ディズニーランドとディズニーシーは2020年の4月から大幅な値上げをすることが決定しました。
今回の値上げ額は今までで一番高い金額となっています。しかし、なぜディズニーランド・ディズニーシーはチケットの値上げを決定したのでしょうか?
今回はその値上げ理由と共に今後の購入タイミングなどについてご紹介していきます。
Contents
ディズニーランドチケットの値上げ理由について
ディズニーランドとディズニーシーの両パークの値上げに関しては以下のことが理由となっているようです。
- パークの価値を高める
- ゲストが満足のいく施設を作るために使う
ディズニーランドを運営しているオリエンタルランドの広報担当者は上記の理由により値上げすると公表しています。
実際にディズニーランド・ディズニーシーでは新アトラクション・拡張工事などを行っており、その工事などには多くの資金が必要になってきます。
ちなみに、今後の新アトラクションや拡張工事については以下の通りです。
ディズニーランド
- ファンタジーランド・フォレストシアター:ディズニーキャラクターたちによるライブが楽しめる
- 美女と野獣エリア:美女と野獣のアトラクション・ショップなど街並みも再現
- ミニーのスタイルスタジオ:ミニーちゃんと一緒に写真が撮れる施設
- ベイマックスのハッピーライド:予測不能な動きをするアトラクション
ディズニーランドには750億程度を投じて新しい施設をオープンさせる
ディズニーシー
- アナと雪の女王
- 塔の上のラプンツェル
- ピーター・パン
これら3つの映画をテーマに3つのエリアが作られるようです。
ディズニーシーに関しては2,500億を投じて2022年には開業予定。
ディズニーランド・ディズニーシー総じて3,250億もの金額を投じるのでチケットの金額を値上げするのは仕方ないのかもしれません。
値上げに伴い障がい者チケット導入!
実はディズニーランド・ディズニーシーのチケットでは今まで障がいのある方に対してのチケットが存在しませんでした。
しかし、今回の4月からのチケット値上げと共に障害のある方に対してのチケット販売を開始するようです。
ちなみに価格は以下の通りです。
- 大人(18歳以上):6,600円
- 中人(中学・高校生/12歳~17歳):5,500円
- 小人(幼児・小学生/4歳~11歳):3,900円
※1dayパスポートのみ発売
パスポートによってどれくらい値上げ金額が違うの?
引用:オリエンタルランド リリース
ディズニーランドのチケット値上げ金額は前回までとどれくらい金額が違うのか、差額を計算して表にまとめました。
チケットの種類 | 大人 | 中人 | 小人 |
1dayパス | 700円 | 400円 | 0円 |
2dayパス | 1,400円 | 800円 | 0円 |
3デーマジックパス | 1,700円 | 1,000円 | 0円 |
4デーマジックパス | 2,000円 | 1,200円 | 0円 |
シニアパス | 800円 | - | - |
スターライトパス | 500円 | 300円 | 0円 |
アフター6パス | 400円 | 400円 | 400円 |
2パーク年パス | 8,000円 | 8,000円 | 0円 |
2パーク年パス(シニア) | 6,000円 | - | - |
TDL年パス | 6,000円 | 6,000円 | 0円 |
TDL年パス(シニア) | 6,000円 | - | - |
TDS年パス | 6,000円 | 6,000円 | 0円 |
TDS年パス(シニア) | 6,000円 | - | - |
団体パス | 800円 | 600円 | 200円 |
スクールスペシャルパス | 400円 | 200円 | 0円 |
2パーク年パスに関しては8,000円も価格が値上がりしています。
また、基本的に小人に関してはほとんど据え置きです。
昔とどれくらいチケット代は違うの?推移について!
ここ数年でディズニーランドのチケットはかなり値上げされていますが、過去のチケットと比べどれくらい値上げされているのか推移をまとめてみました。
ちなみに、大人の1dayチケットの価格で推移を示しています。
年 | 価格 | 値上げ金額 |
1983年 | 3,900円 | |
1987年 | 4,200円 | 300円 |
1989年 | 4,400円 | 200円 |
1992年 | 4,800円 | 400円 |
1996年 | 5,100円 | 300円 |
1997年 | 5,200円 | 100円 |
2001年 | 5,500円 | 300円 |
2006年 | 5,800円 | 300円 |
2011年 | 6,200円 | 400円 |
2014年 | 6,400円 | 200円 |
2015年 | 6,900円 | 500円 |
2016年 | 7,400円 | 500円 |
2019年 | 7,500円 | 100円 |
2020年 | 8,200円 | 700円 |
1997年、2014年、2019年はちょうど増税の時期にあたります。
増税の際に値上げする金額は100円から200円程度とそこまで大きくないですが、いくつかの施設を一気に作る工事などを行う際は値上げの金額が多くなる傾向にあります。
今回、2020年の値上げは今までで大規模な拡張工事・新アトラクションのため金額がかなり上がったのだと予想されます。
実は日本のディズニーランドのチケットは海外と比較すると安い!
ディズニーランドの値上がりは遊びに行く人たちからするとかなり大きな金額になります。
しかし、実は日本は海外のディズニーランドに比べかなり安い傾向にあります。
例えば、カルフォルニアのディズニーランドと料金を比較してみましょう。
■1dayパス■
- 混雑日:124ドル:13,516円
- 普通日:110ドル:11,990円
- 閑散日:97ドル:10,573円
※1ドル=109円計算
1dayパスなのに、1万円越えというところが驚きです。
しかし、海外のディズニーランドは日本に比べ敷地面積も大きいことからこれくらいの金額になってもしょうがないのかなというのが素直な感想でしょう。
値上げで混雑が緩和するかも!?
今回はかなりの大幅な値上げですが、この大幅な値上げでゲストの数が減り混雑が緩和するのでは?という考えの方もいます。
年パスに関しては6,000円もの値上げですし、かなり痛い出費に...
しかし、これから2022年には新しいアトラクションがいくつもオープンすることからさらに人気が増し、もっと混雑するのではないのかなと予想しています。
どちらにせよ、新アトラクション・新エリアに関してはゲストの気になる!という気持ちから確実に混雑することは間違いなしです!
しかし、そちらのアトラクションばかり人気になるので、今までの既存のアトラクションは少し混雑が緩和されるかもしれません。
買うなら4月1日になる前がお得!
ディズニーランドは大幅な値上げをしますが、それは4月1日からです。
もし、今後ディズニーランドやディズニーシーに行きたいと計画を立てているという方がいれば、2020年の4月前にチケット購入することをおすすめします。
そうすることで、値上げ前の金額で入園できるメリットがあるからです。
特に、値上げ金額が大きい年パス関係は今買っておくとお得!
オープン券を購入しておけば、購入日から1年が有効期限なので、行きたいときに行けてお得に!
(2020年3月31日に購入すれば、2021年3月31日まで値上げ前の料金で入園可能。)
※オープン券は入場制限のときには入園できません。
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