Simejiと比較されることも多かった「みんなの顔文字キーボード」は、「flick」という名前に生まれ変わりました。現在、世界の情勢などもあり「Simeji」から「filck」へ乗り換えるユーザーが急増しています。
この記事では「Simeji」と「flick(フリック)」との違いや、危険性・安全性について詳しく解説していきます。
Contents
Simejiの代わりにflickが使われる理由
元々Simejiは何度か不祥事を起こしており、その危険性は一部の人に知られていました。世界中で制限している国が増加していった中国アプリですが、さらに、2020年になって日本でも締め出しの流れが起こるようになりました。
これにより、Simejiに限らず中国産アプリから他のサービスへの乗り換えを考える人が増えるようになったのです。
flickは、日本産の日本企業が運営している類似サービスなので、Simejiユーザーの乗り換え先として人気となっています。
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Simejiはなぜ危険か
Simejiでは、過去に入力情報をユーザーに無断で外部に送信しているという報道がありました。
規約に同意したユーザーのみとしつつ、最終的にはログ送信をオフ状態にしているユーザーの情報も送信されていることが確認されたのです。
また、他者サービスのサーバーへの不正アクセス事件も起こっています。
このように、不祥事を起こした経験に加え、世界中で広がりつつある中国アプリの締め出しの流れで制限される可能性も高くなっています。
Simejiの危険性・安全性に関しては下記の記事でも解説しています。
Simejiで突然「iCloudと同期します」の表示された場合の詳細と同期解除の対処法を徹底解説!
ココに注意
実際にTicTokが禁止・制限されるのではないかと話題になっており、Simejiも入力情報が送信されるという危険性から規制される可能性が高いのではないかと考えられます。
こういった流れからも、flickへ乗り換えるユーザーが増えているのでしょう。
flickの口コミから危険性を調査
flickの口コミから危険性を調査していきます。
安心の日本製アプリ
20代女性
カスタマイズできる
40代男性
flickは無料で使えて多機能でトラブルに遭ったという声も聞きません。
元からflickユーザーという人もいますが、やはりSimejiからの乗り換えが多いようです。
中国産アプリの問題点が有名になったことにより、特にここ1ヶ月くらいに乗り換えが多くなっているように感じられます。
ココがポイント
App StoreやGoogle Playのインストールページを確認してみても、flickは☆4以上と高評価になっています。
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Simejiとflickの違いを比較
Simejiとflickの違いを概要やサービス内容・機能などで比較していきます。
概要やサービス内容を比較
まず会社概要やサービス内容は下記の通りです。
概要/アプリ | Simeji | flick |
運営会社名 | バイドゥ株式会社(百度の日本法人) | IO Inc. |
所在地 | 東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー39階 | 東京都豊島区千早1-20-18-703 |
運営会社(国) | 中華人民共和国 | 日本 |
設立年月 | 2006年12月 | 2013年10月 |
資本金 | 4億6,000万円 | 30万円 |
サービス内容 | インターネット製品、サービスの開発・提供、インターネット広告の販売 | みんなの顔文字アプリの企画・開発・運用 |
Simejiは元々は日本人が開発した日本語入力アプリですが、2011年に中国百度の日本法人「バイドゥ株式会社」に買収されました。現在は中国が運営・開発をしているアプリです。
そのため、中国の法律に基づき、求められれば収集した情報を国に提出する義務があり、これが問題となっています。
また、こうした問題や中国への制裁の背景がもとで、中国開発のアプリは世界中で規制されつつあり、日本でもその兆候が見られています。
ココがポイント
それに対して、flickは日本産かつ日本企業運営のアプリです。
国によって規制されたり、情報を故意に送信したりする心配が少なく安心できます。
機能を比較
Simejiとflickそれぞれの機能は下記の通り。
機能/アプリ | Simeji | flick |
キーボードレイアウト | あり | あり |
ユーザー辞典 | あり | あり |
顔文字・アスキーアート | あり(テキストスタンプ) | あり |
AI変換機能 | ー | あり(有料) |
バックアップ機能 | あり | あり |
音声入力の精度 | 〇 | △ |
キーボードのカスタマイズ | あり | あり |
Simejiは精度の高い音声入力がありますが、flickには有料(月額360円)ですがAI変換機能が搭載されています。
これは、ディープラーニングによりAIが効率の良い変換を学んでいくというものです。
AI変換機能はインストール後7日間は無料で試すことが出来るので、実際に試してみるとその便利さが分かるでしょう。
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flickの特徴
flickの特徴を下に簡単にまとめてみました。
- 豊富な顔文字やアスキーアート
- AI変換機能搭載
- 直感的に使いやすい
- 便利な変換辞書
- キーボードのカスタマイズが可能
- キーボードのレイアウトが変更できる
- 様々なデザインのキーボードテーマが豊富
- キーボードの背景に好きな画像や動画を配置できる
ココがポイント
全体的に多機能で使いやすいです。
あまりアプリを弄ったことがないユーザーであっても簡単に使いこなすことができるでしょう。
flickのトラブル事例は?安全性を調査
flickで今までにあったトラブルについて調べてみましたが、特に問題があるようなものは見つかりませんでした。
使うときのエラーや不具合こそありますが、情報流出などの問題に関しては起こっていません。そのため、flickは安全であり、安心して使えるアプリと結論付けることができます。
ココに注意
今のところ特に情報流出などのトラブルが発生していないflickですが、キーボードアプリは多少なりとも危険性があることに注意してください。
というのも、キーボードアプリというのは、どうしても入力した情報の収集や送信が行われるものだからです。
このデータの収集や送信が行われるのは、キーボードアプリの性質上仕方のないことで、これが外部に流出しないことが重要なのです。
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