Twitterの投稿・画像・動画の閲覧できる年齢制限が、以前にもまして厳しくなったと話題を呼んでいます。
今までは問題なく閲覧できていた投稿も、非表示になってしまった原因と対処法を解説していきます。
Contents
Twitterで年齢制限のある成人向けコンテンツですと表示される概要
2023年4月9日以降、一部のアカウントにおいて「今まで見えていた画像が見えなくなった」「年齢制限が厳しくなった」と話題となっています。
年齢制限のある成人向けコンテンツです。このコンテンツは、18歳未満のユーザーには適切でない可能性があります。
以上のようなメッセージが表示されて、投稿内容が見えなくなってしまう事例が多発しています。
まずは突然画像や動画が表示されなくなった症状と、非表示になってしまうアカウントの特徴をまとめて解説していきます。
センシティブ設定されているツイートが対象
制限される対象のツイートは、投稿者が「センシティブな内容を含むもの」として設定した上で投稿したものが対象になります。
この設定がされていないものについては、規制の対象ではありません。
18歳未満で登録したアカウントが非表示になる
制限されて画像や動画が非表示になるアカウントは、アカウントに設定している誕生日から、利用ユーザーが18歳未満であると判断された場合です。
「未成年者がこの規制対象に該当する」ということを覚えておきましょう。
センシティブな内容ではない画像や動画も見えなくなることがある
Twitterの「センシティブな内容を含むもの」の制限設定は、投稿記事毎に設定するのではなく、アカウント全体に対して行います。
つまりセンシティブではない記事に対しても制限をかけてしまうので、今回の改変によって、全く問題がない記事や画像・動画も非表示になってしまうことがあります。
年齢変更も出来なくなってしまった
もともとTwitterの誕生日設定は変更できる回数に限りがあったため、ユーザーによっては「年齢変更がもうできない」「変更が出来なくなっている」と嘆く投稿が多くみられます。
なお、誕生日登録を今までしていなかったユーザーに対しては、問題なく追加登録をすることが可能です。
Twitterで年齢制限のある成人向けコンテンツですと表示される原因
今回の画像・動画が表示されなくなった最大の原因は、Twitterの年齢制限の引き上げにあります。
Twitterの対象年齢が引き上げられたため
今までのTwitterアプリの年齢制限は、アプリストアの表示から「13+」(13歳以上)であったことがわかっています。
しかし現在のTwitterの年齢制限をアプリストアで確認すると、「17+」(17歳以上)と大きく引き上げになっていることが確認されました。
今回のセンシティブ設定に起因する画像・動画表示制限も、このアプリ全体の対象年齢引き上げが大きく関係していると推測できます。
自分のアカウントが18歳未満に当たると非表示になる
アカウント一つ一つには、利用者の誕生日が設定できるようになっています。
この誕生日を元に利用者の年齢を感知し、18歳未満だと判断されるとセンシティブ設定された記事が非表示になってしまいます。
誕生日が設定されていないアカウントも非表示対象
以上の仕組みでアカウントに誕生日を登録していないアカウントも、画像に制限がかかってしまう場合があります。
ただし、これには以下のような例外も見られています。
筆者の場合
筆者が10年来使っているメインのTwitterアカウントは誕生日登録が出来ていませんでした。
しかし、センシティブな投稿も問題なく表示されています。
これにより考えられる原因は、「ある一定期間以上使用しているアカウントは誕生日登録がなくても問題が無い」もしくは「まだ制限が反映されていない」のいずれかが考えられます。
Twitterで年齢制限のある成人向けコンテンツですと表示されたときの対処法
ではTwitterでセンシティブな画像や動画が見られなくなったときの対処法をご紹介していきます。
センシティブな内容を含む投稿を表示できる設定に変える
まずはアカウントの設定で「センシティブな内容を含む投稿」を表示できるように許可を設定しましょう。
センシティブな投稿の表示許可は、ブラウザ版のTwitterでのみ変更することができます。
詳しい手順やエラー対応方法は、以下の記事で詳しく紹介しているのでご参考にしてみてください。
Twitterでセンシティブの設定が解除出来ない原因と対処法を解説
誕生日を登録する
変更できる回数に制限があるものの、Twitterのアカウントの誕生日設定の変更は「年」単位から変更することが可能です。
自分のプロフィールから変更を試みてみましょう。
誕生日を設定する手順
プロフィール画面で編集を選択し、プロフィールの編集画面に推移します。
次に生年月日をタップします。
任意で生年月日を編集したら次へを選択し、ポップアップの内容を確認したら確認をタップして完了です。
投稿者にセンシティブな投稿設定を解除してもらう
投稿者がセンシティブな投稿設定を外すと、閲覧者が未成年であっても従来通り問題なく投稿が表示されるようになるでしょう。
しかし投稿者が「自分の投稿がセンシティブに当たる」と判断しており、なおかつ本当にセンシティブな投稿を通常投稿してしまうと、投稿者が規制に合う恐れがあります。
センシティブな投稿設定を解除する手順
ナビゲーションメニューの設定とプライバシーをタップします。
次にプライバシーと安全を選択します。
次にツイートを選択し、「あなたがツイートする画像/動画はセンシティブな内容を含むものとして設定する」をON(緑)にして完了です。
年齢条件を満たした別のアカウントを作り直す
すでに使用しているアカウントの誕生日が変えられず、センシティブな投稿の表示を許可しても改善されない場合は、年齢条件を満たした新しいアカウントを作り直すのがもっとも有効です。
実際、今回の一件ですでにサブアカウントの取得を始めているユーザーは大勢確認されています。
しかし年齢を偽ってサービスを登録することは本来禁止されています。
未成年者の場合は推奨された方法ではありませんので、注意しましょう。
Twilogの代替として使用できる機能やサービス・アプリについて解説
Twitter利用者の多くの方が併用して使っているTwilogが、サービスを終了する見込みであることを明らかにしました。 今回の記事では、Twilogのサービスが終了した場合に代替として使えるサービス ...
続きを見る