YouTubeアプリで動画を再生する時に、デバイスの傾きによって動画の向きが変わる機能があります。
この記事では、YouTubeアプリで動画を再生した時に回転の向きが変わらない、全画面にすると180度回転しなくなる現象の詳細と原因・対処法について解説していきます。
Contents
YouTube動画の再生時に回転の向きが変わらない、回転しなくなる現象が発生
YouTube動画の再生時に動画の回転の向きが変わらない、回転しなくなる現象が発生することがあります。
現在発生している現象に関しては、全画面表示(横画面)にした時に向きが固定されて180 度回転できなくなってしまうものです。
つまり、デバイスを横向きにした時の上と下をデバイスの傾きなどで180°回転させることが出来なくなりました。
全画面表示にしたときに向きが固定されて180 度回転できなくなった
横画面にした時に自動回転が固定されて、デバイスの傾きで動画の向きを変更出来なくなる現象が発生しています。
つまり、これまでスマホケースのタイプによってデバイスの横向きで見やすい方向があった場合、そちらに合わせて動画を180度回転させるといったことも出来ましたが、180度回転させられなくなったため、全画面にした時に単一の方向にしか向けられないことになりました。
YouTubeアプリの仕様変更
YouTubeアップデート後、2022年9月3日頃からYouTube動画を全画面にした時に180度の回転が出来なくなる現象が報告されています。
そのため、仕様変更によるものと考えられます。
YouTube動画の再生時に回転の向きが変わらない、回転しなくなった原因
YouTube動画の再生時に回転の向きが変わらない、180度回転しなくなった原因は下記の通りです。
原因
- デバイスの回転設定がオフになっている
- 画面サイズに合わせて拡大がオンになっている
- YouTube側の不具合
- YouTubeの仕様変更
YouTube動画の再生時に回転の向きが変わらない、回転しなくなった場合の対処法
YouTube動画の再生時に回転の向きが変わらない、180°回転しなくなった場合の対処法を解説していきます。
デバイスの画像を回転させる設定をオンにする
デバイスの画像を回転させる設定をオンにすることで、YouTubeアプリ側もデバイスの傾きによって動画を回転させることが可能です。
普段は、デバイスの設定をオフにしていても、YouTubeの動画は回転出来るという場合でも、不具合発生時はこの設定をオンにすることで回転するようになるケースもあります。
デバイスの画像を回転させる設定をオンにするには、回転アイコンをタップして、有効状態にすればOKです。
動画の画質設定を自動にする
YouTubeの動画の画質設定が高画質になっていると、動画が回転しなくなることがあります。
今回の不具合でも、この設定を別のものに切り替える(自動がお勧め)ことで改善が見られるケースが報告されています。
動画の再生画面で動画の画質設定を変更するには、動画の上部に表示されるメニューアイコンを選択し画質をタップしてください。
自動(推奨)をタップしましょう。
また、YouTubeアプリトップ画面から設定を変更したい場合は、プロフィールアイコンを選択し設定をタップしてください。
動画の画質設定を選択し自動(推奨)をタップしましょう。
YouTubeのストレージを削除する
YouTubeアプリのストレージを削除することで、動画の回転がしない不具合を解消出来るケースがあります。
キャッシュとデータの削除方法に関しては下記の記事をご覧ください。
画面サイズに合わせて拡大をオフにする
画面サイズに合わせて拡大をオンにしていると、画面の回転による切り替えが行えなくなるケースがあります。
そのため、動画が回転出来ない不具合が自分にのみ発生している場合は、画像サイズに合わせて拡大の設定をオフにすることで解決するケースもあります。
画像サイズに合わせて拡大をオフにするには、プロフィールアイコンから設定を選択してください。
全般を選択し画像サイズに合わせて拡大をオフにすればOKです。
Android System WebViewのキャッシュを削除する
Androidの場合は、Android System WebViewというアプリをアプリと通知から探し出してキャッシュを削除することで解決するケースがあります。
Android System WebViewをデバイス内から探すには、設定からアプリと通知を選択し、検索アイコンをタップしてください。
「Android」と検索し、表示された候補の中からAndroid System WebViewをタップします。
キャッシュの削除方法に関しては下記の記事をご覧ください。
全画面表示アイコンをタップする
再生画面で横にすると自動的に横向きの全画面再生となりましたが、2022年9日3日頃からこの方法で全画面に出来なくなったという報告者が増えています。
そのため、手動で全画面表示(横向き表示)にするには、全画面表示アイコンをタップしましょう。
動画を上にスワイプする
全画面でない動画を上にスワイプすることにより、動画が全画面表示になります。
もし、デバイスを横にしても自動的に全画面表示にならない場合、この方法で全画面表示にすることが可能です。
再生後、横回転して一時停止し電源を落とす
180度回転させたい動画を再生し、全画面表示アイコンや上スワイプによって全画面(横画面)表示にします。
動画を一時停止し、デバイスの電源ボタンを押して一度画面を落としたら、再度電源を付けてデバイスの画面を開くことで180度回転させられます。
その後、続きから動画を見たい場合は再生ボタンをタップしてください。
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