YouTubeで画面をタップしても反応しない不具合が発生しています。今回は、YouTubeで画面をタップしても反応しない原因と対処法について解説します。
Contents
YouTubeのボタンが反応しない原因
YouTubeアプリで以下のようなボタンがタップしても反応しないという現象が起きています。
反応しないもの(2021/3/2現在)
・YouTubeのホームボタン
・YouTubeのホーム画面に表示される動画の再生
・コメント
・設定
・全画面解除ボタン
・「チャンネルに移動」ボタン
・広告スキップ
・アカウントアイコン
考えられる原因
・通信環境が悪い
・アクセスが集中している(システムダウン)
・アプリ・本体のバージョンが古い
・アプリ同士の相互性が悪い
・キャッシュが溜まっている
・RAMが足りない
・アプリの不具合
・Google自体にシステムエラーが起こっている
YouTubeアプリ上でボタンが反応しないという不具合が多く起こっているようなので、ブラウザでも同じように不具合が起きるかどうかをまず確認してみてださい。
ブラウザでは問題ないのであれば、アプリに問題があることがわかります。
また、ブラウザでは問題ないのであれば、不具合が改善するまではブラウザで代用することができるでしょう。
反応しない場合の対処法
ボタンが反応しない場合はどのように対処したら良いのか解説していきます。
YouTubeでは、現在(2021/3/2)ショート機能をベータ版で提供テスト中です。
仕様変更を行なっているため、その影響で不具合が起こっている可能性があります。その場合は、時間を置いて改善されるのを待つしかないでしょう。
アプリの再起動
まずは、アプリの再起動を行ってみてください。
たまたまアプリを開くときに上手く接続ができなかっただけの場合は、再起動を行うことで不具合が改善します。
上手く接続ができないことがあるタイミング
・アクセスが集中している時に開いてしまった
・通信が切り替わったタイミングにアプリを開いた場合
・通信環境が悪い
・YouTubeアプリを開くタイミングで他のアプリが起動した
・バックグラウンドで起動しているアプリが邪魔した
アプリ・本体のバージョンを確認する
古い端末を利用している方は特に、アプリと本体のバージョンが原因で不具合を起こすことがあります。
最新バージョンでない場合は、アプリ・本体両方のバージョンアップを行いましょう。
アプリのバージョンアップは、App StoreもしくはGooglePlayでYouTubeを検索すると、アップデートが必要な場合はアップデートが表示されます。
互換性が確認されているバージョン
・iPhone/iPad/iPad touch:(iPad)iOS 11.0以降
・Apple TV:tvOS 12.0以降
Android:4.0
本体が、YouTubeと互換性の確認されているバージョン以外である場合は、本体のバージョンアップも行いましょう。
マルチタスクを全て閉じる
タスクに開いている他のアプリがあるのであれば、一度全てのアプリを終了させてください。
以下のような状態の場合に、不具合が起こることがあります。
・開いているアプリが多すぎる
・タスクにYouTubeと相性の悪いアプリがある
マルチタスクを終了させるのと同時に、YouTubeアプリも一度終了させ、他のアプリがマルチタスクに残っていない状態でYouTubeアプリを開き直しましょう。
入力補助系(着せ替え)アプリを停止する
「Simeji」や「Fonts」のような入力補助系アプリを起動させていることで、ボタンが反応しなくなることがあります。
その場合は、入力補助系アプリを解除してみてください。
解除して、問題なく動作し始めたのであれば、入力補助系アプリとYouTubeアプリの相性が悪く、不具合が起こっていたことがわかります。
「Simeji」や「Fonts」のようなアプリは、本体についているデフォルトの機能を半ば無理やり仕様変更することになるので、他のアプリとの相性が著しく悪いことがあるのです。
また、RAMの容量を多く利用するものが多く、入力補助系アプリを起動しているために、他のアプリが開けなかったり、不具合を起こしたりすることがあります。
入力補助系アプリを使用している方や、使用を検討している方は覚えておいてください。
セキュリティアプリを停止する
セキュリティアプリについても、入力補助系アプリと同じく、他のアプリとの相性があまりよくありません。
もしインストールしているのであれば、全てのセキュリティアプリを停止させてから、YouTubeアプリを開き直してみてください。
セキュリティアプリのデメリット
・RAM容量を占領する
・1つインストールしたはずが、複数のアプリがインストールされている場合がある
・他のアプリが開けなくなる
・安全なアプリを危険と判断する場合がある
・本体の一部機能が使えなくなる
・本体・アプリが強制終了される
・電池の減りが速くなる
・本体のホーム画面に広告が表示されることがある(Android限定)
・閲覧できないサイトが増える
・そもそも本体との相性が悪いアプリもある
セキュリティ強化のために、インストールしている方もいると思いますが、無料のセキュリティアプリはデメリットが多いため、個人的にはあまりおすすめできません。
PCでも利用されているような有料の有名なソフトであれば、1つインストールしておくことは良いですが、それも複数入れてしまうと逆に不具合の元になります。
また、入れているセキュリティアプリによってはYouTubeアプリを「危険」と判断し、一部機能を制限することがあり、それが原因でボタンが押せなくなっているかもしれません。
iPhoneは特に、特殊なOS(iOS)を搭載しており、アプリに関するセキュリティが厳しいことで有名です。
セキュリティアプリがAppleのアプリ配信条件にクリアしたからといって、iOSに完全に対応しきれていない場合があるので、注意が必要になります。
無料セキュリティアプリ一例
・セキュリティチェッカー
・Antivirus Security
・Smart Cleaner
・Phone Cleaner-写真クリーナー
・ハイパークリーナー
・スマホセキュリティ-キングソフト モバイル
・スマートセキュリティ
バックグラウンドで起動しているアプリを一時停止
バックグラウンドで起動しているアプリが多すぎる場合にも、表で開いているアプリに影響を与えることがあります。
iPhoneの場合、本体設定の中から停止したいアプリ名をタップし、Appのバックグラウンド更新があるのでオフにすることでバックで起動することを止めることが可能です。
バックグラウンドで起動していることが多いアプリ
・GPSが必要なアプリ
・SNS
・メールやNEWSアプリなどの情報の送受信が必要なアプリ
普段利用していないアプリについては、バックグランドでの起動を止めておくようにしましょう。
そうすることで、作業容量(RAM)を開けることができ、本体が原因の不具合を減らすことができます。
【ブラウザ版の場合】ブラウザのキャッシュを削除
ブラウザ版のYouTubeを利用している場合、キャッシュを削除することで改善されることが多くあります。
iPhoneの場合は、ブラウザの右下にある□マークをタップすると、これまで開いたページが表示されるので、ページ左上に小さくある×マークを押して削除してください。
通常のブラウザとプライベートモードのブラウザの2種類があるので、どちらも同じようにキャッシュの確認を行います。
ブラウザでは、知らないうちにタブが増えてしまっていることがあり、削除する必要があること自体を知らない方もいるでしょう。
溜まっていくことで本体が重くなり、不具合につながってしまうので、ブラウザのキャッシュについてもこまめに削除するようにしてください。
YouTubeのヘルプコミュニティを確認する
YouTubeには、直接運営側に日本語で問い合わせできる窓口が用意されていません。
現在あるのは、完全英語対応の窓口のみです。
そのため、不明なことがあった場合はYouTubeのヘルプコミュニティに書き込みを行い、YouTubeを利用している他のユーザーからの返事を待つしかありません。
そこに同じ症状が出ている人が書き込みをしていないか、もし書き込みがあるのであれば返答が返ってきているのか確認しましょう。
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