この数年間で「いきなりFacebookのアカウントを停止された」というユーザーが多発しています。
この記事では、Facebookでアカウントの停止がされる原因とその対処法について解説していきます。
Contents
Facebookでアカウント停止される原因
Facebookでアカウント停止される原因は下記の通り。
- 偽名で参加している
- 実在する人物や団体になりすましている
- Facebookで禁止されている使い方をしている
- 規約に違反したコンテンツを投稿している
- 警告を受けているにも関わらず禁止行為をやめない
- たくさんのユーザーに友達申請した
Facebookは実名での利用が望ましいとされているため、偽名・実在しない人物の名を使っているとアカウント停止や削除の原因になり得ます。
また、Facebookでは嫌がらせ、商品の宣伝、スパム、出会いなどを目的とした利用が禁じられており、この目的で他のユーザーに友達申請を出すとアカウント削除の可能性すらあり得るでしょう。
ココに注意
Facebookユーザーの多くは、「たくさんのユーザーに友達申請した」ことが原因でアカウント停止になっています。
Facebookで1日に友達申請できる人数に上限はありませんが、不特定ユーザー手当たり次第に友達申請すると、迷惑行為と認定されてアカウント停止になり得ます。
そのため、1日に100人単位で友達申請を出すことは辞めるようにしましょう。
アカウント停止された時の周りの見え方
アカウント停止状態になったとしても、周りへの表示に変化はありません。
他のアカウントと同じ状態で表示されます。
ただし、アカウント停止されると、その間Facebookから様々な作業が行えなくなります。
つまり、友達への返信やFacebookへの投稿などが行えなくなるということです。
Facebookにそれほどログインしないユーザーならば問題ありませんが、こまめにログインしたり、投稿・返信を行っていたりする人がいきなり何もしなくなったら、周りにアカウント停止状態ではないか、と勘づかれる可能性があります。
アカウント停止を放置していると退会(アカウント削除)させられる?
通常のアカウント停止を「審査リクエスト」に出すことなく、ずっと放置していてもアカウント削除にはなりません。
アカウント削除にはなりませんが、ずっと停止したまま復帰することはないため、「異議申し立て」をするようにしましょう。
アカウント停止の期間
アカウント停止期間は定められていません。
つまり、アカウント停止を放置していても、解除されることはないため、Facebookに「異議申し立て」をする必要があります。
「異議申し立て」の方法に関しては【審査リクエスト手順】をご覧ください。
また、「異議申し立て」をしたときに解除されるまでの期間は、早くて1日、長いと数週間かかってしまうこともあります。
時間経過で解除されるアカウント停止もある
時間経過で停止が解除される期間限定のアカウント停止もあります。
期間限定のアカウント停止であれば、その期間内放置しておけば自動的に停止は解除されます。
Facebookでアカウント停止されたときの対処法
Facebookでアカウント停止されたときの対処法を解説します。
審査リクエスト手順
「審査リクエスト(異議申し立て)」をすることで、アカウント停止を解除できます。
ヘルプセンターの「自分のアカウントが無効にされた」にアクセスし、必要事項を記入したら送信を押せばOKです。
このページにおけるIDとは、FacebookのIDではなく自分の身分が証明できるもの(運転免許証など)を言います。
必要事項を書き込んだら、ファイル選択から身分が証明できる書類の画像(JPEG)をクリックして選択しましょう。
申請すると、上記の表示に切り替わります。
なお、アカウント停止解除の連絡は来ないため、ある程度時間が経過したらログインしてみると良いでしょう。
「信頼できる連絡先」に解除の助けをしてもらう
「信頼できる連絡先」を設定してあるなら、その連絡先の相手に協力してもらい、アカウントの再開をすることができます。
信頼できる連絡先に対してリンクを送信して、リカバリーコードを取得し、ログインできないときにアクセスの回復が可能です。
「信頼できる連絡先」の登録方法はアイコンを選択し設定を押してください。
セキュリティとログインを選択し「アカウントにアクセスできなくなった時に助けてもらう友達を3~5人選択」の横にある編集を押します。
信頼できる連絡先を選択を選択し「友達を選択」したら確認を押せばOKです。
ログイン履歴のチェック(乗っ取りか確認)
ログイン履歴をチェックすることで、自分のアカウントに他者がログインしていないかチェックできます。
つまり、ログイン履歴のチェックをすることで、乗っ取りがあるか、乗っ取りが問題行動を起こしてアカウント停止になっている可能性がないか確認することが可能です。
乗っ取りが原因であるなら、Facebookに対して「異議申し立て」をしたところで問題解決にならず、再度アカウント停止になったり、停止が解除されない可能性があるため、このチェックは必ず行うようにしましょう。
「ログイン履歴」をチェックするには、まずアイコンを選択し設定を押してください。
セキュリティとログインを選択して「ログインの場所」を確認します。
不審なアクセスが見られたら、アカウント乗っ取りが原因である可能性が高いです。
特に下記に注意してみましょう。
不審なアクセスが見つけられたら、そのデバイスの横にあるアイコンを選択しログアウトを押すことで、そのデバイスをログアウトさせられます。
後は、【パスワードの変更をする】で乗っ取りを防ぐようにしましょう。
現在、Facebookの友達からのメッセージを開くと「Switcherry VPN&WiFi Proxy」が自動的にインストールされ、アカウントが乗っ取られる問題が発生しています。
この詳細や対処法に関しては下記の記事をご覧ください。
Switcherry VPN&WiFi ProxyのアプリでFacebookのアカウントが乗っ取り被害!対処法を解説!
問題のある投稿やプロフィールを削除/編集する
もし、規約に違反する投稿やプロフィールに心当たりがあったら、該当箇所を修正または削除するようにしましょう。
問題のある投稿やプロフィールの条件に関しては【Facebookでアカウント停止される原因】をご覧ください。
パスワードの変更をする
アカウントが乗っ取られているかチェックしたいときは【ログイン履歴のチェック(乗っ取りか確認)】を参考にしてください。
もし、アカウントが本当に乗っ取られていたときは、パスワードの変更をする必要があります。
パスワードの変更をしたいときは、まずアイコンを選択し設定を押してください。
セキュリティとログインを選択し「パスワードを変更」の横にある編集を押します。
「現在のパスワード」と「新しいパスワード」を入力し、変更を保存を押してください。
なお、下記を意識してパスワードを変更すると良いでしょう。
ポイント
- パスワードは他サービスのものを流用しない
- パスワードは予測されにくいある程度複雑なものにする
放置していたら解除される?
Facebookでは、アカウント停止されると放置していても停止は解除されません。
そのため、停止の解除をするためには、「異議申し立て」をする必要があります。
この手順に関しては【審査リクエスト手順】をご覧ください。
ただし、期間限定のアカウント停止も存在し、このタイプのアカウント停止であれば時間の経過で勝手に解除されます。
Facebookでアカウント停止申請しても解除されない場合
「審査リクエスト」をして時間が経過してもアカウント停止が解除されないときは、下記が原因である可能性があります。
- 審査期間中
- 問題のある投稿がある
- 問題のあるプロフィール設定が残っている
- アカウント乗っ取り
特に現在、新型コロナウイルス流行の影響で、IT企業は在宅勤務となっており、全体的に問い合わせや審査・サポート関連の返答が遅れている傾向にあります。
そのため、Facebookでも審査リクエストの期間が本来より長引いている可能性が高く、まだ単純に審査期間中である可能性も否めません。
また、問題のある投稿やプロフィール設定(氏名など)が残ったままであることが原因で、アカウント停止が解除されていない可能性もあります。
これが原因のときは、この投稿や設定をFacebookの規約に沿ったものにしなくてはいけません。
審査期間中ではなく、投稿やプロフィールにも問題がない場合は、アカウントが乗っ取りにあっていて、問題行動が起こされている可能性もあります。
乗っ取りが原因であるときは「パスワードの変更をする」など対策を取るようにしましょう。
問題箇所に心当たりもなく、乗っ取りや友達申請に問題もないのに、アカウント停止が解除されないケースもあります。
「重大」な違反のケースだと、アカウントは復元できないとされていますが、そうした状況になった人の中には、心当たりが全くないということもあります。
そうなってしまった場合は、新しい携帯電話番号などを利用して新しくアカウントを作成する他ないでしょう。
もっと詳しく
Facebookでは、アカウント停止の解除がされたときにアナウンスがありません。
連絡がないから解除されていないと思っているユーザーは、1度ログインしてみることをおすすめします。
Facebookでアカウント停止されないための対策
Facebookでアカウント停止されないために、下記の対策を取るようにしましょう。
- パスワード変更をする(乗っ取り対策)
- パスワードは他サービスのものを流用しない(乗っ取り対策)
- パスワードは予測されにくいある程度複雑なものにする(乗っ取り対策)
- 性的・暴力的な写真や動画の投稿をしない
- 嫌がらせ、商品の宣伝、スパム、出会いなどを目的に利用しない
- 本名で登録する
- 友達申請するときは1日数十件までに抑える
- 友達申請するときはメッセージを添える
【完全版】Facebookの退会手順と注意点について解説!
今回は、そのFacebookでの退会方法と一時停止の方法をご紹介します!いくつか注意点もあるので参考にしてみてください。 Contents1 Facebookの利用解除(一時停止)と退会の違い1.1 ...
続きを見る