カレンダーやChromeなど多くの魅力的なコンテンツを備えるGoogleですが、こうしたGoogleのコンテンツを使うにはGoogleアカウントが必要です。
以前は生年月日の入力が必要ではなかったGoogleアカウント。
生年月日の登録が必要なのか、要求される場合の対処法を解説していきます。
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Googleアカウントは生年月日必須なのか?
Googleアカウントは、10年ほど前に作成したときは生年月日の情報を要求しませんでした。
しかし、2021年4月19日時点では、登録時に生年月日の情報を要求します。
生年月日情報の登録は必須で、この情報を入力しないとGoogleアカウントが作成できません。
また、生年月日要求以前にアカウントを作成したユーザーであっても、関連サービス利用時に生年月日を要求されます。
登録しないとサービスを利用できないため、Googleアカウントにおける生年月日の登録は必須と言えるでしょう。
作成時に求められる情報
Googleアカウント作成時に求められる情報は下記の通り。
必要情報
- 氏名
- ユーザー名
- パスワード
- 電話番号
- 生年月日
- 性別
このように、Googleアカウント作成時に生年月日の入力が必要となります。
現在のところ、特定のアクションのとき以外に再度生年月日を問われる機会はありません。
そのため、生年月日を偽ったとしても、現時点ではパスワード再発行などしない限り再度生年月日を問われることはないため、実際とは異なる生年月日を入力しても問題ないです。
ただし、パスワード再発行の際に入力した生年月日が問われること、生年月日を再設定したときに入力間違いがあり13歳未満の設定になってしまいアカウントが停止されたとき、身分証の提示などで生年月日のチェックが必要となることに注意しましょう。
特に後者は生年月日を偽っていたことがバレてしまいます。
こうしたことから、Googleアカウントを登録するときに生年月日を偽ることはおすすめしません。
規定の年齢(13歳以上)に満たない場合は、保護者の名義でGoogleアカウントを作成してもらう、危機管理を設定するなどの対処を取ると良いでしょう。
パスワード再発行時に登録した生年月日の情報が必須
貴方がGoogleアカウントのパスワードを忘れてしまったケースで、パスワードを再設定したいとき、アカウント登録時に入力した生年月日を求められます。
登録した生年月日が分からないとパスワードを再設定できないため、もし貴方が生年月日を本来とは違うもので登録した場合、登録した生年月日を把握していないとアカウントが使えなくなってしまいます。
13歳未満と判断されたとき認証が必要になる
Googleアカウントは、日本では13歳以上でないと利用出来ないことになっています。
そのため、Googleアカウント登録時またはGoogleアカウントの生年月日変更時に13歳未満になるように生年月日を選択すると、アカウントが一時的に停止されて認証が必要となることに注意が必要です。
認証の際は公的に生年月日を証明できるものが必要となるため、13歳未満で利用していた場合、保護者のアカウントとして設定し直すなどの対処を取らないと、アカウント削除されてしまうことになるでしょう。
Googleアカウントは年齢制限がある
Googleアカウントは、日本では利用規約によって13歳以上の人しか利用できないと定められています。
以前は、Googleアカウント作成時に生年月日を必要とされなかったため、古くからGoogleアカウントを使っている人の中には、生年月日欄が空欄になっている人もいるでしょう。
こうしたユーザーは、後からGoogleの提供している各種サービスを利用するときに、Googleアカウントと連携している状態で生年月日を入力する場面があります。
設定時に、生年月日が13歳未満であるとGoogleアカウントが停止されるというトラブルが発生することに注意しましょう。
生年月日を偽装すると発生する可能性のあるトラブル
13歳未満で登録しようとしたときに、Googleアカウントに生年月日を偽って登録しようとしたとき、下記のようなトラブルが発生する可能性があります。
発生する可能性のあるトラブル
- パスワードが再設定できない
- 規約の改定で身分証の提示を求められる可能性がある
- Google AdSense利用時に身分証を求められたときに生年月日を偽ったとバレる
- 利用規約の改定でパスワード再発行以外の場面で生年月日の入力を求められる可能性
パスワードを忘れてしまったときに、パスワードを再設定する手続きを取る場合、Googleアカウントに登録した生年月日を入力する必要があります。
そのため、貴方が生年月日を偽っていた場合、登録した生年月日を覚えておかないとパスワードの再設定が行えなくなり、そのアカウントは使えなくなってしまうでしょう。
また、現時点ではパスワードの再設定でしか生年月日の情報を再度求められる場面はありません。
しかし、今後Googleアカウントの仕様が変わり、パスワード再設定以外の場面でも生年月日の入力を求められる場面が増える可能性もあります。
Googleのアカウントで生年月日を要求されるときの対処法
Googleのアカウントで生年月日を要求されるときの対処法について解説していきます。
30日間でアカウント削除される
もし貴方のアカウントが年齢制限の関係で凍結されてしまったとき、14日以内にアカウントの管理機能を設定または13歳以上であることを証明する必要があります。
この14日間の猶予期間中は通常通りにアカウントにログインして使用可能です。
14日以内に管理機能を設定しない、またはアカウントを管理できる年齢であることを証明しなかった場合、アカウントは無効になり、アカウント情報は30日後に削除されます。
生年月日を変更する
貴方が13歳以上であるにも関わらず個人情報の漏洩への懸念などで生年月日を偽っているとき、今後のトラブルのことも考えて正しい生年月日に変更することをおすすめします。
生年月日を変更するには、アイコンからアカウントをクリックしてください。
個人情報をクリックしましょう。
生年月日の項目を選択して、正しい生年月日に設定したら保存をクリックすればOKです。
勤務先、学校などのアカウントの場合は管理者に問い合わせ
凍結されたGoogleアカウントが貴方の個人アカウントではなく、会社や勤務先が導入しているものである場合、管理者に問い合わせが必要です。
学校によっては、学生課などに問い合わせが必要となるなど組織によって手続きが異なるため、組織の手引書や学生課などへ問い合わせてみると良いでしょう。
アカウントの管理機能を設定する
貴方が13歳未満であるときにGoogleアカウントを引き続き利用したいときに取れる対処法は下記の3つです。
- 貴方のアカウントを保護者のアカウントとして運用する
- 保護者のアカウントを一緒に利用する
- 危機管理を設定する
危機管理を設定することで、保護者にアカウントのサポートをしてもらうことが可能で、これにより貴方のアカウントを貴方の物のまま継続して利用できます。
危機管理を設定したいときは、その他の設定を選択して危機管理を設定するをクリックしてください。
次へを選択して次へをクリックしましょう。
貴方の保護者のGoogleアカウントへログインするために、保護者のメールアドレスまたは電話番号とパスワードを入力して次へをクリックして認証すれば、貴方のアカウントは引き続き使えるようになります。
ロック解除の手続き方法
貴方が間違った生年月日を登録してしまった場合はその他の設定から、年齢を認証してアカウントを持続させることが出来ます。
また、このページでアカウントのコンテンツを保存したり、アカウントそのものを削除することも可能です。
クレジットカードを使用
クレジットカードで年齢認証をしたいときは、生年月日を修正するを選択して次へをタップしてください。
正しい生年月日を入力して次へをタップします。
クレジットカードを使用を選択して、カード情報を入力し同意するをタップすればOKです。
なお、このとき一時的な課金承認がされますが、全て払い戻しが行われカードへの請求は発生しません。
有効なIDを使用
運転免許証やパスポートで年齢認証をしたいときは、生年月日を修正するを選択して次へをタップしてください。
正しい生年月日を入力して次へをタップします。
有効なIDを使用を選択してIDをアップロードをタップしてください。
貴方のデバイスから、貴方のパスポートや運転免許証など政府機関発行の身分証明書の画像をアップロードすればOKです。
Googleアカウントを作り直す
貴方が何らかの理由で身分証を提示出来ず、クレジットカードも所持していないとき、または実際に未成年で親の承諾が得られないケースでGoogleアカウントが凍結されたとき、貴方が取れる対処はGoogleアカウントを作り直すことです。
特に貴方が13歳以上であるにも関わらず、生年月日を偽っていた場合は、この方法が手っ取り早くお勧めと言えるでしょう。
また、以前13歳未満でGoogleアカウントの凍結から削除され、再度Googleアカウントが欲しいというときは、13歳になってからGoogleアカウントを作り直すという方法を取ることをおすすめします。
自分のコンテンツを保存する
もし貴方が、凍結にあったGoogleアカウントを諦めるとき、出来ればコンテンツのデータを保存しておきたいはずです。
その他の設定から削除する前に自分のコンテンツを保存するを選択して次へをクリックすることで、貴方のGoogleコンテンツのデータをデバイスにエクスポートできます。
エクスポートしたいデータにチェックを入れて次のステップをクリックしてください。
ファイル形式などを選択してエクスポートを作成をクリックすればOKです。
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