楽天銀行とは実店舗を持たないネットバンキングとして有名です。
コンビニや他行のATMでいつでも取引を行うことができる上に安い手数料が魅力的なので、口座開設してみようかなと考えている方もいるでしょう。
そこで、今回は楽天銀行の口座開設をしようか迷っている方のために「メリット」「デメリット」「お得に利用する方法」などを解説していきます。
ぜひ、参考にして楽天銀行開設に役立ててください。
Contents
- 1 楽天銀行とは
- 2 セキュリティについて
- 3 楽天銀行の口座開設
- 4 楽天銀行のメリット
- 4.1 いつでもコンビニATMで利用可能
- 4.2 給与受取りで振込手数料が無料
- 4.3 楽天スーパーポイントが貯まる(ハッピープログラム)
- 4.4 安い手数料が魅力的
- 4.5 他銀行への手数料が無料
- 4.6 キャンペーンはお得すぎる
- 4.7 デビットカード利用でポイント還元
- 4.8 Facebookを利用して送金することができる
- 4.9 スマホで簡単に口座確認できる
- 4.10 海外送金の手数料が安い
- 4.11 マネーブリッジで高金利
- 4.12 定期預金で高金利
- 4.13 カード引き落とし指定は金利2倍
- 4.14 ボーナス時期は金利が上がるかも
- 4.15 口座引き落としでポイントが貰える
- 4.16 株式配当金を楽天銀行で受取りするとお得
- 5 楽天銀行のデメリット
- 6 楽天銀行の手数料について
- 7 手数料を払わないで済む方法
- 8 その他の楽天銀行サービスについて
- 9 個人的に行っている楽天銀行の活用法
- 10 他のネット銀行との違いを検証
楽天銀行とは
楽天銀行はネットバンキングとして有名な銀行の一つで、入金や出金の手数料が無料または安いのが魅力の銀行です。
また、楽天銀行はネットバンキングなので、簡単に口座を開設することができ、貯金用や予備の銀行としても多く活用されています。
ネットバンキングなので、特定の実店舗を持っておらず、基本的にはコンビニやその他の銀行ATMを利用して入出金を行うので24時間365日利用可能な上に、外出してわざわざ振込に行かなくてもパソコンやスマホで簡単に振込を行うことも可能なので忙しい方にはおすすめの銀行です。
他にもスマホ専用の楽天アプリも存在しており、このアプリから簡単に振込・口座残高・入金を確認することが可能となっています。
セキュリティについて
楽天銀行と言えば、ネットバンキングなのでセキュリティは大丈夫なのかと不安になる方も多いでしょう。
ここからは、楽天銀行が行っているセキュリティ対策について詳しく解説していきます。
暗証番号
楽天銀行では取引の際に入力する暗証番号が2つ必要になります。
まず、ネット上で振込などを行う際には4~12桁の半角数字を利用して取引を行わなければいけません。
以下のようにネット上で行う取引には暗証番号が必要になります。
- 各種登録情報の変更
- 振込
- かんたん振込(メルマネ)
- 楽天銀行かんたん決済プラスでのお支払
- 定期預金中途解約
- 各種セキュリティ設定の変更
私が楽天銀行でネット振込を行う際には4桁ではなく長い10桁のパスワードを設定しています。
ネット上で使う大事な暗証番号なのでなるべく長くわかりにくいものに設定するといいでしょう。
スマホのアプリでログインや振込などを行う場合には指紋認証で行う設定もあり、私は安全性と簡単な振込を踏まえ指紋認証を設定しています。
パスワードを入力することなく簡単に取引できるので便利です。
また、銀行のATMで入金や出金、振込などの取引を行う場合は初めに設定した暗証番号4~12桁の頭4桁の番号入力が必要となります。
例えば、「987654321」という暗証番号を設定しているとしましょう。これの頭4桁は「9876」なのでこれが暗証番号になるというわけです。
合言葉認証
楽天銀行には認証を強化するためにさまざまな認証方法を用意しています。
その中の1つ合言葉認証はその名の通り、あらかじめ設定しておいた合言葉を回答するという方法です。
合言葉認証はいつでも行われるというわけではなく、「利用環境」や「利用状況」によって必要と判断された場合に表示されるシステムとなっています。
例えば、普段とは違う利用方法をしていたり、環境が違ったりする場合にこのシステムが発動して不正ログインなどを防止することが可能です。
ちなみに合言葉認証はあらかじめ設定しておく必要があるのと、パソコンでのみの利用となっていることを知っておきましょう。
ワンタイム認証
ワンタイム認証とはメールアドレスにワンタイムキーが届き、そのワンタイムキーを取引画面に入力するというシステムです。
ワンタイム認証を利用するにあたり、不正取引が行われてもワンタイムキーを入力しなければ、なにも実行されないというシステムなので、万が一暗証番号がバレても勝手に取引することができなくなります。
ちなみにこのワンタイム認証を設定する場合には、あらかじめ専用のメールアドレスを登録しなければいけません。
IP制限サービス
普段使っているIPアドレス外からアクセスされると取引ができないというシステムです。
このシステムは不正に取引が行われないようにするシステムですが、設定を行うと自らも設定IPアドレス外からアクセスすると取引できなくなる可能性が高くなります。
自宅でしか利用しないという場合にはおすすめですが、さまざまな場所で利用する場合には面倒なのでおすすめはしません。
ただ、安全性はとても高まるでしょう。
また、IP制限サービスはあらかじめIPアドレスとドメインネームを設定でき、最大5つまで登録可能なのでよく利用する場所のIPアドレスを登録しておくという方法もあります。
モバイルアクセス制限
モバイルアクセス制限はスマホなどの端末からのログインを制限する認証方法で、3種類の設定があります。
- 全てのアクセスを許可する
- クイックログインによるアクセスのみ許可する
- 全てのアクセスを禁止する
引用:楽天銀行公式セキュリティ
「全てのアクセスを許可する」に設定するとどの端末からでもログインが可能なのでセキュリティ強化とはならないでしょう。
「クイックログインによるアクセスのみ許可する」についてですが、これはクイックログインに設定しているスマホなどの端末からアクセスする場合のみログインできる設定なので、セキュリティとしては強化される設定方法です。
「全てのアクセスを禁止する」はスマホなどの端末からのアクセスは一切禁止なので制限されて不正ログインなどを防ぐことが可能となっています。
しかし、この設定をしてしまうと自らもスマホからアクセスすることができなくなるので、セキュリティ強化はできますが、便利さに欠けるでしょう。
セキュリティカード認証
セキュリティカードは、口座開設の際に届くキャッシュカードと一緒に入って届きます。
このカードの裏面にはアルファベットと数字が記入されており、「〇〇の欄と〇〇の欄に書いてあるものを入力してください」と指示されるので、その通り入力すると取引できるというセキュリティです。
ちなみにこのセキュリティカード認証は毎回表示されるわけでなく楽天銀行が判断した状況で表示されるようになっているので、特に設定などは必要ありません。
他にもセキュリティ対策を行っている楽天銀行
楽天銀行は他にもたくさんのセキュリティ対策を行っているので、以下にまとめました。
- セキュリティボード⇒キーボードでパスワードを入力するのではなく画面上のボタンで入力する
- 振込限度額設定⇒振込限度額を設定することにより、被害を最小限に防ぐ
- ATM出金制限⇒1日に引き出せる金額の設定や出金できるATMを設定したり不正な出金をされないようにする
- 取引通知メール⇒取引があれば登録メールアドレスに都度連絡が入る
- DigiCert EV-SSL証明書⇒サイトのセキュリティ強化
楽天銀行はセキュリティ対策が万全で特に不安ということはありませんが、私は万が一のことを考えて基本的には楽天銀行は収入の振込用に利用しています。なので、楽天銀行の残高は0円に近いです。
楽天銀行の口座開設
楽天銀行を利用するためには口座開設が必要になります。
まず、楽天銀行のアプリをダウンロード後、起動させると上の画面が表示されるので、「口座開設のお申込」をタップしましょう。
ブラウザ画面に移動して、個人情報を入力する画面が表示されるので、全て入力していきましょう。
全ての入力が終わると、「次へ」が表示されるのでタップします。
次に、カードをどのタイプにするのか、本人確認はどうするのかなどの表示がされるので、選択していきます。
一番上にはまず、どのタイプのキャッシュカードがいいのか選択する項目があるので選びましょう。
スクロールしていくと、この口座はどういった目的で利用するのかチェック項目があるのでチェックします。
下にスクロールすると、どういったもので、本人確認するのかチェック項目があるので選びましょう。
カードローンや証券口座に申し込むか表示されるので、チェックを入れていきましょう。
最後に、規約に同意後、「次へ」をタップしてください。
すると、最終的な確認画面が表示されるので、「以下の規約等に同意して申し込む」をタップしましょう。
口座開設する場合の手続きはとても簡単で、楽天銀行のHPにも書いてあるように、口座開設にかかる時間(情報入力)は約3分で完了するという早さです。
ただし、本人確認が行えないと口座を使うことはできないので、2日から2週間程度の時間はかかります。
楽天銀行のアプリを利用して本人確認を行った場合は最低2日程度で済みますが、配達員へ本人確認提示の場合は1週間から2週間程度の時間が必要になるので注意が必要です。
楽天銀行のメリット
いつでもコンビニATMで利用可能
楽天銀行は実店舗のある銀行とは違い、どのATMからでも24時間365日利用が可能となっています。
なので、残業帰りでお金が下ろせないということはなく、コンビニにあるATMなどを利用して入出金することが可能です。
どこのATMでも取引が可能なので、全国で約9万台のATMから利用が可能となっています。
給与受取りで振込手数料が無料
楽天銀行では給与・賞与・公的年金などを受け取ると振込手数料が3回分無料になるキャンペーンを行っています。
このキャンペーンを受けるには会社の方に楽天口座の情報を伝えて、給与の振り込みなどを受け取るように変更してください。
給与や賞与が振り込まれてから翌月に振込手数料月3回無料が付与される他に、楽天スーパーポイントも付与されるので、楽天銀行に給与振り込みをされるようにしておくだけで、お得に楽天スーパーポイントも貯めることができます。
ちなみに、給与などの振込で付与された振込手数料月3回無料分を超えると普通に手数料が発生するので注意が必要です。
また、手数料無料に関してはハッピープログラムによっても変わってくるので、この後説明するハッピープログラムを参考にしてください。
3回の振込無料分を超えると以下の手数料が発生します。
サービス | 宛先 | 金額 | 手数料 |
振込 | 楽天銀行 | 全て | 無料 |
他行 | 全て | 無料(ハッピープログラムにより) | |
3万円未満 | 165円 | ||
3万円以上 | 258円 | ||
ゆうちょ銀行本人名義へ振込 | ゆうちょ銀行本人名義 | 全て | 103円 |
Viber | 楽天銀行+Viberのメンバー | 全て | 無料 |
他行+Viberのメンバー | 全て | 165円 | |
Viber連携なしのメンバー | 全て | 165円 | |
かんたん振込 | 楽天銀行登録済みのメールアドレス | 全て | 無料 |
楽天銀行未登録 | 全て | 165円 | |
Facebook送金 | 楽天銀行+Facebookの友達 | 全て | 無料 |
他行+Facebook友達 | 全て | 165円 | |
Facebook連携なしの友達 | 全て | 165円 |
振り込まれる電文が「給与振込」になっていない場合は対象にならないので、会社の方に確認しておきましょう。
また、ハッピープログラムにエントリーしていない場合も対象になりません。
楽天スーパーポイントが貯まる(ハッピープログラム)
ハッピープログラムとは楽天スーパーポイントが貰えたり、月に手数料が数回無料になる特典が付与されたりするサービスです。
先ほど解説した給与振込に設定した場合にも楽天スーパーポイントや振込手数料の特典が貰えますが、実は他にもお得にこういったサービスを受けることができます。
実際にポイントを貰った取引画面がこちらです。
ただ、振込んだり振り込まれたりするだけで、スーパーポイントは貯まっていきます。
また、ハッピープログラムには5つのステージ(ランク)があり、それぞれの条件を満たすとポイントの倍率が増えたり、振込手数料や入出金の手数料が無料になったりするので、わかりやすく表にまとめてみました。
入出金手数料(無料) | 他銀行への振込手数料 | 楽天スーパーポイント獲得倍率 | |
スーパーVIP | 7回/月 | 3回/月 | 3倍 |
VIP | 5回/月 | 3回/月 | 3倍 |
プレミアム | 2回/月 | 2回/月 | 2倍 |
アドバンスト | 1回/月 | 1回/月 | 1倍 |
ベーシック | ー | ー | 1倍 |
どのような条件でステージが決まるのか条件を見ていきましょう。
- スーパーVIP:残高300万以上or取引30件以上
- VIP:残高100万以上or取引20件以上
- プレミアム:残高50万以上or取引10件以上
- アドバンス:残高10万以上or取引5件以上
- ベーシック:ハッピープログラムにエントリーするだけ
スーパーVIPになると入出金の手数料月に7回も無料と特典的には多きですが、条件が少し厳しくなっています。
貯金用に楽天銀行を使うのであればスーパーVIPやVIPまで特典を貰うことができますが、貯金用以外にしている場合には条件達成は難しいでしょう。
ただ、賞与や給料が振り込まれるようにすると、多く入ってくる場合にはプレミアムまで達成できる可能性もあります。
ちなみに楽天スーパーポイントは振込手数料などに利用できるので残高などを減らさずにお得な取引が可能です。
安い手数料が魅力的
普通の銀行では他行へ振込などを行う場合、振り込む料金にもよりますが、約200円~600円程度の手数料がかかってきます。
しかし、楽天銀行は先ほど紹介したハッピープログラムで手数料が無料になるサービスがあります。
また、手数料が無料でなくても他行への振り込みは約103円~258円程度で収まるので、とても安く済ませることが可能です。
いつも手数料で困っているという方は楽天銀行を利用して手数料の節約をするといいでしょう。
ちなみに、手数料全般に関しては後程、詳しく解説します。
他銀行への手数料が無料
先ほど少し説明しましたが、楽天銀行は他行への手数料が無料になるハッピープログラムというものがあります。
このハッピープログラムの特典を得ることにより、振込手数料が月に最大3回まで無料になるのでとてもお得です。
キャンペーンはお得すぎる
楽天銀行ではお得なキャンペーンを開催しています。2019年4月現在のキャンペーン情報を数個まとめてみました。
外貨定期積立購入で1,000円が貰える!
外貨預金積立購入にエントリーを行い、さらに6ヶ月連続で積立を実行すると1,000円が貰えるキャンペーンです。
外貨預金は円預金よりも金利が高いという特徴を持っており、その分利息も多く貰えるので円預金よりお得になっています。
しかし、為替のレートによって預金の価値が変動するので、払戻タイミングが重要になるでしょう。
エントリー期間:2019年4月5日(金)~2019年4月15日(月)
楽天銀行の口座からEdyチャージで20万円山分け
楽天銀行の口座からEdyに1回3000円以上チャージすると20万円を山分けするというキャンペーンです。
この特典は1人最大600円分貰えるキャンペーンですが、特典を貰える対象の人が20万人超えた時は1人1円分になっています。
また対象となる楽天Edyは「おサイフケータイ」のEdyのみとなっているので注意が必要です。
チャージ期間:2019年4月1日(月~2019年4月25日(木)
新規口座振替1件登録ごとに200円プレゼント
新規で口座振替を登録すると1件につき現金200円が貰えるというキャンペーンです。
ちなみに、最大で5,000円貰えるのでこのチャンスに楽天銀行で口座振替登録を行ってみてはいかがでしょうか。
対象の口座振替は以下の通りです。
エントリー期間:2019年3月15日(金)~2019年5月17日(金)
他にもキャンペーンは盛りだくさん!
他にも現在開催中のキャンペーンがたくさんあるので、以下にまとめてみました。
詳しい情報はリンクより確認してみてください。
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- 目指せ優勝!ヴィッセル神戸応援定期預金
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デビットカード利用でポイント還元
楽天銀行の口座開設の際にキャッシュカードが届くのですがそのキャッシュカードをデビットカードにすると、楽天スーパーポイントをデビットカードに利用できることに加え、100円で1ポイントという高い還元率が魅力的です。
また、デビットカードや海外旅行などで利用するのにメリットがあります。
例えば楽天銀行のデビットカードを利用するとATMから現地の通貨を引き出すことが可能です。
他にもこのデビットカードを利用して楽天や楽天ブックス・楽天トラベルなどで利用すると楽天スーパーポイントが付与されるうえに、デビットカードを利用しているので、その支払い料金に対してもポイントがつき、たくさんの楽天スーパーポイントを集めることが可能となっています。
Facebookを利用して送金することができる
楽天銀行ではFacebookを利用して友達同士で送金できるサービスがあり、飲み会の割り勘やイベントなどの会費、さまざまな用途によってこの送金サービスを利用できます。
例えば、飲み会などで小銭まで割り勘すると面倒なことになりますが、1人が全員分を一旦お店側に払い、後で飲み会に参加した人からそれぞれ送金してもらうという風に利用するととても便利です。
ただし、Facebookで特定の人に送金する場合にはお互いが友達同士でなければできないので注意が必要となっています。
スマホで簡単に口座確認できる
楽天銀行には専用の無料アプリがあり、そのアプリで口座確認することが可能ですが、他にもさまざまな機能を利用することが可能です。
どのような機能が利用できるのか以下にまとめました。
- 楽天銀行口座の残高確認
- 入出金明細
- Viberを利用して送金
- Facebookを利用して送金
- アプリで簡単に振込完了
- 指紋認証でログインが簡単
- BIGやtotoの宝くじ購入が可能
- コンビニ払込票の支払いを楽天銀行アプリでできる
- 外貨定期預金
- 外貨普通預金
- アプリから円定期預金が可能
- 楽天エクステ預金
- マネーサポート、資産状況などを確認できる
- FX口座開設などが可能
- 海外・外貨送金の受取りができる
- 提携ATMの検索が簡単にできる
- 機種変更をした際に簡単に移行できる
- 楽らく割り勘で飲み会などの割り勘を計算できる
- QRコードを利用してログインができる
- 対象商品を購入するとキャッシュバックが貰える
- 本人確認の書類を簡単に送付できる
楽天銀行のアプリにはたくさん利用できる機能があるので、パソコンなどを利用しなくてもアプリだけでさまざまな取引が可能です。
海外送金の手数料が安い
楽天銀行では簡単にアプリなどで海外送金を利用することができます。
しかし、海外送金をする場合には送金手数料が多くかかってしまうデメリットがあります。
他行ではその手数料が約900円~6,000円となっていますが、楽天銀行の海外送金にかかる手数料は送金金額に関係なく750円です。
そして、他にも円貨送金手数料がかかってきますが、それらを足しても3,750円と他行よりも安く済みます。
マネーブリッジで高金利
楽天のマネーブリッジとは「楽天証券口座」「楽天銀行口座」これらを連携させることにより、以下のサービスが受けられることを言います。
- 優遇金利
- ハッピープログラム
- 投資安心サービス
- 自動入出金
- 残高表示サービス
- らくらく入出金
この連携により、金利が税引前で年間0.02%ですが、連携後は税引前で年間0.10%になるというお得なサービスです。
また、楽天証券の取引で楽天スーパーポイントが貯まるハッピープログラムなどもあるので「楽天証券口座」と「楽天銀行口座」を連携してみてはいかがでしょうか。
定期預金で高金利
楽天銀行にはさまざまな定期預金が存在してして、好きなものを選び定期預金を行うことができます。
ただし、期間はバラバラで、1ヶ月の預金から1年間などさまざまです。
資金を他銀行の口座から楽天銀行の預金に引っ越しすると金利が0.21%になる高金利サービスや6ヶ月で0.12%の高金利などあなたに合わせた預金を選ぶことができます。
楽天銀行の定期預金に関しては公式サイトを参考にしてください。
金利が変わるのもおすすめ
楽天銀行には1週間・2週間で金利が変わる短期の定期預金があります。
この定期預金はコロコロ金利が変わるので、高金利の時に預金するのがおすすめです。
また、短期定期預金なので、急な出費などに利用することができます。
カード引き落とし指定は金利2倍
楽天カードを利用して、楽天銀行で引き落としをすると、普通預金の金利が2倍になり、楽天スーパーポイントが毎月最大9ポイント貯まるというサービスがあります。
例えば、金利が0.02%の場合このサービスを利用すれば2倍になり0.04%の金利になるということです。
楽天カードは楽天のクレジットカードで年会費は無料なので預金を考えている方や楽天スーパーポイントを貯めたい方におすすめとなっています。
また、楽天市場にて楽天カードを利用して、楽天銀行で引き落としすると1ポイント貰えるので、最大10ポイント貰えるでしょう。
ボーナス時期は金利が上がるかも
上の画像のように楽天銀行では夏や冬のボーナス時期になると金利がアップするキャンペーンを行っています。
期間は大体、7月~8月・11月~1月となっているので、定期預金を考えている方はこの時期を見逃さずにキャンペーンに申し込んでみましょう。
口座引き落としでポイントが貰える
楽天銀行ではクレジットカード・携帯電話料金・家賃などを自動引き落としにすることで、ポイントが貰えるサービスを行っています。
1件の自動引き落としごとに楽天スーパーポイントが貯まる仕組みです。
ちなみに貰えるポイント数はハッピープログラムのランクによって違うので、わかりやすいように表にまとめました。
会員ステージ | ポイント |
スーパーVIP | 3ポイント |
VIP | 3ポイント |
プレミアム | 2ポイント |
アドバンス | 1ポイント |
ベーシック | 1ポイント |
ハッピープログラムの条件は先ほども説明しましたが、念のため以下のように紹介します。
- スーパーVIP:残高300万以上or取引30件以上
- VIP:残高100万以上or取引20件以上
- プレミアム:残高50万以上or取引10件以上
- アドバンス:残高10万以上or取引5件以上
- ベーシック:ハッピープログラムにエントリーするだけ
スーパーVIPとVIPの場合1件の引き落としごとに3ポイント楽天スーパーポイントが貰えるので、5件程度あると15ポイント貯まる計算になります。
楽天をよく利用するという方にはお得なサービスです。
株式配当金を楽天銀行で受取りするとお得
楽天銀行の口座にて株式配当金を受け取ると現金が貰えるサービスがあります。
このサービスに申し込むだけで、株式配当金が1件入ることに10円貰えるという仕組みです。
なので、10件配当金が入ると100円、100件配当金が入ると1,000円という計算になります。
株をやっている方であれば配当金の受取口座を楽天銀行にするとお得でしょう。
楽天銀行のデメリット
外貨預金にメリットはない
外貨預金については先ほどキャンペーンで少し触れましたが、円預金よりも金利が高いという特徴を持っているのでお得に感じますが、為替のレートによっては価値がかなり低くなる場合もあり、払戻のタイミングが重要になります。
なので、初心者の方やこの仕組みをしっかり理解していない方が利用すると損してしまう可能性が高いです。
あまり利用しない場合は手数料が無料にならない
楽天銀行を利用する際、他行より入出金や振込の手数料が安かったり無料という場合があります。
実際に新規で口座開設すると6ヶ月間は月5回まで手数料が無料となりますが、それ以降はハッピープログラムによって手数料の無料回数が変わってくるので、最初の6ヶ月間はお得に利用できますが、6ヶ月以降は手数料が発生してしまう可能性もあるでしょう。
先ほども紹介しましたがハッピープログラムはさまざまな条件があり、それによって手数料の無料回数が違いますが、私は給与などを楽天銀行に振り込まれるように設定していないので、少額しか預けていません。
そのため、ハッピープログラムのランクは上がらずベーシックのままなので、入出金や振込の際に手数料がかかってしまいます。
なので、楽天銀行をあまり利用しないという方はメリットが少ないでしょう。
小銭は入金・出金できない
これはどのネットバンキングにも言えることなのですが、「小銭」を利用しての入金や出金は行えません。
その理由というのもネットバンキングは専用のATMなどを持っていないのでコンビニなどのATMで取引するしかない状況です。
コンビニのATMを利用したことがある方はわかるかもしれませんが、コンビニのATMは小銭などを入れる場所がありません。
1,000円からしか入出金できないので、端数が楽天銀行に余ってしまうこともあるでしょう。
ただ、こういった場合1つだけ解決策があります。
それは、小銭の下ろせる銀行に全て振り込んでしまうということです。
私はゆうちょ銀行も利用しているのですが、ゆうちょ銀行は10円以上から小銭を下ろすことができるので楽天銀行から小銭分の残高をゆうちょ銀行などに振込、ゆうちょ銀行から小銭を引き出すようにしています。
そうすることで、楽天銀行の小銭も利用することができます。
楽天銀行の手数料について
楽天銀行ではハッピープログラムによって手数料が無料になったりもしますが、無料の回数がなくなれば普通に手数料がかかります。
その手数料はいくらかかるのか、それぞれ表にしてまとめました。
入出金の手数料
ATM | 出金 | 入金 | |
全て | 3万円未満 | 3万円以上 | |
セブン銀行 | 216円 | 216円 | 0円 |
イオン銀行 | |||
PatSat | |||
E-net | 270円 | 270円 | |
ローソンATM | |||
三菱UFJ銀行 | |||
みずほ銀行 | |||
ゆうちょ銀行 | |||
ビューアルッテ | 入金の取り扱いなし |
振込手数料
サービス | 宛先 | 金額 | 手数料 |
振込 | 楽天銀行 | 全て | 無料 |
他行 | 全て | 無料(ハッピープログラムにより) | |
3万円未満 | 165円 | ||
3万円以上 | 258円 | ||
ゆうちょ銀行本人名義へ振込 | ゆうちょ銀行本人名義 | 全て | 103円 |
Viber | 楽天銀行+Viberのメンバー | 全て | 無料 |
他行+Viberのメンバー | 全て | 165円 | |
Viber連携なしのメンバー | 全て | 165円 | |
かんたん振込 | 楽天銀行登録済みのメールアドレス | 全て | 無料 |
楽天銀行未登録 | 全て | 165円 | |
Facebook送金 | 楽天銀行+Facebookの友達 | 全て | 無料 |
他行+Facebook友達 | 全て | 165円 | |
Facebook連携なしの友達 | 全て | 165円 |
支払手数料
サービス | 宛先 | 金額 | 手数料 |
口座振替 | 利用企業 | 全て | 無料 |
即時入金サービス | 利用企業 | 全て | 無料 |
楽天銀行コンビニ支払いサービス | 利用企業 | 1万円未満 | 64円 |
1万円以上 | 108円 | ||
ペイジー | 利用企業 | 全て | 無料 |
楽天バンク決済 | 楽天市場店 | 3万円未満 | 155円 |
3万円以上 | 257円 |
その他の手数料
サービス | 宛先 | 金額 | 手数料 |
ゆうちょ銀行本人名義 | 本人名義宛て | 全て | 無料 |
振込完了後の組戻 | 自身の楽天銀行宛て | 全て | 864円 |
手数料を払わないで済む方法
楽天銀行で手数料を払わずに済む方法を以下にまとめてみました。
- 楽天銀行宛てに振込
- ハッピープログラムでベーシック以上になる
- 楽天銀行を持っていてViberに登録している(振込)
- 3万円以上入金すると手数料無料
- 簡単振込で楽天銀行登録済みのメールアドレスには無料
- 楽天銀行+Facebookを連携している友達への送金無料
これらの条件で手数料が無料になるので覚えておきましょう。
また、出金に関してはハッピープログラム以外で手数料を無料にする方法がありません。
その他の楽天銀行サービスについて
楽天プリペイドカードとは
楽天銀行には楽天プリペイドカードというものが存在しており、楽天銀行からチャージできるというものです。
利用制限を決めることもできるので使い過ぎの防止にもなります。
また、楽天プリペイドカードにはプレミアムバリューというサービスがありチャージするごとに現金が加算されるので、とてもお得です。
ちなみに加算される金額の対象は以下のようになっています。
チャージ額 | ボーナス額 |
5,000円以上チャージ | 25円 |
10,000円以上チャージ | 70円 |
30,000円以上チャージ | 240円 |
50,000円以上チャージ | 500円 |
他にも、楽天スーパーポイントをプリペイドカードにチャージすることも可能となっています。
楽天銀行の住宅ローンについて
楽天銀行は住宅ローンにも対応しており、変動金利が年0.527%、固定金利が年1.043%となっています。
また、ずっと金利が変わらない長期固定金利もあり、15年以上~20年以下で年0.96%、21年以上~35年以下で年1.02%です。
公式のホームページには住宅ローンシミュレーションもあるので、気軽に月々どれくらい返済すればいいのか確認することが可能となっています。
住宅ローンの金利についてもっと詳しく知りたい方は公式サイトより確認してください。
楽天銀行のカードローンについて
楽天銀行にはカードローンもあります。
会員ランクに応じて審査の優遇をしてもらえたり、コンビニで手数料0円な上にパソコンやスマホで24時間利用可能という便利さはありますが、後々返済していくのは大変なので、本当に困ったときに利用するようにしましょう。
極力利用しないことをおすすめします。
個人的に行っている楽天銀行の活用法
ランサーズやクラウドワークスの手数料を安く済ませる
ランサーズやクラウドワークスでは仕事をして受け取った報酬を銀行に振込ために手数料がかかってしまいます。
その料金は楽天銀行で100円、他行は500円です。
せっかくお仕事をして受け取った報酬ですが、振込手数料の前にもシステム手数料が取られてしまうので、振込にまで500円は取られたくないと個人的に思い楽天銀行で口座開設することを決意しました。
楽天銀行に振込するように設定するだけで、400円もの節約になりますし、何といっても気分がいいです。
400円程度と思っても積み重なれば大きな節約になるので、こういった利用をしてみてはいかがでしょうか。
クラウドワークスなどで受け取った収入は他銀行に移すとき手数料が安い
先ほどもランサーズやクラウドワークスでの振込手数料のお話をしました。
そんなランサーズやクラウドワークスから楽天銀行に報酬が振込まれるのはいいのですが、私は楽天銀行のヘビーユーザーではないので、ハッピープログラムがベーシックのままです。
そうなると出金する際に手数料が216円~270円かかってしまいます。
せっかく楽天銀行に振り込まれるようにして400円節約しているのに、出金時にまた手数料が取られてはもったいないですよね。
そこで、少しでも手数料を減らすために、出金の手数料が無料の他銀行へ移すという方法を思いつきました。
楽天銀行から他行へ振込むと金額にもよりますが、165円と安く済みます。
また、同じ自分の名義のゆうちょ銀行に振り込むようにすれば、103円ととても安い手数料で済むので損をしないでしょう。
もし、クラウドワークスやランサーズで楽天銀行に振込むようにしているけど出金時の手数料が気になるという方は試してみてください。
他のネット銀行との違いを検証
楽天銀行以外にもネット銀行は存在ます。
そこで、有名なネット銀行と楽天銀行を3つのポイントで比較してみました。
銀行名 | 振込手数料 | 入出金手数料 | 普通預金 |
楽天銀行 | ハッピープログラムで無料になるがそれ以外は165円~258円 | ハッピープログラムにより無料回数があるがそれ以外は216円~270円 | 0.02% |
イオン銀行 | ステージにより手数料無料があるがそれ以外は216円 | 無料(指定のATM) | 0.02% |
住信SBI銀行 | ランクに応じて無料になるそれ以外は165円~258円 | 預け入れは無料だが引き出しはランクによる | 0.001% |
SBJ銀行 | ステータスによって手数料無料になりがそれ以外は216円 | 無料 | 0.02% |
※振込手数料は他行への手数料で比較しています。
※ネットバンキングでの振込手数料です。
※金利は普通預金で比較しています。
どのネットバンキングもステージやランクによって手数料の無料回数というのが設けられています。
それぞれ比較していくと楽天銀行も手数料や金利がいいですが、イオン銀行がこの中では一番利用しやすいでしょう。
その理由というのも、ATMの入出金手数料が24時間365日無料というところです。
ここの違いだけでも節約が可能となっています。