マンガ「花嫁修業をやめたくて、冷徹公爵の13番目の婚約者になります」のあらすじや見所、スマホで無料でも読む方法を解説

マンガ「花嫁修業をやめたくて、冷徹公爵の13番目の婚約者になります」が面白いと話題です。

今回はマンガ「花嫁修業をやめたくて、冷徹公爵の13番目の婚約者になります」のあらすじや見所、スマホで無料でも読む方法など解説していきます。

花嫁修業をやめたくて、冷徹公爵の13番目の婚約者になりますについて　　AD

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マンガ「花嫁修業をやめたくて、冷徹公爵の13番目の婚約者になります」は、人気の高い令嬢作品です。

没落寸前の貴族であるアドリス家の娘であるイリアと妹のニナ。家が復興するためには名家と政略結婚するしかないとの父の方針に従い、厳しい花嫁修業を行っていました。

10年に渡る厳しい修行に耐える2人でしたが、体の弱いニナには厳しすぎる花嫁修業は限界でした。

父親に自分が名家に嫁げばニナを解放してくれように約束し、イリアは舞踏会に出かけます。

ただ地味なドレスしか持っていないイリアは、他の令嬢からの陰口に晒されてしまいました。

それでもめげないイリアは、なんと非常に美しく、公爵の地位にあるエリオットに婚約を申し込まれてしまうのでした。

しかしエリオットは非常に冷徹で、これまで12人の婚約者と破談になったとの噂。さすがのイリアもためらいを見せるものの、妹や家のためにもこの政略結婚を受け入れるのでした。

異世界転生ではなく、王道ファンタジーな令嬢ものです。

剣とか魔法ではなく、政略結婚とか家族の確執的なものが題材です。すっきり系ややり返し成り上がりという感じではなく、ヒロインの人柄の良さにホッコリしてしまいます。

作者情報

マンガ「花嫁修業をやめたくて、冷徹公爵の13番目の婚約者になります」は、原作C.C先生で作画が空柄先生の令嬢作品です。

C.C先生は他にも「冷遇された令嬢は、2人の王子に溺愛される」という作品の原作も務めています。

作画を担当する空柄先生は、もともとPixivなどで活動していました。かわいらしい絵柄と恋愛もののマンガが得意で、それが本作品に生かされています。

花嫁修業をやめたくて、冷徹公爵の13番目の婚約者になりますのあらすじ

没落したアドリス家の当主は、娘たちの政略結婚にしか復興の芽は無いと考えていました。

非常に厳しい花嫁修業を貸したのだが、体の弱い妹ニナは限界を迎えていた。姉のイリアは自分が名家に嫁げば妹を守れるのだと舞踏会に出かけるのでした。

意気込むイリアだったが、ある令嬢がワインをドレスに零してしまう。染みになっては大変だと彼女を助けるが、ろくなお礼も無く彼女は去ってしまった。

そして既にダンスは始まっており、空いている殿方は見当たりませんでした。

消沈するイリアだったが、そんなイリアに声を掛けたのは、多くの女性の憧れの公爵イリオットでした。

イリオットは染み抜きをしてあげていたイリアに興味を持った様子です。そしてダンスと共に、婚約まで申し込んだのでした。

美形で地位もあるが、12人と破談するほど冷徹だと噂されているイリオット。戸惑うイリアでしたが、彼と婚約する事を決めるのでした。

エリオットは美形で王子様という感じです。地位的には公爵ですが。

覚悟を決めて、イリアはイリオットのオンドルク家に出向きます。しかしそこで待ち受けていたのは、イリアにきつく当たる姉のアルベラでした。

アルベラはイリアに対して、ふさわしくないと判断したら出て行って貰うと宣言するのでした。

そしてエリオットから貰った言葉も冷たいものでした。

「君がこの家から逃げなければ政略結婚は成立する。君は俺を夫として愛する必要はないし取り入る必要もない。妻として俺の子どもさえ生んでくれれば、後は好きにしていい」彼はそんな風に言い放ちました。

これからどうなっていくのか、波乱を予感させる始まりです。

とは言え全体的に優しみのある物語なので、イリアが不幸になるのは見たくないという方も大丈夫です。

花嫁修業をやめたくて、冷徹公爵の13番目の婚約者になりますの見所

下記では「花嫁修業をやめたくて、冷徹公爵の13番目の婚約者になります」の見所を紹介していきます。

冷徹侯爵がいい人

「ヒロインが嫁ぐ先は、12人も婚約が破棄になっている公爵家で、冷徹な人だと噂も立っている！」となると、この公爵のエリオットにヒロインがいじめられるのかと思ってしまいます。

実際物語の最初に子どもさえ生んでくれれば後は好きにしてくれていい、という心無い言葉を言い渡されています。

しかしエリオットはイリアをイジメる様子は無く、むしろ静かに惚れている様子です。

もしかしたら最初の言葉も一生懸命すぎるヒロインに、彼なりに「気負わなくていいよ」と伝えたかったのかも知れません。

そう考えると、かわいく見えてきてしまいます。

序盤はイリアとアルベラが中心で、エリオットのことがあまり詳しく描かれていません。

けれど要所要所でイリアを気遣う様子が見られ、口下手胸キュンな感じがします。

安易なやり返しではない

イリアの婚約者となった入り夫は、べたべたはしませんが、彼女を気に入っているもようです。

ただイリオットの姉のアルベラは、イリアが気に入らない様子が見られます。

イリアにきつくあたったり、嫌がらせをして家から追い出そうとしてきました。

普通の令嬢ものだったら、ここから姉への仕返しが始まりそうなところですが、本作は一味違いました。

アルベラの嫌がらせに対してイリアは、これまで家を守ってきたアルベラの気持ちも考えてあげようとしています。

それこそが冷徹とも言われるエリオットが、彼女を選んだ部分なのかと、ひしひしと感じてしまいました。

自分の妹のニアが急に婚約者を連れてきたら、よからぬことを企んで近付いてきたんじゃないかと勘ぐってしまう。アルベラもきっと同じような気持ちなんだと、自分をいびってくる相手を慮るイリア。

なかなかできる事ではなく、ハッとさせられました。

絵が綺麗で見た目からヒロインの純朴さが伝わる

「花嫁修業をやめたくて、冷徹公爵の13番目の婚約者になります」は非常に綺麗な絵で、ドレスなども綺麗で、登場人物も美男美女ばかりです。

マンガのキャラは、似通ってしまう事があります。いい悪いではなく、それぞれの作者の一番可愛い・かっこいいキャラを追及したが故の技法と言えるでしょう。

ただ本作はシュッとした印象のキャラが多い中、イリアだけは比較的丸っこく柔らかい印象になっています（丸顔という訳ではありませんが少し幼い印象）。

こういった見た目からイリアが素朴でいい子なのが一目で伝わり、花嫁修業で得た（普通の貴族はできない）家事スキルを発揮していく姿が痛快です。

綺麗な絵にぐっと来た人には、特にオススメです。

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「花嫁修業をやめたくて、冷徹公爵の13番目の婚約者になります」は現在2巻まで刊行されています。

※2023年6月11日時点の情報です。詳しい情報は公式サイトでご確認ください。

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