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Norton(ノートン)が危険なサイトと表示される原因と対処法

モバイル版Nortonの「ノートン360」をインストールしているデバイスで、一部のアプリを開くと突然「危険なサイト」とバナー表示がされる原因不明の症状が発生しています。

今まで特に問題なく使えていたアプリに対しても表示されているこの警告文の意味や原因、対処法をまとめて解説していきます。

Norton(ノートン)に危険なサイトと警告される概要

セキュリティソフトとして有名なNorton(ノートン)のモバイル版「ノートン360」をインストールしているユーザーを困らせているこの症状は、今まで問題なく利用できていたアプリに対しても発生しており、尚且つ通信が遮断されるなどの深刻なエラーを引き起こしています。

危険なサイト このサイトは使用しないことをお勧めします。

この急増する警告について、ノートン側から詳しい告知がなされていないこともあって、利用者の間で混乱が生じています。

症状の概要

  • 画面上に「危険なサイト」から始まる警告文が表示される。
  • 今まで問題なく使えていたアプリに対しても表示される。
  • 通信に失敗してログインできない場合もある。
  • ソシャゲ・買い物サイト・決済サービスなど、エラー発生元は多岐に渡っている。

モバイル版Norton(ノートン360)で発生している

2021年12月30日以降から突如表示されるようになった「危険なサイト」という警告文ですが、2022年1月に入っても引き続き表示され続けており、改善の様子が見受けられません。

そもそもただの不具合から発生しているエラーなのか、本当に危険なサイトなのかを判別しようにもノートンから正式なリリースが未だに無いため、利用者側からは判別しにくい状態が続いています。

なおこのエラーは、モバイル版の「ノートン360」全てのプランで発生していると確認されています。

サイトを使用しないように警告をしてくる

画像のように、メジャーなソーシャルゲームであっても突如として表示される「危険なサイト」という警告文の存在を、各ソーシャルゲームの公式も把握しており、SNS等で対策を発信する騒ぎとなっています。

しかし、警告文が表示されるものの、場合によっては手動でアクセスできるように変更できるなど、セキュリティソフトとしては不可思議な挙動も見受けられています。

ノートン側の告知を待ちつつ、アクセス許可を出す際は自分でしっかり判断してから決定した方が無難でしょう。

Norton(ノートン)が危険なサイトと表示してくるアプリ

ノートン360によってエラー表示が確認されているアプリは以下の通りです。

しかしこれもほんの一部であると考えられるので、新規アプリの利用時にはより一層注意した方が良いと考えられます。

エラーが確認されているアプリ

  • 魔法使いの約束(まほやく)
  • メルカリ
  • d払い
  • アイドリッシュセブン(アイナナ)
  • リヴリーアイランド
  • kifutown(キフタウン)
  • Tiktok
  • D4DJ Groovy Mix(グルミク)
  • ジャンプ+(ジャンプラ)
  • pixiv(ピクシブ)
  • Arcaea(アーケア)
  • マンガUP
  • ノートン360

お正月に入り、福袋や買い物でd払いを利用するユーザーは決済が出来ないまま通信が切断されたり、お正月イベントでログインしようとしたソーシャルゲームにログインを弾かれたりと、方々で被害が拡大していることがTwitterの投稿からも読み取れます。

ノートン360アプリにも警告が表示されている

上記の一覧で驚くべき点は、ノートン360アプリそのものにも「警告」バナーが表示されることが確認されているということです。

これについては早々にNorton Support公式Twitterアカウントから「不具合」であり、改修中であるという正式な発表がありました。

このように起こるはずない警告表示がノートン自体にも表示されていることから、他のアプリに関しても「不具合では?」という疑惑が広がりつつあります。

Norton(ノートン)に危険なサイトと表示される原因

今回の「危険なサイト」という警告が表示される原因とはどのようなものが考えられるか、下記にてまとめていきます。

危険なサイトと表示される原因

  • ノートンの不具合
  • 「危険」と判断する評価基準が変わった
  • 本当に危険なアプリ

アプリの不具合の可能性

突如表示されるようになった「危険なサイト」というバナー警告ですが、はっきりとした原因は判明していません。

それというのもノートン側から原因や表示に関する告知がない上に、ノートンアプリそのものにも起こるはずがない表示がされてしまったという点が主な理由ですが、今まで使えていたアプリが一斉に「危険なサイト」となり得る可能性の方が低く感じてしまうということも挙げられます。

このような一斉的に発生した「警告文」の表示について、考えられるのはノートンアプリの不具合や、ノートンが「危険」と判断する基準を変更したという2つの可能性が考えられます。

とはいえ、現状は正確な告知が行われていないため、デバイスの安全性を保つためには「不具合」と決めつけることなく、警告を無視しないで冷静に対処することが求められそうです。

はっきりとした原因は不明

このように、不具合か否かがはっきりとわからない状態ですので、特に新規でアプリをダウンロードしようとした際に「危険なサイトです」と表示された際は利用を保留とした方が良いでしょう。

ノートンアプリの不具合の可能性が高いと思っていても、実は本当に危ないアプリなのかもしれません。

表示の原因がはっきりと明確になるまでは、自衛することも忘れないようにしておいて損はありません。

Norton(ノートン)に危険なサイトと表示されたときの対処法

従来問題なく使えていたアプリがノートンのセキュリティに弾かれた場合は以下の方法で改善する可能性があります。

ただし、ノートンから「危険」と評価されたアプリを使う方法となってしまうので、実行時は自己責任の上で試すようにしてください。

ポイント

筆者が今回の症例の検証と対策を確認するために、ノートン公式のQ&Aをリサーチしたところ、該当しそうな項目のページがほぼすべてがリンク切れもしくはページが削除されていました。

これに関しても理由はわかりませんが、利用者からすれば非常に不便な状態になっているのでより一層不安になってしまうのではないかと感じました。

ノートン360を一度アンインストールし、再度インストールする

警告文が度重なる場合、一度ノートンアプリをアンインストールし、再度アプリをインストールをしてログインをし直すことで改善するという報告があります。

セキュリティ設定を変更する

アプリにログインしようとした際、表示された警告バナーをタップすることで手動でアプリへのアクセス許可を出すことができます。

ただし、本当に危険なアプリが混ざっている可能性もあるので、実行するなら使い慣れたアプリだけにとどめることを強くお勧めします。

セキュリティ設定を変更する手順

危険なサイトと表示されたバナーをタップすると、ノートンのウェブページに推移します。

そこでサイトへのアクセスを許可するをタップしてください。

OKで設定変更完了です。

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