最近、CMで「格安スマホ」や「格安SIM」といった言葉を聞くことも多くなってきました。
今まで携帯電話というと、au、docomo(ドコモ)、Softbank(ソフトバンク)、ウィルコムくらいしか選択肢がありませんでしたが、こういったキャリアショップ以外の選択肢も増えていっています。
そのため、auスマホに限らず各キャリアショップを解約して乗り換えるということも珍しくなくなってきました。
この記事は、auスマホを解約する際の手続き方法や解除料といった手数料、解約するときに気を付けなくてはいけないことについて設定解説していきます。
auスマホから乗り換えるメリット
昨今、auに限らずdocomo(ドコモ)やSoftbank(ソフトバンク)から他社へ乗り換えるケースが増えています。
それは、一体なぜでしょうか。どういったメリットがあって乗り換えるのでしょうか。
auスマホからの乗り換えの利点は、格安SIMに切り替えることによって月々の利用料金が安くなること、各キャリアの出している乗り換えキャンペーンを利用してお小遣いを稼ぐといったものがあります。
特に前者は月々の使用料が7,000円近くも安くなることがあり、大変お得です。月々のスマホ代を抑えたいという方は、格安SIMへの切り替えを検討してみることをおすすめします。
ポイント
- 月々のスマホ使用料を節約できる
- キャンペーンでお小遣い稼ぎ
ただし、auに限った話ではありませんが、各キャリアの契約解除にはいくつか気を付けなくてはいけないことがあります。
それを守らないと、高額の解除料が請求されるようなことも。この記事でauの契約解除、乗り換え、注意点など様々なことを説明していくのでぜひ参考にしてください。
ちなみに、うまく解除料を抑えられると、各キャリアへの乗り換えはもちろん、格安スマホ・格安SIMへの乗り換えで黒字になることも。
というのも、各社の乗り換えキャンペーンでお金がキャッシュバックされたり、1ヶ月間無料で使えたり、Amazonギフト券がプレゼントされたりといったこともあるからです。
格安SIMならどれだけ安くなる?
「格安SIM」と似たような意味合いのニュアンスで「格安スマホ」という言葉を聞いたことがある方も多いはず。それでは、「格安SIM」と「格安スマホ」はどういった意味合いなのでしょうか。
実はこの2つの意味は違います。「格安SIM」はスマホや携帯電話に入れるカードのこと。「格安スマホ」は安いスマホのことです。
「格安SIM」に契約すると、「SIMカード」だけが、「格安スマホ」に契約すると「スマートフォン」と「SIMカード」両方が届きます。
つまり、「格安SIM」であると、自分でスマホを用意しなくてはいけません。ちなみにこれはデメリットでもありますが、メリットでもあると言えるでしょう。
なぜなら、今使っているスマホのカードをそのまま、「格安SIM」に切り替えることで使い続けることができるからです。
逆に「格安スマホ」はスマホも付いてきますが、選べる種類が少ないのが現状となっています。それに、いくら本体代が各キャリアショップより安いとは言っても、3万円前後かかることに注意してください。
どちらもauスマホよりは利用料金も抑えられるため、自分に合った方を選ぶと良いでしょう。
「格安SIM」と「格安スマホ」について解説してきましたが、「格安SIM」であれば月々の費用を2,000円以内に抑えることも可能です。
たとえば、今使用しているau携帯の月々の使用料が7,000円だとしたら、1ヶ月あたり5,000円以上安くなることに。
1年にすると6万円以上にもなります。このように、auスマホから「格安SIM」への乗り換えは金銭面に非常に大きなメリットとなり得るのです。
いつでもお得に乗り換え可能なのか?
このように、格安SIMはもちろん、他のキャリアに乗り換えることで様々な恩恵が得られますが、さらにお得に乗り換えるにはタイミングが重要です。
実はお得に乗り換え可能なタイミングがあります。それでは、それはいつなのでしょうか。
ズバリ、乗り換えをお得にできるタイミングは契約更新月です。これは、契約満了の月の翌月から2ヶ月の間になります。
ちなみに、損得を考えず解約したいという場合は、いつでも特に制限はありません。
解約する際の手続き
ここでは、auを解約する際に必要なものや必要な手順について詳しく解説します。
解約手続きの手順
まず、「解約してスマホを持たない。他社のスマホや携帯も使わない」「電話番号を変えて他社で新規契約」「すでに使っているスマホや携帯と別のものを新規契約したい」という方の手順から解説しましょう。
auスマホを解約するときは、実際にauショップに足を運ぶ必要があります。
昨今、インターネットを介して様々な契約の解除や手続きを行えるようになりましたが、auスマホ(携帯)はそうした方法を受け付けていません。
auショップに向かう際、必要なものがあります。実際にauスマホを解約する際は忘れずに持っていくようにしましょう。
必要な持ち物は以下のとおりです。
- 身分証明書(運転免許証、パスポートなど)
- 印鑑(サインでも可)
- au携帯電話の本体(なくても可)
ちなみに、身分を証明できる書類には上記以外に以下のようなものがあります。
- 運転経歴証明書(顔写真付き)
- 身体障がい者手帳・療育手帳・精神障がい者保健福祉手帳
- 特別永住者証明書
- 在留カード+外国発行のパスポート
- マイナンバーカード
- 住民基本台帳カード(顔写真付き)
なお、コピーは不可です。原本(カードや書類そのまま)を持っていきましょう。
マイナンバーカードでの注意点としては、通知カードでは不可だということです。
なお、auショップに行く際には、事前に予約しておくことをおすすめします。
予約を取らずに行くのも特に問題はないのですが、やはり予約なしだと混み具合によっては1時間以上待つことも。
予約を入れておけば、ほとんど待つことなく対処してもらえます。そのため、予約は取るようにしておきましょう。
それでは、どうやって予約を取れば良いのでしょうか。予約の取り方を解説していきます。
ただし、ここでひとつ注意しておきたいのは、「au STAR」会員でないといけないということ。会員でないと利用できないので気を付けてください。
なお、店舗に1分でも遅れてしまうとキャンセル扱いになってしまうことも。しっかり5分前行動を心がけたいです。
まず「au STAR」にアクセスしましょう。ブラウザを立ち上げてキーワード検索してトップに出てくるため、そこからアクセスしても良いです。
「au STAR」にアクセスしたら、左上にあるハンバーガーメニューをタップします。
一番下にある「ご来店予約・ご予約状況の確認」をタップしましょう。
さらに「予約/確認する」をタップします。
すると、全国のauショップを検索することができるように。「キーワード検索」「現在位置で探す」「地域で検索」ができます。今回は東京と入れて「キーワード検索」してみます。
東京にあるauショップ一覧が出てきました。ここから自分の行けそうなショップを選びましょう。
ショップを選択すると、予約の空きがあるかチェックできます。丸は予約があいているということです。
行ける日時に予約の空きがあれば、そこをタップするようにしましょう。
氏名、生年月日、au電話番号、日中の連絡先、メールアドレス、来店する人(本人、未成年の本人、代理人)、連絡事項などを入力して予約します。
解約したい場合は、この連絡事項のところにその旨を書くと良いでしょう。
なお「現在位置で探す」を利用すると、現在自分のいる位置から近い店舗を探すことができて大変便利です。
通勤、買い物、学校帰りなどどこか出かけた先からauショップに行くときは「キーワード検索」や「地域で検索」、自宅や毎回同じ場所に通っていて、その場所からauショップに行きたい場合は「現在位置で探す」を利用するとより機能を活用しやすいでしょう。
ネットや郵送であれば、本人が赴くことも難しくないでしょうが、やはり実際に店舗に向かわなくてはいけないとなると、「忙しくてとてもではないが行けない」という方もいるでしょう。
それでは、そういった場合、どうやって解約すれば良いのでしょうか。本人ではなく代理人であっても解約することは可能なのでしょうか。
結論としては、代理人であっても解約することは可能です。auは原則としては契約者本人の来店を推奨していますが、代理人による解約手続きはできます。
ただし、解約を代理できる代理人は、親権者、未成年後見人、契約者の家族、施設関係者に限ることに注意しましょう。
なお、解約する際に必要なものは以下の通りとなっています。
- 契約者本人の確認書類(コピー可)
- 契約者からの委任状
- 代理人本人の確認書類(原本)
- 解約したいスマホ(携帯)の本体あるいはau ICカード(なくても可)
契約者本人の確認書類は、運転免許証やパスポートなどのこと。これ以外にも以下のようなものでも可です。
- 運転経歴証明書(顔写真付き)
- マイナンバーカード
- 身体障がい者手帳・療育手帳・精神障がい者保健福祉手帳
- 住民基本台帳カード(顔写真付き)
- 特別永住者証明書
- 在留カード+外国発行のパスポート
契約者からの委任状はこちらのau公式ページからダウンロードすることができます。
au公式にアクセスしたら、未成年者でない場合、こちらの方から委任状をダウンロードします。
委任状の下から記入例のダウンロードもできるため、簡単に委任状を書くことが可能です。
未成年者の契約しているauスマホや携帯電話を解約したい場合はこちらから委任状をダウンロードするようにしましょう。
代理人の本人確認書類も基本的に契約者の本人確認書類と同じもの(運転免許証やパスポートなど)で問題ありません。
代理人のものをそのまま持っていきましょう。コピーは不可です。
こちらは持っていかなくても問題ありませんが、スマホや携帯電話本体またはau ICカードも持っていけるなら持って行った方が良いでしょう。
これを持参できれば、手続きがスムーズに進むからです。
本人が忙しかったり、病気だったりなどでauショップに赴けない場合はこうした持ち物を代理人が持ち込んで解約が可能となっています。
それでは、本人が不在の場合はどうなるのでしょうか。本人がいないのであれば、委任状も書けません。
そのため、以下のように先ほどとは異なった持ち物が必要です。
- auスマホ本体
- 来店者の認印(ゴム印を除く)
- 来店者の本人確認書類(原本)
- 契約者本人の死亡確認が確認できる書類(原本)
auスマホ(携帯電話)がau IC対応機種である場合は本体とICカードが必要となっています。
本人確認書類は運転免許証やパスポートなどのこと。この他にも以下のようなものでも受け付けています。
- 運転経歴証明書(顔写真付き)
- マイナンバーカード
- 特別永住者証明書
- 住民基本台帳カード(顔写真付き)
- 身体障がい者手帳・療育手帳・精神障がい者保健福祉手帳
なお、このとき必要なのは契約者本人ではなく来店者のものであることに注意しましょう。
「契約者本人の死亡確認が確認できる書類」には以下のようなものがあります。
- 戸籍抄本
- 戸籍謄本
- 除籍謄本
- 除籍抄本
- 死亡診断書
- 新聞のおくやみ欄
- 会葬御礼の挨拶状
- 住民票(除票)
書類は原則原本の提出が求められますが、困難である場合はコピーでも可です。
なお、通常「1年契約」や「2年契約」だと更新月以外に解約すると解除料が発生しますが、「契約者が死亡してしまった場合」は発生しません。
また、「au買い方セレクト」のフルサポートが適応されている場合も解除料は発生しません。
auから他社へMNP手順
こちらは、電話番号を変更せず他社へ移りたい場合の手順について解説します。
まず、こちらでは事前に電話で「MNP予約番号」を手に入れておく必要があることに注意しましょう。
これを忘れていた場合、店舗に来店後にそこから電話をして「MNP予約番号」を入手します。
さらに時間がかかってしまうことを考えると、やはり事前に手続きしておきたいです。
注意ポイント
- 予約番号には15日間の期限がある
- 有効期限が切れると自動的に番号はキャンセル扱いに
- 解除料・手数料は乗り換え先の手続きが完了したときに発生
「MNP予約番号」を手に入れるための手続きは、auスマホから「157」に電話をかけることで可能となっています。
一般電話・au以外の携帯電話から手続きしたい場合は「0077-7-111」に電話をするようにしましょう。
どちらも通話料は無料です。なお、この2つが利用できない場合は「0120-977-033」に電話するようにしましょう。
なお、オペレーターの対応時間は9時~20時となっています。
上記の電話番号に電話をかけたら、ナビダイヤルの指示通り「3」を入力し、さらに「2」を入力します。
オペレーターに繋がったら、「他社に移りたいから、MNP(電話番号ポータビリティ―)の予約番号を発行してください」と伝えます。
メモ
- auスマホ「157」、一般電話・他社の携帯電話「0077-7-111」、その他「0120-977-033」に電話
- ナビダイヤルの指示に従う
- オペレーターに繋がったらMNPの予約番号を発行して欲しいと伝える
あとひとつ注意点があります。MNP手数料はauだけではなく、乗り換え先への支払いもあるということです。
転出先への手数料は大体3,000円(税別)であることがほとんど。この事務手数料に会社によっては、SIMカード発行料金などが発生します。
アップグレードプログラムの落とし穴
「アップグレードプログラム」に加入していたケースでは、au解約のときにどうなるのか解説します。
アップグレードプログラムとは
「アップグレードプログラム」とは、スマホ購入から12ヶ月後に新しい機種に変更した場合、それまで使っていた端末の分割支払金残額の一部を実質無料とするプログラムのこと。サポート料は月300円となっています。
この「アップグレードプログラム」、auで2年待つことなく次々と新機種にしたいという方にとっては非常に嬉しいプログラムとなっています。
しかし、他のキャリアに乗り換えたい方にとっては大きな落とし穴となることも。
実はこのプログラム、MNPをするとプログラム料は返却されませんし、端末料金がまだ残っていると支払わなくてはいけません。つまり、プログラム料金が無駄になっていると言えます。
そのため、MNPを考えている方はこちらのプログラムに加入することを推奨しません。
端末代金はどうなる?
端末本体の料金の支払いを大幅に抑えることができる「アップグレードプログラム」。
このプログラムを利用して契約した場合、auスマホを解約するとなると、端末の代金はどうなるのでしょうか。
もちろん、端末代の残り残額があれば支払うことになります。乗り換えを考えたことがあるなら、このプログラムへの参加はあまり推奨できません。
支払い中の端末代金
各種サポート解除料も心配ですが、特に気になるのは支払いきっていない端末代金。
この支払いはどうなっているのでしょうか。
端末代金の残り残額の確認方法と各種サポートプログラムで安くなった割引分や値引き分の支払いについて解説します。
各種割引サポートが適応されなくなる
auには、スマホ端末を安く購入することができる各種割引サポートが存在します。
こうしたサポートで端末を購入した場合、割引分が適応されなくなったり、解除料が発生することも。
こうした割引で有名なものに「au購入サポート」があります。「au購入サポート」は他社から乗り換えをしてauで契約した場合、端末料が最大54,000円割引されるというものです。
「au購入サポート」を利用した場合、簡単にまとめると以下のような点に注意しなくてはいけません。
注意ポイント
- 契約から12ヶ月以内に解約すると高額な解除料が発生
- 解約しなくてもプランの変更でも解除料が発生することも
- 利用機種・期間によって解除料が異なる
このサポートプログラムを利用した場合、契約から12ヶ月以内に解約をすると、非常に高額な解除料を請求されることも。
特に新機種で、契約から短期間で解約する場合、解除料が高額になる傾向にあります。もし、「au購入サポート」を利用して短期間で解約したいと考えた方は、とりあえず1年待ってみることをおすすめします。
auの解約の他、「auピタットプラン」「auフラットプラン」「LETフラット」「データ定額1~30」以外へのプランへの変更や解除、一時休止、機種購入を伴う機種変更を行うとこの解除料が発生することにも注意しましょう。
au解約による「au購入サポート」のサポート解除料の例を紹介します。下の表は、「Xpedi XZ2 Premium SOV38」「Xpedia XZ2 SOV37 AQUOS R2 SHV42」を例として挙げたものです。
なお、この表は購入月を1ヶ月目とします。
こうして見てみると、非常に高い解除料を取られることがわかります。
12ヶ月目には2万円程度発生するのに対し、13ヶ月目からいきなり解除料がかからなくなるので、是非とも13ヶ月目以降に解約したいところです。
「購入サポート」の解除料が追加されている状態で、さらに「2年契約」の解除料やMNPの料金も発生するとなると、3万円以上の出費となることも。
また、「Xpedi XZ2 Premium SOV38」「Xpedia XZ2 SOV37 AQUOS R2 SHV42」の解除料からも分かる通り、機種によってかなり料金に差が出ます。
もし、「au購入サポート」を利用した方で、12ヶ月経過していない状況でauを解約したい場合は、自分の機種の解除料がいくらかかるのかauに訊ねた方が良いでしょう。
分割残高の確認のやり方
スマホの端末代金の支払いがどれくらい残っているかに関しては、「My au」を利用すれば簡単に確認することが可能です。
まずは、スマホのトップ画面あるいはアプリから「My au」を立ち上げます。
ウェブから「My au」にアクセスしたい場合は、左上にある赤枠のハンバーガーメニューをタップしましょう。
すると、上の画像のようなメニューがあらわれるので、赤枠の「My au」をタップします。
アプリの場合は、「My au」をタップするだけで上のような画面が表示されます。このページまで来たら、あとはアプリ・ウェブどちらも共通です。
「ご契約内容」をタップしましょう。
すると、上のような画面にジャンプします。ここからさらに、赤枠で囲んだ「スマートフォン・携帯電話」というところをタップしましょう。
「お客様登録情報の確認・変更」をタップします。
「ご利用機種登録」をさらにタップ。
最後に「分割契約の確認および一括清算」をタップしてください。
すると、個別信用購入あっせん契約/個品割賦販売契約」というページにジャンプできます。
ここでは、スマホ端末の「支払い回数」や「分割支払金」「最終請求日」「支払残高」といった重要な情報が確認可能です。
「支払い回数」は、端末料金を何回に分けて支払うのかを表します。「分割支払金」は毎月いくらずつ支払うのか、「最終請求日」はいつ端末料金を支払い終えるのか、「支払残高」はスマホ端末の支払っていない残り分の代金を表します。
特に「支払残高」の情報は重要です。
「支払残高」がゼロであれば、auと解約する際に端末代金分のお金がかかることはありません。
ちなみにここでは、端末の契約がいつから始まったかの確認もできます。
端末の分割支払残額の支払い方法(アプリ)
端末代金の支払いが残った状態で解約すると、残りの料金を支払うことに。支払いには「分割払い」「一括払い」が選択できます。
もし、一括で支払ってしまいたい場合は、解約時に「一括で残りの端末料金を支払いたい」という旨を伝えましょう。
スマホの月額料金のように、毎月分割で引き落としてもらうという方法もあります。
そのため、まとまったお金がなくても解約することが可能です。
アプリから申し込む方法とウェブサイトから申し込み方法があります。
au公式からアプリ、ウェブサイトそれぞれの申し込み方法について説明した動画があります。
動画がわかりやすいですが、さらに細かく説明していきましょう。
まず、アプリで申し込みたい場合は、auスマホのホーム画面にある「My au」を立ち上げます。
「ご契約内容」をタップしてください。
すると、上のようなページにジャンプします。さらに、赤枠で囲った「スマートフォン携帯電話」というところをタップしましょう。
「お客様登録情報の確認・変更」をタップしてください。
すると、上のようなページに飛びます。ここからさらに、「My au TOP」をタップします。
このページをスクロースしていくと、下の方に「請求・支払関連のお手続き」というメニューがあることがわかります。
このメニューの下にある「請求・支払関連のお手続き 一覧」をタップしてください。
「請求・支払関連のお手続き」というページが表示されます。ここから「お支払い」を選んでください。
ここから、下にページをずらしていくと「料金のお支払い」というメニューが出てきます。
この中から、「分割支払残額の確認・一括清算」をタップしましょう。
「分割支払残額の確認・一括清算」というページが表示されました。
最後に、一括払いしたい端末にチェックを入れて、「同意して次に進む」をタップします。
端末の分割支払残額の支払い方法(WEB)
アプリからの支払い方法について解説してきました。次にウェブサイトから申し込む方法について解説します。
上のYouTube動画を見ると分かりやすいですが、さらに細かく説明していきます。
まずは、ブラウザ(Google chrome、Internetexplorerなど)を立ち上げましょう。
検索窓に「au」と入れて検索しましょう。検索すると、一つ目にau公式サイトが表示されるはずなので、そこをタップしてアクセスしてください。
すると、auのページにアクセスできるので、ログインをタップします。
au IDでログインできたら、自分自身の情報が見られる「my au」のページに飛びましょう。
やり方は、左上にあるハンバーガーメニューをタップし、
さらに「my au」をタップするだけです。
すると、各種契約内容や請求が見られるページにジャンプできます。
このページにある「My au TOP」というところをタップしましょう。
さらにページの下にスクロールして、「請求・支払関連のお手続き 一覧」をタップします。
「お支払い」をタップしてください。
「料金のお支払い」メニューにある「分割支払残額の確認・一括清算」をタップ。
すると、「分割支払残額一括清算申し込み」というページにジャンプします。
このページを少し下にスクロールすると、「同意して次に進む」というボタンがあることがわかります。
支払いをしたい端末を選択してチェックを入れ、これをさらにタップしましょう。
MNPau購入サポート
「MNPau購入サポート」とは他社からauに乗り換え(MNP)したときに、端末代金を大幅に割引するというもの。
非常に強力なキャンペーンで、機種によっては6万円近く安くなることもあります。
このように、顧客に優しい「MNPau購入サポート」。実は大きな落とし穴があります。
MNPau購入サポートの注意点
「MNPau購入サポート」を利用してauに乗り換えたケースだと、1年以上利用してから解約しないと解除料が発生します。機種によっては、契約から10ヶ月目であっても3万円以上の解除料がかかることも。
そのため、「MNPau購入サポート」を利用して他のキャリアからauに乗り換えした方は、契約から1年以上経過しているかしっかりチェックするようにしましょう。
契約解除料
auスマホを解約するときに解除料はかかるのでしょうか。auスマホの解除料について解説します。
解除料が発生しないタイミング
まず、auスマホを解約する際に必ずしも解除料がかかるかというと、そういうわけではありません。
実は解除料が発生しないタイミングというのが存在します。
それでは、いつ解約すれば解除料が発生しないのでしょうか。これは、その人の契約によって異なりますが、更新月に解除すれば違約金は発生しません。
更新月は「2年契約」であれば、25ヶ月~26ヶ月、49ヶ月~50ヶ月目……となっています。このタイミングで解約すれば、解除料がかからないことを覚えておきましょう。
[speech_bubble type="std" subtype="L1" icon="boy1.png" name=""]タイミングが重要ってことですね!乗り換えを考えている方はしっかりスケジュールにつけておきましょう![/speech_bubble]契約してからどれくらい経過しているかは、「My au」や電話でも確認できます。確認方法についてさらに詳しく画像を使って説明していきます。
まずは、スマホのトップ画面にある「My au」をタップしアクセスしてください。
すると、画像のように「現在のご利用状況」や「ご契約内容」を確認できるページにジャンプできます。
「ご契約内容」の部分をタップしましょう。
スマートフォン携帯電話というところをさらにタップします。
「お客様登録情報の確認・変更」をタップしましょう。すると、細かな契約内容が確認できるページにジャンプできます。
ここからさらに、お客様情報をタップしましょう。
「ご契約情報」をタップして確認してみましょう。
自分がどういった契約で契約しているかここでチェックできます。何年契約なのかが確認できますし、その下には更新月がいつなのかも記載されています。
さらにauと契約してからどれくらい経つかも確認可能です。
様々な料金が重なると、auスマホの解約には多くの出費が発生します。解除料には以下のようなものがあることに注意しましょう。
- 更新月でないと発生する解除料
- MNP手数料
- スマホ端末の残り代金
その人の契約状況にもよりますが、解除料は「2年契約」の場合9,500円となっています。
この金額はau加入年数11年目以降で「2年契約」で契約かつ「家族割」または「法人割」にセットで加入していれば、3,000円になります。
これらを総合すると、端末購入から13ヶ月目以降であり、契約の更新月であることが、なるべく出費を抑えるポイントであると言えそうです。
こうして見ていくと、非常に高く感じられるauの解除料。他社はどうなっているのでしょうか。
解除料・手数料の種類 | au | docomo | ソフトバンク |
MNP手数料 | 3,000円 | 2,000円 | 3,000円 |
契約解除料 | 9,500円 | 9,500円 | 9,500円 |
乗り換え先の事務手数料 | 3,000円 | ||
合計金額 | 14,500円 | 15,500円 | 15,500円 |
*表はすべて税別表示です。
「docomo(ドコモ)」「Softbank(ソフトバンク)」の契約解除料は一律で9,500円となっています。
これは、auと同様に定期契約の更新月でないと発生するものです。
「docomo(ドコモ)」のMNPする際にかかる手数料は、通常2,000円となっています。
しかし、これには例外があり、携帯の購入しない方法で契約した回線にMNPするケースでは5,000円となることに注意しましょう。
つまり、「格安SIM」に乗り換える場合は5,000円の手数料がかかるということになるのです。
「Softbank(ソフトバンク)」はどうでしょうか。こちらはMNP手数料が通常3,000円となっています。しかし、例外もあります。
- シンプルスタイル(プリペイド携帯電話)
- スマート一括
- みまもりケータイ
- SIMカードだけで契約した後、3ヶ月以内に他社へ変更
といった契約をすると、手数料が5,000円となるのです。このように、「格安SIM」への乗り換えで解除料が上がる「Softbank(ソフトバンク)」「docomo(ドコモ)」に対してauはどこに変更しても手数料が一律で3,000円です。
ただでさえ、こうして比較してみるとauの解除料・手数料が安いのに、MNP手数料のことも考えるとさらにお得だと言えます。
つまり、auからMNPするのは他社に比べて手数料が安く済むということです。
解除料の支払いタイミング
解除料はスマホ利用料を毎月支払っていたのと同じように分割で支払っていくことになります。
分割ではなく、解約する際に店頭で一括払いも可能です。
解約する際の注意点
auスマホを解約する際には気をつけなくてはいけない点がいくつかあります。それぞれ詳しく解説していくのでぜひ参考にしてください。
当月分の使用料金が満額発生
auスマホの契約をすると、契約した日から日割りの料金が請求されます。そのため、「解約の際も日割りなのではないか」と思いがちですが、実は異なります。
解約する際にはその解約した月分の利用料が満額発生するのです。つまり、その月の始め(1日)に解約すると、残り27日~30日分損すると言えます。
そのため、auスマホを解約するときは、なるべく月末にするとお得です。
122日以内の短期解約でブラックリスト入り
「もっと利用料金を安くしたい」といった理由で非常に短期間で解約したいという方もいるかもしれません。
しかし、あまりに短期に解約するとブラックリスト入りしてしまうことも。
auだと契約してから122日以内に解約するとブラックリスト入りすると言われています。
「ブラックリスト入りしても、他社に移るから問題ないのでは?」と思う方もいるかもしれませんが、それは違います。
実はブラックリスト入りしてしまうと、他社との契約もできなくなってしまう可能性があるのです。
そのため、短期での解約は絶対にしないようにしましょう。
auのキャリアメールが使えなくなる
当たり前といえば当たり前なのですが、auのキャリアメールが使えなくなります。
もし、残しておきたいメールがあればバックアップを取っておくようにしましょう。
auポイントが消滅
auポイントが消滅してしまいます。解約する前にauポイントやウォレットポイントをすべて使っておきましょう。
ポイントの消滅以外にも、auウォレットが使えなくなることには様々なデメリットがあります。
というのも、auウォレットが使えなくなると、今まで上手く活用してポイントを貯めていたという方も、別の方法に切り替えなくてはいけなくなるのです。
auウォレットは非常に還元率が高くなっており、効率的にポイントを貯めることができるようになっています。
しかし、これが使えなくなってしまうので、今までのように高還元でポイントを手に入れることができなくなってしまうのです。
たとえば、じぶん銀行からauウォレットにチャージすると、5%のWALLETポイントがもらえます。10,000円分チャージすれば500円分も貰えることになります。
さらに、auウォレットポイントを様々なお店で利用することによって、ポイントが還元されます。
通常、0.5%なのですが、セブンイレブン1%、マツモトキヨシ1.5%、スターバックス3.5%と非常に高還元なお店も。
ポイントはチャージも利用分も両方総取りできるため、たとえばじぶん銀行からチャージしてスターバックスでポイントを利用すれば、合計8.5%ものポイントが還元されます。
こうして見てみると、事実auウォレットは非常に高還元であることがわかるでしょう。
このように、効率的にポイントを貯められなくなる、というのも大きなデメリットであると言えます。
auウォレットクレジットカードの年会費が発生
auウォレットクレジットカードは「au携帯電話」「auひかり」「auひかり ちゅら」のどれかひとつに加入していれば、年会費無料となっています。
しかし、こういったサービスに加入していないと年会費1,250円が発生します。
また、auウォレットクレジットカード以外にも、各種合算サービスの利用料金がかかるようになることも。
つまり、auに加入していることで基本使用料の割引や年会費が無料になっているケースだと、それがなくなってしまうこともあるということです。
こうした例にはauウォレットクレジットカードの他、モバイルWi-FiのWIMAXといった例があります。
解除料が発生するタイミングも
auスマホの解約の際は、各種購入サポートや端末の残り代金、契約更新以外のときに解約すると発生する解除料など様々なお金がかかります。
これだけ多くの解除料があるのに、これが発生しない時期というのは非常に短くなっています。
解約するときはしっかり時期を見極めるようにしましょう。
編集後記
auスマホの解約方法について説明してきました。特に以下のような項目をしっかりチェックしておくと良いでしょう。
ポイント
- 端末の未払い分
- 更新月での解約
- 122日以内の解約
- サポートプログラムの解約
- サポートプログラム→規定の期間の超過
そうすれば、MNPを利用する場合、手数料くらいで乗り換えすることができるかもしれません。
しっかり解約するのにお得なタイミングを見計らって乗り換えましょう。
auウォレットの解約手順や解約時の注意点についても解説!
au公式サイト かんたん決済でチャージできたり、スマホ料金と合算して支払ったりできる便利な電子マネー「auウォレット」。 便利ではありますが、他のキャリアに変更したときなど解約したいこともあるでしょう ...
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