LINE(ライン)は日本で最も浸透しているメッセージアプリケーションで、そのシェア率は実に人口の約6割以上をカバー。
しかし、昨今ではセキュリティ面に関する不信感が露出するなど、問題も取り上げられるようになりました。
今回はいざというときのために、LINE以外のオススメメッセージアプリを一挙に解説するとともに、用途にあった選び方も説明していきます。
LINEに搭載されている機能を知って比較しよう
LINEのメイン機能としてまず思い浮かべるのは、他者とのコミュニケーションを取るためのチャット機能だと思います。
ご存じの通り、LINEが登場した当初は非常にシンプルな機能しか搭載されていませんでしたが、昨今では様々なサービスと複合化し、非常にマルチな活用方法ができるアプリへと進化しました。
LINEができること
- 文字・スタンプ・音声を使ったチャット
- 音声・ビデオ通話
- 動画のシェア(一緒に見ることができる)
- オープンチャット
- グループを作っての複数人とのチャット
- タイムラインへの記事投稿
- ニュースの配信
- ウォレット機能での決済
- クーポンの配信 …など
上記の機能を基本無料で利用できるところがLINEがここまで浸透した理由の一つだと考えられます。
さらにこれらに追加して、関連アプリをダウンロードすることで「マンガ」「音楽」などをサブスクリプションで楽しめるなど、利用者のニーズに応じて進化してきました。
LINEの安全性に潜む問題が発覚!
しかし2021年3月上旬、LINEを使う日本人の個人情報がアプリ開発を委託していた中国企業から閲覧が可能になっていたというニュースが取り沙汰されました。
すでに閲覧不可へと対策は取られていると説明されているものの、暗号化されているはずの氏名・住所・メールアドレスが閲覧可能になっていたというのは大問題です。
この事件を原因とし、総務省などが活用していたLINEアカウントも運用を停止するなど、国内に混乱をもたらしました。
以前から懸念はされていた
LINEが浸透し始めたころから、都市伝説のように「LINEは海外企業のアプリだから、ログや個人情報のデータが盗まれている」とまことしやかに囁かれていました。
とはいえ、そんな確証も無かったため意識していた利用者も少なかったでしょう。
しかし、残念ながら今回の一件は、そんな噂をある意味真実にしてしまいました。
LINEの代わりになるメッセージアプリを選ぶポイントは?
ここまで生活に密着したアプリはなく、いざLINEから他のメッセージ・チャットアプリに切り替えるにしても選ぶのはなかなかに難しいものです。
新しいアプリを選ぶ際、押さえておきたいポイントを確認し利用用途に合ったアプリを選んで快適に利用しましょう。
ビジネス・プライベートなど、使用用途によって目的に応じたアプリを選ぶ
一口にメッセージアプリといっても、最近のメッセージアプリはただ「文字でコミュニケーションを取る」だけに留まりません。
コミュニケーションはもちろん、付随した機能は非常に充実化が進んでおり、この機能こそがアプリを選ぶポイントとなります。
例えば…?
たとえば「ビジネスシーン」によく利用されるチャットワークは、文字でのやり取りはもちろんのこと
- タスク管理
- ファイルの共有
- ビデオ・音声通話
これらが基本無料で利用できます。
プライベートではタスク管理機能を利用する方は少ないかと思いますが、仕事に活用するとすると非常に便利な仕組みです。
こういったイメージで、「誰と」「どのように」メッセージアプリを使いたいかを想定してアプリを選びましょう。
必ず使いたい機能を抑えておく
前述と同様に、使いたい対象やシチュエーションが決まれば「この機能は絶対に必要」と思えるものが絞られてくると思います。
無くては困る機能が充実しており、安定したサービスを提供しているアプリを選びましょう。
音声・ビデオ通話機能の有無
文字での交流はできるものの、音声やビデオ通話機能が搭載されていないアプリは意外と少なくありません。
LINEの無料音声通話は、今や通常の電話通話に取って代わる勢いで利用されていることもあり、音声・ビデオ通話に重点を置く利用者も多いのではないでしょうか。
検討中のアプリに音声・ビデオ通話機能が搭載されているか確認した方が良いでしょう。
スタンプなどのコミュニケーションツールがあるか
プライベート活用する際、友人たちとのコミュニケーションは楽しく行いたいと思うでしょう。
気持ちや感情を表現するツールにLINEでは「スタンプ」がありますが、アプリの中にはシンプルな文字でのやり取りしか行えないものもあります。
ユニークで楽しいコミュニケーションツールとして探しているのなら、表現の幅が広いアプリを選びましょう。
基本無料で使えるか
LINEは様々な機能は基本無料で利用できます。
同じく、他のメッセージアプリも基本無料で利用できますが、一部機能を拡張する際に月額料金が必要になる場合があります。
多くの場合は、ビジネスで利用するなどに便利な機能の解放のためではありますが、プライベート利用するなら基本無料で使えるアプリを選んだ方が無難です。
一先ず新しいアプリを使って使い心地を確認してから検討しましょう。
セキュリティ面や利用者の評判を確認しておく
今回のLINEの一件でもあったように、メッセージアプリへの登録情報ややり取りのログは個人情報の塊です。
次に選んだアプリはしっかりとした運営を行っているか、また過去に問題を起こしていないかリサーチしておきましょう。
簡単なリサーチ方法は
アプリをインストールする際、Apple社の「App Store」やGoogleの「Google Play」上のレビューに目を通してみましょう。
その際は良い評価ばかりではなく、悪い評価こそしっかり確認すべきです。
稀に利用者に問題があるにも関わらず評価を「悪い」としている場合があるものの、低評価の内容こそがそのアプリの欠点であるケースがよくあるためです。
その欠点があなたにとって受容できるものなのかを検討しましょう。
LINEの代わりになるオススメアプリ12選
ここではLINEの代わるになりうるオススメのアプリをご紹介していきます。
メッセージアプリといっても、アプリごとに得意不得意があり、特徴があります。
それらを理解してアプリを選ぶことで、LINEを使っていた時より快適にコミュニケーションやビジネス活用ができるかもしれません。
国内シェア率も重要
LINEはスマホユーザーの大半が利用していることもあり、相手が「使っていないからやり取りができない」というハプニングに見舞われることは比較的少ないでしょう。
反面、日本では他のメッセージアプリが浸透しにくい環境となっているともいえます。
LINE以外のアプリを使う場合は、相手に理解してもらった上で同一のアプリをインストールしてもらう必要が出てくることが想定されます。
KakaoTalk(カカオトーク)
LINEとよく似たアイコンが特徴的なカカオトークは国内でも海外でも利用できるメッセージアプリです。
使用デバイスもスマホに限らず、PC版も配信されているため使い勝手の幅も広がっています。
カカオトークの特徴は?
- ビデオ・音声通話ができる
- 文字チャットができる
- 動くスタンプがあるなど、LINEに近い使い心地
- ボイスチェンジャー機能など、大人数で楽しめる機能がある
料金 | 無料 |
同時接続数(文字) | 無制限 |
登録方法 | アプリをインストール/アカウント取得 |
主な機能 | 文字・音声・ビデオチャット など |
対応デバイス | PC/iOS/Android |
アイコンからも想像できるように、表示画面や使い心地が非常にLINEに近いという一面があります。
コミュニケーションを取る以外に付随機能が少ないことからも、プライベート利用に向いたアプリであるといえるでしょう。
「カカオトーク」のネガティブな意見は
実際開発企業がLINEと同様の韓国企業であり、表示言語が一部韓国語や英語が混同する箇所があります。
また一度登録したメールアドレスが変更できなかったり、音声通話の音質が悪いなど、サポートや機能面に不満を持つ利用者が多いようです。
Skype(スカイプ)
Skype(スカイプ)と聞くと、パソコンからビデオ通話をするアプリだと想像する方も多いのではないでしょうか。
実はスカイプもマルチデバイスに対応しており、スマホからの利用もできるようになっています。
スカイプの特徴は?
- ビデオ・音声通話ができる
- 文字チャットができる
- 画面共有ができる
- 写真やビデオ・ファイルの共有ができる
- 絵文字が使える
- サブスク利用で携帯電話や固定電話とも通話ができる
料金 | 無料 |
同時接続数 | 最大100名 |
登録方法 | アプリをインストール/アカウント取得 |
主な機能 | 文字・音声・ビデオチャット/Microsoftアカウントと連携 など |
対応デバイス | PC/iOS/Android |
固定電話への通話ができるようになったりと活用の幅が広がりつつあるスカイプは、文字でのコミュニケーションより音声・ビデオでのやり取りに特化した節があります。
また画面共有ができるなど、教育やビジネスシーンでの利用を想定した機能が多彩に搭載されています。
「スカイプ」のネガティブな意見は
細かい不具合が発生する頻度が高く、改善までに時間がかかるとカスタマー意見が散見しています。
またUI設計が見にくく、直感的な操作が行いにくいというデメリットも見受けられました。
Slack(スラック)
ビジネスシーンでの普及率が高いSlack(スラック)は、チーム内でのコミュニケーションと作業管理に一役買ってくれる便利なアプリです。
チャット機能はもちろん、仕事をバックアップしてくれる多彩な機能が魅力であり、特徴的であるといえるでしょう。
スラックの特徴は?
- ビデオ・音声通話ができる
- 文字チャットができる
- 画面の共有ができる
- 様々なファイルの共有ができ、編集も可能
- GoogleドライブやDropboxなど外部サービスと連携が可能
- スケジュールやタスクの管理が簡単
- 会話をプロジェクト別やトピック別に細かく整理整頓できる
料金 | (基本)無料 |
同時接続数(音声) | 1名(有料で15名) |
登録方法 | アプリをインストール/アカウント取得 |
主な機能 | 文字・音声・ビデオチャット/タスク管理 など |
対応デバイス | PC/iOS/Android |
上記をご覧いただいたらわかる通り、ビジネスシーンでの利用に特化したメッセージアプリであるスラックは、「文字や音声でのコミュニケーション」の枠に収まらない機能が備えられています。
「仕事の効率化や業務の共有をいかにスムーズに行うか」に着目されたアプリであるため、多数の大手企業も導入しているサービスです。
「スラック」のネガティブな意見は
「動作が鈍く重くなりがち」「入力画面とウインドウが被って文字が見えない」など、使用上において細かな問題が起こっているようです。
またアプリ版では日本語入力画面にバグが発生するなど、大きな問題とはいえないものの使い心地が良くないと感じる利用者も多いようです。
Chatwork(チャットワーク)
スラックよりさらにシンプルな機能とUIのChatwork(チャットワーク)は、在宅ワーカーを中心に利用者を伸ばしているコミュニケーションツールです。
PCはもちろん、スマホ用アプリもリリースされていることから外出先でも利用できる便利さがあります。
チャットワークの特徴は?
- ビデオ・音声通話ができる
- 文字チャットができる
- 様々なファイルの共有ができる
- タスク管理ができる
料金 | 無料 |
同時接続数(音声) | 最大2人まで |
登録方法 | アプリをインストール/アカウント取得 |
主な機能 | 文字・音声・ビデオチャット/タスク管理 など |
対応デバイス | PC/iOS/Android |
チャット本文中に専用の絵文字スタンプが使えたりと文面をカラフルに彩ることはできるものの、機能としてはビジネス向けに設計されたチャットワーク。
シンプルで簡単な使い心地からも、国内NO.1のシェアを誇るビジネスチャットアプリです。
「チャットワーク」のネガティブな意見は
テキストチャットツールとしては十分に役割を果たすものの、他のチャットアプリでもカバーできる機能しかないため、トレンドに敏感なユーザーからの支持率は下降傾向にあります。
国内のビジネスシーンでのシェア率も高いため「離れるに離れられない」という実情があるようです。
Messenger(メッセンジャー)
Messenger(メッセンジャー)はインスタ内でも利用されたりなど、活躍のシーンが増えつつあるアプリです。
またFacebookとの互換性が抜群なので、普段からFacebookを活用している方にはとても便利は機能が揃っています。
メッセンジャーの特徴は?
- ビデオ・音声通話ができる
- 映画などの動画をビデオチャットしながら友達と一緒に楽しめる
- 文字チャットができる
- スタンプや落書き、画像フィルターなど表現の幅が多彩
- お金の送受信ができる
- アンケートや割り勘など、グループで使える機能が多い
- 位置情報のシェアができる
料金 | 無料 |
同時接続数(音声) | 最大50名 |
登録方法 | アプリをインストール/アカウント取得 |
主な機能 | 文字・音声・ビデオチャット/画像加工 など |
対応デバイス | PC/iOS/Android |
Facebookで繋がっているユーザー同士は連絡先の交換をする手間がなく、すぐにやり取りができる手軽さがあります。
画像の加工やスタンプなどの表現の幅が非常に広く、画面共有などのグループで利用することを想定された機能が多いため、プライベートでの活躍が見込まれます。
「メッセンジャー」のネガティブな意見は
バージョンによっては英語と日本語が混同したり、好評だった機能がなくなってしまうことも少なくないようです。
アップデート毎に修正が入っているようではありますが、レビューを分析すると、細かな不具合が発生しやすい印象を受けます。
Viber(バイパー)
日本の大手企業である楽天の傘下にある企業が開発したアプリ「Viber(バイパー)」は世界でも11億人の利用者がいるとされています。
最大の特徴に「既読機能のOFF」があり、自分のペースで返信ができるというメリットもあります。
バイパーの特徴は?
- ビデオ・音声通話ができる
- 文字チャットができる
- ステッカーや落書きなど表現の幅が多彩
- 既読マークのON/OFFが選べる
料金 | 無料 |
同時接続数(文字) | 最大250名 |
登録方法 | アプリをインストール/アカウント取得 |
主な機能 | 文字・音声・ビデオチャット/落書き など |
対応デバイス | PC/iOS/Android |
機能としては非常にシンプルでLINEに近い使い心地であるといえるバイハーは、直感的な操作もしやすくユーザーの評価も安定しています。
もちろん音声・ビデオ通話機能も基本無料で利用できるため、ビジネス・プライベートを問わず活躍してくれるでしょう。
「バイハー」のネガティブな意見は
使用環境によっては通話の音質が悪く安定しにくいケースもあるようです。
またデバイスの設定では通知音を小さくしているにも関わらずバイハーからの通知音だけはなぜか大音量になるなど、一部不具合が見られる場合もあるようです。
WeChat(ウィー チャット)
日本国内でのシェア率は低いものの世界中の利用者は10億人を超えており、多言語化に対応している有名なコミュニケーションツールです。
個人情報認証の「TRUSTe」を取得していることからも、高い安全性が認められたワールドワイドなアプリです。
ウィー チャットの特徴は?
- ビデオ・音声通話ができる
- 文字チャットができる
- スタンプやステッカーといった気持ちの表現ツールが多彩
- 位置情報のシェアができる
- LINE Payのような決済サービスを搭載
料金 | 無料 |
同時接続数(文字) | 最大500名 |
登録方法 | アプリをインストール/アカウント取得 |
主な機能 | 文字・音声・ビデオチャット/所在地シェア など |
対応デバイス | PC/iOS/Android |
海外での多くのシェアを獲得していることもあり、日本語にも対応済み。
表示画面もLINEに近いことから抵抗感なく利用できるウィー チャットは、LINE同様バランスの良い使用感からビジネス・プライベートを問わずに使いやすいアプリでしょう。
「ウィー チャット」のネガティブな意見は
メッセージ検閲にかかり送れないというケースがあり、度重なるとアカウントを凍結させられるというレビューも見受けられました。
当初は中国人のみ対象だった検閲も、近年では外国人対象にまで範囲を広げている可能性があり、やり取りの内容に注意をしなくてはならないと予想されます。
signal(シグナル)
最先端の暗号化プログラムを採用しており、メッセージや通話は常に暗号されているため非常に安全性が高いと評判のシグナル。
基本的な機能も搭載しており、無料利用にも関わらず広告表示もないため安心して使えるアプリの一つです。
料金 | 無料 |
同時接続数(文字) | 最大1000名 |
登録方法 | アプリをインストール/アカウント取得 |
主な機能 | 文字・音声・ビデオチャット/ステッカー |
対応デバイス | iPhone/Android |
シンプルな使い心地と高いセキュリティの安心感で日本国内でも着実に利用者を増やしつつあるシグナル。
プライベート・ビジネスを問わず利用しやすいコミュニケーションツールです。
「シグナル」のネガティブな意見は
機種や互換性の兼ね合いで電話が取れない不具合が起こるケースが報告されているものの、目立ったネガティブな意見はありませんでした。
国内では普及途中であるため、他の利用者がまだまだ少ないことが課題といえます。
WhatsApp Messenger(ワッツアップ・メッセンジャー)
文字チャットや通話機能など基本的な交流機能を備えており、それらを完全無料で利用できるワッツアップ・メッセンジャー。
シンプルな機能と利用ユーザーの満足度が高いことが特徴的なアプリです。
ワッツアップ・メッセンジャーの特徴は?
- ビデオ・音声通話ができる
- 文字チャットができる
- 画像や動画・ドキュメント・ボイスメッセージを送受信できる
- スタンプが使える
- 最終接続時間が表示される
- 位置情報のシェアができる
- 端末のアドレス帳との同期が可能
料金 | 無料 |
同時接続数(文字) | 最大256名 |
登録方法 | アプリをインストール/アカウント取得 |
主な機能 | 文字・音声・ビデオチャット/所在地シェア など |
対応デバイス | PC/iOS/Android |
余分な機能を削ぎ落したシンプルで使いやすい操作性と安全度の高いセキュリティで高い評価を受けています。
それもあってビジネス・プライベートを問わず活用しやすく、利用の幅も広げやすいでしょう。
「ワッツアップ・メッセンジャー」のネガティブな意見は
無料で安定的な機能を利用できる反面、独創的な機能が備わっていないという声が挙がっています。
安全性の高さは認められているものの、他のアプリでもカバーできる機能しかないため特別に楽しめるオリジナリティーがないという評価です。
Kik(キック)
電話番号を登録する必要なく簡単・手軽にアカウントを取得できることが最大の特徴であるキック。
50人と一緒にグループチャットが行えるなど、シンプルな機能ながら使いやすいアプリです。
キックの特徴は?
- 文字チャットができる
- 写真・動画・絵文字の送受信ができる
- 電話番号の登録の必要がない
「キック」のネガティブな意見は
通信が非常に不安定なタイミングがあり、「いざというときに使いにくい」という意見が挙がっています。
日本語に完全対応していないため、一部機能が使いにくいことが予想されます。
料金 | 無料 |
同時接続数(文字) | 最大50名 |
登録方法 | アプリをインストール |
主な機能 | 文字チャット |
対応デバイス | iPhone/Android |
ライトな使い心地から、SNSで繋がった友人たちとのコミュニケーションツールとして利用するユーザーも少なくありません。
電話番号の個人情報との結び付けがないため、信用性が多少低く感じられるかもしれません。
+メッセージ(プラス メッセージ)
プラス メッセージは国内3大キャリアが公認としているメッセージアプリです。
国内サーバーを利用しているため、国外にデータが転送されることもなく安定的なサービスを受けられます。
ただし、ドコモ・au・ソフトバンク以外の格安SIMキャリアからはアクセスできないため注意が必要です。
+メッセージの特徴は?
- 文字チャットができる
- 写真・動画・絵文字・スタンプの送受信ができる
- 電話番号で結びつけるため、面倒な友達申請が不要
料金 | 無料 |
同時接続数(文字) | 最大100名 |
登録方法 | アプリをインストール |
主な機能 | 文字チャット |
対応デバイス | iPhone/Android |
双方にアプリがインストールされていれば即利用可能な手軽さと、宛先が電話番号なので安心して利用ができます。
また日本の3大キャリアが公認しているため、安全性が高いのもポイント。
「キック」のネガティブな意見は
iPhoneにもともと内臓されている「メッセージ機能」と類似点が多く、利用の幅が限られるという意見もあります。
また通知表示に不便が多く、設定の自由度が低いとうデメリットも感じられるようです。
Google ハングアウト
メッセージの送受信はもちろん、音声・ビデオ通話も解禁しているため様々なシーンで活用できます。
またGoogleアカウントさえ取得すれば簡単に利用できる手軽さに注目です。
ハングアウトの特徴は?
- ビデオ・音声通話ができる
- 文字チャットができる
- 写真・動画・絵文字・ステッカー・GIF動画の送受信ができる
- 相手がオフラインでもメッセージの送信が可能
- Googleアカウント一つでPC・スマホ両方から使える
料金 | 無料 |
同時接続数(文字) | 最大150名 |
登録方法 | アプリをインストール/アカウント取得 |
主な機能 | 文字・音声・ビデオチャット/ 画像・動画の共有など |
対応デバイス | PC/iOS/Android |
スマホを利用しているとGoogleアカウントを取得している方は多いため、潜在的なシェア率が高めなメッセージアプリの一つです。
Googleアカウントさえあれば簡単に使い始めることができる手軽さからも、ビジネス・プライベートを問わないバランスの取れたアプリといえるでしょう。
「ハングアウト」のネガティブな意見は
知名度が低いものの、Google提供といることで安定的で実用的なサービスを評価されています。
「通知が来ない」などの不具合は発生しているものの、特段評価を下げるべき大きな問題やネガティブな意見は上がっていませんでした。
Signal(シグナル)
Signalは4000万人以上が利用する、人気の高いメッセージアプリです。
一番の特徴は、セキュリティ性能の高さです。
最も安全なメッセンジャーリストで最高評価となっており、ジャーナリストやサイバーセキュリティの専門家なども利用しています。
Signalの特徴は?
- セキュリティが高い
- PCとAndroid、iOSで互換性がある
- 通話、ビデオ通話、グループ通話、ボイスメッセージ可能
- スタンプやGIFの送受信可能
- メッセージのバックアップや履歴の削除
料金 | 無料 |
同時接続数(文字) | 最大40名 |
登録方法 | アプリをインストール/アカウント取得 |
主な機能 | 文字・音声・ビデオチャット/ 画像・動画の共有など |
対応デバイス | PC/iOS/Android |
消えるメッセージや画面ロックなど、情報保護のための機能が充実しています。
送信した写真や動画などのメディアファイルを相手が見るとそのまま削除される「使い捨てメディアファイル」は、保存されたくないファイル送信にピッタリな機能です。
Signalのネガティブな意見は
日本での利用者がまだまだ少なめなのがデメリットです。
Signalを使っていない人とメッセージをやり取りしたい場合は相手にもアプリを入れて貰う事になります。
また利用には電話番号登録が必須で、相手に電話番号が表示されてしまうしようとなっています。
Telegram(テレグラム)
Telegramは月間アクティブユーザー数が7億人と言われている、世界的に人気の高いアプリです。
高度な暗号化機能や一定時間で消えるメッセージを送る機能などが搭載されており、セキュリティ性能が高いのが特徴です。
また最大20万人が参加できるスーパーグループや無制限のチャンネル機能などが備わっており、知り合いとのメッセージのやり取りに留まらない情報収集が行えます。
Telegramの特徴は?
- 世界的に人気
- 仮想通貨の情報収集に優れる
- 無料で利用可能で、広告も表示されない
- 20万人が参加できるスーパーグループ
- ユーザー数無制限のチャンネル機能
料金 | 無料 |
同時接続数(文字) | 20万人 |
登録方法 | アプリをインストール/アカウント取得 |
主な機能 | 文字・音声・ビデオチャット/ 画像・動画の共有など |
対応デバイス | PC/iOS/Android |
メッセージのやり取りは勿論の事、オープンチャットの様にコミュニティで情報収集をする使い方も可能です。
また日本語で使いたい場合は、こちらから日本語化する必要があります。
Telegramのネガティブな意見は
機密性が高い故に犯罪に利用される事もあります。
海外コミュニティに参加する場合は危険が伴います。未成年は特に気を付ける必要があるでしょう。
Discord(ディスコード)
LINEの代わりとして利用者数が増えているのがDiscordです。
Discordは複数人でグループを作ってチャットをしたり、通話を繋げたりするのに優れたメッセージツールです。
コミュニティなども活発で、通話を繋ぎながらゲームをするのにもよく使われます。
もちろん個人でDMなども出来るので、メッセージのやり取りも問題なく行う事が可能です。
Discordの特徴
- 日本のユーザーも多い
- もともとLINEと併用している人も多い
- オーバーレイや個別の音量調整など高機能
- 生活ノイズなどを抑制でき、垂れ流し通話にも便利
料金 | 無料 |
同時接続数(文字) | 99人 |
登録方法 | アプリをインストール/アカウント取得 |
主な機能 | 文字・音声・ビデオチャット/ 画像・動画の共有など |
対応デバイス | PC/iOS/Android |
基本的にLINEより高機能ですが、それ故に慣れないと少し使い難いと感じる人も多いでしょう。
最初は知り合いに招待して貰う方法をオススメします。
Discordのネガティブな意見は
すでにDiscordを使っている方は、ゲーム用として使っている方も多いです。
日常使いとは分けているという理由で、日常的なメッセージのやり取りに使うのを嫌がる人もいるので、使う場合は相手によく確認するのがいいでしょう。
LINEスタンプと着せ替えが消える場合の原因と対処法をご紹介!
お気に入りのスタンプや着せ替えを楽しむことができるLINEですが、利用しているとスタンプや着せ替えが消えてしまったというケースが発生しています。 今回はLINEでスタンプや着せ替えが消えてしまった場合 ...
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