Pocket Singer(ポケットシンガー)の使い方について解説

現在、オリジナルのキャラクターを作って曲を歌わせることができる「Pocket Singer」が注目を集めています。

今回の記事ではPocket Singerの基本的な使い方について解説していきます。

オリジナルキャラクターを作って歌わせることができる「Pocket Singer」

Pocket Singerでは、自分好みのボイスとキャラクターを生成して曲を歌わせることができます。

スマホで簡単に作成できる上に、完全無料で利用することができます。

また作成できるアバターやボイスはかなり自由度が高く、性別の選択も可能です。

実際の制作例

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— appstory (@app_story22) May 8, 2023

実際にPocket Singerでテンプレートのプロジェクトを利用して作成した動画が上記です。

Pocket Singerの使い方【ボイスとオリキャラの作成】

ここからは、Pocket Singerの使い方について解説していきます。

ボイスの作り方

Pocket Singerをダウンロードすると、一番最初にボイスの設定画面が表示されます。

ボイスは実際にオリキャラに歌ってもらうときの歌声になるので、歌わせたい曲のイメージや自分好みの声になるように調整してください。

ボイスミックスの下にある項目から、声のイメージを選択します。

今回はSoft3をタップしています。

ボイスミックスが反映されれば、実際にそのイメージに近い声が作られます。

具体的なイメージが沸かない場合は、Randomをタップしておすすめのボイスを設定してみるのも良いです。

ボイスミックスが終了したら、画面上部の曲名から聞きたい曲の再生ボタンをタップすると実際にどんな声のイメージなのかを聞くことができます。

またボイスミックスは割合を調整することでその特徴の影響度を変更することができます。

数値を変更したいミックスの白い部分を長押ししながら左右に移動させると、数値の変更ができます。

数値が多いほど影響度が強く、低いほど影響度は弱くなります。

また削除したいミックスがある場合には、アイコン上部の-をタップすれば削除できます。

好みのミックスに調整できれば、右上のチェックマークをタップすればボイスの設定が終了です。

オリキャラの作成方法

ボイスの設定が終了したらオリキャラの設定に移動します。

今回は3Dアバターの設定をするのでスキンの選択画面で3Dをタップします。

オリキャラのカスタム画面が表示されるので、自分好みのモデルを作成します。

例えば髪型を変更したい場合にはHairをタップしてください。

設定可能な髪型の一覧が表示されるので設定したい髪型をタップします。

また右下にパレットマークがあるものに関しては、色の変更も可能です。

髪型は色が変更できるので、変更したい場合にはパレットマークをタップします。

こちらで自分の好きな色をタップしてOKをタップしてください。

同じような要領で顔や服装などを変更します。

変更が終了したら右上のチェックマークをタップしてください。

キャラ名を入力してマイオリキャラ作成をタップすれば完了です。

複数のオリキャラの作成方法

オリキャラは複数作成することができます。

2体目以降のオリキャラを作成したい場合には、ホーム画面からオリキャラをタップしてください。

一番左の+をタップします。

初回起動時と同様にボイスの作成から始まるので、作りたいオリキャラのボイスと外見を設定してください。

ボイスの変更方法

一度設定したオリキャラのボイスを変更したい場合には、ホーム画面からボイスをタップします。

こちらでボイスの変更ができるので、ミックスや影響度の調整をしてください。

オリキャラの外見の変更方法

ボイス同様に、外見に関しても後から変更可能です。

ホーム画面から外見をタップすると顔や髪型、服装などの変更ができます。

オリキャラの削除方法

作成したオリキャラを削除したい場合には、ホーム画面からオリキャラをタップして削除したいオリキャラが画面上に表示されていることを確認します。

削除をタップしてください。

削除して問題ないかの確認が表示されるのではいをタップして完了です。

Pocket Singerの使い方【曲の作成】

ここからは実際の曲の作成方法について解説していきます。

今回は基本的な操作について解説していきますが、Pocket Singerはかなり自由度が高く、機能も多いため、慣れてきたら他の機能にも触れてみてください。

プロジェクトの生成

Pocket Singerで曲を作るためにはプロジェクトを作成する必要があります。

ホーム画面から新プロジェクトをタップします。

プロジェクトの編集画面が表示されるので、こちらで曲を作っていきます。

仮に制作途中のプロジェクトを一時保存したい場合には、左上の退出をタップしてください。

保存して閉じるをタップします。

ホーム画面に戻るので下のタブからマイソングをタップしてください。

こちらで過去に作成したプロジェクトやテンプレートで入っているプロジェクトを確認・管理・再編集ができます。

音の設定

実際に音を設定していく場合には、プロジェクトの編集画面でノートマークをタップします。

ノートマークが有効になったら音を設定したい場所をタップします。

+が表示されるので+を再度タップしてください。

音程バーと発音が表示されればノートの設定ができました。

音の変更方法

生成したノートは移動させることもできます。

移動させたいノートを長押ししながら、変更させたい音のところまでスライドします。

変更させたい場所まで移動したら指を離せば完了です。

発音の変更

作成したノートの上に表示される発音は、日本語の場合にはデフォルトで「ら」となっています。

こちらを変更することで実際に歌わせたい歌詞を設定することができます。

発音を変更したいノートを選択している状態で発音の横の鉛筆マークをタップしてください。

キーボードが表示されるので、実際に発音させたい文字を入力します。

入力が完了したら確定をすると、発音の変更が反映されます。

ピッチの設定

少し発展した設定となりますが、設定したノートにピッチ設定をすることができます。

上記のような要素を使うことで、意図的にビブラートをかけたりピッチの調整を手動で行うことができます。

手順の一例としてはピッチマークをタップして手書きのピッチマークをタップします。

変更をしたい箇所を指でなぞってください。

新しくオレンジの線が追加されればピッチの変更ができます。

ハモリの作り方

ハモリの曲を作りたいのであれば、オリキャラを追加することで同時に2つ以上のボイスを流すことができます。

右側にあるオリキャラの追加ボタンをタップして追加したいオリキャラを選択します。

この時今使用しているオリキャラと同じオリキャラを追加することも可能です。

オリキャラを選択したら使用をタップしてください。

追加したオリキャラ用のノート作成ができるようになるので、設定を行ってください。

テスト再生の方法

作業途中で現在作成中の曲を聞きたいのであれば、画面下部にある再生ボタンをタップしてください。

今まで作業した曲が再生されます。

曲の保存方法

作成が完了して保存したい場合には、右上の完了をタップします。

プレビューモードが表示されるのでエクスポートをタップしてください。

エクスポート方法の選択ができます。

今回は画面録画機能を利用する動画制作の方法での保存のやり方をご紹介します。

動画制作をタップして次の画面で録画開始をタップします。

録画が開始されて終了すると、録画した動画のプレビューが表示されます。

右上の保存をタップすれば保存の完了です。

プロジェクト(マイソング)の管理と削除

作成したプロジェクトはマイソング内に保存されるようになっています。

マイソングに移動するにはホーム画面からマイソングをタップしてください。

マイソングの画面ではプロジェクトの再編集や削除をすることができます。

削除する場合には右上の管理をタップします。

削除したいプロジェクトを選択して削除をタップしてください。

削除が完了しましたと表示されれば完了です。

Pocket Singerで曲を作る場合のポイント

Pocket Singerはかなり自由度が高いアプリなので、今回ご紹介したもの以外にも下記のような要素があります。

ある程度操作に慣れてきたら、上記のような機能も利用することでオリジナルの曲を作成できます。

ノートを長押ししながら移動すると実際の音が聞ける

Pocket Singerのプロジェクトでは音名が表示されているため、慣れていないとどの音域でどの音の設定になるのかがわかりにくいです。

一方で音名を理解していなくとも、ノートを長押ししながら上下に移動させると、実際の音がピアノ音で再生されます。

最初はこのピアノ音を活用しながら曲を作成することもおすすめです。

MIDIファイルのままキーだけ変更する場合は外部ソフトを使用

MIDIファイルをアップロードする際に、音源が高音すぎて綺麗な音が出ないなどの問題が発生することがあります。

ファイル形式はそのままでキーだけ変更したい場合には、MuseScoreなどの外部ソフトでキーを変更してからアップロードする必要があります。