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IGTVに動画をアップロード出来ない詳細と対処法を徹底解説


インスタグラムが提供している動画サービスIGTVを含めてインスタで動画のアップロードができないということもあります。

今回はインスタで動画がアップロードできない原因と対処法を解説していきます。


 

インスタの動画の中心がリールに変更されIGTVは廃止

インスタは長らく動画に関する機能では、動画アプリIGTVを利用していました。インスタ内にもIGTVのボタンが用意され、実質的にインスタの機能の1つになっていました。

動画機能をIGTVに任せていたインスタでしたが、2019年にIGTVとは別の動画機能であるリールを実装しました。

TikTokを意識した短めの動画を投稿できる機能で、今では様々な人が利用しています。インスタ側もだんだんリールの展開に力を入れる様になり、2021年10月にはIGTVの機能をInstagram Videoに統合

IGTVは実質的に廃止される事となりました。

15分未満の動画はリールとして扱われる

IGTVの機能は、一応インスタの動画機能として残ってはいます。ただインスタ側はリールに力を入れており、そちらの機能の拡充を進めています。

そして2022年7月には、15分未満の動画は全てリールとして扱われるように仕様変更をしました。この時点でインスタには15分以下の動画が多かったので、大部分の機能をリールに鳩首させた形です。

投稿の画面から15分未満の動画を投稿したとしても、自動でリールに変換されるようになっています。

インスタライブ単体でアーカイブを残せるように

IGTVの大事な使い方の1つに、インスタライブのアーカイブがありました。少し前まではインスタライブのアーカイブはIGTVとして投稿されたり、IGTVを利用して投稿し直す必要がありました。

しかし暫くするとストーリーとしてシェアできるようになりましたし、今では他の動画投稿と同じように扱われるように変更されています。

インスタの動画投稿機能の性能が上がったため、インスタライブのアーカイブにIGTVを介さなくてよくなったのだと見られます。

IGTV(インスタ動画)に動画をアップロードできない原因

下記ではインスタに動画をあげられない原因を紹介していきます。

スマホで15分以上はエラーが出る

15分未満の動画はリールとなってしまいますが、投稿できない訳ではありません。システム上、リールとは別の動画機能として投稿されます。

しかしスマホで15分以上の動画を投稿すると、エラーが出てしまう症状が多発しています。

何度も投稿し直すと正常に投稿できることがあるので、システム上投稿できない訳ではないでしょう。しかしかなり動作が不安定なので、15分を超える動画の場合はPC版から投稿する事をおすすめします。

動画時間の上限を超過あるいは下限を下回っている

インスタにアップロードする動画には時間の条件があります。

まずフィードの動画は上限が60分となっています。これを超える場合は分割や編集などしなくてはいけません。一方3秒以下だと再生回数が表示されません。エラーにはなりませんが、注意して下さい。

リールの機能を使って撮影するリールは、15秒、30秒、60秒、90秒を選ぶことができます。しかしストーリーにシェアできるリールは、15秒以下のもの限定となっています。

インライのシェアは、最大で4時間となっています。60分を超える場合は、保存して投稿ではなく、シェア機能を使って下さい。

アスペクト比が9:16ではない

15分に満たない動画は、全てリールとして投稿されます。リールは9:16のアス比で設定されています。

そこから外れていても投稿自体はできますが、大きく外れているとエラーが出てしまう可能性があります。

1.91:1から9:16の範囲に収まるようにしてみてください。

15分を超える場合は普通の動画として投稿されます。その場合は3:4や9:16が推奨されますので、それぐらいのアスペクト比を意識してみてください。

ファイル形式がMP4かmovではない

インスタでアップロードできる動画ファイルはMP4かmovのみです。スマホで撮影した動画であれば問題なく投稿できますが、ビデオカメラなどによる撮影でAVCHDというファイル形式で保存されると投稿はできません。

フィードやリール、ストーリーなど、どの機能でもファイル形式は共通しています。

ファイルサイズが大きすぎる

インスタはアップロードできるファイルサイズに上限を設けています。スマホから投稿する10分以内の動画では650MBが上限です。PCからの投稿では最大3.6GBです。

スマホカメラの性能向上によって高画質動画が撮れるようになり、動画のファイルサイズはかなり大きいものなりがちです。アップロード前に必ずファイルサイズを確認しておきましょう。

IGTVは4K動画も投稿できますが、4K撮影は1分で350MBほどの容量になるため2分以上の動画は投稿できません。インスタにアップロードする動画はHD画質で撮影する方がよいでしょう。

カバー写真のサイズが適切でない

動画に設定するカバー写真のサイズが適切でなければアップロードすることはできません。

カバー写真に設定できる画像は420ピクセルx654ピクセルで、これよりもあまりに大きすぎる・小さすぎる画像をカバー写真に選択するとエラーが起きる場合があります。

スマホで撮影した画像をそのまま使えば問題は起きませんが、切り取ってサイズを変えていた場合には注意が必要です。

ココに注意

カバー写真に合わないサイズの画像を選択してエラーが起きるとアプリがフリーズしてしまうこともあります。

その他の原因

動画のアップロード要件を満たしているのに動画投稿ができない場合、以下の原因が考えられます。

ネット回線については昨今の外出自粛によって帯域制限がかけられることが多く動画などファイルサイズの大きいものがアップロードできないケースが頻発しています。

要件以外の原因

・ネット回線が不安定

⇒帯域制限、WiFi接続が悪い

・アプリのバージョンが最新版でない

⇒バージョン差による不具合、古いバージョンに残る改善されていないエラー

・動画ファイルが破損している

⇒カメラアプリやスマホのエラー・バグ

アップロードできないときの対処法

アップロードできないときはまずアップロード要件を満たしているか確認しましょう。要件を満たしているにも関わらずアップロードできない場合には通信状況、アプリのバージョンを確認し改善しましょう。

アプリの再起動や再インストールも有効な場合があります。それらの対処法では解決しない場合にはPCで動画を投稿することをおすすめします。

アップロード要件を満たす

引用:Instagramヘルプセンター

アップロード前に上画像の要件を必ず確認するようにしましょう。動画内容が不適切な場合、アップロードできても削除される可能性があります。

長い動画の場合投稿前に編集しておくとよいでしょう。スマホの動画編集用アプリを使いましょう。iMovieやClipsといったApple純正の編集アプリがあります。これらを使う事で動画時間の調整をはじめ効果音・エフェクトの追加やBGMなどの編集が可能です。

またCapCut も人気が高いです。

編集アプリを使う事で動画のアスペクト比を16:9にすることも可能です。タブレットで撮影した動画をアップロードする際には活用しましょう。




通信状況を改善する

動画ファイルは基本的にサイズが大きくなり、低速の通信環境でアップロードすることが困難です。ネットへの接続が悪かったり、モバイルデータ通信の制限を受けている場合には接続状況を改善する必要があります。

アップロード時にスマホをWiFi接続したり、ルーターの近くに移動するとよいでしょう。家にWiFi環境が無ければコンビニに無料WiFiを利用しましょう。コンビニのWiFiは高速で動画のアップロードも十分に可能です。

長時間の動画でファイルサイズが非常に大きい場合にはPCをネット回線に有線接続すると安定かつ短時間でアップロードすることができます。

最近ではネット利用者の多い時間帯に通信会社が帯域制限をかけて回線が非常に低速になることもあります。動画を投稿する際には利用者の多い時間帯(夕食前後)を避けるとよいでしょう。

動画ファイルのサイズを小さくする

動画ファイルが大きすぎるとアップロードに時間がかかりすぎて失敗することがあります。可能であれば動画を圧縮してサイズを小さくしましょう。

動画やビデオを圧縮」といった動画圧縮用アプリを使うと綺麗な映像を保ったままファイルサイズを小さくすることができます。

またカメラアプリの設定を変更し、撮影する動画の画質を下げておくとファイルサイズを小さくすることができます。

設定アプリを開きます。設定一覧からカメラを選択してタップします。

カメラ設定のビデオ撮影を選択します。

720 HD/30 fpsを選択します。最低設定でもHD画質なので映像が見にくくなるということはありません。

カメラを選択して設定画面を閉じます。これで撮影した動画ファイル大きくなりすぎることを防げます。アップロード失敗が頻発するようであれば試してみてください。

PCから動画をアップロードする

スマホから動画をアップロードできない場合にはPCからアップロードするという手もあります。

まずインスタグラムのWebページにアクセスし、左にある投稿一覧から投稿アイコンを選択してクリックします。

するとアップロード画面が表示されます。

ここに投稿したい動画を選択してドラック&ドロップしましょう。カバー写真などの設定はアプリ版と同様に行うことができます。

スマホで撮影した動画はGoogle Driveなどのクラウドサービスに保存しておけばPCにダウンロードすることができます。

編集に凝りたいというユーザーであればスマホよりもPCでアップロードすることが多くなるかもしれません。

スマホのブラウザアプリでアップロードする

PCが無い場合にはスマホのブラウザアプリ(SafariやGoogle Chrome)でWeb版インスタを開いてIGTVに動画をアップロードする方法もあります。今回はSafariで投稿する方法を紹介します。

まずインスタを開きます。下部ツールバーの人型アイコンを選択してタップします。

プロフィールページが開きます。URL左側のAAをタップします。

デスクトップ用Webサイトを表示を選択してタップします。

Web版のインスタグラムが表示されます。投稿のアイコンをタップします。

アップロードを選択してタップします。

動画ファイルをドラッグ&ドロップをタップします。

フォトライブラリを選択します。

動画を選択するとアップロードすることができます。

ココに注意

ブラウザアプリからの投稿はインスタ運営が想定していない方法のため不具合が起こる場合もあります。Web版インスタへは基本的にPCからの投稿が推奨されます。

今後長い動画が主流になり戻る可能性

残材TikTokやYouTubeショートなど、短めの動画が流行っています。若者へのアンケートでも、10分を超えるような長い動画は見るのを躊躇ってしまうというデータも出てきています。

こういった潮流からインスタもリールに力を入れ、IGTVを廃止するという判断を下しました。

ただこれは現在の流行と言えます。今後長い動画が流行り、それに合わせてインスタが舵を切る可能性もあります。そうなればIGTVが復活す事も有り得るでしょう。

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