Twitterはアプリ内で利用できる音声チャットルーム「Space」のテストを行うという発表を行いました。
今回はSpaceの詳細や使い方、Clubhouseとの違いについてご紹介していきます。
Contents
Twitterの新機能Spaceとは
SpaceとはTwitterの追加新機能で、Twitter内で音声チャットでのやりとりをすることができる機能となっています。
現在Spaceは一般公開されておらず、一部のユーザーのみがテスト版で体験をしている状態です。
一方、近年話題になっている音声チャットアプリのClubhouseが大幅に人気を集めていることから、近々テストをクリア次第Spaceは一般公開される可能性があります。
Spaceの機能例
Spaceはまだテスト版で一部のユーザーにしか公開されていない機能となっています。
その中で現在利用できる機能としては下記が公開されています。
Spaceの機能例
- Twitter内でユーザーやフォロワーを招待し、音声でのやりとりやツイートを共有
- リアクションスタンプでの反応
- 音声の自動テキスト変換
- 問題があるスペース(トークルーム)やユーザーの報告、ブロック機能
上記はあくまでテスト段階での機能となっていますので、テストの結果次第では機能の削除や変更、追加が行われる可能性があります。
イメージとしてはより簡易的に複数の人数で会話することができるライブ配信に近いものです。
Clubhouseとの違い
Clubhouseは公開された時から音声版Twitterとして多くの方から注目を集めています。
一方で今回のSpaceはかなりClubhouseに近い内容のサービスとなっています。
ClubhouseとSpaceの違いとしては下記が挙げられます。
ClubhouseとSpaceの違い
・発言者できるユーザーの選定
・自動テキスト変換
・リアクションスタンプ
Spaceではスペース(トークルーム)作成者が発言者を決められる
発言できるユーザーの選定ですが、Clubhouseではどういったユーザーまで発言することが可能かの設定を行うことができます。
また、全員が発言する権限を持つ設定も可能で、その場合には手を上げるアイコンをクリックすれば発言ができます。
一方で、Spaceではスペース(トークルーム)の管理者(ホスト)が発言できるユーザーを選定します。
上記のようにSpaceでは発言できるユーザーがかなり限られるという点がClubhouseと大きく異なる点です。
自動テキスト変換
Spaceでは自動テキスト変換機能が追加されています。
こちらの詳細はリリースされていませんが、おそらくトークの内容の一部をテキストに自動変換できる機能となっている可能性があります。
またこちらの内容をTwitterで共有できるという機能である可能性もあります。
一方でClubhouseではトークの内容のアーカイブを残すことができず、また録音をすることもできません。
そのためスペース(トークルーム)内のトークのログが残せるという点がClubhouseとSpaceの違いの一つとなります。
リアクションスタンプ(絵文字)
Spaceでは発言できるユーザーが限られている一方で、誰でも視聴をすることは可能です。
また視聴の際にリアクションスタンプ(絵文字)を利用してトークにリアルタイムで反応を行うことができます。
上記画像のハートマークをクリックすると様々なリアクションスタンプ(絵文字)を使用することができるので、発言をしたりコメントを送信するのが苦手な方でも気軽にコミュニケーションをとることができます。
一方でClubhouseでは発言権が誰でもある代わりに、リアクションスタンプを送るという機能はありません。
スペースの報告
不適切な利用を目的として開催されているスペースや、問題があると感じたスペースに関してはこのスペースを報告というフィードバックを送信することができます。
このスペースを報告で報告されたスペースに関しては、運営側が内容を確認を行い、適宜対応を行ってくれる可能性があります。
Spaceではテキストとしてトーク内容を残すことも可能ですが、中にはスペースで不快な発言や行動が確認される可能性があります。
一方でこういった報告機能があることでストレスなくSpaceを利用することができる点は安心だと言えます。
その他テスト中の機能
現在上記以外にも様々なテスト機能を実施しているようです。
テスト中の機能
- 手のジェスチャーに似た反応の機能
- レポートとブロック機能
今後さらに様々な機能が追加されている可能性が高いので、気になる方は公式アカウントをチェックしてみてください。
Spaceでスペース(トークルーム)を作成する方法
ここからはSpaceでスペース(トークルーム)を作成する方法をご紹介していきます。
画面右下のツイート作成ボタンを長押し
スペース(トークルーム)を作成する方法の一つ目は、画面右下のツイート作成ボタンを長押しすることです。
アプリ版の場合画面の赤枠の部分を長押ししてから、左端にある新しいスペースアイコンをクリックします。
こちらは現状のTwitterアプリの設定では設定できないので、Spaceが一般公開される際にTwitterの仕様が変更となる可能性があります。
右スワイプしてFleet作成画面にする
スペース(トークルーム)を作成する二つ目の方法はFleetで作成する方法です。
Fleetでプロフィール画面をタップして右端までスクロールします。
ここでスペースを選択する画面が出てくるので、スペースをクリックします。
こちらも現状のTwitterアプリの設定では何も表示されないので、Spaceが一般公開される際にTwitterの仕様が変更となる可能性があります。
Spaceでユーザーをスペース(トークルーム)に招待、その他の設定をする方法
スペースを作成するとユーザーの範囲を選択することができます。
選択できるユーザーの範囲
- 全員
- フォローしている人
- 話すように招待した人
上記の設定でどのユーザーに発言権があるかをスペース作成者が設定することができます。
ユーザーの選択を行った後に、発言権のあるユーザーを直接スペースに招待します。
ユーザーをスペース(トークルーム)に招待する方法
- ツイートのリンク
- リンクのシェア
ちなみにURLをテキストとして共有する方法は現在テスト機能では無いようです。
上記のように様々な方法でユーザーを招待することができるので、フォロワー以外もスペース(トークルーム)に招待できる可能性があります。
一方でアカウントを非公開にしているユーザーに関しては、フォロワー以外でもスペース(トークルーム)に招待できるのかどうかに関しては公開されていません。
アカウントの権限によって招待できる範囲が変わる可能性があるので、注意が必要です。
またこのスペース開始時に文字起こしを共有するかの選択ができます。
文字起こしを共有するかの選択を行った後にスペースでの録音が開始されます。
Spaceが使えない場合
Spaceはまだ一般リリースされていないため、現状の日本版Twitterアプリでは使用することができません。
ここからはSpaceが一般公開された後に使えない場合、試してみることをおすすめする方法についてご紹介します。
Twitterを最新版にアップデート
Spaceが導入される際にTwitterアプリでは大幅なアップデートが行われる可能性があります。
そのため、そのタイミングでの最新版でないTwitterアプリに関してはSpaceが利用できない可能性が高いです。
Spaceが一般リリースされた際には、アプリが最新版であるかどうかを確認するようにしてください。
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