iCloudで様々な機能で同期ができないエラーが発生しました。
今回の記事ではiCloudで同期ができない場合の原因と対処法についてご紹介していきます。
iCloudで同期できない問題が発生
2022年3月27日にAppleの端末を使用しているユーザーの間でiCloudの同期ができない問題が発生しました。
こちらはiPhone、iPad、Macの間で発生し、メモ帳や写真などのiCloudに関連する様々な機能で同期をする事ができない問題となっています。
Apple系の端末で同期できない
今回のiCloudで同期ができない問題では、Apple系の端末全般で同期をする事ができない不具合が発生しています。
例えばiPhoneとiPad間で同期を行う際に、エラーが発生してしまい同期する事ができないという問題となっています。
メモや写真が同期されない
今回のiCloudで同期ができない問題では、iCloudに関連した様々な機能で発生しました。
メモ帳や写真など、iCloudを利用して同期を行う際にエラーが発生してしまってできなくなったという問題です。
また中にはSafariなどのブラウザのブックマークを同期することもできなくなってしまったという声も上がっています。
iCloud関連の設定変更でエラーが発生する
今回のiCloudで同期ができない問題と関連して、iCloud関連の設定変更を行う際にもエラーが発生したという声も上がっています。
同期設定などを見直そうとしても、エラーが出てしまい設定の変更ができないという問題となっています。
バックアップができない
今回のiCloudで同期ができない問題と関連して、バックアップができないエラーも発生しました。
LINEやiCloudでバックアップを取ろうとしても、エラーが発生してしまうという内容です。
そのため今回のエラーは同期に関係するものだけではなく、iCloud全体で発生した不具合の可能性が高いです。
Apple公式サポートでエラー解消後も同期できないケースも
iCloudで同期ができない問題について、Apple公式サポート側では日本時間の3月27日夜時点でエラーが解消されたという情報を出しています。
一方でエラー解消後に同期やバックアップを行おうとしても、継続してできないエラーが続いている方も存在していた状態です。
iCloudで同期できない原因
ここからはiCloudで同期ができない問題が発生した原因についてご紹介していきます。
Appleの通信障害
iCloudで同期ができない原因として、Apple側の通信障害が発生した可能性が高いです。
今回のiCloudに関連する不具合は大勢の方の間で発生した大規模なサーバーエラーとなっており、Apple側から対応を行なっていくという返答がきています。
そのためApple側で何かしらの不具合が発生し、大規模なサーバーエラーが発生してしまった可能性があります。
エラー解消後に同期できなかった原因
Apple社がサーバーエラーを解消したと公開した後にも同期が利用できなかった原因として、以下の理由が考えられます。
原因
- 不具合解消が反映されるまでに時間がかかった
- 不具合の修正に不備があった
公式からの情報ではサーバーエラー解消後に、追加で何かの対応を行なったということは公表されていません。
そのため正式な理由は判明していない状態となっていますが、上記などのような要因で不具合の解消に時間がかかってしまった可能性があります。
iCloudで同期できない場合の対処法
ここからはiCloudで同期ができない場合の対処法についてご紹介していきます。
Apple公式サポートでエラー状況を確認する
iCloudで同期ができない場合には、Apple公式サポートでエラー発生状況を確認することをおすすめします。
Apple社が確認している大規模エラーの場合には、公式サポートでエラーの発生状況を共有しています。
そのため公式サポートサイトでエラーが発生していることを確認した場合には、解消されるまでしばらく待つことをおすすめします。
downdetectorでエラー状況を確認する
iCloudで同期ができない場合には、downdetectorでエラー状況を確認してみることもおすすめです。
今回の不具合ではApple側からエラー解消の情報が公開された後も、反映に時間がかかったのかdowndetectorではサーバーエラーが継続していると確認する事ができる状態となっていました。
そのため既に問題なく利用できるようになっているかについて、downdetectorを確認して実際の不具合の状況を知る事ができます。
ポイント
公式側が嘘をついているわけではなくとも、大規模エラーの場合であれば不具合の修正反映に時間がかかってしまう可能性もあります。
downdetectorでは実際のユーザーの声を元にエラー発生状況をまとめているため、現状の周りの利用者の状況を確認する事ができるというメリットがあります。
iCloudのサインアウトして再度サインインする
iCloudで同期ができない場合には、一度iCloudからサインアウトして再度サインインしてみることもおすすめです。
iCloudからのサインアウトの方法に関しては以下の関連記事でご紹介しているので、参考にしてみてください。
同期を一旦オフにする
iCloudで同期ができない場合には、同期自体を一旦オフにしてみることもおすすめです。
iCloudの同期設定は設定アプリからオンオフを切り替える事ができます。
具体的な手順は以下の関連記事でご紹介しているので、参考にしてみてください。
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空き容量を増やす
サーバーエラーが解消した後も同期ができない不具合が発生している場合には、iCloudの空き容量を確認してみることもおすすめです。
空き容量が不足している場合には、不要なアプリの削除などを行なって容量を増やしてみてください。
容量の確認手順に関しては以下の関連記事でご紹介しているので、参考にしてみてください。
iOSのアップデートを行う
iCloudで同期ができない問題が発生した後には、不具合の解消が含まれたiOSのアップデートがリリースされる可能性があります。
iOS15.○.○などの修正のためのアップデートが出た場合には、iCloudの不具合修正も含まれている可能性があるので、アップデートを行なってみてください。
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