コミュニケーションアプリのSlackで、メッセージ内でファイルを送る事ができない問題が発生しています。
今回の記事では、Slackでファイルが送れない場合の原因と対処法についてご紹介していきます。
Slackでファイルが送れない問題が発生
Slackではメッセージと一緒に、Excelファイルや画像ファイルなどを送信する事が可能です。
一方でこちらのファイルを送信しようとした際に、送る事ができないという問題が発生しています。
ファイルを送付しようとしても送信する事ができない
Slackでファイルを送信できない問題として、ファイルを送付しようとしても送る事ができないというものとなっています。
何度ファイルの送信を行おうとしても、ファイルのみ送信する事ができないという内容です。
業務でSlackを利用している場合に、ファイルの送信ができないために業務が進まないなどの問題が発生しています。
メッセージのみが送信されてしまう
今回の問題ではSlackで送る事ができないのはファイルのみで、メッセージは問題なく送信する事が可能となっています。
またファイルを送付したメッセージを送信する際に、メッセージのみが送信されてしまうというケースも発生しています。
そのため同じメッセージを何度も送ってしまうという形になるケースもあります。
Slackでファイルが送れない原因
ここからはSlackでファイルが送れない場合の原因についてご紹介していきます。
Slackのサーバーエラー
Slackでファイルが送れない場合には、Slack側のサーバーエラーなどの不具合が発生している可能性があります。
今回の不具合は複数のユーザーの間で同時に発生している問題となっています。
またSlack全体ではなく、ファイルのみが送付する事ができないというものであることから、Slack側でファイルを送信する際に何かしらの不具合が発生してしまっている可能性があります。
ファイルサイズの上限を超えている
Slackでファイルが送れない原因として、ファイルサイズの上限を超えてしまっている可能性があります。
Slackではファイルサイズの上限が1GBまでという規定があります。
ファイルサイズが大きいファイルを送付しようとしている事が原因で、サイズオーバーをしてしまい、送信する事ができない可能性があります。
送付するファイル数が多い
Slackでファイルが送信できない場合には、送付するファイル数が多い可能性があります。
Slackでは1回に送信する事ができるファイル数が最大10個までとなっています。
11個以上を送付しようとしている場合には、11個めのファイルから自動的に削除されてチャット内に送付されてしまうというシステムになっています。
そのため複数のファイルを送信しようとして送れない場合には、10個以上のファイルを送信しようとしている可能性があります。
キャッシュやファイヤーウォールなどが邪魔をしている
Slackでファイルが送信できない場合には、キャッシュやファイヤーウォールなどが邪魔をしてしまっている可能性があります。
またPCからWeb版のSlackを利用している場合には、拡張機能を有効にしている事が原因でファイルの送信ができない可能性もあります。
キャッシュをクリアにすることなど、端末の環境を一度整えてから、再度ファイルが送信できないか確認してみることをおすすめします。
Slackでファイルが送れない場合の対処法
ここからはSlackでファイルが送れない場合の対処法についてご紹介していきます。
不具合の場合
ファイルが送信できない不具合がSlack側のバグが原因の場合であれば、バグが修正されるまで待つしかない状態になります。
無理やりファイルの送付を行おうとすると不必要なメッセージを送信することにつながってしまうので、メールや他のコミュニケーションツールを利用してファイルの共有を行うことも検討してみてください。
アップロードするファイルのサイズや数が規定以内か確認する
Slackでファイルが送信できない場合には、まずアップロードするファイルのサイズや数が規定以内かを確認してみてください。
規定
- ファイルサイズ:1GB
- ファイル数:最大10個まで
上記を超えている場合には、分割してファイルを送信する事で問題なく送る事ができる可能性があります。
また複数ファイルをまとめて送付する必要がある場合には、対象ファイルをまとめた大きなファイルを作成し、圧縮して送信する事でまとめて送る事ができる可能性があります。
ファイアウォールを無効化する
Windowsを利用していてSlackでファイルが送信できない場合には、一時的にファイアウォールを無効化してみる方法もあります。
一方でファイアウォールの無効化はセキュリティの観点などで推奨されていないため、ファイル送信の確認ができたらすぐに有効に戻すことをおすすめします。
ファイアウォールの無効化の手順に関しては以下の関連記事でご紹介しているので、参考にしてみてください。
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拡張機能を無効化する
Google ChromeからSlackでファイルが送信できない場合には、拡張機能が邪魔をしている可能性があります。
そのため拡張機能をインストールして有効化している場合には、一時的に拡張機能を無効化してファイルが送信できるかを確認してみることもおすすめです。
拡張機能の無効化に関しては、以下の関連記事で手順をご紹介しているので、参考にしてみてください。
Cookieとキャッシュの削除をする
ブラウザ版のSlackでファイルが送信できない場合には、Cookieやキャッシュが残っている事が原因の可能性もあります。
こちらの場合には一度Cookieとキャッシュを削除してみる事で、ファイルの送信ができるようになる可能性があります。
Cookieとキャッシュの無効化方法に関しては以下の関連記事でご紹介しているので、一度試してみてください。
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Googleドライブなどに保存してURLを共有する
Slackでファイルが送信できない場合には、Googleドライブなどに対象ファイルを保存してURLを共有するという方法もおすすめです。
今回の不具合ではファイルを直接送信する事ができない一方で、メッセージであれば問題なく送信する事ができます。
そのためGoogleドライブなどのURLをメッセージに添えて送信する事で、間接的にファイルの共有を行う事ができる可能性があります。
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