2022年1月、無償版のG Suiteの利用を停止するという情報がGoogleから発表されました。
今回の記事では無償版のG Suiteのサービス停止の詳細や、個人利用でのGmailなども有料化の対象になるのかについてご紹介していきます。
無償版のG Suiteの提供が停止
Googleは2022年7月1日に無償版のG Suiteの提供を停止すると発表しました。
元々無償版の新規登録は2012年から受付を停止していましたが、既存の無料登録者に関しては継続して無料で使用する事ができていました。
一方でこちらの無料利用者に関しても、2022年7月1日からは有料のGoogle Workspaceに登録を行わないと使用する事ができなくなります。
詳細
- 2022年7月1日に無償版のG Suiteの利用を完全停止
- 2022年5月1日までに有料のGoogle Workspaceにアップグレードする必要がある
- 有料のGoogle Workspaceにアップグレードしなかった場合には、5月1日から最大60日間コアサービスの利用が停止される
- 個人や学校、非営利団体でGoogleのサービスを利用している場合には有料化の対象外
2022年7月1日に完全停止
無償版のG Suiteの利用は2022年7月1日に完全に停止となります。
また有償版のGoogle Workspaceへの登録を2022年5月1日までに行わない場合には、一部の機能以外は使用が停止されてしまいます。
サービスを継続して利用したい場合は有料版にアップグレードする必要がある
現在無償版のG Suiteを利用している方が引き続きサービスを利用する場合には、有料のGoogle Workspaceにアップグレードする必要があります。
一方で早い段階で有料のGoogle Workspaceにアップグレードした場合でも、2022年7月1日までは月額費用無料でサービスを利用する事ができます。
課金が発生するのは2022年7月からとなるので、できるだけ早い段階で有料のGoogle Workspaceにアップグレードすることをおすすめします。
5月1日までにアップグレードしないとコアサービスが利用不可になる
無償版のG Suiteを利用している場合には、2022年5月1日までに有料のGoogle Workspaceにアップグレードする必要があります。
こちらのアップグレードを行わなかった場合には、5月1日から最大60日間Gmailなどのコアサービスの利用が一時停止されてしまいます。
停止対象のコアサービス
- Gmail
- Google カレンダー
- Google Meet
など
一方でYouTubeやGoogleフォトなどに関しては、有料のGoogle Workspaceにアップグレードしなかった場合でも引き続き利用する事が可能です。
企業向けのサービスのみが対象
今回の無償版のG Suiteのサービス停止は、企業向けのサービスのみが対象となります。
そのため個人でのサービス利用や、学校などに関しては無償版のG Suiteを引き続き利用する事が可能となっています。
Gsuite経由で使用しているGmailは有料になる
今回の無償版のG Suiteのサービス停止を受けて、無償版のG Suite経由で利用しているGmailは今後有料のGoogle Workspaceにアップグレードしないと利用する事ができなくなります。
また2022年5月1日までにアップグレードを行わない場合には、5月1日から60日間の間Gmailを利用する事ができなくなります。
Gsuite経由で使用しているスプレッドシートも有料化になる可能性がある
無償版のG Suiteは、有料のGoogle Workspaceにアップグレードを行わないとGoogleのコアサービスが利用できなくなります。
そのため正式には発表されていませんが、無償版のG Suite経由で利用しているスプレッドシートに関しても有料化の対象になる可能性があります。
個人利用しているGmailなども有料になるのかについて
ここからは個人で利用しているGmailなども有料になるのかについてご紹介していきます。
個人利用のGmailなどのサービスは無料で利用する事ができる
今回の無償版のG Suiteの影響で個人利用のGmailなどのサービスも有料になるのではないかという不安の声が上がっていますが、個人利用のGmailなどは引き続き無料で使用する事が可能です。
そのため個人としてGmailやスプレッドシートを使用している場合には、2022年7月1日以降も無料で使用する事ができます。
学校と非営利団体向け無料エディションは引き続き利用可能
個人利用と同様に、学校や非営利団体向けの無償版のG Suiteに関しても、2022年7月1日以降も無料で使用する事ができます。
そのため学校で利用している方や、営利目的の使用でない場合には、引き続き無償版のG Suiteを使用する事が可能となっています。
法人で利用している場合のみが対象
今回の無償版のG Suiteは法人で利用している場合が対象となります。
また2022年5月1日までに有料のGoogle Workspaceにアップグレードしないと、コアサービスの一部が利用停止となってしまいます。
そのため法人向けの無償版のG Suiteを利用している場合には、2022年5月1日までに有料のGoogle Workspaceにアップグレードを行うことをおすすめします。
Googleの音声サービスのアプデが終わらない通知が消えない場合の対処法を解説
デバイスにGoogleの音声サービスのアップデートが終わらず、「アップデートをダウンロードしています」という通知が消えない現象が発生することがあります。 この記事では、こうしたGoogleの音声サービ ...
続きを見る