ICQは実は20年前からパソコン版で利用されているインスタントメッセンジャー。
そのため、歴史はLINEやMessengerよりも古くパソコンに詳しい人の中では有名なアプリでした。
そんなICQが密かに現在アプリとして登場していますが、日本語化ができない状況なので、翻訳しながらの使い方を今回は紹介していきます。
ICQアプリの使い方
ダウンロード~番号登録
まずは、ICQアプリのダウンロードを行いましょう。
App storeもしくはGoogle play storeで「ICQ」と検索してインストールします。
または以下のアプリURLからのインストールも可能です。
アプリをインストール後、上の画面が表示されます。
Data processing agreement:データの処理を行うために同意してくれますか?
翻訳するとこのようなことを言っていることになります。
これは「I AGREE(同意します)」しかないので、タップしましょう。
Chat with the friend from your phone book:電話帳から友達とチャット連絡しますか?
これの返答に関しては、「ALLOW(許可)」もしくは「DENY(拒否)」が可能なのでどちらか選びましょう。
今回は「ALLOW(許可)」を選びました。
Password isn'st needed,quick access by phone number:パスワードは必要ないです。電話番号によってアクセスします。
こちらの返答に関しても「ALLOW(許可)」もしくは「DENY(拒否)」を選ぶことができるので、どちらかを選びましょう。
今回は「ALLOW(許可)」を選択しました。
ICQとスマホを認証するために電話番号入力が必要になります。
入力後は「SIGN IN」をタップ。
電話番号を入力後、SNSにてコードが届くので、そのコードを上の画面に入力して認証しましょう。
認証完了後、上の画面のようにプロフィール作成画面が表示されるので、「名前」や「写真」を登録後「START」をタップ。これでICQを利用することができます。
日本語化できない
ここまでICQの登録方法について説明をしてきて、気がついたと思いますが、ICQは日本語に対応していません。
そのため、どこをタップしても全て英語となっており、英語が苦手な方には利用しにくいアプリとなっています。
しかし、ここでは翻訳して説明していくので、どうしてもICQを利用したいという方は参考にしてください。
Calls
下のメニューバー「Calls」からは通話・テレビ通話をかけることが可能です。
番号順に説明していきます。
- ①:検索が可能。電話帳にいる友達の名前などを検索して探すことが可能。
- ②:直近の通話履歴
- ③:おすすめの友達
- ④:電話帳の連絡先(ICQには登録していない人たち)
- ⑤:グループ通話が可能
※後ほど詳しく説明
ちなみに、通話のマークに関してアイコンが緑色になっている場合は「ICQ」に登録している状況です。
反対に緑色の枠だけの場合はICQには登録していないという状況を表しています。
ちなみに、「受話器マーク」が通話、「ビデオカメラマーク」がビデオ通話となっており、どちらもタップすることで通話が開始されます。
また、⑤をタップすると、グループ通話したいメンバーを選ぶことが可能です。
通話をしたい人にチェックを入れて「CALL」をタップ。
恐らくグループ通話は4人まで大丈夫でしょう。
「CALL」をタップすると、上の画面のようにグループ通話が開始されます。
番号順にどんな操作ができるのか見ていきましょう。
- ①:マイクのON/OFF
- ②:スピーカーのON/OFF
- ③:インカメラ/アウトカメラの切り替え
- ④:通話を切る
- ⑤:通話する相手を追加
- ⑥:ビデオ通話をする人を追加
- ⑦:顔に加工をしてビデオ通話が可能
※後ほど詳しく説明 - ⑧:ビデオ通話のON/OFF
ちなみに⑦をタップすると上の画面のように加工の素材を選ぶことが可能です。
Channels
下のメニューバー「Channels」からは公式のアカウントを検索したり、追加、作成することが可能です。
番号順にどのような操作が可能か紹介します。
- ①:公式アカウントの検索
- ②:公式アカウントをフレンドに追加
※後ほど詳しく説明 - ③:公式アカウントを作成することが可能
※後ほど詳しく説明
公式アカウントをフレンドに追加
②の公式アカウントをフレンドに追加するとすぐに、公式アカウントが表示されるようになっています。
番号順に何ができるのか説明します。
- ①:アカウントの設定項目を開く
- ②:送られてくるメッセージをキーワードで検索できる
- ③:通知のON/OFF
- ④:公式アカウントの設定画面
※後ほど詳しく説明 - ⑤:公式アカウントを共有
※後ほど詳しく説明 - ⑥:公式アカウントに友達を招待
※後ほど詳しく説明 - ⑦:メッセージの共有
※後ほど詳しく説明 - ⑧:TURN OFF NOTIFICATION:通知をオフにする
公式アカウント設定画面
④のLinksをタップすると、上のような画面が表示されます。
英語ばかりで何が書いてあるのかわからないと思うので、翻訳していきます。
- ①:設定
※後ほど詳しく解説 - ②:Share channel:このアカウントを共有する
- ③:Notifications:通知のON/OFF
- ④:Links:公式アカウントが紹介しているURL(リンク)をまとめて見れる
※後ほど詳しく解説 - ⑤:Message search:メッセージ内のキーワードを検索できる
- ⑥:Chat background:チャットの背景を変更できる
※後ほど詳しく解説 - ⑦:Clear history:チャット履歴の削除
- ⑧:Block channel:公式アカウントをブロック
- ⑨:Complain:報告
※後ほど詳しく説明 - ⑩:Delete and leave:公式アカウントから退出する
①タップすると先ほど紹介した②と⑩の操作が可能になっています。
④をタップすると今までに流れてきたチャット内にあるURLをまとめて見ることができます。
また、右上の「Select」をタップすると、気になるリンクにチェックを行った後、以下のような操作が可能です。
- Go to message:リンクが貼ってあるメッセージに飛ぶことができる
- Forward:転送
- Copy:リンクをコピー
ちなみに「Forward」をタップすると上の画面のようにリンク共有したい人を選べるようになっています。
チェックを入れて「SEND」をタップすれば共有完了です。
また、リンクの右側にある「縦に3つの点」をタップすると先ほど紹介した操作が行えるようになっています。
①タップすると先ほど紹介した②と⑩の操作が可能になっています。
⑥をタップするとチャット内の背景を変更することが可能です。
様々な背景が選べるので、好きな画像を選びタップしましょう。
「Set to all(全てのチャット背景を変更)」もしくは「Set(選択しているチャットのみ変更)」が出てくるのでどちらかをタップすればチャット内の背景が変更できます。
⑨をタップするとこの公式アカウントを報告することが可能です。
以下に翻訳をまとめました。
- Spam:スパム報告
- Legal code violation:法的なコード違反の報告
- Pornography:ポルノ報告
- Other:その他の報告
公式アカウント共有
⑤をタップすると、このような画面が表示され、公式アカウントを共有することが可能になります。
共有したい友達をタップすればすぐにチャット内にこのアカウントを知らせることができます。
また、他の方法(インスタやTwitter)などで共有することも可能です。
公式アカウントに招待
⑥をタップすると公式アカウントに招待することが可能です。
招待したい友達にチェックを入れて、「ADD」をタップすれば完了。
公式アカウントのメッセージ共有
⑦をタップするとメッセージの共有をすることが可能です。
共有したい友達にチェックを入れ「SEND」をタップすると共有完了。
その他にも「インスタやTwitter」など違う方法で共有することもできます。
公式アカウントを作成する
「見出し:Channels」の③をタップすると公式アカウントを作成することができます。
「チャンネル名」と「チャンネル名の説明」を入力後、「Public(限定公開もしくは全員に公開)」のON/OFFを選び、最後に「DONE」をタップで完成です。
Chats
下のメニューバーから「Chats」をタップすると上のような画面が表示されます。
①と③、この2つに関してはどちらも操作性が同じです。
「Add contact」をタップすると新規に連絡先を作成することが可能です。
「Create group」についてはグループチャットを作成することが可能となっています。
特定の友達(②)をタップするとチャット画面が表示されます。
チャット画面は様々な操作方法があるので、細かく紹介していきます。
- ①:通話ボタン
- ②:ビデオ通話ボタン
※①、②の操作方法については「見出し:Calls」を参考にしてください - ③:画像や動画・ファイルなどを送信できる
- ④:画像や動画を送信
- ⑤:音声メッセージ送信
- ⑥:メッセージ入力・送信
- ⑦ステッカー・絵文字
①、②以外詳しく解説します。
画像や動画・ファイルの送信
③をタップすると上のように様々な操作方法が表示されます。
①のCameraをタップするとカメラが起動して写真を撮ることができます。
普通に撮影ができる他、画像を加工して写真を撮影することも可能です。
撮影した写真は加工して送信することが可能です。
加工ではどのような操作ができるのか以下にまとめました。
- A:ステッカーを貼りつける
- B:テキストを入力
- C:テキストの色変更
- D:チャット文字入力
- E:送信
②の「photos and videos」をタップするとスマホにある写真・動画が表示されるので、送信したいものにチェックを入れて「紙飛行機マーク」をタップすると送信することができます。
③の「File or original size media」をタップするとスマホにあるファイルが表示され、タップするだけでチャット内に送信することができます。
④の「Contact」をタップするとチャットに共有したいアカウントを送信することができます。
「Share Contact」では共有したいアカウントの人をタップ。
次に、「Contact」ではシェアしたい情報にチェックを入れて最後に「SEND」をタップ。
これで他の人のアカウントをチャット内に送信することができます。
⑤の「Voice message」をタップすると「マイクマーク」が表示され、そのマークをタップすると録音が始まります。
その録音した音声をそのままチャットに送信することが可能です。
画像・動画の送信/音声メッセージの送信
画像・動画送信と音声メッセージにの操作方法については「見出し:画像や動画・ファイルの送信」で紹介しているので参考にしてください。
メッセージ入力・送信
チャットを送信する場合はメッセージ欄に文字を入力後、「紙飛行機マーク」をタップで送信完了です。
ステッカー・絵文字について
ステッカーや絵文字を送信したい場合はチャット入力欄横にある「顔マーク」をタップしましょう。
すると様々な種類のステッカーや絵文字が表示されます。
送信したいステッカーをタップするだけで、上の画面のように送信することが可能です。
その他にも操作方法があるので、アルファベット順で説明します。
- A.絵文字が表示される
※詳しく説明 - B.ステッカーで利用してきたもの(履歴)が確認できる
- C.ダウンロード済みのステッカーを選べる
- D.ステッカーを新たにダウンロードできる
※詳しく説明
Aをタップすると上の画面のように絵文字が表示され、文字内に絵文字を追加することが可能です。
Dをタップすると今持っているステッカー以外に新しくステッカーをダウンロードすることが可能です。
気になるステッカーをタップすると上のような画面が表示されるので、「ADD」をタップしましょう。
たったこれだけの方法で簡単に新しいステッカーをゲットすることができます。
メッセージの削除や共有も可能
ICQはメッセージを長押しすると上のような表示がされます。
まずは①の操作方法から詳しく見ていきましょう。
「Reply」をタップすると選んだチャット内容やステッカーなどを引用してチャットを流すことが可能です。
②をタップするとそのメッセージを削除することが可能となっています。
「Deletefrommyhistory(履歴を削除)」もしくは「Deleteforall(全て削除)」を選ぶことで削除できます。
③をタップすると転送したい友達が選ぶことができるので、チェックを入れて「SEND」をタップしましょう。
ちなみに、「Author is shown」をON/OFFにすることで、転送者の名前を入れるか入れないかの設定が可能です。
チャット相手の名前変更
チャット相手の名前をタップすると「info」というボタンが出てくるのでタップ。
次に、右上にある「縦に3つの点」をタップ。
メニューが表示されるので「Rename」をタップ。
名前を変更して「OK」をタップすれば変更完了です。
チャット相手との内容にある画像や動画を確認
「photos and videos」をタップすると今までにチャット相手とやり取りした画像や動画を確認することができます。
右上にある「Select」をタップ。
画像や動画が選択できるので、選ぶと以下のような操作が可能になります。
- ①:Go to message:その画像や動画があるメッセージに移動
- ②:Forward:転送
- ③:Save:画像や動画をスマホに保存
チャット内容の検索やグループ作成
ここからは、メッセージ内容の検索やグループを作成することができます。
グループ作成に関しては「見出し:Chats」を参考にしてください。
チャットをマーク・隠す・ミュートする方法
設定したいルームを左にスライドさせると、上のような画面が表示されるので番号順に説明します。
- ①:Mark as unread:未読マーク
- ②:Mute:通知音をオフにする
- ③:Hide:ルームを隠す
Settings
「Settings」ではICQの様々な設定を行うことが可能です。
それぞれ詳しく番号順に解説していきます。
プロフィール変更
プロフィール変更からは「名前」や「自己紹介」の変更が可能です。
その他にも「Phone number(電話番号)」や「Nickname(あだ名)」の変更ができます。
ちなみに、「Phone nuber」をタップすると、上のような画面が表示されます。
電話番号の変更が大丈夫であれば、「CHANGE NUMBER」をタップ。
変更したい電話番号を入力後「SIGN IN」をタップで変更可能です。
また、「Nickname(あだ名)」の場合は上のような画面が出てくるので、自分のニックネームを入力後「Save」をタップしましょう。
これでNickname変更が可能です。
ちなみに一番下にスクロールしていくと「Exit」が表示され、ログアウトすることができます。
通知(Notifications)
②をタップすると上のように通知の設定ができます。
それぞれ翻訳してどのような設定ができるのか見ていきましょう。
■チャットの通知設定(Chats)■
- Notifications:通知のON/OFF設定
- Sound theme:通知音の変更
※詳しく説明 - Sounds:通知を音で知らせるON/OFF設定
- Vibration:通知はバイブレーションで知らせるON/OFF設定
- Light indication:ライトで通知を知らせるON/OFF設定
- Heads-up notifications:ポップアップ表示
※チャンネルとグループの通知設定(Channels and group chats)に関してはチャット通知設定と同じなので、上記の翻訳を参考にしてください。
Sound theme(通知音の変更)
「Sound theme」をタップすると通知音の変更を行うことができます。
- System:スマホ内にある通知音に設定できる
- Internal:ICQにある通知音に設定できる
まずはこのどちらかを選び、設定変更しましょう。
次に通知音を変更したい場所を選び、音を選択して「OK」をタップしましょう。
ちなみに以下のような場所の通知音を変更することが可能です。
- Incoming message:受信メッセージの通知音
- Outgoing message:送信メッセージの通知音
- Conference message:カンファレンスのメッセージ通知音
プライバシー(Privacy)
③をタップするとプライバシー設定が可能です。
それぞれ詳しく翻訳、設定方法を解説します。
まず、AのNotifications(通知)については先ほどの通知とは違い、送信者の名前や内容を通知に表示するかしないかのチェックボックスになります。
チェックを入れることによって、送信者名・内容を非表示にすることが可能です。
Bの「PIN lock」をタップすると上のような画面が表示されます。
PIN lockの設定をONにしたい場合は「Off」のチェックボックスをタップしてください。
- Lock automatically:自動でロックがかかる時間の設定が可能
- Change PIN:PINコードの変更が可能
そうすることで、PINコードの入力が可能になります。
2回入力が求められるので、入力後ロックすることが可能です。
Cの「Blocked contacts」をタップするとブロックした友達などを確認することが可能です。
Dをタップすると「Who can add me to groups(グループ追加できる人の制限)」を変更することが可能です。
- All:誰でも、全員
- People you have corresponded with and contacts from your phone book:電話帳にいる人のみ
- Nobody:誰もダメ
Eをタップすると「Who can call me?(電話で切る人の制限)」を変更することが可能です。
この選択の翻訳については先ほど紹介した「グループ追加できる人の制限」と同じなのでそちらを参考にしてください。
テーマ(Themes)
④の「Themes(テーマ)」をタップすると、ICQアプリの全体的な色の変更が可能になっています。
色は「青」「緑」「暗い」からの選択が可能です。
ステッカー(Stickers)
⑤のStickers(ステッカー)をタップすると新しいステッカーのダウンロードが可能です。
ダウンロード方法については「見出し:ステッカー・絵文字について」にて説明しているので、そちらを参考にしてください。
一般(Common)
⑥のCommon(一般)をタップすると上のような画面が表示されます。
どのような設定ができるのか詳しく見ていきましょう。
- Send by Enter:エンターキーをタップすると送信される
- Auto download media:メディアを自動的にダウンロード
- Stickers by word:文字を入力した際にその言葉に反応して近しいステッカーが表示される
- Stickers by emoji:文字を入力した際にその言葉に反応して近しい絵文字が表示される
- Automatically replace emojis:絵文字を自動的に置き換える
- Show "In Chat":チャット内で文字を入力しているとき「チャット中」と相手に表示される
招待する(Invite to ICQ)
⑦のInvite to ICQ(招待する)をタップするとICQに友達を招待することができます。
上の画面のように様々な方法で友達を招待することが可能です。
ここから友達を招待することによりICQでその招待した友達とチャットや通話を楽しむことができます。
問題を報告する(Report a probrem)
⑧のReport a probrem(問題を報告する)をタップすると、アプリのバグなどについて報告することが可能です。
バグ内容やおかしいところのスクショ画像などを載せ、最後にメールアドレスを入力して「SEND」をタップすれば報告完了です。