処法も少しずつ変わってきます。
Googleの検索画面でページの一番下の部分が表示される
Safariを使ってGoogleの検索結果を表示させると、通常はページの先頭を表示するはずの結果表示画面が、いきなり最下部を表示させてしまうという不具合が起こっています。
Googleの検索ページの最下部とは、次のページへ推移する項目や、関連検索ワードを表示させている位置を指しています。
本来であればこのような動きをするはずがなく、肝心の検索結果を見るためには手動でページの先頭へ移動する手間がかかってしまいます。
一部のホームページでページの一番下に勝手にジャンプする
検索結果からの推移、ブックマークからの推移を問わず、本来はページの先頭を表示するはずのホームページで、いきなりページの最下部を表示してしまうケースもあります。
ブックマークからの推移の場合、数日前までは問題なくページのトップを表示していたにも関わらず、ある日突然ページの下に勝手にジャンプしてしまうこともあります。
Safariで検索すると1番下に飛ばされる現象の原因
Safariで起こっている検索結果やホームページでの表示の不具合には、いくつかの原因が隠されています。
不具合の原因
- iPhoneに蓄積されたキャッシュが不具合を起こしている。
- SafariアプリやiPhoneの不具合など、使用しているツールに問題がある。
- 閲覧しているホームページの仕様。
原因が変われば解決方法も変わってくるので、まずは自分のiPhoneで発生している症状を照らし合わせて原因を特定していきましょう。
iPhoneに蓄積されているキャッシュが悪さをしている
スマートフォンやパソコンなど、インターネットを行うデバイスには過去の閲覧データや受信したホームページの情報を逐一蓄積する機能が備わっています。
この集められたデータ、いわゆる「キャッシュデータ」が、検索エンジンやホームページの表示を阻害している可能性が非常に高くなっています。
キャッシュデータそのものは、便利かつ快適にインターネットを閲覧するために必要不可欠なので、決して悪いものではありません。
しかしデバイスを再起動することなく長期間使い続けることで、膨大なキャッシュデータが溜まってしまうと、一時的な不具合や動作を不安定にしてしまうことがあります。
Google検索結果画面が一番下まで勝手に下がる不具合、ホームページのページが最下部を表示する不具合、両方の原因に当てはまります。
Safariの不具合
Safariアプリそのものの不具合で、一時的に挙動をおかしくしてしまっている可能性があります。
特にOSアップデート後など、デバイスにとって大きな変化があった後などは不安定になりやすい傾向があるので、使用の際は注意が必要です。
自動スクロール機能を使っている
その名の通り、手で画面を触れなくてもページを自動的にスクロールしてくれる「自動スクロール」を行ってくれるアプリがあります。
アプリによって自動スクロール機能がONになるタイミングは異なり、場合によっては、スマホを傾けるだけで自動的にスクロールを開始するアプリも存在しています。
普段から自動スクロール機能を使っている場合、予期せぬタイミングでアプリの機能がONになってしまい、勝手にページをスクロールしてしまっている可能性が考えられます。
ページの仕様で勝手に表示が下がるように設定されている
ホームページは作り手の設計次第で、ページジャンプした後、即座に特定の項目を表示させることが可能です。
また、Google検索などの検索エンジンで調べものをした際、調べものの結果の項目を即座に表示させ、同じページ内であっても関連度が低いと思われる項目を勝手にスキップするケースもあります。
このように、ホームページやGoogle検索の仕様でページのトップを表示させることなく、勝手にページの下部までジャンプすることも多くあります。
Safariで検索すると1番下に飛ばされる現象対処法
Safariで検索した際に表示ページがいつもと違う動作をしたときは、Safariやデバイスの不具合を疑いましょう。
なお、上記項目で解説した「ページの仕様で勝手に表示が下がるように設定されている」場合は、そのホームページやGoogle検索の機能の一端ですので、解決することは困難です。
ホームページ上の仕様であるか否かを確認するには、以下の対処法を行っても同じようにページが勝手にジャンプするようであればホームページの仕様だと切り替えましょう。
履歴とWEBサイトデータを削除する
iPhoneに蓄積されている履歴やキャッシュデータを全て削除することで、挙動をおかしくしていた原因も取り除ける可能性が非常に高くなっています。
ただし、この方法は以下のデータが全て消えてしまいますので、あらかじめ準備をして対処しましょう。
注意すること
- 過去の閲覧履歴が全て消える。
- ログイン状態のサービスから全てログアウトされる。
- よくアクセスするサイトが、新規タブに表示されなくなる。
なお、ログイン状態のサイトから強制的にログアウトをされてしまいますが、デバイスに記憶させてあるパスワードまでは消えませんのでご安心ください。
削除手順
設定Appのインストールされているアプリ一覧からSafariを選択してください。
次にページ中ほどにある履歴とWebサイトデータを消去を選択。
確認で履歴とデータを消去を選択すると、全てのデータを消すことができます。
アプリとデバイスの再起動やOSのアップデートを行う
iPhoneやそのほかのスマホに対しても言えることですが、一時的な不具合が発生した場合は以下の方法を試してみましょう。
対処方法
- Safari(アプリ)やiPhoneを再起動する。
- iPhoneのOSを最新までアップデートする。
Safariは単独のアップデートはできず、OSがアップデートする際に自動的に書き変えられているアプリです。
iPhoneとSafariは切っても切れない関係性であり、アンインストールをすることも出来ません。
自動スクロール機能をOFFにする
自動スクロール機能をインストールしている方は、一旦機能をOFFにしたりアプリをアンインストールして様子を見てみましょう。
Safari auto scrollの削除方法
ここではiPhoneに始めから入っている「ショートカット」アプリの拡張機能「Safari auto scroll」の削除方法を解説します。
まずはショートカットアプリの「マイショートカット」一覧画面で選択をタップし、削除するSafari Auto Scrollにチェックをつけます。
次に画面右下の削除をタップ。
確認画面で○個のショートカットを削除を選択して拡張したショートカットの削除が完了です。
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