AIチャットボット「Chat GPT」が話題ですが、登録の際に電話番号が必要と聞いて使用するのを躊躇している人もいるようです。
今回の記事では、Chat GPTを使用する際に電話番号が必要なのかについて解説していきます。
Contents
Chat GPTで電話番号は必要なのか?
Chat GPTを使用する際には、OpenAIのアカウントが必要となります。
OpenAIのアカウントを作成する場合にはメールアドレス・Gogleアカウント・Microsoftアカウントのいずれかの方法で登録することができますが、どの方法を利用しても本人確認としてSMS認証が必要です。
そのため、Chat GPTを使用する際にはSMSが送信できる電話番号が必要となります。
Chat GPTの使い方については、下記の記事で詳しく説明しているのでぜひ参考にしてください。
使用できる電話番号
使用できる電話番号は、Chat GPTが使用できる国のSMSが送信できる電話番号のみです。
中国など一部使用できない地域の電話番号が存在するので注意してください。
SMSはインターネットではなく、スマホの回線を利用して送信できる機能です。
そのため、インターネットを利用したVPNを利用しても受信することができず、Skypeを利用してもSMSが受信できないためChat GPTの認証には使用することができません。
また、SMS返信サービスについてもSMSを受信しなければ返信することができないため使用することはできません。
Chat GPTで電話番号を入力する目的は?
Chat GPTを利用する際に電話番号を入力する目的はSMS認証で本人確認を行う必要があるためです。
Chat GPTではSMS認証以外の本人確認方法は導入されておらず、本人確認ができない場合にはアカウント作成ができないため、電話番号は必ず必要となります。
SMSが届く必要があるため、使用する電話番号はお使いの携帯の電話番号を使用してください。
また、Chat GPTを提供するOpenAIのプライバシーポリシーでは、以下のことを目的として個人情報を収集していると記載されています。
個人情報収集の目的
- アカウントを作成するため
- 運営と連絡を取るため
- 研究のため
- セキュリティー確保のため
- 新しいプログラムやサービスを開発するため
Chat GPTで電話番号を入力するのは危険?
ここからは、chat GPTで電話番号を入力するのは危険なのかについて解説していきます。
登録した日詐欺メールが届くケースがある
Chat GPTを登録した日を境にメッセージに詐欺メールや、勧誘の電話が届くようになったというケースがあります。
しかし、起きているのはごく一部のユーザーのみで、Chat GPTに登録したことが原因で詐欺メールが届いているとは断言できない状況です。
たまたまChat GPTに登録した日に別のサービスから情報が漏洩してしまい詐欺メールや勧誘電話が届くようになった可能性もあります。
電話番号を入力したからと言って確実に詐欺メールなどが届くようになるとは言えませんが、届く可能性はあるということを頭に入れておいてください。
個人情報漏洩の可能性
仮に、Chat GPTがサイバー攻撃にあった場合には個人情報漏洩の危険があります。
Chat GPTに登録する際には、電話番号だけではなく名前・メールアドレスを入力します。
情報漏洩が起きた際にはChat GPTに登録したすべての個人情報がセットで流出する可能性が高いです。
情報が漏洩した場合、詐欺メールや電話が送られてくるだけでなく不正にサイトにログインされたりする場合がありとても危険です。
電話番号は個人情報のため、よく考えて、信頼できる会社であることを確認してからSMS承認に承諾するようにしてください。
サインアップには電話確認が必要ですのでご注意ください。あなたの番号は、セキュリティ上の目的で身元を確認するためにのみ使用されます。
電話番号は本人確認の時のみに使用されるものと記載がありますが、使用したあとの処置については記載がないので、流出する可能性がないとは言えないでしょう。
また、海外のサイトであるため、国外に電話番号を知られてしまうということになることを頭に入れた上で使用するようにしてください。
電話番号を入力する際の注意点
ここからは、電話番号を入力する際の注意点について解説していきます。
国番号を確認する
電話番号を入力する際は、国番号が合っているか確認をしてください。
電話番号入力画面で、入力欄の隣に日本の国旗か表示されている場合は、日本の電話番号を入力することでSMS認証を受けることができます。
使用している電話番号の国と、入力欄左に表示されている国旗が違う場合には、国旗をタップして使用する電話番号の国をタップしてください。
サブ機がある場合はサブ機の電話番号を使用する
携帯を2台持っている場合は普段あまり利用しない方の電話番号を使用するようにしてください。
使用する電話番号は、SMS認証に対応していれば格安SIMでも問題ありません。
しかし、アプリで取得した電話番号については使用できないので注意してください。
電話番号を入力せずに利用する方法
Chat GPTのチャット機能に関しては電話番号を入力せずで利用することができます。
OpenAIを開き、TRY CHATGPTをタップします。
メールアドレスを入力し、Continueをタップします。
パスワードを入力し、Continueをタップすると、右の画面が表示されます。
パスワードは8文字以上必要です。
入力したメールアドレスにOpenAIからメールが届くので開き、Verify email addressをタップしてください。
登録したメールアドレスを入力してContinueをタップします。
パスワードを入力してContinueをタップするとチャット画面が開き利用することができます。
OpenAIは下記のリンクをタップすることで開くことができます。
OpenAIのリンク先
ぜひ登録して、最先端のAIチャットボットを使用してみてください。
電話番号を入力しなくても使えるサービスはある?
Chat GPTを使用するためには基本的には電話番号が必要となります。
しかし、Chat GPTと同じようなサービスのなかには電話番号を入力しなくても使用できるものがあるので紹介していきます。
easy-Peasy
easy-Peasyは、Chat GPTと同じ「Open AI」が開発したAIチャットボットです。
Chat GPTと比べると、回答が速いのが特徴で、疑問を入力するとすぐに返答が届くシステムになっています。
また、音声入力が可能で、AI画像を抽出することもできます。
easy-Peasyを利用するためにはアカウント登録が必要です。
easy-Peasyのリンク先
登録方法
上記のリンクをタップして、easy-Peasyのサイトに移行します。
Chromeでサイトを開くと日本語に翻訳することができるのでおすすめです。
Get started for freeをタップしてください。
今回はメールアドレスで登録する方法を解説しますが、以下の方法でも登録が可能です。
登録方法の種類
- Googleアカウントを使用する
- Facebookアカウントを使用する
- githubアカウントを使用する
メールアドレスとパスワードを入力してください。
Sign upをタップしてください。
入力したメールアドレスにeasy-Peasyからメールが届くので、開いてConfirm your mailをタップすると登録が完了します。
メールアドレスが受信箱にないという場合は、迷惑メールに振り分けられている可能性があるので確認をしてください。
ログイン方法
easy-Peasyサイトを開いて左上に表示されている3本線をタップします。
Log inをタップします。
登録した方法を選択して、パスワードを入力しSign inをタップするとログインが完了します。
使用方法
ログインができたら、左上に3本線が表示されているのでタップしてください。
Chatをタップします。
下の白い枠をタップして疑問を入力し、送信ボタンをタップしてください。
あとはAIからの返信を待つだけです。
Chat GPTに比べ早く返答がくるので、スムーズに疑問を解決することができます。
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