MicrosoftTeamsは限られた画像しかバーチャル背景に設定することができませんでしたが、2020年5月からZoomのように好きな画像をバーチャル背景に設定できるようになりました。
今回はMicrosoft Teamsでバーチャル背景を使う方法と不具合時の対処法を解説していきます。
【2020年最新版】Microsoft Teamsの使い方を徹底解説!
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Microsoft Teamsでバーチャル背景を使う
バーチャル背景を使えるのはデスクトップ版Microsoft Teamsアプリとモバイル端末向けのアプリのみです。スマホ・タブレットアプリではぼかし背景のみバーチャル背景として設定できます。
バーチャル背景はミーティング参加前と参加後のいずれかの場合で設定することができます。
ミーティング参加前にバーチャル背景を設定する
ミーティング参加前にバーチャル背景を設定する方法をPC、スマホ・タブレットの2通りの場合に分けて解説していきます。
参加前にバーチャル背景を設定しておくと私室の様子がミーティング画面に映らずプライバシーの保護に役立ちます。
PCの場合
参加前画面で人型のアイコン右横のボタンをクリックします。
バーチャル背景がオンになります。初期設定はぼかし背景です。バーチャル背景の変更はミーティング参加後に可能になります。
スマホ・タブレットの場合
参加前画面左上の人型アイコンをタップします。
バーチャル背景がオンになります。
ミーティング参加後にバーチャル背景を設定する
バーチャル背景はミーティング参加後つまりミーティングの最中にも設定できます。ミーティング中では真意の画像をバーチャル背景に設定でき、参加前よりも自由度が高いです。
PCの場合
ミーティング画面のツールバーにある・・・を選んでクリックします。
表示される一覧から背景効果を表示するをを選んでクリックします。
画面右側にバーチャル背景に設定できる画像が表示されます。変更したい画像を選択します。
画像を選択したら適用をクリックします。
バーチャル背景が設定されます。
スマホ・タブレットの場合
ミーティング画面に表示されるツールバーから・・・を選択してタップします。
一覧から背景をぼかすを選択してタップします。
バーチャル背景が設定され背景がぼやけます。スマホ・タブレットのアプリ版Microsoft Teamsでは背景ぼかしのみバーチャル背景として設定できます。
新しいバーチャル背景を追加する
PC版アプリのMicrosoft TeamsではZoomのように好きな画像をバーチャル背景として設定できます。
バーチャル背景のに設定できる画像一覧上部の+新規追加を選択してクリックします。
PCのファイルからバーチャル背景用に使いたい画像を選択して開くをクリックします。
画像一覧にその画像が追加されます。
追加した画像をバーチャル背景として使うことができます。
Zoomのバーチャル背景との比較
Microsoft TeamsとZoomのバーチャル背景にはいくつか差異があります。バーチャル背景を綺麗に投影するためにZoomではグリーンバックなどが必要ですがMicrosoft Teamsではいりません。
Microsoft Teamsは映像の画質が良いこともありグリーバックなしにバーチャル背景綺麗に映ります。Zoomは有料プランでない限り画質が良くないため背景もあまり綺麗に映りません。
一方でZoomはスマホ・タブレット版アプリでも好きな画像を背景として使うことができます。この点はMicrosoft Teamsのアプリよりも優れています。
以上のことからPCの場合はMicrosoft Teamsで、スマホ・タブレットの場合はZoomでバーチャル背景を使うことをおすすめします。
Microsoft Teamsでバーチャル背景が使えないときの対処法
Microsoft Teamsではバーチャル背景が使えないこともあります。そのような場合には以下に記述する対処法を試してみてください。
アプリが最新版でない
Microsoft Teamsのバーチャル背景機能は新しく追加されたものであるためアプリのバージョンが古いと使えないことがあります。アプリが最新版になっているか確認しましょう。
Microsoft Teams画面右上のプロフィール画像をクリックします。
プロフィール一覧からアップデートの確認を選んでクリックします。Microsoft Teamsが最新版になっていなければアップデートされます。
スマホ・タブレットの場合、アプリストアでMicrosoft Teamsのページを見ることで最新版かどうか確認することができます。
アップデートと表示されていればMicrosoft Teamsをアップデートする必要があります。アップデートをタップするとアプリを最新版にすることができます。
Microsoft Teamsを使えないOS
Microsoft TeamsがWindowsとLinuxでのみ使うことが出来るWeb会議アプリですがLinuxとWindouws7では機能を全て使うことができません
現在Windouws7はサポートが終了しており新しいMicrosoft Teamsの機能であるバーチャル背景機能を使うことができません。
バーチャル背景機能を使う場合にはWindouws8.1かWindouws10をOSとするPCを使うようにしましょう。
PCスペックの不足
Microsoft Teamsを使うPCのスペックが不足している場合、バーチャル背景が使えないことがあります。
PC版Microsoft Teamsのハードウェア要件は以下の通りです。
Microsoft Teamsのハードウェア要件
・CPUとプロセッサ→1.6 GHz以上
・メモリ→2.0 GB RAM以上
・ハードディスク→3.0 GB 以上のの空き容量
・ディスプレイ→1024 x 768以上の画面解像度
・グラフィックスハードウェア→128 MB 以上のグラフィックス メモリ
・OS→Windows Server 2012 R2+、Windows 10、Windows 8.1
・ビデオ→USB 2.0 ビデオ カメラ
特にメモリやグラフィックスメモリが最小条件だとバーチャル背景機能を使ったときに動作不良を起こすことが考えられます。
バーチャル背景を使う場合にはハードウェア要件を余裕をもって満たすPCを利用しましょう。
バーチャル背景に設定する画像サイズが小さい
画像サイズが小さい場合、バーチャル背景用の画像としてアップロードすることができません。目安として800×450ピクセル以下の画像はアップロードできません。
1600×900ピクセルくらいの画像であれば綺麗なバーチャル背景として利用することができます。画像が大きい場合にはアップロードに時間がかかります。
バーチャル背景機能の不具合が解消しない場合
この記事に記載されている対処法で問題が解決しなかった場合にはMicrosoftサポートに問い合わせを行いましょう。
ぼかし機能が機能しない・使えないときの原因と対処法
Teamsのミーティングで活躍するぼかし機能ですが、スマホアプリ版で「ぼかし」の選択肢が表示されず使えなくなったという声が多発しました。
これに関しては、不具合の修正アップデートによるものなのか、アップデートしたら表示されるようになって解決したという報告が多いです。
そのため、スマホでぼかしが使えないという場合は、Teamsアプリをアップデートしてみましょう。
また、一部のパソコン(Ryzenを搭載しているPCなど)では、ぼかしが使えなかったり、不具合が発生したりという声も上がっています。
また、デバイスによってはぼかし機能を使うことでデバイスが重くなるなどの不具合が発生するケースもあります。
これは、CPUの性能が良くないことが原因ではないかとされているため、CPUが古い・スペックが低いという自覚がある方はぼかしが使えないかもしれないと考えておいた方が良いかもしれません。
CPUの問題なのでパソコンを複数台所持している場合はなるべくCPUのスペックが高いパソコンからTeamsを使う、スマホアプリ版Teamsを使うといった対処法もあるでしょう。
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