大ヒットしているフジテレビ系木10ドラマsilent。
この記事では、silentの詳細となぜ人気なのか、その魅力を紹介していきます。
silentの人気の詳細について
2022年話題のドラマsilentの人気の詳細について解説していきます。
若年層、中高年など幅広い支持
silentは、若年層はもちろん、中高年など幅広い支持があるドラマです。
中高年の視聴者によると、懐かしい感じがする、青春を思い出すといった声が大きく心をつかんでいるようです。
「#silent」が世界トレンドに
「#silent」が世界トレンドになったり、毎週放送されるとトレンドになったりするなどTwitterの反応からも人気があることが分かります。
また、ちむどんどんが「#ちむどんどん反省会」などのタグで批評が賑わったように、silentに関してもTwitterで感想を言い合うユーザーが多い(こちらはポジティブな感想が多い)ことも、自分も見てみようとなる人が増えている原因の一つと言えるかもしれません。
TVerのお気に入り数がすごい
Tverのsilentお気に入り数を確認してみると、2022年11月6日時点で211.6万人となっています。
Tverのドラマランキングとしても1位であり、2位のクロサギ(新シリーズ2022)のお気に入り数が84.7万人と考えると2倍以上となり圧倒的な1位です。
見逃し配信の再生数がすごいことに
silentはFODやTverで見逃し配信されていますが、例えば第四話であれば11月2日のタイミングで累計603万再生、累計(全話)なら2265万再生となっており、再生数が歴代記録を更新しています。
登場人物
出演者
青羽 紬:川口春奈
佐倉 想:目黒蓮
戸川湊斗:鈴鹿央士
桃野奈々:夏帆
佐倉律子:篠原涼子
春尾正輝:風間俊介
佐倉 萌:桜田ひより
青羽 光:板垣李光人
あらすじ
主人公の青羽 紬(川口春奈)は高校時代に数ヶ月間恋人であった佐倉 想(目黒蓮)がいました。
想と紬は恋人として幸せに過ごしていましたが、想は東京の大学へ進学した時に突然別れを告げて消えてしまいます。
8年が経過し、紬は幼馴染で想の友人だった戸川湊斗(鈴鹿央士)と恋人になり、幸せに過ごしていました。
そんなある日、紬は駅で偶然、想を見かけてしまいます。
silentはなぜこんなに人気なのか魅力を紹介
silentはなぜこんなに人気なのか魅力を紹介していきます。
人気のある俳優が出演
主演は川口春奈、メインキャストとして佐倉 想(Snow Man目黒蓮)、戸川湊斗(鈴鹿央士)、桃野奈々(夏帆)、脇を固める佐倉律子(篠原涼子)春尾正輝(風間俊介)など人気俳優やジャニーズが出演しています。
目黒蓮の切ない手話の演技に絶賛の声
佐倉 想は、後天的に耳が聴こえなくなってしまいました。
佐倉 想役である目黒連の必死に紬に言葉を伝えようとする感情が籠った手話の演技(特に1話最後)がSNSなどで話題となりました。
学生時代と現在に共感する
幸せだった青春時代(学生時代)と共感出来るセリフの数々、嫌い合って別れたわけではない今も忘れらない人と偶然再会した時の心情など、実際に自分に訪れたらどう感じるのか、どう行動するのかを置き換えて共感する視聴者も多いです。
そのため、過去の幸せな時代に共感を抱きキュンキュンする人もいれば、現在の切ない心情に共感を抱く人もいます。
また、主人公である紬に共感するという人もいれば、想や湊斗、奈々に感情移入する人もいるなど、メインの登場人物の誰かしらに共感したり、感情移入したりする視聴者が多いようです。
過去の恋愛や出来事を思い出し泣く視聴者も
甘酸っぱい高校時代と切ない四角関係の現在が入り混じる構成のドラマなので、甘酸っぱい過去を見て共感する人、現在の状況に共感するなど、甘いストーリーと切ないストーリー、両方が入り混じることで共感や物語に入り込む人が増えます。
両方の状況に没頭したり、共感したり出来る、つまり自分の恋愛や状況に当て嵌まりやすくなるため、より没入感が高くなったり、応援したくなったりするのも魅力のうちの一つです。
もちろん、自身の体験や恋愛に置き換えなくても、メインの登場人物にそれぞれドラマがあり、掘り下げがあるため、物語に入り込みやすいと言えるでしょう。
共感と純愛の没入感
湊斗や奈々の立場から見たり、彼らの立場に共感を覚えて視聴したりする場合は、紬と想の関係は必ずしも純愛ではないかもしれません。
何しろ、過去に紬と想は付き合っていたかもしれませんが、ストーリーの途中で別れ話が出るとは言え物語スタート時は紬と湊斗は付き合っており、想はあくまで過去の男だったはずです。そして、奈々と想は恋愛関係にこそないものの、紬よりも遥かに付き合いが長く、奈々は想の支えとなっていました。
また、湊斗からしてみれば自分と付き合っているはずの紬は、想と再会してから想のことばかり考えて行動し発言しています。
そのため、湊斗が別れを告げたことに対し、湊斗に共感する声もあれば、いきなり振られた紬が可哀想という声もあるなど、共感する相手によって意見が分かれる点、共感できる相手がたくさんいるために誰かしら共感出来る登場人物がおり、没入出来るようになるという魅力もあります。
しかし、あくまで紬や想からの視点や彼らに共感して物語を楽しむのであれば、高校時代に付き合っており、今でも好きで8年ぶりにあって再熱する純愛なわけです。
丁寧な描写
学生時代と現在のセリフや状況とのコントラスト(第一話の冒頭と想との再会でのセリフなど)、行動に対する納得できる理由など描写が丁寧であること、あのセリフはそういうことだったのかとなる伏線など、様々な描写が丁寧であることも魅力のうちの一つです。
共感できる、好きになれるタイプの登場人物たち
昨今、悪い意味で有名になったり、バズったりしたドラマは、登場人物に主体性がなかったり、あまりにも常識外れの行動を取ったり、それを周りの人物全てが肯定したりと、共感出来ない、突っ込みどころ満載だったことが原因であるケースも多いです。
それに対し、silentは「なぜ言わなかった」「なぜそうした」と態度に腹が立つといったことはあれど、共感出来たり、理解出来たりする行動やセリフを言うこと、賛否はあれど行動が一貫していたり、理由があってのことだったりする登場人物が多いことで物語に入り込みやすく、没入感がある、登場人物を応援したくなるといった視聴者が多いと考えられるでしょう。
また、四角関係になるメイン登場人物の行動は、共感できるものも多く、相手を思って身を引いてしまう人物もいるなど、全員を応援したくなるものです。
その視聴者によって、より共感する人物や応援したくなる人物もいるなど、そういった設定が物語に没頭しやすくなるのかもしれません。さらに、登場人物に共感しやすくなるようにか何話もかけて丁寧に人物を描写しています。
四角関係にあたる青羽 紬(川口春奈)、佐倉 想(目黒蓮)、戸川湊斗(鈴鹿央士)、桃野奈々(夏帆)の誰か、または何人かに対し共感を抱いたり、同情したりするケースが多く、同じ登場人物の同じ行動なのに、ネガティブな意見を言う人とポジティブな意見を言う人に分かれるなど、タイプが違う4人のうち共感できる人物が一人はいる可能性が高いことも没入感を高める仕組みの一つと言えそうです。
すれ違い、四角関係
青羽 紬(川口春奈)、佐倉 想(目黒蓮)、戸川湊斗(鈴鹿央士)、桃野奈々(夏帆)による四角関係やすれ違いも必見です。
四角関係の内訳としては、紬と湊斗が恋人関係(第四話で湊斗が別れたいと告げる)、紬と想が元恋人関係で再会して惹かれ合う(高校時代に数ヶ月付き合っていた)、奈々と想は高校卒業後8年間の付き合い(恋人関係ではないが奈々の片思いか?)、湊斗と想は高校時代の友人関係となっています。
紬と想が別れる原因となったのは、想が高校卒業の頃に耳に違和感を感じ、病院に連れて行くと遺伝性のものであり、自分の責任かもしれないと悩む母親を見て申し訳なく感じた想が上京することを決めて、紬に病気のことを隠して別れを告げたことにあります。
お互い嫌い合って別れたわけではないため、8年ぶりの再会で惹かれ合ってしまい、せつない四角関係へと発展していきます。
しっかり見ないと分からなくなる、でも面白い
セリフや状況のコントラストや伏線、表現の対比などが散りばめられているため、ストーリーをしっかり見ると、後であれってこれのことだったのか、こういうことしてたのか、と気づくことが多い作品です。
ただし、流し見すると後で気づかないことも多いため、熱中して視聴するようになります。
見逃しても見逃し配信で視聴できる
silentはTverやGYAO!などで見逃し配信をしており、1話から全てのストーリー(一部解説放送版となっている)を見ることが可能です。
つまり、Twitterなどでsilentに興味を持った人が、後から全ての動画を一気見することが出来るので新しい視聴者が獲得しやすいこと、見忘れても見逃しで補完出来ること、後でどういうことだったのか見返すことも出来ることも人気の理由の一つと言えるでしょう。
INIの推しごとの見逃し視聴方法について解説
2021年11月3日にデビューしたグローバルボーイズグループ「INI」。 2022年10月22日より「INIの推しごと」という初の冠バラエティの放送が決定されて話題となっています。 この記事では、「I ...
続きを見る